- 778 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で mailto:sage [2008/11/14(金) 08:45:13 ID:En0OZ+g3]
- 10月にもその素晴らしさを語った『とらドラ!』ですが、いやもうホントにおもしろい!
大河、みのりん、川島亜美、みんないいじゃないですか! ついでに言えば、竜児、北村くん、生徒会長、みんないいじゃないですか! みんないい! ある人は言った。「少女漫画じゃん、これ」。まさにそうなのだ。 このアニメは、実は男女両方が楽しめる二重構造になっているという、素晴らしい発明品である。 というのも、この作品の主人公は二人いる。 北村くんを好きな大河と、櫛枝さんを好きな竜児。女の子と男の子。 視点は竜児から描かれているところが「やや男の子寄り」ではあるものの、心理描写や感情移入度は 大河に傾くように描かれている。むしろ「竜児おめー言葉がたらねーぞ、北村に教えてやれよ!」とか イライラする場面も少なくない。 つまり、「恋する女の子」の大河に感情移入すればそれは「少女漫画読み」になるのだ。決して白泉社 系の超美男子とかは出てこないのだが、恋に迷いあーでもねーこーでもねーという等身大の女の子が そこにいるからだ。 一方で、櫛枝さんを好きでありながら、大河というもはや老夫婦的な関係さえ思わせる女性がおり、 そこに川島亜美という二重人格ちっくな爆弾が投入、しかも母親も最高にいい女とくれば、当然竜児を 取り巻く環境は「男の子向け」なのである。「男読み」をすると、大ハーレムの作品なのだ。 どうです、この『とらドラ!』という作品の開発したシステムの素晴らしさ! どうかこの作品、女性たち にも見ていただきたい。この「主人公を二人おく」発明は特許とったほうがいいね! あとの話は、恋愛 コメディの様式美を重ねるだけという確信犯ぶり! 「男主人公を複数」というのは『キミキス』で発見 された複数読みの手法であったかもしれませんが、男女兼用は『とらドラ!』で決まり!
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