- 387 名前：見ろ！名無しがゴミのようだ！ [2012/01/22(日) 11:15:15.22 ID:jDzI0zn2]
- 結局、主人公のキョンが大きな物語の選択をしたのはエンターキーを押すかどうかという
きわめて陳腐な行為。しかもそれは長門が用意したものだ。
「鍵を揃える」という長門のヒントを解決できたのも友人の一言や、
ハルヒと再開後のハルヒの独断的行為の結果だ。主人公の世界への関わり方は極めて受動的。
周りの人間に手取り足取り引っ張ってもらってようやく、自分の求めるものを見つけ出す。
規定された世界の事象にただただ無力にシニカルに生きる事しかできない。
この軟弱系男子はまさに「今のわけーものたち」を象徴している。
世界を動かす象徴、中心人物たるハルヒに大して脇役程度の立ち位置しか与えられていない。
キョンはある意味このアニメのナレーターであり傍観者である。
