- 298 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2008/05/12(月) 19:52:50 ID:faNTnnfZ]
- 「世界は優しく変えていける」
というのは、以前のウザク、ユフィ、そして現状のナナリーに共通する思想だよな まず世界を「優しく」変えていける方法なんて、ないと断言していい ましてや世界規模の変化ともなると、歴史も文化も政治形態も国民性も異なる世界で、 多大な混乱が伴うのは、必然だ 変化に賛同できない者が現れるのも必然で、彼らには変化を押し付ける形になる 世界は損得勘定で動いている 当然だろう、どこの国だって自国が被る利を計算して動く そうなると、必ず損する国と得する国が現れるのだ 豊かな国があれば、必ずどこかに貧しい国がある 豊かな国が富を貧しい国に分け与えれば、バランスは保たれるだろうが、 ところがぎっちょんちょん、そうは問屋が卸さないだろう ユフィとナナリーが望んだのは上で述べた、バランスの保たれた世界の事だろうが、 それは残念ながら、世間知らずの理想論にしか過ぎない ウザクの現在の行動がその証拠じゃないか ウザクは他国を制圧して、自国(っていうか、自分自身だな)の利を得ようとしている 国家間に真の友情などないと言っていい その酷とも言える世界のサイクルを、まずナナリーは知らないといけないんだが、 ウザクはどう見ても自分がしていることをナナリーに話してないよな……? 本当に大事なことを、ナナリーには何一つ教えてないんじゃなかろうか だってこの特区政策は、様々な問題が100%生じることになる 特区政策は理想からきたものだが、その後の政策が現実を見据えないとカオスを生んでしまう だからユフィ一人じゃとても無理だと思ったが、ルルーシュが一緒なら、 確かに何とかなったかもしれないな… でも断言するが、ナナリーが現実を見据えない限り、これは「優しい」変化には決してならない …ウザクがナナリーの世界を知るチャンスを潰そうものなら、全力で呪ってやる
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