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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?215



1 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/11(木) 20:05:46 ID:tBcJ4AhL0]
・ジャンルや、事実の有無は問いません。
 ・創作も歓迎です。
 ・要は最高にこわけりゃいいんです

【重要ルール】
 ・長文を投稿する時はメモ帳等で全部書き終えてから一気に投稿しましょう。
 ・煽り・荒らしは徹底放置・完全無視が基本姿勢。反応するあなたも煽り・荒らしです。過剰 な 自治も荒らしです。
 ・コピペの際には転載元を提示。2ch以外からのサイトからは許可を取ること。
 ・感想はOK。ただし叩き、煽りと感想は違います。日頃気をつける程度に、言葉には気を 遣い ましょう。
 ・次スレは950レスを超えてから立ててください。

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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?214
anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1243961610/
○余り怖くない話と思うなら「ほんのりと怖い話」スレへお願いします。
ほんのりと怖い話スレ その57
anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1243995963/


洒落コワに拘るならまとめサイトの投稿掲示板もあります
jbbs.livedoor.jp/study/9405/


566 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 02:28:31 ID:3d2DkyPW0]
>>563
マンガの錬金術師じゃないけど、
神社に祈るならその望みと対等の試練があるよ。
昔神社に家族の件祈り続けて、願いは叶ったけどそれで自分にきっつい試練がきた。
祈る以上身仕舞い整えて、常に何があってもいいように正しく暮らし、心構えておくべし。


567 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/17(水) 02:31:20 ID:1BwTGlyd0]
>>566
詳しく

568 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 02:41:46 ID:TFiJzCrg0]
>>549
うちは高野山とは系統が違うみたいですがそんな話もあるんですね。初耳
僕にはそんな力がとんと無いのでわかりませんが
見えない力にもそんな摂理があるんですね。

そもそも幾ら不幸をその身に降ろしても肉たる人に影響を与えられないのでは。
ってのが僕の見解です。

オカルトな体験は多い子供だった様に思いますが
不思議と怖いとかそういう事は昔から一度も感じたりはした事が無いんです、僕自身は。

先祖についても人の感情ですとか、そういった物を引き金にして、人心を煽っていたのでは
くらいに考えています。矛盾のようですが精神が肉体を凌駕する事はあり得るとも考えています。

569 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 02:44:16 ID:BdqGaXcDO]
>>543
小さい島国で自分らの国より弱小と思ってた国が、世界のトップの国々と渡り合ってるのが
単純に気にくわないってのも大きいと思う。

570 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 02:50:34 ID:3d2DkyPW0]
>>567 オカルトじゃないよ‥

昔亭主が独立したばっかの頃、仕事が軌道に乗りますように。
子どもが健康でありますようにって、
子の園に迎えに行く先の神社に財布の小銭毎回全部入れて祈り続けてたら
年収1000万円いったんだけど、
それで亭主がおかしくなってブランドコレクションと女揃えてきちゃった。
別れないと頑張ったら子どもにまで暴力振るい始めて、仕方なく☓

あー説得力なくなった。そうです、私が1番電波です。あー恥ずかし。

571 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 03:01:30 ID:7QLZfFXq0]
>565
受験に受かるといえば勉強サボって落ち、このままじゃ落ちるといえば頑張って受かる。
予言って意味あんのか?ソレって。

572 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 03:05:06 ID:sGQ7RDkY0]
じゃー、ぼんやりと「幸せでありますように」とささっと祈って済ませるのが良いのかな。
うん、幸せって言葉は良いね。
日本国民、家族知り合い、それから自分、幸せでありますように(^人^)

573 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 03:07:10 ID:sGQ7RDkY0]
>>571
神様の独り言を聞いたと思えばいいよ。
そのままなら予言成就。
聞いて行動変えれば、それに応じて未来は変わる。

574 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 03:10:47 ID:7QLZfFXq0]
>573
なるほど。
聞いた時点で“そのまま”はありえんし、あれだな。猫。シュレディンガーだっけ。



575 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 03:14:46 ID:VXg5+N930]
>>558>>561
それはわかるが、一人二人の個人的な不幸ならともかく
日本自体が危ないとか、災害で大勢死ぬとか、ぼかして言ってる場合じゃねーだろ。

576 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 04:08:35 ID:2VNtc+GyO]
戦争や災害には人の分を越えた力が働いてるような気がする。天然自然の流れとでもいうか。言って回避できるもんでもなかろ。 

今週神社行って祈ってくるわ。俺に出来るのはそれぐらいだ。

577 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 04:24:14 ID:+YY3UR6o0]
>>575
沢山の人が関わる事は確実性が薄れるから、はっきりとは分からないっていうのもあるんだと思う。
あと、自分に関わる事は視れないって言う人もいるらしいから、
もしかしたら大規模な災害や戦争の場合には、
言わないんじゃないくて言えないって事もあるのかもしれない。
人伝に聞いた話だからそれ以上のことは分からん。


578 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 05:46:28 ID:mNjMknJFO]
>>577
しかし、世界の終焉を予言している宗教や予言書多いよな。
有名なのだと1999年滅亡とか・・・ハズレたがな。
昔の奴らは不吉な事書いて俺らを怖がらせるなっつーの・・・

579 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 07:10:25 ID:BdqGaXcDO]
>>578
ノストラはそんなつもりないだろ、あの文章普通に読んだら、世界の滅亡の予言に繋がらん。


後世の奴らが勝手に、滅亡とか物騒な事にこじつけただけだろ。

580 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 07:57:41 ID:uxSpKvfFO]
>>569
単純に分かりやすい外敵作って国内の政治的不安や経済的危機なんかの責任を転化してるだけ
スケープゴートだよ

581 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 09:59:06 ID:rusS1mlE0]
>>578
1000年前の999年にも、
ヨーロッパで「キリスト1000年紀の終わり」とか言って、滅亡を煽って金集めた詐欺師いたらしいし
文明が発達しても人間の発想は変わらないって思う。

582 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 10:02:10 ID:AlNzJ2bR0]
>>570
試練があるよって書いてるけどさ、祈るばかりじゃなくて、感謝する心も必要だって
言われたことがあるよ。
今日、よろしくお願いしますって祈ったら、次の日お祈りするときに、昨日は主人も子ども何事もなく無事でしたって
感謝するとかね。
神様はそういうありがとうって言葉や気持ちや行動を欲するらしいけど、
ちゃんと感謝してた?

まぁこれは神様に限らず人間同士でもそうだけどさ。

583 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 10:05:54 ID:PjMPAzps0]
>>581
いろんなカルトが恐怖心煽って、いろいろ買わせてるのがその証拠だね
普通、印鑑に何十万も出さないだろ、その話が出た時霊感商法だと気がつかせないテクニックがあるんだろうね
だまされる人の気持ちが解らないけど、弱みに付け込んでくるんだろね

584 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 10:17:41 ID:Wjrqd0qV0]
某エホバの○人も世紀末煽って沢山寄付させて裁判になってた



585 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 11:05:10 ID:uxSpKvfFO]
いつも思うんだけど、神様とか幽霊とか本気で信じてる人ってキモいw
ここには殆ど居ないと思うけど、そういう人の言動・行動が一番オカルトだわ

586 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 11:09:38 ID:hBpO0xN50]
突然で悪いんだが霊柩車に乗ってる人いる?
ヤフオクにあるんだが、業務以外で乗って問題あるかな?
店の人に「その車でのご来店はご遠慮下さい」とか言われちゃいそう


587 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 11:15:15 ID:rusS1mlE0]
>>586
中古のパトカー乗ってる知り合いならいる。
パトカーOKなんだから、霊柩車も大丈夫なんじゃない?

588 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 11:38:23 ID:mNjMknJFO]
>>585
神様信じてる奴はいるんじゃね?
欧米や中東とか多そうだ。

>>586
中古の消防車は本物と間違わない工夫が必要とかいうのは聞いた事あるけど、霊柩車は問題ないと思う

589 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 11:41:47 ID:M4MsC2SJO]
>>585
オカ板で何言ってんの

590 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 11:42:12 ID:sZZau/Bm0]
占いスレでやれって言ってるだろー!(*`ε´*)ノ_彡☆ドンガラガッシャーン

591 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 11:50:20 ID:No3rs7mO0]
>>589
オカ板ってそう言うのを面白がる板だろ
本気はキモいw

592 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 12:04:05 ID:OSy5sguh0]
>>585>>591
実際信じてない奴が殆どだろうけど、空気を読まず
わざわざ口に出すようなお前らが一番キモい

593 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 12:05:22 ID:3MsNbA8P0]
そうかそうか
無神論を本気で信じると中共になるわけだが
中共が理想とかキモいよね

594 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 12:08:31 ID:xYvXlv4A0]
信じる神のいないくせに、無神論をバカにするとはこれ如何に。



595 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 12:18:15 ID:3MsNbA8P0]
矛盾した文章を書きたいならスレ違いかに

596 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 12:18:44 ID:cLvrwReI0]
>>543
米は原爆で無差別大量死は招いたけど、結果的に特攻とかの自滅行動に終止符を打ったし、
非戦闘員への虐殺じみたこともあまりしなかったし、戦後の復興にも主導的立場だったからな。
立場的にだいぶ違うと思うよ。

597 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 12:29:49 ID:wLZ6nnwb0]
>>596
戦後教育の見本ですね

598 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 12:38:06 ID:Wjrqd0qV0]
>>596
飴は戦後の行動がよかったかと。朝鮮半島に足を踏み入れてソ連が怖いのに気づいたから。
当初は日本石器時代に戻すなんて言ってた奴もいたけど、盾にするために日本復興に力入れた。
飴も共産主義者に浸透されてたのに気づいて赤狩りしたし。
日本と飴で行動してた赤がいなければ日米戦わずに住んだかも試練。
それに、占領中も勝手違法行為やられて泣き寝入りした人も多いけど、ソ連と言う
比較対象がいたしね。

599 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 12:45:05 ID:mNjMknJFO]
>>598
結果、日本はアメリカの属国になったと
在日米軍に日本国憲法が通用しないのは怖いね

600 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 12:53:13 ID:X9hZJp/o0]
>>598
戦争経験者の方ですか

北は日本全域に届くミサイル200発を配備って、これ本当なの?
軍隊も攻撃力も持たない日本に対して、なんだよ
そんなことに金使う余裕あんのかよ

恐らくこれだよね。祈れの理由は

601 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 12:57:34 ID:Wjrqd0qV0]
要するに負ける戦争はするなってこった


602 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 12:59:15 ID:X9hZJp/o0]
猛烈に腹たってきた(`Д´)
うがー、即刻北のミサイル基地を解体しろ
日本に向けてる分だけでいい
何がしたいんだ!キチガいだよ!
日本が何かしたなら分かるが、なんだってんだよ

603 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:00:24 ID:Wjrqd0qV0]
>>600
国民に充分な食料与えず飢餓輸出する国はたくさんあるです。悲しいですが。
200発かどうかは知りませんが日本、できればアメリカを射程に捉えるミサイルを
持ちたいと思っているのは事実でしょう。

604 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:02:11 ID:EpvIMiw6O]
おまえらいいかげんにしろ



605 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:03:18 ID:No3rs7mO0]
日本は軍事行動に出る事はないし、国連とかでの発言力もないし、示威行為の標的としては理想的だもんな

606 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:10:04 ID:mMjifeDc0]
怖い話マダー?

607 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:13:51 ID:X9hZJp/o0]
……ヽ(`Д´)ノ

よそで暴れてくる

608 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:14:24 ID:SKBG6YvVi]
>>586
たしか去年あたりのオールドタイマーあたりでそれ乗ってる人だけのクラブが載ってた

609 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:15:41 ID:xYvXlv4A0]
怖い話ねえ・・・

中国や朝鮮が本気を出せば、間違いなく日本はなくなる。日本の歴史は途切れる。
確かに自衛隊も本気を出せばある程度は防げるんだろうが、左翼にも「保守にも」それを忌避する人間が多い。
大企業が中国に進出したのは、いざって時に自分たちの立場だけは守ってもらう為の所謂保険。
自衛隊が何も出来なくなれば、勝ち組だろうと負け組みだろうと、日本人は全員奴隷になるしかない。

戦争が起きるのを嫌がって、シナや朝鮮人に屈辱的な扱いを受けるか
戦争で徹底抗戦を望んでも、自分より遥かに低学歴・低年齢の自衛官に偉そうな態度を取られるか
その選択をしなければならない。

って話はどう?

610 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/17(水) 13:16:04 ID:RYRtSyY50]
2012年に第三次世界大戦が起こるとかって誰か言ってなかった?

611 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:19:41 ID:RN0b3B910]
第四次世界大戦の武器は石と棍棒と聞いた事はある

612 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:22:17 ID:xYvXlv4A0]
>>586
鳥肌実とか?

613 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:24:59 ID:rusS1mlE0]
>>611
モヒカンが暴れまくったり、経絡秘孔突いたりする時代のことだな?

