- 248 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! mailto:sage [2011/04/16(土) 01:10:55.17 ID:wvmtMf78]
- 交渉の場において、ムスカは
ムスカにとってのペンダント(=ラピュタの支配権)と パズーにとってのシータが釣りあうモノと考えていた 故にそれぞれのカードを握っている者同士交渉できると思っていた さらに言えば、最悪、2人を殺してあの短時間で隠せる範囲を探せばよい つまりどちらかといえば自分の方が有利だと考えていた ムスカは知らなかったのだ・・・ 彼自身の手によって見せつけられた現実のラピュタが、 そのほんのわずかな時間で、そこに父親の影を重ねている少年にすら、 存在してはいけないものなのだと確信させてしまったことに 少年に、自分たち(自分と自分が命を賭けて守ると決めた少女)が犠牲になってでも 破壊しなくてはいけないと覚悟を決めさせてしまったことに そして、それは少女も同様だった・・・ 限られた時間の中で、少年と少女は互いの思いが同じであることを確認した そして、互いを思いやる気持ちを確かめ合った上で、 迷うことなく自爆を実行した・・・
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