- 454 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! mailto:sage [2008/07/17(木) 22:08:48 ID:7VUUtsky]
- 久石氏へのメモよりパヤヲが作品の裏に込めた思想
・物語の構造は簡潔に「海=女性原理」「陸=男性原理」 ・その為小さな港町は衰退し、男たちの船は忙しく行き来しているものの誰もそれを尊敬していない。 ・女達も同時に衰えている。海辺でお迎えを待つ老女達。快活だがやり場のない怒りも抱えるリサ。 ・ポニョは女性原理の生粋といえる存在。食べる事、抱きしめる事、追いかける事にためらいなし。 ・グランマンマーレはポニョが見事に成長した姿。全ての命の源。多産。一妻多夫。 ・5歳の宗助は「男」になりきらない最後の年代。 ・彼の課題はポニョの全てを受け入れる事。好きになる事。守り抜くこと。 ・多くの観客は彼の約束をすぐに忘れ去られる類ものと思うかもしれないが、彼には重要な問題。 ・フジモトのように理屈の世界に逃げ込むか、耕一のように感情に逃げ出すか・・・。 ・しかし宗助は逃げずに真っ直ぐ突破し全部を受け入れる。故に主人公の資格を持つ。 ・宗助の心の強さで世界は新しいバランスがとられる ・もちろん男性原理が勝ったわけでも女性原理が勝ったわけでもない。 ・不安定で先が思いやられる状態で映画は終わる。 ・それは21世紀以降の人類が背負った命運で、一遍の映画が決着をつけるべき課題ではない。 それまでだったら「敵」として否定していたかもしれないものも含めて 「すべてを許容する」という態度は、原作「ナウシカ」完結以来、「耳すま」 「OYM」「もののけ」「千尋」「ハウル」と一貫している新・宮崎イズムだね。
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