614 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:28:17 ID:bLsNZCoI0]
ひゃっはー



615 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:28:21 ID:mNjMknJFO]
>>609
国内の米軍基地だけ避けて消滅させるのか?
そもそも北朝鮮の核は小型化されてないからミサイル搭載不可だ。運搬できる航空機もないぞ。

616 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:42:12 ID:sZZau/Bm0]
こっち来て盛り上がろうぜ
事故物件に引っ越して来ました

anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1245211043/

617 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:48:14 ID:F2Dj5yhg0]
>>596
軍人が命を書けるのは悪い事だけど、民間人を大量虐殺するのは良いことねぇ。
こんな矛盾した思考回路のやつのほうがオカルトだなw

矛盾した事を何の疑問も感じずに言えるやつって、基本的にカルト的な洗脳を
受けたやつなんだよね。

618 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:57:11 ID:F2Dj5yhg0]
>>615
そもそも北のミサイルは誤差500km以上。
つまり核搭載できたとしても狙った場所に落とせない。

ちなみに、日本の海上防衛網を中国が突破しようと
しても、戦力面もさることながら、補給の面で物理的
に不可能。
やるなら韓国か台湾を占領して軍事基地をつくらないと
できない。
補給路が東シナ海の細長いルートだけでは、簡単に
孤立させる事ができるしな。

ちなみに、核1発撃って戦争に勝てると思ってるやつは
ただのバカね。
核を撃つ=他の国に撃った国へ攻め込む口実を与える、
だから。

中国ってのは、北以外の周辺国全てから敵視されている
から、核なんて撃ったらそれこそ大義名分が出来る。
欧米諸国にしても、中国全土を思い通りにできるように
なるのだから、喜んで参戦するしな。

誰の言葉か忘れたが良い格言を>>609へ送ろう
バカは戦争を兵器で語る、利口なやつは戦争を兵站で語る。

619 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 13:59:25 ID:xYvXlv4A0]
>>617-618
軍隊ってのをよく解ってない奴に限って、軍人を聖人君子みたいに語りたがるもんなんだよなあ・・・
正直、戦後教育のアンチテーゼとしてそう思い込んでるだけなんだろうけど、リアルの現場はそんなに甘くはないぞ。
それが軍隊だろうと自衛隊だろうと。

620 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:07:43 ID:xYvXlv4A0]
あと、自衛隊が苦戦ないし勝てない原因を挙げると

・シナ朝鮮→勝つためには手段を選ばず、国際法は一切無視。都合が悪くなっても情報戦やロビー活動で有耶無耶
・自衛隊→国際法を遵守する上に国内法でもガチガチ。保守勢力の間でも、自衛隊の出兵に二の足を踏む人間は多い

兵器や兵站云々以上に、これだけのアドバンテージがあるわけだよ。

621 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:10:33 ID:F2Dj5yhg0]
>>619
お前の書いてることってこれそのままだねw


国民をして戦うことをあきらめさせれば、その抵抗を打ち破ることができる。
軍は飛行機、装甲車、訓練された軍隊を持っているが、こんなものはすべて
役に立たないということを、一国の国民に納得させることができれば
火器の試練を経ること無くして打ち破ることができる・・・。
このことは巧妙な宣伝の結果、可能となるのである。

編著:スイス政府 訳:原書房編集部 「民間防衛」 原書房


622 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:11:15 ID:uDpzsi6S0]
本気でウゼェ

623 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:12:56 ID:pb0Iixq/0]
>>596
>非戦闘員への虐殺じみたこともあまりしなかったし
戦争中、うちの父方のばあちゃんは子供を背負って田んぼを歩いていたら
アメ公の戦闘機に追っかけまわされて射撃されて田んぼに転げ落ちて
九死に一生を得ましたが?
母方の爺ちゃんは東京大空襲で死者8万の中の一人になりました。

でも祖父母両親ともアメリカを恨んじゃいませんがね

624 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:13:58 ID:F2Dj5yhg0]
>>620
凄いねw
軍人を成人君主みたいに崇めてるとか書きながら、中国は
何でもできるオールマイティな存在として崇めてるんだw

国際法一切無視しても、世界各国は簡単にロビーにやられて
くれて、全て中国の思い通りに進むんだw
それなんて中ニ病?

今の中国って、どうやって金を儲けてるか知ってますか?
経済制裁ってどういう国に効果があるか知ってますか?
同盟って何のために存在して、どういうものか知ってますか?



625 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:18:23 ID:Wjrqd0qV0]
誘導

◆◆最初に読もう!軍事速報&雑談スレ1641◆◆
anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245164725/

626 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:24:30 ID:o9cX3BjC0]
ID:xYvXlv4A0みたいなバカって何で生きてるんだろうなw

627 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:28:20 ID:frxsM8OX0]
>>626
やっぱり、ゆとりって言うか最近の教育の弊害じゃね?
モノを考えることが出来ない奴おおすぎw



628 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:29:29 ID:cLvrwReI0]
>>617
>民間人を大量虐殺するのは良いこと

何言ってんだ、お前?

629 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:32:55 ID:xYvXlv4A0]
>>624
何が逆鱗に触れたのかイマイチわからん。

実際「余程優秀な兵器や人員が居ても、トップがGOサイン出さない限り張子の虎」だって言ってるだけなんだが。

630 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:35:06 ID:o9cX3BjC0]
>>629
ウザイ

631 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/17(水) 14:41:41 ID:RYRtSyY50]
北チョンと南チョンに核ぶちこみたいんだけどどうしたら可能?

632 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:44:42 ID:dUzLdGFX0]
わざわざ>>625が誘導してくれてるんだから、以降は該当スレ行ってやれよ
ホントに鬱陶しいぞオマエ等

633 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/17(水) 14:46:39 ID:/w+gqmJnO]
>>300

634 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:47:00 ID:mNjMknJFO]
>>628
>>596での原爆を肯定している件

>>629
日本が嫌いなら海外にいけばいんじゃね?
無理して日本に住まなくてもいいよ



635 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:49:09 ID:hb+4EEHei]
お前ら消えろ
おれは怖い話読んでガクブルしたいんだ

636 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:52:01 ID:cLvrwReI0]
>>634
お前もう一度国語学んでこい。
原爆自体を肯定する言葉なんぞ使ってないわ。

637 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 14:57:58 ID:VXg5+N930]
>>636
お前もう一度国語学んでこい。
ここのスレタイも読めないのか?

638 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/17(水) 14:59:30 ID:ZQvbZffF0]
キムが、死の間際に、開き直って日本に核ぶち込んだりしないか心配だ・・・・

639 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 15:00:12 ID:PjMPAzps0]
anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1245211043/

640 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/17(水) 15:01:23 ID:OpWjc7QR0]
怖い話まだぁー(´▽`)


641 名前:1/2 mailto:sage [2009/06/17(水) 15:09:05 ID:o9cX3BjC0]
流れぶった切るために体験談を1つ投下
(幽霊とかそういうのじゃないけど)

去年の11月頃の話なんだが、外国の知り合いの出迎えで成田空港の
ロビーにいた時の事。
時間はたしか夜の8時頃だったと思う。

少し早く来すぎたせいか、まだ飛行機がついていなくて独りで本を
読んでいると、なんかギャーギャーと大騒ぎしながら東洋系の外国人が
待合室にやってきた。
そいつらは両親と20くらいの息子が2組という感じの5人だったのだが、
楽しそうに雑談しているというよりなんか挙動不審な感じだったのが
印象的だった。

俺は「うるさいなぁ」と思いながら、無視して本を読んでいたのだが、
暫らくするとそいつらの大騒ぎが聞こえなくなった。
俺はいなくなったか?と思って顔を上げると、親達だけでその子供らしい
2人が見当たらない。

「なんだかなぁ、従業員も注意しろよ…」と思いながらまた本へと
目をやろうとしたとき、俺の座っているベンチの後ろの方にあるトイレ
から「ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!」とかなり大きな音で壁かドアを
叩く音が聞こえてきて、続いていなくなった2人らしい大きな悲鳴が
聞こえてきた。

続く

642 名前:2/2 mailto:sage [2009/06/17(水) 15:10:20 ID:o9cX3BjC0]
俺は「何なんだよ、あいつら基地外か?」とトイレの方を振り向くと、
案の定息子らしい2人組がギャーギャー喚きながらトイレから駆け出して
きた。
その親子2組は、そのまま大騒ぎしながらどこかへ行ってしまった。

まあこれだけならただ単に基地外に出会ったってだけなんだが、そこから
がちょっと怖かった。
そいつらがいなくなって暫らくして、俺もトイレにいきたくなったのでトイレ
に行く事にしたのだが、トイレに入った直後に異変に気が付いた。

なんかトイレの中が妙に臭い…
う○この臭いとかそういうのじゃない。
何かが腐ったような、耐えられないほどではないが、何日間も放置した
流し台の三角コーナーみたいな臭いがする。
でも便意は我慢できなかったので大の方のドアを開けたのだが、そこで
絶句した。

なんか便器やその周りのいたるところに黒と言うかコゲ茶色というか、なんか
変な色の液体がこぼれていて、どうやらそれが臭いの原因らしい。
時期が時期だし時間も遅かったためロビーには殆ど人はいなかったから、
どう考えてもさっきの親子連れが原因としか思えない。

あいつらトイレの中で何をしてたのやら…
従業員呼んだら従業員も絶句してたよ。

643 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 15:15:06 ID:mNjMknJFO]
>>635>>637
すまなかった。スレ違いの話して

>>640
了解。投下する
N〇K教育「おか〇さんといっしょ」
有名な子供番組である。
最後に毎回お兄さんと子供達が体操をするのだが一人だけやらずに座っている子が・・・
しかも子供達は毎回チェンジするのだがその子だけ毎回出て座っている・・
番組に視聴者から電話が殺到したらしい。その子がなんだったのかはよくわかっていない・・

644 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 15:19:33 ID:Eo3yqC6P0]
あっさり体験談投下。

 数年前、弟と古本屋に行こうとして某公園の近所を通ったときのことです。
その道は車道と歩道が柵で仕切ってあり、歩道が非常に狭く、
くねくねとした坂道になっていました。
弟と談笑しながら坂を下っていると、腰の曲がったおばあさんとすれ違いました。
丁度会話が途切れて、弟から正面へ視線を移す途中、おばあさんと目が合いました。

 おばあさんの顔は鈴木園子もびっくりな白い色をしていて、(化粧?)
アイシャドーは暗い紫でくっきりと、口紅は真っ赤な色でした。
ギョッとしましたがじろじろ見るのも悪いと思い、視線を進行方向に向け歩き続けました。

 ほんの10数秒歩いたところで、私と弟を自転車が速いスピードで追い抜いていきました。
「こんな狭い道であれだけのスピードをだして、よくおばあさんとすれ違えたなぁ。」
そう思って振り返ると、おばあさんはいませんでした。
横道も無く、数秒で坂を上りきるのもあのおばあさんにできるとは思えません。
おばあさんが消えたよう。
気持ち悪くなって弟に「今のおばあさん気持ち悪かったねw」と言ったら
「え?」とおばあさんなんて見てないという反応をされました。




645 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 15:19:46 ID:4lD0ixFPO]
>>638
核が兵器化される前に昇天すると思われ。

646 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 15:23:42 ID:OSy5sguh0]
悪魔研究者様おもしろすぎる

647 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 16:07:47 ID:cLvrwReI0]
>>637
戦争関係は怖い話だと思うがすまんかった。

>>640
メキシコに仕事で行った時の話。

仕事を終え、観光がてら普通の商店で買い物をしていると、突然ガラスが割られる大きな音が鳴り響いた。
とっさに身を屈め、棚の陰に身を隠した形になり、なんとか隙間から道路側を窺うと、
数人の男が雪崩れ込んで来るところが見えた。
レジに居た店員に3人ぐらいが飛びかかり、カウンターの向こうへ姿が見えなくなった。
抵抗する店員の叫び声に混じって、容赦なく殴打する音が聞こえてくる。
仲間はカウンターに固定されたレジを、なんとか引きはがそうと強引に仕事を進めていた。
殴打する音とレジを破壊する音、そして男達の聞き取れない大声。
ようやくレジの固定が外れたのか、そいつらの一人が何事か叫ぶと一斉に店の外へと出て行った。
その間、約30秒ほど。
心臓があり得ないぐらいバクバクと脈打ち、腰が抜けたような状態だった。
縮こまって固まっていた体の力を抜こうとした刹那、バンバンバンと狭い店内に銃声が鳴り響いた。
声にならない叫び声を上げ、頭を抱えた。
静寂の中ガクガクと震え続け、10分ほどしてからようやく警察が駆けつけてきた。
最後に聞いた銃声は、一度店外に出た男の一人が、店員の息の根を止めるために撃ったものだった。
客は俺の他にも二人いたが、ガラスで切り傷を作ったぐらいで、その人達も一応無事だった。
日本人が居ることがバレていたら、確実に殺されていただろうと警官から聞かされ、
ホテルに戻ってからも震えは止まらず、眠ることも出来ず、予定を繰り上げ、一番早い便でまさしく逃げ帰ってきた。

648 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 16:27:13 ID:j9v+YSqa0]
だいたい日本に本気でミサイル撃つわけないじゃん。
お忍びでディズ○ーラ○ドや秋○原に行けなくなっちゃうんだから。

649 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 16:37:44 ID:W229chDg0]
>>645
天に召されることはない。
引きずり込まれるか、おとされるだろう。

もしくは、悪研者(15)が食べてくれる筈。パクパクキムキムと…

650 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/17(水) 16:39:36 ID:Vy72nNGBO]
キム親父はもう干からびてきてるし、俺本当に怖いのよ‥
どうせ死ぬんだからと日本に核ぶち込まないかさ……
子供達は少しはまともそうだけど。

651 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 16:41:38 ID:s4/74TUe0]
>>648
近い将来もう行けなくなるから
お忍びで来てたんじゃない?

