- 304 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! mailto:sage [2011/04/22(金) 15:42:14.32 ID:uxqba9Fo]
- E ラピュタの土は「土」ではない?!
ラピュタの庭園の土は立派な「土」。 シータが感動した大樹はラピュタの庭園の土に根を張り、中枢部の機関室にまで根を伸ばして、 養分を吸収し、成長しようとしている。そこにある姿は自然一般と何も変わることはない 例えば海底の植物が根を張る海底は地上でなく海中にあるから「土」ではないのだろうか?とんでもない 人工的に作られたから「土」ではないのだろうか? しかし絶滅危惧種に対しては土壌を入れ替えてまで人工的な植林が行われるし、 土砂流出を堰き止めるために人工的に土壌を入れ、木を植えて固定することもあり、 また、塩害を指摘されつつ砂漠を無理やり緑化しようとすることもあるが、これらが土であるのは当然である そもそも農耕の開始以来、世界の自然は大きく変わってしまったが (たとえば北海道の原生林は、19世紀以降の牧畜と農耕によって、最早ほとんどその姿を留めていない) 人が手を入れ、その中で人の生活との共存を保っているものが自然であり、高畑勲が 森や河川を指して「田舎の自然は百姓が作った」と言わせている通りである 広葉樹・原生林は破壊され、元の植生と似ても似つかぬ成長の速い針葉樹や人工林が誕生している それでも土は土である。 「ラピュタがなぜ滅びたかよく分かる…土から離れては生きられない」のくだりは、 「空中に運び込まれた土は、地面から離れているから土ではない」などと言う珍妙な意味に解すべきではなく、 ラピュタが庭園や大樹など優れた独自の自然を有していたにも関わらず、映画冒頭に象徴されるような 文明の中での技術偏重により、バランスを崩したことを「土から離れた」と表現したと言うほどに考えるのが妥当。 ちなみに、シータの生まれ故郷でも、牧畜を行っている以上、当然植生は変化している。 さもないと、地上で農耕に伴い数千年続いている上記のような「人工的土壌改良」の扱いを説明できなくなるし、 また、シータが庭園で大樹に感動しているシーンの意味を全く説明できなくなる。 天空の人造島にあっても、土は土、木は木の機能を果たしていることに彼女は感銘を受けているのだから Fまとめ 全体的に、スレの前のほうをちゃんと読めば分かるのに、いちいち繰り返して説明させるなと言う感じだ。 ジブリ信者には石頭が多くて困るのだが、映画がきれいごとだけなら今日ジブリの名声はないであろうし、 漫画ナウシカや、もののけ姫以降につながる後期作品群との関連すら説明できないのである 「ラピュタ」は、人ごとに見え方が異なるラピュタと言う島をめぐって人間の欲望が衝突し、 各々の所有欲・独占欲の衝突の結果、ラピュタじたいが滅びると言うカタストロフを描いた作品であり、 ムスカとパズーとシータと海賊、欲望の質はいずれも同質である。 >>298 学生を無職と呼ぶのなら無職かもね 現実は結構忙しいから、あまり当たり前なことをいちいち繰替えさせないでほしいんだけど
|

|