- 158 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! mailto:sage [2011/03/09(水) 03:26:33.56 ID:PaKaZto1]
- 物わかりが悪いな
>>150 シータは救出後「ラピュタの本当の姿をこの目で確かめたいんです」と言い出し、 にわかにラピュタに向かう海賊船への同乗を希望している。それはなぜか?は後述するとして、 彼女は「ラピュタを否定してはいない」 それに、ラピュタにも土はある。シータが感動していた庭園や、大樹がそれだ。 >>151 ラピュタを見ていてまず気づくのはシータの暴力性。 彼女が何も抵抗を示さないシーンはほぼ皆無。 得意の噛みつき攻撃から始まり、人の頭をビンで殴る、顔面にシャベルを叩き付ける と言った危険性の高い暴行を平然と決行している この種の行為は男の子でも、やれと言われてもなかなか出来ない行為である シータは我々が想像するより明らかに戦闘力が高く、好戦的なのである >>152 その後の「ウルはラピュタ語で王、トエルは真、君はラピュタの正当な王位継承者 リュシータ王女だ」を忘れてはいけませんな。 単に高い所から落っこちた時のクッションくらいしか役に立たない石のために生命の危険を何度も味わえば、 誰だってこんな石はくれてやると思うだろう だが、ラピュタと言うのがかつて地上を支配した恐怖の帝国だったと聞かされた上、 自分がその帝国の正当な王位継承者であると聞かされれば、人間変わらずにはいられない これすなわち支配欲である >>156 ・土から離れては生きられない云々は、ラピュタ自体の否定ではなく、 ラピュタの「下部構造」にばかり興味を示すムスカに向けて発せられた台詞。 ラピュタにも土も木もあり、シータはそれに感動している ・「王だけ生きてるなんて滑稽だわ」も同様に、石をめぐる交渉で追い詰められたムスカに向けて発した台詞 つまりムスカはラピュタ王を自称しているが、王権を担保する石はシータ・パズー側に握られている そのことへの皮肉と考えれば充分辻褄があう (シータを殺害すれば、パズーとの交渉は自動的に終了になるから、シータとしては強気なんですな) ・「石が欲しいならあげます」は前述の通り、自分がラピュタ王位継承者だと知る前の言葉 知った後は「ムスカみたいな連中に渡しちゃいけないんだ」と言うパズーのラピュタ独占論に同調していく 「ラピュタなんかどうでもいい」とはどこの台詞でしょうな? いずれにせよ、シータは飛行石とラピュタの正体を知るにつれ、 次第にラピュタを自分の思うがままの姿に仕立て上げよう、他人の思い通りにはさせない、 と言う執着心が強まっていく。そこで第一発見者の栄誉を狙うパズーとの同盟が成立するわけだ ポム爺さんの台詞は、まさにそういうシータの変貌を予言したものなんだな シータは「自分に降りかかる不幸」のことだと思っているようだが、そうではない、 まさにシータ自身が「力のある石」に魅せられて変貌する=「不幸になる」ことを爺さんは警告したのだよ
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