- 147 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2011/09/25(日) 19:58:16.38 ID:B1KrmFjT0]
- 再生される留守番電話。
機械的な音のあと発せられる、もう聞けないであろう彼女の肉声。 私はただそれを立ち尽くしたまま聞くしかなかった。 黒子『お姉様はどうか、笑っていてくださいまし。 そして…黒子の分まで幸せになってくださいですの』 美琴「ー、くろっ…こ」 電話越しに聞こえる爆発音、何かが崩れる音、轟音。 それらはそこにいるであろう彼女の存在がもう長くはないーということを如実に表していた。 美琴「アンタ…っバカよ…」 黒子『初春や佐天さん、固法先輩達にも謝っておいてくださいな』 美琴「……っ……ろこぉ……」 黒子『あぁ、あの気ぜわしい婚后光子にも一応』 美琴「………」 黒子『あと寮の花に水をあげてくださいまし』 美琴「く、ろこ…黒子ぉっ!……」 黒子『それからわたくしの部屋の<激盗撮!真・お姉様の秘密>ってシリーズのDVD処分しておいてですの』 美琴「おいテメェ」
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