652 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 16:46:27 ID:j9v+YSqa0]
>>651
まあ、じゃ本来なら予言板に書くような内容をこっちに書くと、
最も警戒しなきゃいけないのはミサイルの発射云々などではなく
国内テロでしょう。なんせ今まで何10人という日本人拉致を行ってきた実績があるし、
日本国内のスパイ法はザルなんで、
国内潜伏済みの工作要員はかなりの数がいるんだから。

ミサイルを撃つというのはそういう同胞を裏切ることになり、
かなり問題あるらしいので、前の通過したやつでも、もうパチンコ資金
送らないとかいろいろ揉めたとか。

で、狙う施設は、原油備蓄施設、ガスタンク、変電所。

化学に長けたチームは駅、空港など。水道に仕掛けることも。

火力があるチームは原発、火力発電所、ダムなど。

自衛隊や米軍基地はガードが固いので、機能しないように、
国内の有事をある程度対処せざるを得ないようにする。

653 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 17:01:15 ID:4BPOC3Gb0]
し つ こ い

654 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 17:01:22 ID:j9v+YSqa0]
そういう表だったパニックを誘発する行動を起こした後は、
警戒の緩い要人の拉致とかじゃないかな。それは十八番だし。
現役じゃなくても、退役後ならかなり警戒緩いのは、
この間の社保丁ので確認済みだし。

もし、本気で北がどっかと戦争を起こす気ならこのあたりから
入るんじゃ。ミサイル云々と言ってるうちは脅しでしかないかと。



655 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 17:03:14 ID:j9v+YSqa0]
>>653
ごめんね。さすがに板違いだしこのへんでやめとく。

656 名前:1/4 mailto:sage [2009/06/17(水) 17:05:21 ID:Ewi2MyXg0]
今でも不思議でワケわかんないんだけど、俺の幼馴染が遭遇した話を書きます。
長いです、ゴメンナサイ。幼馴染は女なので、名前は仮にA子とします。

もう5年前になるけど、A子は当時23歳だった。
そこそこ美人なんだけど、性格がかなり変わってて近寄りがたい雰囲気の女なので
当然彼氏も居なくて、俺はよく「誰かいけめんを紹介してくれ」と言われていた。

ある日、仕事から帰ってきた俺は、家の前でA子とカチあった。(家が隣同士)
いつもは軽く立ち話をするのだが、この日はA子がこんなことを話し出した。

 『今日、たまにはバッグの掃除でもするかーって思ってさぁ。
  いつも持ち歩いてるトートバッグの中身を、テーブルの上にぶちまけたの。
  まるめたゴミとか100円玉とか板ガムとかいろいろ出てきたんだけど、
  その中にさあ、なんか畳んだメモが1枚あってね。
  なんだろと思って開いたらさ…ほら、コレなんだけど読んでみ』

そう言って、1枚の紙切れを渡してきた。
何かのDVDの予約受付票(販売店とかにまとめて置いてあるやつ)の裏に、
ボールペンで雑な文字が書きなぐってあった。

 『●●●であなたを見かけました。とても気になっています。
 どうしても声をかけることが出来なかったので、こうしてメモを書きました。
 俺は20歳、××大学の学生です。顔はよくラルクのハイドに似てると言われます。
 個人的にお会いしたいです、電話かメールください。090-****-****、メルアド***@***〜』

657 名前:2/4 mailto:sage [2009/06/17(水) 17:06:09 ID:Ewi2MyXg0]
俺は思わず「うわキモ」と口走った。
●●●とは、近所にあるレンタルビデオ店。××大学も近所にある。
その自称ハイド君は、一切気配を悟られずにA子に忍び寄り、
肩から提げているトートバッグの中にこのメモを放り込んだのだろうということだった。

A子は、面白そうだからこれからメールしてみると言いだした。
この頃のA子はとにかく彼氏に飢えてたし、なんつうかバカだったので
こんなおかしなアプローチにもロマンスを感じてしまったんだろうと思う。
俺は別に止める理由も無いので、「どうなったか後で教えてね」と言ってその場はオシマイ。

そしてこの日から俺に、ハイド君にアクセスしたA子からの詳細メールが届いた。
ちなみに1週間でこんな感じだった↓
 「さっきメールしたよ!はいど君、照れちゃってなんかすごいかわいい感じw」
 「とりあえずメールから友達始めることになったw」
 「初めて電話した!声渋くてカッコイイ」
 「今日はすごく口説かれた、今度会ってくるかもw」

そんなこんなで、また家の前でA子とカチあった時。
ホラこれがハイド君だよー、といって携帯に送られてきたという画像を見せてきた。
でも、そこには俺が写っていた。
「は?コレ俺じゃん」と思ったんだけど、A子はハイド君だと言う。
しかも「確かにちょっとハイドに似てるでしょ」なんて言って喜んでる。
意味がわからなくて、しげしげと画面を見るんだけど、どう見ても俺の顔だと思った。
でも俺はA子の携帯に自分の画像なんて送ってないし、
そもそも俺はハイドになんて全っ然似てない。

658 名前:3/4 mailto:sage [2009/06/17(水) 17:07:37 ID:Ewi2MyXg0]
ワケがわからなくなって、何だかものすごく恐くなってきたので
A子に恐る恐る「あのさ、これ俺に見えるんだけど」って聞いた。
A子はポカーンとして、「なに言ってんの。あんたじゃないでしょ、どう見ても」と言って携帯をひったくり
それに目を通した瞬間に、金切り声を上げて、携帯ぶん投げた。
あまりの勢いに俺も、どうしたよ!?おい!?ってビビってると
A子が「かおかお、顔が…」と叫んでた。
下に落ちた携帯をつまんで見てみると、男の顔がさっきと変わってた。
もう俺の顔じゃないんだけど、なんか虫唾の走ったような機嫌の悪いへんな顔になっていた。
マジですっっげえビビった。
A子が「その画像消して!はやく消して!」と喚くので、怖かったけど俺はその画像を削除した。
二人して冷や汗かきながら、「なんなのアレ」とか「いたずら画像なのか?」とかギャアギャア騒いだけど
結局「わけがわかんない」ので、気持ち悪いしこりを残したままその日は別れた。


その後、A子のところにハイド君から電話が1回だけあった。夜中に。
怖くてとらないでいたらしいのだが、何分も何分も延々と着信が続き、
恐ろしくてついに電源を落としたそうだ。
次の日の朝に電源を入れるとメールが届いていて、そこには「マタ遭おう2:30」と書いてあった。
そしてハイド君からの連絡は一切なくなった。

659 名前:4/4 mailto:sage [2009/06/17(水) 17:09:04 ID:Ewi2MyXg0]
でも、話はまだ終わらない。
この騒動から1年かそこらが経ったある日に、A子がウチに転がり込んできて騒いだのだ。
なんと、バッグの中にあのメモがまた入っていたそうだ。俺も寒気を覚えた。
文面はほぼ同じで、「○○であなたを見かけて、気になったのでメモを入れた…」というものだった。
しかし今度は場所がレンタルビデオ屋ではなく、地下鉄の駅の名前。
紙は破いた手帳ノートみたいだった。
差出人は××大学の学生、自称ハイド似の20歳の男。やっぱりあいつだと思う。
もちろんA子はこれに応えなかったし、幸いそのまま何もなく無事に終わってくれた。

今でも不思議なこのメモ騒動なんだけど、
いったいなんで俺の顔だったのか、
なんでA子は俺の顔を見て「ハイド君」だと信じ込んでたのか
本当にわからない。ぜんぜん見当も付かない。
もしかして全部A子の狂言かなって思ったこともあるけど、さすがに違うと思う。
バカだけど、根本的にああいうことをするタイプの人間じゃないし…

最後に、このハイド君は「クロダ」と名乗っていた。
もしバッグの底に、自分の知らない畳んだメモがあって、
それが「クロダ」からのものだったら気をつけてください。
好奇心で連絡しちゃうと、おかしな目にあうかもしれません。

長くて本当にごめんなさい。
もしかしたらまたあるかもしれないって不安はあるんだけど、
とりあえずこれでおしまいです。


660 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/17(水) 17:09:39 ID:XYKnexOeO]
なにそれこわい

661 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 17:26:57 ID:IluPgTeP0]
>623、そりゃクスリやってるし、ヤンキーの戦闘機糊

662 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 17:44:23 ID:vPVCchWM0]
なんか怖い話はないんかいな〜さっさと投下!!

663 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 17:47:56 ID:J6QNeO200]
>>659
めちゃ怖いやんか〜〜〜〜、トイレに行けなくなちゃうよ・・・・・

664 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 17:50:48 ID:c7WrCZVv0]
>>659
きっと遠まわしに気を引きたかったんじゃないかな。



665 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/17(水) 18:09:43 ID:SCOiy/ZP0]
いまインターホン鳴って、覗く穴からみたらおんなの人いるんだけど、玄関の外がみえる窓から見たらだれもいないんだけど・・・
とりあえず無視

666 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 18:10:45 ID:7zSIFCrC0]
その女の人って雑誌の切り抜きじゃね

667 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/17(水) 18:12:18 ID:SCOiy/ZP0]
切り抜きなら暗くて見えないと思う

668 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/17(水) 18:30:44 ID:XYKnexOeO]
妖精だと思う

669 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 18:48:39 ID:XImO8H0D0]
>>207
亀だがファイナル・デスティネーションって映画思い出した。

670 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/17(水) 18:49:10 ID:Xr0I9mR60]
>>644
場所はどこ?

671 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 18:55:37 ID:rC3k6Vbk0]
あまり怖くないと思いますが聞いて下さい。

672 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 18:57:46 ID:rC3k6Vbk0]
長文駄文乱文失礼しました。

673 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 19:08:17 ID:Vk8qNB5uP]
戦争になっても自衛隊の戦車や車両は公道を走るときは信号や制限速度を
守らないといけないし、私有地を無断で走ることもできない。

さすがにそれじゃ戦争はできないだろということで、数年前にできた有事法制で
やっと特例が認められました。

674 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 19:17:47 ID:uxSpKvfFO]
洒落にならないくらい怖くて命の危険を感じた話し

10年位前に卒業旅行で南米に行ったんだけど、移動のために国内線の飛行機に何度も乗った。
そのうちの一つが洒落にならないくらい怖かった。
まず機体を見た時に冗談だと思った。
10人位しか乗れないプロペラの複葉機で、木製の機体。窓の一つには板が打ち付けてあった。
滑走路は砂地。ミシミシ言いながらも何とか飛び立ったが、それからが恐怖の30分だ。
雲の下を飛んでいたため、雨と風できしむ機体。天井と窓枠からは雨がにじみ、俺を含め乗客は椅子にしがみつき硬直してた。
斜め前の白人のオッサンはメモ帳に遺書を書いてた。
着陸時、乗客の1人がパニックになる。ポルトガル語?で騒いでたからよくわかんなかったけど、指差す窓の外を見るとプロペラが一個止まってた。
のんきな感じの機内アナウンスもポルトガル語で意味不明。
ミシミシ言いながら着陸に成功した時には乗客全員ブラーボ!って叫んで抱き合ったよ。

で、何が怖いって、この飛行機は故障した訳じゃない。
普段から片肺で運航してるって聞いた時が最高に怖かった。



675 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 19:19:27 ID:Vk8qNB5uP]
なにその五郎八航空

676 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 19:46:59 ID:zDoYI/7g0]
そういうの好きな俺にしてみればヨダレの出る体験
ユタ州でボロボロのDC−3乗って、特別にに副操縦士席に座らせてもらった時は
化石みたいな計器板と風防の向こうに広がる空を見て、性的に興奮しそうだった


677 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 20:17:54 ID:USaB8xJJO]
>>675
ワロタ

678 名前:3ヶ月 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 20:31:32 ID:kOT+Y6Db0]
あの北海道ツーリングから3ヶ月。
俺は今、都内の駅前広場のベンチに座っている。
夏の暑さも終わり、街に冬の気配が漂う秋風の季節だった。
季節の流れに街の色が移ろうように、3ヶ月間で俺の人生も大きく変わった。
あの日、俺と一緒に北海道を旅したバイクは、もう居ない。
トラックと正面衝突を起こし、跡形も無く大破した。
俺はその事故で左脚と左腕、左側の鎖骨と肋骨4本を骨折する重傷を負った。
全治5ヶ月と診断された。
生きていただけ有難いが、全治5ヶ月の人間を俺の会社は不必要と判断し
書類一枚の郵送で解雇した。
おかげで、バイクも失い、仕事も失い、残ったのは僅かばかりの貯金と
ポンコツの身体だけだった。
幸い、後遺症も無く回復しそうな感じではあるが、左腕の回復が妙に遅い。
左脚、肋骨、鎖骨は、もう殆ど治っているのに左腕は未だに折れたままだ。
医者も不思議がっていた。俺も不思議だ。
あの時、俺は何故、事故を起してしまったのか記憶が無い。
医者は事故のショックに因る一時的な記憶障害と言っていた。
だが、今はそんなことはどうでもいい。
俺はすっかり社会から逸脱していた。
例え、怪我が癒えても俺には帰るべき職場も無い。
俺はすっかり生きていく自身を失っていた。
このまま俺は社会不適合者として、枯葉の様に朽ち果てるのではないだろうか。
そんな事ばかりを考えていた。


