- 620 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2008/09/07(日) 21:41:57 ID:LPj+qr0e]
- 「ちょっとお、もっと奇麗に片付けられないわけえ?」
「ごっ…ごめん……お姉ちゃん」 口の端を上げてお姉ちゃんがあたしを責めました。 恐ろしくて泣きたくて頬の端っこがぶるぶるしてそしたらまた お姉ちゃんに気持ち悪いわね早く片付けてよコミケに遅れるじゃない、と 捲し立てられてあたしはお姉ちゃんが床に零したお味噌汁を拭きました。 (あたしだって…大学行かなきゃ駄目なのに……) 「ほら!もう!あんたが零したんだからさっさと拭いてよ!通れないわ!」 (お姉ちゃんが零したんだよう) いつのまにかあたしはちっちゃい子みたいにえぐえぐ泣いていて お姉ちゃんは一層きつい目をして あんたっていつもそうなのよね、ほんとぐずなんだから と心底忌々しそうに言いました。それが一層悲しくって あたしはついにふきんを置いて泣き出してしまいました。 あそこの連中はあたしに付き合うはレベルが 低すぎたのよと大学にも行かなくなり一日中パソコンをしている お姉ちゃんのにきびだらけの顔に張り付く目があたしをわらっているのでした。 ……あーごめんニキビとか駄目? さすがにかわいくないかがみんは駄目か。
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