- 511 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2008/05/12(月) 23:48:12 ID:XK1s3pVR]
- >>481
正直、今回の2度目の特区構想にはちょっとうんざりした。 ナナリーは理不尽な暴力の犠牲になったことがあるから「弱者」視点で物事を見る事が出来る子だと思う。 国から捨てられてるし、身体に障害を負った分ユフィほど酷いお花畑ではない。 精神的にも同年代と比べて強いし、五体満足でさえあればルルーシュの力になれるのに、と思ってるだろう。 しかしその反面、今までどんな状態に陥っても必ず「守ってくれる誰か」が存在してきた。 それは主にルルーシュだったり、アッシュフォード家だったりしたわけだが、ともかく「守る側」に立った事がない。 まあこれはずっとコーネリアに守られてきたユフィにも言えるけど。 守られる人間と、守る人間では感じ方はかなり違う。 ナナリーの側の視点じゃあ「私はお兄様さえ一緒にいてくれれば…」とか慎ましい事いってればいいかもしれな いが、守る側のルルーシュにしてみれば自分たちの未来が闇であることをはっきり認識せざる終えない。 自分が無力なままでは何にも守れないんだ、とガムシャラになるのも当然。 カッコ悪かろうが非情だろうが、足掻く事でしか自分とナナリーを守れないのを知ってる。 こういう焦燥とか、身を切られるような切実な思いをまだ経験した事が無いであろうナナリーがいう「優しい世界」 というのは、なんかフワフワしたものに感じる。 情報も限られてるからイレブンが本当にどんな目にあってるかはあんまり知らないだろうし。 思想や信念というような整理されたものではなく、まだ強固な願望という域。 つーか誰かを助けるとか人を守るのって、そんなカッコいい事じゃないと思う。 もっと必死でカッコ悪くて、泥まみれで転げまわってやっとちょっと希望が見える感じ。 正に今のお兄様みたいにwww それを理解すればウザクの言動がどんだけ薄っぺらくて上辺の正しさばかり追い求めてる小僧なのかって事が わかるとオモ。 いつだって守る側の人間の方が必死なんだよと言ってあげたい。 あれ?思う存分ウザク叩こうと思ったのに何この長文?
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