679 名前:3ヶ月 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 20:32:18 ID:kOT+Y6Db0]
俺が今、駅前広場のベンチに座っている理由は一週間前の出来事に遡る。
俺は病院に行く為にこの駅を利用している。
俺の体は俺の思うように動いてくれない。不意に人の波に足を取られ転倒した。
そんな時、俺を助けてくれる人間は皆無だ。
ほんの少し、こちらに目線をくれるだけで、人々は通り過ぎていく。
別にそれでも良かった。助けて欲しいとは思わない。
妬む気持ちや、恨めしいという気持ちは無い。ただ自分が惨めで仕方なかった。
弱いということは孤独で惨めな感情を引き立てる。毎日が泣きたい日常だった。
駅前広場のベンチに座り、俺は休んでいた。
人々の流れを見ながら、俺はかつての日常を思い出していた。
あの頃に戻りたい。過去に戻れたら、どんなに良いだろうか。
不意に若い男が俺の隣に座った。
若い男はタバコに火を点け、煙を空に向かって吐き出した。
「お兄さん、やばそうだね」
若い男が俺に話しかけてきた。俺は黙って人々の流れを見ていた。
「別に怪しいもんじゃないよ。
ただ今のお兄さん見てると助けが必要なのかなって思ってさ」
「助け?助けなんか要らないさ。体が治れば俺だって自力で生きていける」
若い男は溜息をつくように煙を吐き出す。
「その体はもう治らないよ。治ったとしても、また同じ事を繰り返すだけだ」
俺は黙って人々の流れを見る。言い返す気力も湧かない。
「一週間後にさ、またここに来てよ。そしたら俺たちが、お兄さんの力になるからさ」
そう言って若い男はその場から立ち去った。
俺は虚空を眺めていた。
俺はあんな奴にあんな事を言われるまでに落ちぶれたか。


680 名前:3ヶ月 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 20:32:59 ID:kOT+Y6Db0]
その日の夜、俺はアパートのベッドの上で横になっていた。
姉が時折、俺の面倒を見に来る以外に誰も訪れない。
俺は孤独な狭いアパートの中で、ただ天井を眺めていた。
暫くして眠りに落ちると不意に目が覚める。
天井に穴が開いている。それも人一人が通れそうなほどの大きな穴が開いていた。
突然、現れた天井の穴に驚いた俺は、体を起そうとするが
まるで拘束具で縛り付けられたように体が動かない。
俺は一瞬、パニックを起しかけた。
天井を一点に見つめたまま身動き一つ取れない。
なんとか体を動かそうと、足掻く俺の耳に何かが這いずるような音が聞こえた。
音の発信源は天井の穴の中。
俺の全身に警戒信号が流れ出す。嫌な気配が天井の穴の中から満ち溢れていた。
俺は目を閉じた。これは夢なのだと自分に言い聞かせた。
起きろ!起きろ!起きろ!
必死で念じた。
目を開けた次の瞬間。俺は我が眼を疑った。
あの北海道で遭遇したキチガイ女が天井の穴の中に居る。
俺の心臓は張り裂けんばかりに強く鼓動した。


681 名前:3ヶ月 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 20:33:40 ID:kOT+Y6Db0]
キチガイ女は黙ってこちらを見ている。
身動き一つ取れない俺は、ただひたすらに震えていた。
キチガイ女の口が、モゴモゴと奇妙な動きをする。
まるでガムを噛むような素振りの後、女の口からゆっくりと血が流れ落ちてきた。
その血が滴となって、俺の顔にこびりつく。
女の口から吐き出された血は、人の血とは思えない冷たさだった。
死体の血。俺の頭の中で連想した物はそれだった。
俺は絶叫した。誰でもいい。気付いてくれ。誰か助けてくれ。
俺の顔を埋め尽くすほどに、尚も女は血を吐き出し続けている。
俺は叫んだ。心の底から叫んだ。助けを求め、狂ったように叫んだ。
すると女は穴から這いずるように身を乗り出すと、そのまま天井から落ちて来た。
俺の心臓は停止寸前だった。
落ちてきた女は天井にぶら下がるように首を吊っていた。
冷たい無表情な顔で俺を見下ろしている。
女の口からは大量の血が流れ出ていた。冷たい血が女の白いワンピースを赤く染める。
唐突に女の首のロープが切れる。
まるで操り人形の糸が切れた様に、女は力なく俺の腹部に落下した。
俺の恐怖は頂点に達していた。
這いずるように女の顔が俺の耳元に近づく。
「もうお前は私のなの…」
そう言いながら女は俺の体を弄る。
俺は恐怖で涙が止まらなかった。
「許してくれ、助けてくれ」
懇願することしか俺には出来なかった。
女は俺の口にねじ込むような不快なキスをしてきた。
俺は泣きながら、くぐもった声で絶叫した。
その刹那、女は消えた。
俺は大量の汚物を口から吐き出した。


682 名前:3ヶ月 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 20:34:21 ID:kOT+Y6Db0]
朝。目覚めた俺の周囲は俺の吐いた汚物にまみれていた。
鏡を手に取り、顔を見る。女の血は付いていない。
ベッドの周囲にも女の血は無かった。天井にも穴は無かった。
ただ俺のゲロだけが散乱していた。
俺は荷物をまとめるとアパートを飛び出した。
昼間は駅の構内で休み。夜はファミレスで明かした。
俺は、もう一人になる環境に耐えられなかった。
誰でも良いから人の居るところに居たかった。
そんな生活が一週間続いた。俺の心身は限界に近づいていた。
癒えきらない体。慣れない生活環境。俺の中で色々なものが崩壊した。
ほんの少し前まで俺はバリバリ仕事をこなし、一端の社会人として生きてきた。
それが今じゃ、ホームレスと変わらない。
その理由が、あのキチガイ女に纏わり憑かれているからだ。
そんな理由で俺はこんな生活をしている。こんな事は誰にも言えない。
精神異常者と思われても仕方が無い。俺はもう駄目かもしれない。本気でそう思えた。
俺の心は半分死んでいた。何もかもが絶望的に思えた。
気が付くと俺は、あの若い男と出会った駅前広場のベンチに座っていた。
最後の拠り所とでも思ったのかもしれない。俺はただ何も考えずにベンチに座っていた。
夏の暑さも終わり、街に冬の気配が漂う秋風の季節だった。
俺は彼を待っていた。


683 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 20:44:06 ID:qST9jLDH0]
たたたたたたたたたたたたたた

684 名前:魔界の入り口 [2009/06/17(水) 20:44:51 ID:A2LrRN0O0]
僕は某廃病院の入り口にI氏と2人できていた。
I氏「ここはね、本当は建ててはいけない場所なんだよ」病院内に入るとI氏が語りだした。
「その証拠にここ見てごらん・・・」と建物の怪しい所を指摘していくI氏。
I氏はずんずんと奥に進む「いるねぇ〜」そう言うとある部屋の前でI氏は立ち止まった。
部屋の入り口に立って耳を澄ましてみると確かに不可解な音がする。

・・・ッポン・・・ッポン・・・・

「いるね、いるよここ」
するとI氏は何を思ったのか
「いませんよね?いませんよねえ?」
どうやら霊がいるかどうか確認しているようだ。
僕は生暖かい目でその場を見守った。

病院の探索が半分に差し掛かった頃、僕たちはある病室にいた。

多分、と一言置きI氏はこう言った。
「多分ね、ここなんだよ、ここで人が死んでるんだよ」
「脅しじゃないんだ。本当に」
突如、謎の発光体を横切った。
すると急にI氏が苦しみはじめた。
吐き気を催し苦しむI氏「おえ・・・おうぇ・・う゛ぉぉ・・・・」
I氏は僕を制すように左手を見せ、また苦しみだした。
「キテルよ、きてるきてる、まずいよここ」
そして僕も苦しくなってきた。物凄く嫌な気分。
I氏を僕も苦しい旨を伝えると不可解な言葉が返ってきた。

「ハイクルシーサー」




685 名前:魔界の入り口 [2009/06/17(水) 20:46:25 ID:A2LrRN0O0]

I氏の突然の意味不明な言葉。理解に苦しんだ。別の意味でも苦しんだ。
そしてもしかしてもうこの人は呪われてしまったという不安にかられた。
I氏は目を見開き僕に言った「ここで死んだ人がねぇ、私に訴えかけてるんだ」
急な発言に僕は度肝を抜かされましたよ。えぇ。
「もし。もし間違ったら殺される。けどあえて言います」
「ここで死んだのは自殺でも病死でも何でもない・・・他殺なんだ・・・多分」
「間違いなく多分だけど・・・この霊が私たちを呼んだんだ」
「いやまてよ・・・角煮か!?」

686 名前:アスパラ mailto:sage [2009/06/17(水) 20:53:35 ID:WsP99vyqO]
あっちの名無しはここ人らかな?
縦読みで「つりですよ」って書いて来たけど、ここ見てない人は気付いてくれるかな?

687 名前:臨月 mailto:sage [2009/06/17(水) 20:57:21 ID:fhc6LBNz0]
俺がベンチに腰掛けてしばらく経った頃、不意に後ろで総毛立つ様な気配を感じる。
「どこにいってたんだ……探したじゃない」
怖くて後ろを振り返れないが、声でわかる。あの女だ。
アパートの部屋で見た女が、俺の背後から優しく首を絞めてきた。
恐怖で全身が凍りつく。呼吸がどんどんままならなくなっていく。
女とは思えない凄まじい力で、首の骨ごと圧し折られそうに絞め上げられた、その時。

「破ぁーーーーーーーーーー!!!」
凛とした雄たけびと共に飛来した発光弾が、俺の背後の女を掻き消した。

「危ないところだったねお兄さん」
いつかの若い男だった。

彼の名はTさん。
お寺で生まれたという彼は霊感が強く、俺の身に今回起こる事を予見していたという。
俺が精神的に不安定なのもあり、刺激しない様にああいった言い方をしたらしい。
それ以降、俺の腕は骨が安定せず相変わらずだ。
しかし退院して、小さい会社ではあるが、良い職場に巡り合えた。
ありがとうTさん。俺、あいつの分までしっかり生きて見せるよ。

688 名前:虚空 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 21:36:44 ID:kOT+Y6Db0]
駅前広場のベンチに座り、虚空を眺めていた。
過酷な環境に耐えかねた俺は、もう考える事も放棄していた。
ひたすら俺は一週間前に出会った若い男を待っていた。
タバコに火を点ける音がする。いつの間にか、彼が俺の隣に座っていた。
「前に会った時より酷くなってるね、お兄さん。もう限界でしょ?」
若い男は俯きながら地面に向かって煙を吐いた。
「本当に助けてくれるのか?」
俺はすがる思いで尋ねた。
「まぁ、やれるだけのことはやりたいね。
このままお兄さん放置してると死んじまうのは眼に見えてるし
それを判ってて死なしちまったら目覚めが悪い」
「何をする気だ?」
「まぁ、付いて来なよ」
そう言うと若い男は駐車してあった車に俺を乗せた。
暫く車を走らせ、ビルの中に入る。その中に若い男の事務所があるそうだ。
○△×探偵事務所と書かれたビルの一室。ここが若い男の事務所。
「探偵?」俺がそう呟くと、若い男は「本業はね」と答えた。
事務所の扉を開けると中には誰も居ない。
「あぁ、今はみんな出払ってるよ。多分社長は居ると思うんだけどね」
「俺は金なんか持ってないぞ」
「ん〜、うちの社長、金にはうるさいけど、根は良い人だし、多分大丈夫」
そう言うと若い男は奥の社長室と書かれた扉の前に進む。
軽く2回ほどノックをすると中から「どうぞ」と言う返事がした。
扉を開けるとそこには如何にもキャリアウーマンといった風貌の女が居た。
この女が社長だ。


689 名前:虚空 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 21:37:24 ID:kOT+Y6Db0]
女社長は俺の顔を見るなり舌打ちをした。
「また、ろくでもない奴を連れて来やがって…」
小声だったが確かにそう言った。あからさまに俺は歓迎されていない様子だった。
「社長、いや、その、あの、えとー、そのー」
若い男がしどろもどろになる。女社長は若い男を睨み付けると書類を机に叩きつけた。
「あんたねぇ!うちは慈善事業で商売やってんじゃないのよ!!
こんな金もない奴、連れてきて、どうやっておまんま食ってくんだよ!!」
まさに男勝りな怒号だ。
「いや、でも社長わかるでしょ!?この人このままだと死んじゃいますよ!?」
「この馬鹿!!お人好しもいい加減にしろ!!」
うなだれる若い男。どうやらこいつは本気で俺を助けたいと思ってくれているらしい。
有難い話だが、俺は人に迷惑をかけてまで助けを請うつもりは無かった。
踵を返し、俺は事務所を後にしようとした。すると女社長が俺を呼び止めた。
「待ちなさいよ、若年性浮浪者モドキ。
こいつの言うように、あんたはこのままだと死ぬよ。
どうするつもりだい?」
「さっきから何で俺が死ぬって、はっきり言えるんですか?
なんか確信する様な事でもあるんですか?
俺は確かに追い詰められています。
でも、あなたの言う様に金はありません。
この若い人に迷惑かけるつもりもないし、俺は出て行きます」
女社長がタバコに火を点け、煙を吐き出す。
「人に迷惑をかけたくないってのは良い心得だ。
それならそれで人の役に立ってみる気はないかい?」
「どういうことですか?」
「手は有るって言っているのさ」


