- 805 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! mailto:sage [2012/01/31(火) 01:13:51.33 ID:4J7SRrls]
- 上の方で関連のカキコあったから、頑張って書いてみる。
ネタバレかも? 以前から、左に移動する時は過去へ、右に移動するのは未来へ、っていう解釈が あったけど、EDで、最後に皆が右に向かって走るのはいいんだけど、 澪が最初左に向かって歩くのはどうしてかなーと漠然と思ってた。 それで、監督が、大阪の舞台挨拶で、EDは「さらば青春の光」を オマージュしたって言ってたのが気になって、みて見ることにした。 青春真っ只中の、モッズと、対立するロッカーの構図なんだけど、 その最後で、主人公のジミーは、モッズコートでスクーターに乗って、 まさに「あの崖を」、澪が歩いてたのと同じ様に「右から左へ」、走るんだ。 おおーっ同じシーンじゃん、って単純に喜んで見てたんだけど、 親や友人に見放され、疎外され、現実に絶望したジミーは、 最後に崖からスクーターごと飛び降りるんだ。衝撃だった。 青春の輝きと、それを失う時の儚さが見事に描かれていた。 そして、それはまさにけいおんで常に描かれていたテーマだった。 卒業はまさに「飛び降りる」タイミングだった。 でも違うのは、ジミーが「右から左へ」全てをなくして終わったのに対して、 5人はかけがえのない仲間を得て、これからもずっと「左から右に」 未来へ向かって走り続けることができるということだった。 これこそ監督の伝えたかった青春の光だと思う。 そして、監督の青春に対する想い、この煌めきは一瞬しかないんだよ、 っていうのが、今青春の中にいる人たちに本当に伝わればいいなと思った。 でも、やっぱり青春真っ只中の人にはなかなか伝わらないんだろうな、 俺たち、青春なんか大昔のおさーんばかりが昔を思い出して 涙しちゃうんだよな。 でも、それでもいいですよね、山田監督。 本当に素晴らしい作品を有難うございました。 長文駄文すいませんでした。
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