- 844 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! mailto:sage [2013/04/23(火) 01:16:56.02 ID:g5ZSfCCQ]
- 大丈夫、俺の中のAURAもそういう話になってる。
最後にキスしたあと、一郎が気づくと、教室は夕暮れになっていて、がらんとして誰もいない。 机のうえには古ぼけたノート。そこには「AURA〜魔竜院光牙最後の闘い〜」って 一郎の字で書いてある。窓の外には一番星。 立ち尽くす一郎のそばに、ふっと幻のように淡い良子の影が立って、一郎の耳元にささやく。 「そう、これが本当のあなたの世界……わたしは、佐藤君の中にだけいる存在。 気づかなかったの?“なぜ、わたしとあなたの苗字が同じ”なのか?」 そして彼女の姿はそのまま薄れ、やがて花のような笑顔だけを残して消えてしまう。 呆然と立ち尽くす一郎。窓の外の空にはもう、銀色の月が昇りかけている。 そのとき、背後から遠慮がちな声がする。 「あれ、もしかして佐藤……? え、ちょ、な、なんで泣いてんの……?」 立っているのは忘れ物を取りに来た大島。 なぜだか、どぎまぎした様子で、少し慌てている。 月明りのせいか、ちょっと頬が染まっているように見える。 --------------【ここまで妄想戦士の妄想】-------------------------
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