690 名前:虚空 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 21:38:04 ID:kOT+Y6Db0]
「ま、まさか社長…」
若い男の顔が青ざめる。
「さっき、あんたは私になんの確証があって、自分が死ぬなんて言っているのかと尋ねたわね」
俺は頷く。
「あんた、どうやら厄介なのに取り憑かれているのよ。
あんた、首吊っている、薄汚いワンピースの女に心当たりあるでしょ?」
俺は驚いた。その女の事を今まで誰にも話したことは無い。
「ふふ〜ん。驚いているわねぇ。
まぁ、私も本業は探偵なのだけど、副業で霊能関係の仕事もしているのよ。
それにしても良い〜顔で驚くわねぇ。ふふ〜ん。好きよ、そういう顔」
俺は考えた。本業が探偵で副業が霊能力者?なんて怪しさなのだ。
ここに居て良いのか俺は?でもあのキチガイ女の事を言い当てた。それも事実だ。
だが、あのキチガイ女は霊なのか?俺の錯覚ではないのか?
「さっき言っていた良い方法って…?」
女社長は苦笑いをする。
「誰も良い方法なんて言ってないでしょ?ただ手は有るって言ったのさ」
「じゃあ、その手というのは?」
「私に除霊を頼むのであれば最低でも200万はかかる。あんたには、そんな金はない。
でも、そこの若いのがやるなら話は別よ。
そいつは霊能者としてはペーペーもいい所。
だから、そいつの現場実習もかねて除霊をさせてもらうなら…お金はかからない。
逆にこちらから礼金を払う。ただし、身の保証の類は一切無いけどね」
そう言うと女社長は微笑みながらタバコを揉み消した。
それを聞いた若い男は、頭を抱えて天を仰ぐと「オーマイガー…」とだけ呟いた。


691 名前:虚空 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 21:38:45 ID:kOT+Y6Db0]
「いや、社長、俺どうすれば良いんすか?」
若い男の問いかけに女社長は「はぁ!?」と言い不機嫌な態度を示す。
「今からクライアントと問診!
その後に除霊方法を検討し、計画書を書き上げ、明日までに私に提出!!判ったか!?」
「は、はい!!いや、でも、あの、その…」
「いいからさっさと状況を開始しろ、ボケナス!!」
女社長に激高され、追い出されるように俺たちは事務所を飛び出た。
その後、俺たちは喫茶店の中に入る。
「良い店でしょ?ここ社長の店なんですよ」
若い男はそう言うと慣れた態度で席に座る。
席は個室のようになっていて周りに会話は届かない。
コーヒーを二人分注文し、若い男はノートPCを広げた。
「じゃあ、お兄さん。これから問診を始めます。用意は良いですか?」
「気になる事があるんだが…」
「なんです?」
「君はさっきまでタメ口だったのに、急に敬語で話すようになった。なんでだい?」
「お兄さんが俺の正式なクライアントになったからです。
本当は社長にやってもらいたかったけど、仕方ありません。
俺が現場実習としてお兄さんの除霊をするなら、会社から人材育成費として予算が出ます。
お兄さんにも礼金として2万円支払われます。ある意味、金銭的には、これが最善の方法です。
ただ、俺も本当にペーペーなので身の保証の類は一切出来ません。でも全力でやります。
下手に手を抜けば、俺も死にますから」
そう言うとジョンは優しく微笑んだ。
「言いたいことはなんとなく判った。ただ俺は霊とかそんなことには疎い。
正直、今回のキチガイ女の事も、俺の精神疾患による幻か錯覚だと思っていたんだ。
だから急に霊とか、そんな事を言われても戸惑う」


692 名前:虚空 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 21:39:27 ID:kOT+Y6Db0]
「なるほど。じゃあ、少し霊に関して説明します。信じるも信じないも、お兄さんの自由です」
俺は小さく頷いた。と同時に少し悲しい気分になった。
俺はほんの少し前まで普通のサラリーマンだった。
それが今じゃ霊だのなんだのと怪しいことに関わっている。
「先ず、俺たちがクライアントに霊の事を説明するとき、PCを例えに用います」
「PC?」
「そう、PCです。今のお兄さんの状態はウイルスに侵されたPCです。
PCとはお兄さん。ウイルスとは悪霊、つまりお兄さんの言うキチガイ女の事です」
「また、新しい例えだな」
「悪霊が取り憑く。よく聞くフレーズだと思います。
では具体的に人間のどこに取り憑くのか判りますか?」
俺は黙ってコーヒーに口をつける。
「脳です。悪霊は人間の脳にハッキングすることで取り憑きます。
そして脳の中に自分というウイルスを根付かせ、脳を支配することで
その人間の内側から幻覚や錯覚を起こし、精神や肉体を破壊していきます。
個人の脳内での出来事なので、他人には認識する事が難しいです。
一般的な霊であるならば人間が生まれつき持っている
ファイアーウォール=守護霊を突破することは出来ません。
しかし稀に強力なハッキング能力を持った悪霊も居ます。
俺たち霊能者はウイルス=悪霊と同様に人の脳内に侵入することが出来ます。
霊能力=ハッキング能力です。
俺たちの仕事は悪霊=ウイルスに侵された人間の脳に侵入し、駆除=除霊することです」
何がなんだか訳が判らない。
もしかして俺は関わっちゃいけない世界に足を踏み入れたのか?
そんな気持ちでいっぱいだった。


693 名前:虚空 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 21:40:07 ID:kOT+Y6Db0]
「ここまでで何か質問はありますか?」
若い男はそう言いながらノートPCに何かを打ち込んでいた。
「何故、その悪霊と言うのは俺に取り憑いたんだ?俺には何の因縁もない女のはずだ」
若い男はひたすらノートPC のキーボードを叩きながら質問に答える。
「取り憑いたのは、たまたま、という表現が適切かもしれません」
「たまたま?偶然ということか?」
「はい。たまたま侵入しやすかった。多分それだけです。
本当の目的は誰でも良いから自分の中に取り込むことだと思います。
悪霊は生きた人間を殺して、取り込むことで勢力を拡大させます。
お兄さんをベースに更なるグレードアップを狙っているのでしょう」
「何のために?」
「恐らく孤独の穴埋め。もしくは恨みの穴埋め。或いは両方。といったところでしょうか。
そんな事をしても無意味なんですけどね。むしろ逆効果です。
彼女の穴埋めは永遠に叶わないです」
「随分、自分勝手なテロリストのような理由だな…。もう一つ疑問がある。君は…」
「ジョンでいいです」
「ジョン?」
「仲間内ではそう呼ばれています。本名が言い辛い名前なので」
ジョンか…。昔、うちで飼っていた犬と同じ名前だ。
「じゃあ、ジョン。さっき君は社長に俺の除霊を言い渡された時に
頭を抱えて『オーマイガー』と呟いたな。
それと下手に手を抜けば自分も死ぬ、と言った。それについて説明が欲しい」


694 名前:虚空 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 21:40:48 ID:kOT+Y6Db0]
「あ、聞こえていたんですか?まぁ、なんと言いますか。
正直に言うと俺の手に負える相手じゃないと思ったんです」
「手に負えない?」
「お兄さん、心当たりがありませんか?医者、警察官、看護師の3人の男」
俺は驚いた。こいつら何故そんな事が判るんだ。
「心当たりは…ある」
「そいつらは、お兄さんの言うキチガイ女が、今まで殺してきた人間です。
今は完全に彼女に取り込まれて、彼らが彼女のファイアーウォールになっているんです」
「殺してきた?」
「そうです。今のお兄さんと同様に取り憑き、苦しめた挙句に殺しました。
中でも医者との繋がりが強い。恐らく最初の被害者であり、親子だったのかもしれません」
俺は北海道での出来事を思い出していた。
「俺には手に負えないというのは、その3人が理由です。
社長はお兄さんを見た瞬間にキチガイ女の姿が見える所まで侵入しました。
でも俺には未だに女の姿が見えない。
ファイアーウォールである3人を見る所までしか侵入できません」
北海道で見た幻。あの病院内で出会った、あの3人もあの女に殺されているだと?
「仮に強引に彼らを突破しようとしても彼ら3人に足止めを食らうでしょう。
その隙に女が俺の中に逆侵入し、今のお兄さん同様、俺にも取り憑くでしょう。
恐らくそうなれば、俺の命も危ない」
じゃあ、あの時、医者が言った言葉の意味は?奈々子?あの女の名前か?
「方法は考えます。俺もこの商売に命懸けていますから」
社会的に抹殺?私には無理なんだ?孤独を共有?
俺はいっぺんに不可思議な情報を得てしまった為か頭が混乱していた。




695 名前:虚空 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 21:41:29 ID:kOT+Y6Db0]
「お兄さん?どうかしましたか?」
ジョンの言葉に我に返る。頭が混乱していた。
「なあ、ジョン。仮にこのまま何もせずに放置していたら、俺はどうなる?」
ジョンのノートPCを打つ手が止まる。
「死にますね。事故死、病死、自殺…。
俺は預言者じゃないので、その先の死因までは判りませんが
キチガイ女は今まで3人も殺めている。
非常に危険な女です。殺される可能性は極めて高い…」
俺は頭を抱えた。気が狂いそうだ。
「ジョン…俺が今までにあの女を見たのは2回だ。その時の話をする」
俺はジョンに北海道での出来事。それと初めてジョンと出会った日の夜の出来事を話した。
ジョンは真剣な眼差しで俺の話を聞いていた。
話し終わった後のジョンの第一声は「予想以上に厄介です」だった。
「そんなに厄介なのか?」
「厄介です…。お兄さん、その病院の中でこれは現実じゃないという
違和感は覚えませんでしたか?」
「違和感は無かった。今でもあれは現実のように感じる」
それを聞いたジョンの顔は更に深刻な表情に変わる。
「そこまでリアルな病院をお兄さんの脳に作り上げた。
しかも同時に3人をその場に出している。
これは女…奈々子ですか?そいつがお兄さんの脳をかなり深い部分まで
侵食していることと、完全に3人を掌握していることを示しています。
相当ですよ、これは」
俺は言葉を失った。不意に底なし沼の深みに陥った気がした。
「お兄さん、正直な俺の感想を言います」
「なんだ?」
「今まで良く生きていましたね」


696 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 21:46:58 ID:oVGvLNrLi]
続き早く!

697 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 21:50:33 ID:Vk8qNB5uP]
死ぬほどシャレにならない長い話

698 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/17(水) 21:55:23 ID:/hhEMGPt0]
686>>

悪研者おもろいなぁ
いつになったら気づくんだろね?

699 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 22:06:35 ID:Eo3yqC6P0]
>>670

某たこ焼きの国です。
赤い三輪車の噂がある池のある公園となりの道路です。

700 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 22:11:41 ID:f4A056mu0]
>>695
まさか、前スレからの続きがあるとは・・・・
まじ、怖いんですけどwww

701 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 22:19:26 ID:BJb6nXEr0]
シリーズ物スレでやれ

702 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 22:20:06 ID:LK05nM8E0]
wktkするぜ

703 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 22:22:25 ID:yCIy9V/B0]
久しぶりに来たけどチンポンとかマンタイとか女の名前の半荒らしコテもういないの?

704 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 22:22:43 ID:f4A056mu0]
長いとかメモ帳にまとめて書けとか、色々批判があるかもしれないが、
気長に待とうぜ



705 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 22:34:46 ID:fhc6LBNz0]
686
あの縦読み素敵だったw

706 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 22:40:57 ID:qLUAQBelO]
>>686
アスパラ氏最高W
自分の中ではミヤウチ様に次ぐこのスレでのヒーローだ。答えは聞いてない!

