- 354 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! [2009/07/09(木) 16:11:01 ID:A26OYmDO]
- 最近ラピュタの都市伝説というのを知りました。これ自体は数年前から存在する有名な都市伝説のようで、
ネット上で数多く語られ、検証されています。 内容はTV初放映時に(2回目という説もある)パズーがフラプターに乗ってシータに会いに行くという 後日談が付け加えられていて、そして2回目の放送時に多くの視聴者が「あれ?エンディングがカットされている」 と思った、という物です。 少しジブリ作品に詳しいファンであれば、これはアニメージュに連載されていた小説版のラストであり、 これが元ネタになっているのだろうと直に分るでしょう。実際私も最初そう思いました。 しかしそれだけでは説明出来ない箇所が幾つかあります。 @数多くの目撃者がいる。 A子供のころに見て記憶が曖昧。そんな子供のころに小説版ラピュタは普通読まない。 B小説やその挿絵、イメージボードと実際の映画を混同するか? C実際の映像が出てこない。 多くの都市伝説の検証サイトでもこれ等について語られていますが、的を得た解説がなされていない様に感じます。 では何故この様な都市伝説が発生したのでしょうか?私はTV放送2回目のビデオ(現在はDVDに焼いている)を持っていたので 実際に見てみる事にしました。つまりこれを見た視聴者がエンディングがカットされていると思った方です。 その映像は 「こんにちは水野晴郎です。さあ皆さん今日はお待ちかね、アニメーションの超大作天空の城ラピュタをお楽しみいただきます。 この作品は様々な映画賞を独占しました。脚本を書いて、原作を書いて、そして監督を担当しているのは風の谷のナウシカ、 となりのトトロの宮崎駿さんなんですね。・・・・」 で始まるものです。そして「魔女の宅急便」がこの夏公開と紹介されていて、クロネコヤマトの映画のCMも入っていました。 ちなみにこの映像が2度目の放映という根拠は、「ナウシカの新聞広告って見たことありますか。」のP190の注釈に 「魔女の宅急便」の公開年には、4月に「となりのトトロ」が初放映、7月には「天空の城ラピュタ」の二度目の放映が行われている。 とあるからです。 さて肝心のエンディングはどうなっていたかと言うと、ちょうど「君をのせて」のイントロが流れる所からカットされていたのです。 つまりスタッフロールが丸々入っていなかったのです。 これは私の仮説ですが、これを見た視聴者が「あれ、もっと続きがあったのに」と物足りなさを感じ、そして小説版のラストが組み込まれて この都市伝説が生まれたのではないでしょうか?これなら目撃者が数多く存在するのも納得できます。 この様な編集版の放送は当時他のジブリ作品でもよくあったと思います。画面サイズもビスタサイズじゃないし。なぜ「ラピュタ」だけにこの様な 都市伝説が産まれたのかは不明ですが。 以上長々とすいませんでした。
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