- 547 名前:出土地不明 [2014/11/08(土) 05:58:00.97 ID:sbJji3Ex.net]
- 光復節が訪れると、ヒデキ・トウジョウは「炎あれ」とコトダマを発した。
すると、イアンフの強制連行を命じた書類はたちまちの内に炎に包まれ、 白き灰と化した。書類が灰燼へと滅した後、ヒデキはこう言った。 「全ての日本兵よ、武器を捨てよ。己が鉄拳を武器となせ」 そしてそうなった。 日本兵は満州から韓国へと雪崩れ込み、ジープで村々を襲い、 娘を連れ去った。韓国光復軍は勇敢に戦うが、日本兵は七三一の禁忌を用いた。 山は枯れ、川の水は毒と化し、田畑は荒れ果てた。 その後も日本兵はヘリで降り来たると、男は殺し、女は犯した。 やがて国連軍が韓国の大地へと至ると、日本軍と国連軍との間で最後の戦いが始まった。 戦いは三十八度線を挟んで長く続いた。 天空から轟音が響き渡り、大地は炎と死に覆われた。 やがて、最後の日本兵が死に絶えると、東京裁判が開かれた。 ヒデキ・トウジョウらのA級戦犯は死刑宣告を受けると呪いの言葉を発し、 韓国を南北に引き裂いた。これが南北分断の悲劇の始まりである。
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