707 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 22:43:37 ID:bQpR66720]

アメリカ軍の戦争犯罪
www.youtube.com/watch?v=4nxOqeW4nCo&feature=channel_page

参考サイト
koramu2.blog59.fc2.com/blog-entry-439.html


708 名前:911 mailto:sage [2009/06/17(水) 22:45:18 ID:Uz+Jn3Y10]
    , - 、  オバケダゾー
  ヽ/ 'A`)ノ  . - 、
   {  /   、('A` }ノ ヒャー
   ヽj     )_ノ


709 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 22:54:26 ID:WsP99vyqO]
>>705-706
あざすw
もう一個縦読み投げてきたwww

710 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 22:58:21 ID:kOT+Y6Db0]
夜。俺とジョンはホテルの一室に居た。
「良い部屋でしょ?ここ社長の従兄弟が経営するホテルなんですよ」
確かに良い部屋だった。地上20階に位置するこの部屋からはキレイな夜景が見える。
「お兄さん、家族への連絡は済みました?」
「ああ。何て説明したらいいか判らなかったけど、なんとか納得して貰ったよ」
「事が済むまで申し訳ないですけど、お兄さんをここに監禁させてもらいます。
 下手をするとご家族にも迷惑がかかりますので…」
俺の家族は母と姉の二人。父は3年前の秋に心筋梗塞で死んだ。
父が死んだ時、そばには誰も居なかった。気付いた時には自宅で孤独死していた。
俺にとって良い父親だった。俺は生涯で最も本気で泣いた。
残された体の弱い母を、俺が守らなくてはいけないのに、今の俺はこの様だ。
本当に情けない。
「なぁ、ジョン。お前にも家族が居るんだろ?」
俺の質問にジョンは少し困った顔をした。
「血の繋がった家族は居ません。俺、施設の出なんです。だから…」
「そうなのか。なんか悪いこと聞いちまったかな」
「いえ、俺には家族が居ます。社長や社員のみんなです。
 俺は社長に拾われていなかったら本当にろくでなしで人生を終えるところでした」
そう言うとジョンは優しく微笑んだ。
「あの女社長、ヒステリックで怖そうな人だったけど、お前の言ったとおり
 根は良い人なんだな」
「まあ、そうですね。普段はおっかないですけどね。あと…お兄さん」
「ん?」
「あの人、女じゃないですよ」
「え?」
「改造済みです」


711 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 22:59:02 ID:kOT+Y6Db0]
暫く、俺は夜景を眺めていた。こんなに落ち着いた環境は久しぶりだ。
ジョンはひたすらノートPCで計画書を作成していた。
「なあ、ジョン」
「なんですか?」
「俺のような人間は他にも居るのか?
こんな風に訳も判らず取り憑かれてしまう人間が俺の他にも…」
ジョンは静かに溜息をつく。
「多いですね。でもお兄さんは運が良い部類に入ります。俺たちと出会いましたから。
 多くの人は何も出来ずにただ死ぬだけです。
最初にお兄さんが言ったように、自分がおかしいのだと思い込んで大概の人は死にます」
ジョンはタバコに火を点け、煙を深く吸い込んだ。
「近年の自殺者数は年間3万人以上になります。一日に100人は自殺しているのです。
 死因不明や行方不明を含めるともっと居るのかもしれません。
社長は言っていました。日本人の守護霊が年々弱くなっていると。
その為、本当に小さな悪霊にも簡単に取り憑かれてしまう人間が増えた。
勿論、全部が全部、悪霊の仕業とは言えませんが
これは本当に悲しいことなのだ。そう言っていました」
「守護霊…か。さっきも言ったが俺は霊とかには疎い。守護霊ってのは、なんなんだ?」
ジョンはノートPCから手を放し、こちらに振り向いた。
「守護霊と悪霊…同じ霊という字で表現しますが、根本的には全く異なる存在です。
 悪霊は自分自身の感情と意志に依存し存在します。
 逆に守護霊は人間の温かい記憶に依存して存在します。
 悪霊の強さは自身の念の強さに左右され
守護霊の強さは人の温かい記憶よって左右されます」


712 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 22:59:12 ID:NI3BdUW/O]
悪研者ワラタwwww
エスパーダとかwwwwww

713 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 22:59:43 ID:kOT+Y6Db0]
「温かい記憶?それはなんだ?」
「優しさですね。人は誰かに守ってもらったり、助けてもらって
 優しさを身につけます。
助け合いの精神です。その精神が守護霊の力になるのです」
やっぱり、俺にはよく判らない。ただ、ジョンが真剣なのは判る。
「それって何かの宗教か?」
「いえ、社長の受け売りです。俺たちは宗教団体ではないです」
ジョンの言うとおり、日本人の守護霊とやらが全体的に
弱くなっているなら、それは助け合いの精神の欠如が原因か…。
確かに悲しいことではある。
なら俺も、その助け合いの精神が無いが故に、こんなことになってしまったのか。
「お兄さんの守護霊は強いですよ」
「なに?」
「さっきも言いましたけど、お兄さんは本来、死んでいてもおかしくなかった。
それくらい強烈な奴に憑かれたんです。でも、お兄さんは死んでいない。
守護霊が守ってくれているんですよ」
「俺の守護霊って…?」
「お父さんですよ。お兄さんのお父さんが、お兄さんを守ってくれています。
ギリギリの勝負ですけどね。本当に良く頑張ってくれています。
お兄さんは良い人に育ててもらったんですね」
それを聞くと俺は黙って窓の外に広がるキレイな夜景を眺めた。
キレイな夜景がうっすらとぼやけて見えた。


714 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 23:00:24 ID:kOT+Y6Db0]
夕飯にジョンがスパゲティを差し出した。
「食って下さい。これから先、体力勝負になりますから」
ジョンには申し訳ないが、今の俺に食欲はなかった。
半分ほど手をつけて限界だった。それを見てジョンは溜息をつく。
俺はこの先の不安で心を締め付けられていた。
訳も判らないままに騒動に巻き込まれ、こうしている。
納得がいかなかった。どうしてこんなことに俺は巻き込まれたのか。
自問自答してもジョンに聞いても俺の心は納得しなかった。
窓の向こうに見える景色の中では、今も人々が移ろうように流れていく。
かつては俺もあの流れの中に居た。あの日々に戻りたかった。
思いふけっていた俺の耳に、窓の縁から何かが張り付くような音がした。
音の方向に眼をやると俺の瞳孔は一気に開いた。
人の手が窓の向こう側に張り付いている。
ここは地上20階。ベランダも無い。人が立てるような場所ではなかった。
そんな場所に人の手がある。俺はジョンの名を叫んだ。
その瞬間、ジョンは俺の前に立ちふさがり「窓から離れてください!!」と叫んだ。
ジョンは携帯を取るとどこかに電話し始めた。
俺は窓の手から視線を外せずにいた。
「大丈夫です。俺が居ます。この部屋の中には入って来られません」
震える俺にジョンはそう言った。
その時、ゆっくりと手の主が這いずるように動き出す。
俺は手の主の顔を見た瞬間に、頭を打ち抜かれるような衝撃を食らい絶句した。
手の主は俺だった。




715 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 23:01:04 ID:kOT+Y6Db0]
窓の向こう側に俺がいた。どう見ても俺だった。
俺の頭は完全に真っ白になった。
どうして俺が窓の向こう側に張り付いているんだ。
俺はここに居るのに窓の向こう側にも俺は居る。俺の頭は完全に混乱した。
「社長、俺です!ジョンです!マズイことになりました!
ドッペルゲンガーです!
お兄さんのドッペルゲンガーが出ました!俺の眼にも見えます!!
今は窓の外に居ます!!はい!!御願いします!」
ジョンの電話先は社長だった。何かを社長に御願いし、ジョンは携帯を切る。
「お兄さん、あいつに絶対に触れないで下さい!!
 触れたら俺でも社長でもお兄さんの命を助けられない!!」
窓の向こう側のもう一人の俺は激しく狂ったように窓を叩き始めた。
その衝撃音が連鎖するように部屋中から鳴り響く。
「開けろぉおお!!開けろぉぉおおおお!!」
俺が窓の外でそう叫んでいた。
俺は縮こまりながら、心の中で「止めてくれ、もう止めてくれ!」と何度も叫んだ。
ジョンは「速くしてくれ、速くしてくれ」と呟く。
次の瞬間、ジョンの携帯が鳴り響く。
携帯の着信音に窓の向こう側の俺は驚いた表情を浮かべると
溶けるように消えていった。
「なんだ!?あれはなんなんだ!?ジョン!?俺が居た!!俺が居たぞ!!!」
怒鳴る俺を無視してジョンは携帯で話をしている。
「はい、消えました。有難う御座います。はい…はい…判りました」
俺はもう何がなんだか訳が判らなかった。


716 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 23:01:47 ID:kOT+Y6Db0]
ジョンはソファに腰掛けると今起きた事態を説明しだした。
「非常にマズイです、お兄さん。窓の外に居たお兄さんは
あの女、奈々子が作り出したお兄さんの分身です。あの分身に触れると確実に死にます。
俗に言う、ドッペルゲンガーって奴です。
これは女がお兄さんを本気で殺しに来た証拠です。
ドッペルゲンガーの殺傷能力は異常に高いんです。
多分、あの女はお兄さんをゆっくり苦しめてから殺すつもりだった。
その方が、お兄さんは強い悪霊として育ち、女にとって役に立つからです。
でも、俺たちが現れた。だから早急に殺すことにしたんだと思います。
実を言うと、お兄さんの中に社長特製のファイアーウォールを仕込んどいたんです。
普通の悪霊なら身動き一つ取れなくなるはずです。
それを、あの女は軽々と突破し、お兄さんの分身を作り上げた。
更に悪い事に、俺はお兄さんの分身を見ようと思って、見た訳ではありません。
あの女に強制的に見せられた。つまり俺も、いつの間にか女に侵入されていたんです。
さっきのは社長に御願いして払いました。今の俺にはあれを払う力はありません。
俺にとって何よりもショックなのは夢の中ではなく
現実の中で女があそこまでリアルなお兄さんの分身を作り上げ
俺とお兄さんの中に同時に具現化したことです。俺はその前触れに全く気付かなかった。
女が俺の遥か上の存在だという事を心底思い知らされました」
呼吸を乱しながら、ジョンは悔しそうな表情でそう言った。
俺の体は未だに震えが止まらなかった。ジョンの話が更に俺の恐怖心を煽る。
俺はジョンに怒鳴った。
「じゃあ、どうするんだよ!?」
ジョンは俯いた。
「どうしよう…」
そう言うとジョンは頭を抱えて塞ぎ込んだ。


717 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 23:16:03 ID:hNWqL8980]
ジョンたちの話おもすれー
女が怖くていい!続き楽しみに待ってます

718 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 23:20:31 ID:pyndrbj+O]
ジョン!頑張って!!

719 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 23:33:57 ID:/EYfOpS20]
>>568
レスを見つけていただいて、ありがとうです

オカルト体験って、どのような体験だったのでしょう
差し支えなければ、ぜひ

> 疎んじられた呪術を使って全国を行脚

というお話がありましたが、生業としてたんですかね

呪うのは、集中力と念の力と強さがあれば出来ると思います
例えば、何でもいいんですけど、ピッチャーとしてストライクを狙って投げる場合
雑念が一切なく、ただひたすらど真ん中に命中させることに集中する、
そんな感じで、集中して、強力に念ずる(呪う)

念ずるだけよりは、場を作って呪文を唱えたり、手で印を組んだり
ツールを使ったりすると更に確実なものに

そんでもって、山で鍛錬したり、呪詛力を鍛えるために
肉体修行したりすると、更にパワーアップするんでしょうかね
(念にしろ、呪詛にしろ、非常に疲れるみたいですね)

ただ人を呪い殺して、まっとうに生きられる、生を終えられるわけはないと
思うので、そこのところが非常に興味をひきました
呪詛には、禍々しきものがつき物ですし・・・

しかし、呪詛やのろいの話はあっても、何で祝祖とか、
幸せをとことん祈ってやったとか、反対の話がないんでしょう

720 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 23:35:44 ID:XcsDPIoLO]
>>712
エスパーダ… ジャンプを愛読する中学生なのは理解した。ブリーチあたりが好きそう。

721 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 23:38:34 ID:WsP99vyqO]
ヤバイwww
俺の架空の友達が死んじゃうwwwww

722 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 23:38:50 ID:USaB8xJJO]
夜 ◆lWKWoo9iYU

文中に“俺”大杉wどんだけ好きなんだwww

723 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 23:41:59 ID:Uz+Jn3Y10]
            _,,..,,,,_        ビダァァァン!!
           / ;' 3 ヽヾヽ       ビダァァァン!!!
     〃     i     ,l           ビダァァァン!!!
 ‘  ,_,,..((,,_  〃ゝ U  j! _ )))_ ∴ ,“    ビダァァァン!!!
 ,J∵/ ;' 3  `ヽーっ )  ソノ'"   ヽ从/; ’
 ) : l   ⊃ ⌒_つ,..ェ‐'´  ⊂  j! ゞ・,‥¨
 .¨ ・`'ー---‐'''''"    ̄゛'''''‐---ー '¨・:‘ .



