- 266 名前:249 mailto:sage [2010/06/19(土) 13:54:50 ID:KT7Mf4Y7]
- 規制で書き込めなかった。
>>250 模型のオーニソプターがあったとする。 全長が1m、翼の面積が1平方メートル、重量1kgで、 飛行可能だったとする。 こいつを単純に10倍すると、全長10mのオーニソプターができあがる。 しかし、残念ながらこれは飛ばない。 なぜなら、大きさを10倍にしたとき、 揚力(持ち上げる力)は100倍にしかならないのに、 重量は1000倍にもなってしまうから。 丁寧に説明すると、 揚力(持ち上げる力)は翼の面積に比例する。 大きさ10倍ってことは翼の縦・横ともに10倍になるから、 10の2乗で面積100倍、揚力も100倍。 一方、重量は体積に比例する。 大きさ10倍ってことは縦・横・高さがそれぞれ10倍になるから、 10の3乗で重量1000倍。 100倍にしかなっていない翼では、 1000倍になってしまった機体を持ち上げられない。 この宿命ともいえる「2乗3乗の法則」のために、 模型飛行機を単にスケールアップしても飛べないということになるんよ。
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