- 1 名前:名無しか・・・何もかも皆懐かしい mailto:sage [2007/01/30(火) 22:34:23 ID:???]
- 幻のエンディングは本当にあったんだ?
ラピュタ全般(エロ除く)について語るスレです。 天空の城ラピュタ Part6 anime2.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1155875373/ 天空の城ラピュタ Part5 anime.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1135917184/ 天空の城ラピュタ Part4 anime.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1111506218/ 天空の城ラピュタ Part3 comic5.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1104126816/ 天空の城ラピュタ Part不明 comic5.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1092600323/ 天空の城ラピュタは史上最強の映画 comic5.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1074259914/ エロい話はbbspink等、適切な場所でお願いします。
- 287 名前: ◆F.GKKG243E mailto:sage [2007/04/04(水) 15:19:50 ID:???]
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シータってのは、家族経営でやってる海賊のごとき小モノとはそもそもケタも器も違うんだよ。 ラピュタを破壊したのは最初からシータの狙いだったわけで、あれで計画通りなんだよ。 なぜ破壊したかというと、あのラピュタは過去のもので、 いろんな形で伝承や古文書などの資料が後世までたくさん残っていたから、 もしそれらを詳しくつぶさに調べあげ、その気になって探索すれば、 誰でもラピュタに到達できてしまえたからだ。実際ムスカはちゃんと到達できただろ。 しかし、そんなことではシータは困るのだ。 どうやっても到達できない浮島でなければ王に君臨することができない。そんなのとんでもない!! そう考えていたから、あの古いラピュタをシータは破壊した。
- 288 名前: ◆F.GKKG243E mailto:sage [2007/04/04(水) 15:21:40 ID:???]
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シータの家の暖炉に隠してあったのはあの小さな飛行石だが、 本当はシータの生家には、飛行石の結晶化技術をはじめ、浮島の設計方法その他、 古代ラピュタ文明が開発・実用化した科学技術の全貌を詳細千万に記した数百巻もの古文書が揃っていた。 そして、実はこれこそがシータ家の真の家宝だった。シータも当然このことは熟知していた。 それに比べれば、家紋いりのシケた飛行石の首かざりなどゴミにすぎない。 目的のために役目を果してさえくれれば、そんなゴミがどうなろうと、 最初からシータには惜しくも何ともなかった。
- 289 名前: ◆F.GKKG243E mailto:sage [2007/04/04(水) 15:29:19 ID:???]
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幼い時分から抜群に頭脳明晰で思慮にもたけ、分別もついていたリュシータ王女は12歳になったころ、 まず食いっぱぐれる心配から自分を解放することを目指した。すなわち、 自給自作のための農業と酪農の生活の完全な確立である。何年もかけてシータはそれをやってのけた。 そして、その段階が終わったと判断すると、シータはしだいに次の段階へと踏み込んでいった。 次の段階とは、古ラピュタの破壊であり、それに続く新ラピュタ建造の企てのための模索・諸準備である。 そのために、自分の言いなりになってくれる力のある男性技術者の調達も計画の中に当然ふくまれる。 言うまでもなくこれがパズーである。 パズーの家系が実は古えの貴族であることは、すでにシータは密かに調査ずみだった。 そのほか病歴・交友関係・思想傾向その他、王家のあとつぎをつくる種としての適不適について、 当然ながらありとあらゆる角度から一点のぬかりもなく調べあげていたのだった。 すべてはラピュタ新生とその王として己が君臨するためである。 つまり、パヤヲの発表したアニメ映画「天空の城ラピュタ」というのは、 聡明で幼き正統ラピュタ王ことリュシータ女王が極貧生活のなか1人で密かに企てたこの遠大な陰謀の中の、 そのわずかたった1段階の話を描いたものにすぎないのである。 そうであるにもかかわらず、お前らときたら、いくら何でも踊らされすぎだろ。w 何ごとにも裏事情ってもんがあるんだよ。
- 290 名前:名無しか・・・何もかも皆懐かしい mailto:sage [2007/04/04(水) 15:33:36 ID:???]
- 飛行石がなかったら到達しても将軍と同レベルの行動しか取らないだろふつう
- 291 名前:名無しか・・・何もかも皆懐かしい mailto:sage [2007/04/04(水) 15:43:42 ID:???]
- >> ◆F.GKKG243E
乙
- 292 名前:名無しか・・・何もかも皆懐かしい mailto:sage [2007/04/04(水) 15:45:20 ID:???]
- 一段階目の話が20年経っても続編の噂も聞かないなんて
どれだけ勝手に踊ってるんだよお前は
- 293 名前:名無しか・・・何もかも皆懐かしい mailto:sage [2007/04/04(水) 16:32:13 ID:???]
- >>283
つ【グランディス一味】
- 294 名前:名無しか・・・何もかも皆懐かしい mailto:sage [2007/04/04(水) 18:25:41 ID:???]
- >>292
いや『天空の城ラピュタ』はむしろ第2段階の話だよ。第1段階ではない。 第1段階があるとすれば、それは、12歳でシータが野望にめざめるところまでの話だろうな。 ゴンドアで半農半酪農をいとなむありふれた下層民の家の女の子シータが、 あるときみずからの素性を自覚し、やがて、とてつもない野望にめざめるまでのいきさつ。 それを第1段階にすべきだろう。いうなればその瞬間、女の子はゴンドアのシータから、 新生ラピュタ帝国リュシータ女王(または王女)に「なった」のだ、といっていい。 シータにはものごころつくかつかないかの幼時から、 しばしば説明不可能な奇妙なできごとが身辺におきていたのだが、 好奇心にあふれる聡明な子は、それらを印象ぶかくよくおぼえていて、 ずっとふしぎにおもっていた。
- 295 名前:名無しか・・・何もかも皆懐かしい mailto:sage [2007/04/04(水) 18:26:58 ID:???]
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あるときシータは家の中のめだたない場所に入口があることに気づいた。 それまで巧妙にかくされて目につかなかった入口。それは、 地中深部に構築された巨大な屋内空間へといたる入口だった。 古代ラピュタ文明の科学技術やその歴史をつたえるぼう大な文献は、 その地中屋内につくられた書庫にあったものだ。それをしってからというもの、 シータはしょっちゅうそこへしのびこんでは、好奇心のおもむくままにそれらの書籍をよんだ。 その多くの読書によって、いつしか、古代ラピュタ文明の力のみなもとが飛行石にあることをしり、 また、以前から自分の身のまわりでしばしば起きてきた数おおくのふしぎな現象が、 すべて飛行石(の結晶)による王族防衛機能であることを理解していったのだった。 つまり、それまでシータは、ふしぎな諸現象が自分のまわりでのこととおもいこんでいたのだが、 実はそうではなくて、飛行石(の結晶)にまもられた人々の身のまわりでは、 むかしから途切れることなく、 ごく普通におきる何の変哲もない現象だったことを理解していったのである。 好奇心のかたまりだった読書ずきの女の子は、目をかがやかせ、 息をのむような感動をくりかえしながら、地中の書籍をむさぼりよむのだった。 数年後にシータは12歳になる。
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