724 名前:ホテル ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 23:48:58 ID:kOT+Y6Db0]
地上20階に位置する豪華なホテルの一室。
キレイなインテリアが並ぶこの部屋に似つかわしくない二人の男。
一人は恐怖で小刻みに震え、一人は頭を抱えて俯いている。
俺とジョンだ。
俺たちは敵の強大さに打ちのめされていた。
俺の心は絶望感でいっぱいだった。逃げることだけを必死で考えていた。
「ジョン、サラ金でも闇金でも何でも良い…
 借金して200万揃える。だから、社長に俺の除霊を頼んでくれ…」
ジョンはタバコに火を点けると頭を横に振った。
「無理です、お兄さん。社長は一度言ったことを絶対に曲げません。
 俺に除霊をやらすと言ったからには
 例え、俺が死んでも、お兄さんが死んでも社長は手を出しません」
俺はテーブルに拳を叩きつけた。
「ふざけるな!!俺の命が懸かっているんだぞ!!!」
「お兄さん」
「お前だって、あの女には勝てないって言ったじゃないか!!!」
「お兄さん」
「200万で足りないなら300万だって用意する!!
 だから俺を助けてくれ!!!」
「お兄さんっ!!!!」
ジョンは声を荒げて立ち上がった。
「俺を…信じてください」




725 名前:ホテル ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 23:49:38 ID:kOT+Y6Db0]
「お前を…信じる…?」
ジョンは真剣な眼差しで俺を見つめる。その鋭い眼光に俺は戸惑った。
「俺はお兄さんを守ります。お兄さんは俺が絶対に助けます。
 だから、俺を信じてください。俺はお兄さんを守る為に命を懸けます。
 例え、俺が死んでも…絶対にお兄さんは俺が助けます」
俺は困惑した。こいつ、何でそこまで言えるんだ?
「そこまでお前が、俺を守りたい理由はなんだ?お前だって危ないんだぞ?」
ジョンは黙り込むと深く溜息をついた。
「俺たちが除霊をする時、対象者の守護霊の力を借ります。
つまりお兄さんの親父さんです。
お兄さんの親父さんと沢山話をしました。
ジョンって名前…、お兄さんの家で昔、飼っていた犬と同じ名前なんですね。
親父さん、笑っていました。
 俺は未熟だから、お兄さんの親父さんと話しているうちに
親父さんに感化されてしまったのかもしれません。
今では…お兄さんが、俺の本当の兄貴のように思えるんです…」
「お前…」
「親父さんのお兄さんを守りたいという気持ちは本物です。
 親父さんは死ぬ寸前にお兄さんや娘さん。それに奥さんのことを思っていました。
 すまない。そういう気持ちでいっぱいだったんです。
 だからこそ、今でも親父さんはお兄さんたちを必死で守っているんです。
 俺はその気持ちに応えたい」
それを聞いた俺は足元から崩れ落ち、その場に跪いた。
ジョンが俺の肩を掴む。
「俺を…信じてください」
俺の肩を掴むジョンの手は、温かった。


726 名前:ホテル ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 23:50:19 ID:kOT+Y6Db0]
深夜。俺は眠れずにいた。少しでも油断することが怖かった。
「ジョン、俺の親父は大丈夫なのか?あんな女と戦っているんだろ?」
ジョンはノートPCのキーボードを叩きながら答える。
「女はお兄さんだけでなく、お兄さんの家族にも侵入しようとしています。
 だから、お兄さんの守護は俺に任せてもらって
親父さんにはそちらの守護に専念してもらっています」
俺は頭を抱えた。
「なんてこった…。あの女、俺の家族にまで…」
「大丈夫です。親父さんが守ってくれます」
俺はコップの水を飲んだ。
「なあ、ジョン。俺の守護霊が親父だってのは、なんとなく判った。
 でも、お前の守護霊は居ないのか?
 ほら…、お前、身内が居ないって言っていたし…」
「居ますよ。俺の守護霊は社長です」
「はあ?お前、社長は生きているだろ?」
「守護霊も悪霊も、生きているか死んでいるかは関係ありません。
 一言に霊と言うと、死んだ人を想像するかもしれませんが、違います。
 さっきも言いましたが、悪霊は自身の感情や意志に依存して存在し
 守護霊は温かい記憶に依存して存在します。
 俺の中で社長の温かい記憶がある。だから俺の中で社長が形成され
 俺の守護霊として存在しています。
 これは俺だけじゃなく、普通の人も同じです」
俺はコップの中の水を見つめた。
こいつに出会ってから不可思議なことばかりを聞かされる。


727 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 23:50:56 ID:kK0JjSVU0]
>>722
そりゃ一人称小説の書き方を知らないから俺俺って、つい打ちたくなるわけだ
台詞以外は全て語り手(主人公)任せでいいと思う
なんか三人称(神の視点)小説とごっちゃになってるぉ

ああ、すいません。私素人です('A`)

728 名前:ホテル ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 23:51:00 ID:kOT+Y6Db0]
不意にチャイムの音が部屋に鳴り響く。俺は驚いてソファから滑り落ちた。
「こんな時間に誰だろう?」
ジョンが立ち上がり、玄関口に向かう。
「おい、大丈夫なのか!?あの女じゃないのか!?」
ジョンは微笑みながら「大丈夫ですよ」と答えた。
玄関を開けるとそこには社長が居た。
社長は部屋の中に入るとソファに座り、タバコに火を点ける。
「調子はどうかしら?若年性浮浪者モドキ君…」
じゃ…若年性浮浪者モドキ君…。なんだか、この人に勝てる気が全くしない。
ジョンがグラスにワインを注ぎ、社長に差し出す。
「こんな深夜に、どういった御用件ですか、社長?」
「ああ、あんたがメールで送ってきた計画書ね…、読んだわ。筋は悪くないわね」
「有難う御座います」
「でも、決定的な勘違いをしているわ」
「勘違い?」
ジョンの表情が曇る。
「まあ、仕方ないわ。私もそれに気付いたのは、ついさっき。
お前が気付かないのも無理は無い」
「どういうことですか?社長?」
社長は灰皿にタバコの灰を落とす。
緊迫した雰囲気が部屋に充満していた。


729 名前:ホテル ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 23:51:40 ID:kOT+Y6Db0]
社長はワインの入ったグラスに口をつける。
赤いワインの入ったグラスを、しなやかに扱う指の動きが印象的だった。
「先刻、この若年性浮浪者モドキ君のドッペルゲンガーが現れたわね」
「はい、俺も強制的に見せられました。俺も侵入されていたんです」
ジョンは悔しそうな表情を浮かべる。
「私はお前の現場実習開始当初に、安全装置として若年性浮浪者モドキ君に
 予め、防壁を仕込んどいた。万が一を考慮してだ。
 だが、それは突破され、あまつさえ奴はドッペルゲンガー作り出した。
 私の見立てでは、あの薄汚い女にそんな力は無かったはず。
 違和感を覚えないか、ジョン?」
「確かに俺も驚きました。まさか社長のファイアーウォールが破られるなんて…
 でも違和感と言うのはなんですか?何かあるんですか?」
社長は深くタバコを吸い込んだ。
「あの薄汚い女は中心ではあるが本丸ではない、ということだ。
 私ですら、さっきまで気付かなかったほどに本丸は深いところに居る。
 恐らくそいつは死人ではなく生き人の可能性が高い。
 しかも、かなりの腕前の持ち主だ。こいつは予想以上に根の深い問題だな」
俺は黙って話を聞いていた。なんだか、話がとんでもない方向に向かっている。
「そっちの本丸の方は私に任せろ。
こいつは若年性浮浪者モドキ君の依頼の範疇を越えている。
 タダ働きでやるのは嫌だが、仕方あるまい。放置するにしては危険すぎる。
 ただし、薄汚い女、並びに3人の男はジョン、お前が責任をもって除霊しろ。
 いいか?浄霊しようとしなくていい。除霊することに専念しろ。
判ったか、ジョン?」
社長はそう言うとグラスの中のワインを、しなやかな手つきで飲み干した。


730 名前:ホテル ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 23:52:21 ID:kOT+Y6Db0]
社長が部屋から退室し、再び俺とジョンの二人きりになる。
去り際に社長がこんなことを言った。
『この件が終わったら父親の墓参りに行けよ。寂しがっているぞ。
 あと、寝ろ。眼の下のクマが酷いぞ』
そういえば、ここ最近、あまりにも色んなことが起きて
ろくに親父の墓参りにも行ってなかった。
この騒動から無事に生きて帰れたら、親父の墓参りに行こう。俺はそう思った。
俺はソファに座り、惚けていた。なんだか、とても疲れた。
眠ることが怖かったが、睡魔には勝てなかった。
俺はいつしか眠りに落ちていた。
気が付くと俺はどこかのビルの屋上に立っていた。
「ここは?」
深夜のビルの屋上に冷たい風が吹く。
「ジョン!?おい、ジョン!?」
大声でジョンに問いかけるも返事は返ってこなかった。
俺は辺りを見渡すと視界の端に何か居ることに気付いた。
その瞬間、頭に殴られたような強い衝撃が走る。俺は力なく、その場に崩れ落ちた。
地面に倒れた俺を、見たことの無い巨躯の男が見下ろしていた。
「なんだ…お前…?」
男はしゃがみこむと俺の髪を掴んだ。
「悪足掻きするなよ。どうして素直に死なない?」
男の後方にキチガイ女と医者、警察官、看護師の姿が見える。
俺の全身の血が沸騰した。


731 名前:ホテル ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/17(水) 23:53:02 ID:kOT+Y6Db0]
『私ですら、さっきまで気付かなかったほどに本丸は深いところに居る。』
俺は社長の言葉を思い出していた。
こいつがそうだ。俺は直感的にそう思った。
「テメェかぁ!!!テメェが俺を!!」
男が俺の頭を地面に叩きつける。俺は頭に生温いものを感じた。
それでも俺は男を睨みつける。
許せなかった。どうしても俺をこの騒動に巻き込んだ、この男が許せなかった。
「テメェだけは…テメェだけは絶対に許さねぇ!」
男の表情が暗く曇る。
「お前が俺を許す、許さないじゃない。俺がお前を殺すか殺さないかだ。
 厄介なオカマも引き込んでくれたし、いい加減、俺も頭にきた。切れそうだよ。
 お前の家族もくれなきゃ、妹も納得しないそうだ。
素直に死んどけば良かったのに、困ったことしてくれたな」
男は歯軋りしながら、そう言った。俺は男の胸倉を掴んだ。
「家族に手を出すことだけは絶対に許さねぇ!!」
男は俺の腕を払いのける。
「お前の父親も同じことを言っていたな。親子揃ってしぶといにも程がある。
 もういい。俺も本気でお前が殺したい」
俺の後方から足音が聞こえる。
振り返るとそこには俺が居た。ドッペルゲンガーだ。
『お兄さん、あいつに絶対に触れないで下さい!!
 触れたら俺でも社長でもお兄さんの命を助けられない!!』
俺は全力で走った。


732 名前:911 mailto:sage [2009/06/18(木) 00:01:58 ID:sbW6WVAn0]
切れそうだよ

733 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:06:43 ID:fgY/XJqM0]
切れてないですよ

734 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:09:55 ID:J45ds2BY0]
俺をキレさせたらたいしたもんだよ。
キレてからだな。ああ。 



735 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:10:30 ID:i17jmKbi0]
痔って深刻なんだな

736 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:11:06 ID:Lyw5311q0]
ジョン、早く、wktkしすぎて切れそうだよw

737 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:18:19 ID:IdvQp7Pv0]
こういう焦らしは止めて欲しい。
数日に分けるにしても、切りの良いところで
止めて続きは後日とかしてくれないと…

もしや、そういうプレイなのか?!

738 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 00:18:51 ID:UG60HMBz0]
ラノベ板かよ

739 名前:アスパラ [2009/06/18(木) 00:20:00 ID:fgzZd2bjO]
俺にマジレスでプラシーボ効果を説く奴が出てきてしまったので、俺の精霊騎士団から釣り神様を派遣してきたwwwww

740 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:21:21 ID:j0e1jDQW0]
俺は全力で走った。
致死率100%と言われるドッペルゲンガーから逃げる為に。
頼みの綱のジョンは居ない。周りに居るのは敵ばかりだ。
狭いビルの屋上。逃げ場など無かった。
俺は出入り口のノブを回した。鍵がかけられている。ビクともしない。
後方には俺が居る。俺に触れたら俺は死ぬ。
「おいおい、もういいだろう!?手間取らせんじゃねぇよ!!」
巨躯の男が苛立つ感情を剥き出しにして怒鳴る。
俺が迫ってくる。俺はこの時、必死に考えた。逃げる方法を。助かる方法を。
俺は屋上のフェンスを乗り越えた。
「これは夢だ。夢なんだ。現実じゃない」
俺は自分に言い聞かせた。目前には奈落の光景が見える。思ったより高い。
後方を振り返ると俺がゆっくりと歩いてくる。
その時、不意にキチガイ女と眼が合った。
女は笑ってやがった。俺の中に怒りがこみ上げて来る。
生きるんだ。俺は絶対に死なない。絶対に生きるんだ。
俺は雄叫びを上げた。飛び降りてやる。ここから飛び降りてやる。
「ヘイ!!確かにここは現実じゃねぇけどよ!!
落ちれば、それなりに痛いぜ!?お前、それに耐えられるのか!?」
巨躯の男が俺に問いかける。
「絶対にお前だけは許さないからな」
俺は、そう言い捨てると、ビルの屋上から飛び降りた。


741 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 00:21:49 ID:qZIUwfy00]
悪研者スゲーはりきってるな。
今後の展開が楽しみだ。



742 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:22:02 ID:j0e1jDQW0]
激痛。それを表現するのに、この言葉以外に思いつかない。
ビルから飛び降りた俺は脚から落下し、地面に頭を叩きつけられた。
まるで蛙のように、惨めに地面にへばりつく俺の周囲に赤い血が広がる。
意識がなくならない。今まで体験したことの無いような激痛がはっきりと認識できる。
死にかけの蛙がひくつきながら痙攣するのと同様に、俺の体は小刻みに揺れた。
俺の視界の先に、ビルの出入り口から出てくる俺が見えた。
「来る…な…」
消え入りそうな蝋燭の如く俺は呟いた。これが精一杯の抵抗だった。
容赦なく俺は俺に近づき、俺の目前までやってきた。
俺は俺を見下ろしていた。体は痛みに支配され、もう逃げることもできない。
俺はもう一人の俺を、力の限り睨んだ。俺は俺に負けたと思われたくなかった。
もう一人の俺はしゃがみこむと、俺の背中に手を置き「見いつけた」と言った。
溶け込むように俺が俺の体内に入ってきた。
完全な同化。奴の心と俺の心が一つになる感覚。
俺は俺に溶け込み、俺の心を支配した。
この瞬間、ジョンがドッペルゲンガーに触れられると
確実に死ぬ、と言った意味が判った。
暗闇が全身に拡がる。俺は終わった。終わったんだ。
心が引き裂かれるような、とてつもない暗闇に俺は放り出された。
負の感情が俺の中に溢れ出す。
俺は朦朧とした。生きることに希望なんて何一つとしてない。
この世に居たってどうしようもない。死んだほうが良い。
ただ死にたい。本当にそれだけだった。
なんでも良い。死ねるならロープでもガソリンでも俺にくれ。
自殺がしたい。自殺をさせてくれ。なんでもする。だから俺を自殺させてくれ。
俺はドッペルゲンガーに完全に支配されていた。


