- 500 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! mailto:sage [2009/12/24(木) 20:23:13 ID:GtwZAdm5]
- スレチな話だけど、大人向けっぽいアメコミが流行りだしたのはもう少し
前の80年代くらいじゃなかったかな。 911の影響に関しては、むしろそういう先鋭化したように見えていた作品の 多くが上っ面をなぞっただけのものだったことを露呈させてしまったという 説がある。絶対的な悪役がWTCの跡地で泣き崩れたとか、ヒーローが現実の 事件に対して言い訳するなんてお笑いぐさでしょ。 そもそもアメコミのヒーローだって昔から葛藤や個人的な問題と無縁だった わけじゃない。スーパーマンやスパイダーマンは当初から悩みを抱えた人間 として登場してる。でもまあ子供だって悩みのひとつくらいあるのが普通な わけで。ヒーローはあくまでも架空の世界で架空の犯罪者とヒーローごっこ してただけ。 それが80年代くらいから現実のもっと汚い世界とかかわるようになってきて いたんだけど、それも結局は薄っぺらなものだった。むしろ"現実"っぽさを 売りにすることでしか"大人向け"を装えなかった時点で限界は見えていた ともいえる。 アメコミの内容の貧しさについては、出版社がすべての権利を持っていて 作家は歯車でしかないシステムに根ざした問題ともいわれている。作家が 好き勝手やってるインディ系もあるけど、そういうのは内容的にも商業的 にも同人誌レベルみたいなもんだろうしね。 そうした意味で、日本のマンガ・アニメの内容の豊かさは、輸出品として 金になるかどうかはともかく、確かに誇り得るものだと思う。 以上、事実の誤認があるかもしれないので鵜呑みにはしないように。
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