- 153 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! mailto:sage [2007/05/16(水) 17:50:11 ID:hUcOP+GW]
- 日本アニメの未来を感じさせるような力強い作品。
絵としての出来映えは完璧に近いくらい凄い。 しかし、そうした技術力とは裏腹に、日常観察力がない設定の為に薄っぺらい作品になっている。 かつてジブリの宮崎駿氏が、モーションアニメーションを採用し、人間の動きをするディズニーの白雪姫やアニメ指輪物語に対して、未来少年コナンの動きや設定に 「ありえない設定や動きでも、ありそうに見せるのがポイント」と言っていたが、「時をかける少女」はありえない設定がありえない見える。 まず、あれだけのタイムリープストックを手に入れたら、最初の数回は別として、後は絶対に別のことに使う。 また、自転車のブレーキは2つあるので同時に壊れることはほぼない。 踏切は弾力があるのであのような飛び方はしないし、その前に自ら横転して難を逃れる。 自分ならそうするし、そうするのが一般的ではないだろうか? 見終わって「ありえない」と思ったところで、登場人物達へ感情移入が出来ず、良くできた映画ではあったが、薄い印象だった。
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