743 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:22:46 ID:j0e1jDQW0]
「お兄さん」
朝。ジョンに呼ばれて俺は眼が覚めた。全身が汗で濡れている。
俺は周囲を見渡した。ホテルの一室。ここは俺が居たホテルの一室だ。
俺は全身を弄った。どこにも異常はない。
ジョンがコーヒーを差し出す。
「大丈夫ですか、お兄さん?」
俺は確かにドッペルゲンガーに触れられた。でも今は死にたいとは思わない。
俺は助かったのか?現実を俺は把握出来ずにいた。
「混乱しているみたいですね、お兄さん。もう大丈夫です。
 ようやく俺にも見えました。あいつがお兄さんの敵なんですね」
ジョンの言葉に俺は驚いた。
「どういう…ことだ、ジョン?」
「お兄さんには申し訳ないと思ったのですが
 お兄さんのファイアーウォールを一時的に弱めました。
 案の定、敵の本丸はお兄さんに侵入してきた。狙い通りです」
俺はジョンの言葉の意味を理解し切れなかった。
「じゃあ、わざとアイツを誘き寄せたのか?」
「そうです。お兄さんには囮になってもらいました。
 勿論、お兄さんの安全が第一です。その為の対策をした上で実行しました」
なにがなんだか、俺にはさっぱり理解出来なかった。


744 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:23:27 ID:j0e1jDQW0]
俺はコーヒーを一気に飲み干した。
「冷静になろう、ジョン。俺に何をしたって言うんだ?説明してくれ。何をしたんだ?」
ジョンはタバコに火を点けた。
「敵はお兄さんに対して分身、ドッペルゲンガーを使ってきました。
 これは高度な技術を要します。敵は相当な腕の持ち主です。
 でも、社長はこう推理しました。
 『敵は自分と同等の力の持ち主と出会ったことが無い』
 お兄さんに対する敵の陰湿で強引なアプローチから
 敵は力こそA級でも経験は浅い人間だと推理したんです。
そこで罠を仕掛けました。
 敵がお兄さんのドッペルゲンガーを使うなら
こちらもお兄さんのドッペルゲンガーを使う。
 敵も自分以外にドッペルゲンガーが作れる人間が、居るとは思わなかったのでしょう。
 完全に疑うことも無かったですね」
ジョンは微笑みながらそう言った。
「ドッペルゲンガー?どこが?どこら辺が?何がドッペルゲンガーなんだ?」
俺は尚もジョンに問いかける。訳が判らない。
「お兄さんが敵の作ったビルの屋上に立った時点から
お兄さんは社長の作ったドッペルゲンガーです。
 流石に意識のない人形だと疑われるので、半分ほどお兄さんの意識を入れました。
 お兄さんには怖い思いをさせてしまいましたけど
 おかげで俺と社長が見ていることに全く気付かれませんでした。
 いけますよ。社長が本丸の男の捜索に乗り出しました。
 ここからが探偵の腕の見せ所です」
俺は唖然とした。そうならそうと、前もって言ってくれ。




745 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:24:09 ID:j0e1jDQW0]
昼。俺は一枚の食パンを前に困惑していた。
ここ暫く、ろくな物を食っていないのに食欲が全く湧かない。
一枚の食パンですら、今の俺には重い。
「なあ、ジョン。さっき社長が本丸の男の捜索に乗り出したって言ったよな?」
スパゲティを頬張りながらジョンは答える。
「ええ。社長は朝の便で北海道に向かいました」
「北海道?」
「社長があの男に侵入して居場所を特定したんです。
恐らくあの男も今頃、泡食っているでしょうね。
絶対に社長からは逃げられませんよ」
「なあ、ジョン。アイツはやっぱり生きた人間なのか?
 あんなことが人間に出来るものなのか?」
ジョンはスパゲティを平らげるとカレーライスに手をつけた。
「俺も驚きました。社長以外にあんなことが出来る人間は初めて見ましたよ。
 あれほどの力の持ち主が、野に放たれていたなんて恐ろしい限りです」
ジョンはカレーライスを平らげると次はカツ丼に手をつけた。
異様に次から次へとジョンは食いまくる。
「おい、ジョン。食いすぎじゃないか?」
食欲の無い俺からすると、ジョンの食う姿が異常に見える。
「これからの作業は体力要りますから、食っておかないと。
 夕方までに社長が本丸の男を押さえます」
 つまり…、クライマックスですよ、お兄さん」
そう言ってジョンは優しく微笑んだ。
それを聞いた俺は食パンにバターを塗り、平らげた。


746 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:27:36 ID:J45ds2BY0]
もういいよ。なげえし。つまんなそうだし。

747 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:28:57 ID:fgzZd2bjO]
>>741
もう飽きたからネタバレして止めるね
ゴメンね

748 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:30:46 ID:j0e1jDQW0]
クライマックス。ジョンはそう言った。
社長が本丸の男を押さえ、ジョンが俺の除霊をする。
ついに、あの女との戦いに終止符が打たれようとしていた。
俺は吐きそうになりながらも、無理やり胃の中にメシを詰め込んだ。
生きるか死ぬかを超越して、俺は奴らにだけは負けたくなかった。
夕方。ジョンは俺をベッドの上に寝かせた。
「これから何が起こっても絶対に気持ちだけは負けないで下さい、お兄さん」
ジョンの言葉に俺は強く頷いた。
気持ちだけなら俺は絶対にあんな奴らに負けない。
ジョンは時計を見ながら、深呼吸をすると「そろそろですね」と言った。
「お兄さん、次に俺の携帯が鳴った時が合図です。
俺は一気にお兄さんに侵入します。
恐らく後ろ盾を失った女は、激しく暴れるはずです。
俺がお兄さんの所に辿り着くまで持ち堪えて下さい」
俺はジョンの手を握った。
「信じているからな」
ジョンは真っ直ぐに俺を見つめながら頷いた。
その瞬間、ジョンの携帯の着信音が部屋中に響き渡った。


749 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 00:31:06 ID:qZIUwfy00]
>>747

そっか残念。
でも楽しめたッス。お疲れさまス。

750 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:31:12 ID:3gg3iCq70]
>>746
いいじゃないか。続けても。
お前があれ以上に面白い事を書くのなら、別だが。

751 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:31:26 ID:j0e1jDQW0]
気が付くと俺は、見覚えの無い洋館らしき建物の中で
木製の椅子に座らされ、縛り付けられていた。
目の前には下った階段が見える。
俺は建物の中を見渡した。どこも古びた感じがする。
洋館の内部には夢の中のような違和感が在った。確かに以前より弱い。
俺はゆっくりと眼を閉じた。ジョンが俺を助けてくれる。そう信じていた。
俺の後方に人の気配を感じた。
「キチガイ女か?」
俺は問いかけた。
すると後方の人の気配は、這うように俺の首に腕を巻きつけてきた。
俺は確信した。キチガイ女だ。
「お前が何故こんなことをするのか、今はもうどうでもいい。
 俺はお前から逃げることばかりを考えてきた。本当に怖かった。
 でも、俺はもう一人じゃない。親友が出来た。
 もう、お前は怖くない」
キチガイ女は、強く俺を抱きしめた。
「一緒に居たい…」
俺は頭を横に振った。
「俺は生きている。お前は死んでいる。この差は絶対に埋まらない。
 お前には、お前の欲望があるのかもしれない。
 俺はそれに応える訳にはいかない。俺は生きたいんだ」
俺とキチガイ女の間に静寂が流れる。
キチガイ女は俺に抱きついたまま、静かに泣いていた。


752 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:32:08 ID:j0e1jDQW0]
泣いているキチガイ女に以前のような気味の悪さは無かった。
キチガイ女の声は、前に聞いた声と変わらない。
確かにキチガイ女だった。
それでも不思議なくらいに以前とは印象が違う。
俺は不思議だった。後ろ盾を失って暴れるかと思いきや
キチガイ女は俺に抱きつき、静かに泣いている。
「お前…もしかして…」
俺はそこまで言って言葉を呑んだ。俺にはその先の言葉が言えなかった。
その時、洋館の玄関が静かに開く。
そこにはジョンが居た。
「お兄さん、迎えに来ました」
ジョンはそう言うと階段を昇り、キチガイ女を睨む。
キチガイ女は何もすることなく、俺からゆっくり離れると
ジョンを素通りして階段を静かに降りていった。
階段の下で立ち止ったキチガイ女は、ゆっくりと振り返り、俺を見つめた。
女の顔に俺は驚いた。
以前のような禍々しさは無く、キレイな顔だった。
今までとは違う、少女のような切なく悲しい表情が俺の眼に焼き付いた。
女は踵を返し、振り返ることなく玄関の向こう側に消えていった。
「どういうことだ、あの女…」
俺は呟いた。想像した展開とはあまりにも違う幕切れだった。
「あの女の後ろ盾も、あの3人も消えていなくなりました。
 もう勝ち目は無いと諦めたのでしょう。
 あの女もお兄さんの中から完全に消えました。俺たちの勝ちです」
ジョンは、この戦いの勝利宣言をした。しかし俺の中に歓喜の感情は無かった。


753 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:32:09 ID:04qsNwbd0]
釣り神様ktkr
つーかプラシーボ効果のやつってマジレスなの?
ここの住人だと思ってたw

754 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:32:49 ID:j0e1jDQW0]
俺を椅子に縛り付けていた拘束具をジョンは外した。
椅子から立ち上がった俺の体は、不思議なくらいに軽かった。
俺とジョンは連れ添い、ゆっくりと階段を降りた。
玄関の先には眩しい程に光が降り注いでいた。まるで希望の光だ。
俺たちは玄関の向こう側に進んだ。
その時、俺の視界の端に人影が見えた。
振り返ったその先には、俺の良く知る人物が立っていた。
「親父…」
親父は静かに頷くと、本当に優しく微笑んだ。
俺の眼からは止め処も無く涙が溢れた。親父の優しい笑顔に涙が止まらなかった。
俺は親父の前で子供のように号泣した。本当に子供のように…。
「お兄さん」
俺はジョンに呼ばれて目覚めた。
地上20階に位置する豪華なホテルの部屋。俺たちは戻ってきた。
「ああ…、長いこと悪い夢を見ていた気分だ。
 でも…最後は良かったよ…。ジョン、ありがとうな」
「いえ、俺だけじゃありません。社長や親父さんも頑張りました。勿論、お兄さんも。
 あの囮作戦の時、お兄さんは敵の手から逃れる為にビルから飛び降りましたよね。
 現実じゃないと判っていても、あんなことを普通は出来ません。
 しかも、敵の本丸に向かって啖呵まで切って。
その、お兄さんの勇気があればこそですよ」
「いや、俺は…」
そう言って俺は黙り込んだ。俺は一人だったら、とっくに死んでいた。
そして、今も情けないことを考えていた。




755 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:33:30 ID:j0e1jDQW0]
「なあ、ジョン。あの女のことなんだが…」
ジョンは俺にコーヒーを差し出した。
「言いたいことは判ります。最後に俺もあの女に侵入しましたから…。
でも、気にしないで下さい。全部、終わったんです」
俺はコーヒーを飲みながら、窓の外に広がる夜景を眺めた。
切ない思いを振り切るように、俺は夜景を眼に焼き付けた。
その後、俺は安堵からか、高熱を出し、病院に緊急入院した。
3日間程、高熱に苦しんだ後、俺は奇跡的な回復を遂げ
折れていた左腕の骨も、医者が眼を丸くする程の速さで回復した。
最悪だった体調も完全に復調し、俺は以前の健康な体を取り戻した。
入院中、ジョンが何度も見舞いに来てくれた。
こいつは本当に良い奴だ。
最悪と言える騒動の中で、ジョンと出会えたことだけは神に感謝したい。
後日、俺は改めて社長にお礼を言いに行った。
相変わらずのヒステリックぶりで俺が感謝の言葉を述べると
『感謝の言葉より感謝の金をよこせ!』
と言ってきた。ある意味、予想通りだったので問題はない。
それから社長に『絶対に父親の墓参りに行けよ』と言われた。
俺は久しぶりに、家族揃って親父の墓参りに行った。


756 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:33:56 ID:fgY/XJqM0]
長い話に耐性のないゆとりが多いことw

757 名前: ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:37:12 ID:g8Q8PpsBO]
PCが規制された。
どうしたら良い?

758 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:38:10 ID:IdvQp7Pv0]
>>757
連投規制なら15分か20分くらい空ければかける様になる。
あるいはID変えるか。

759 名前: ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:40:26 ID:g8Q8PpsBO]
>758
ありがとう。
待ってみる。

760 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:40:39 ID:fgzZd2bjO]
>>753
ここの住人かもしんないけど、俺はマジレスに思えたんだよね
ここの住人だったら申し訳ないなぁ

761 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:42:14 ID:3dnz5/EC0]
ジョン&俺のストーリー。とても面白かったよ〜。
前スレからの続きなのかな?
まとめられたら初めから読むよ〜。

762 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:42:30 ID:ZQf7YzxFO]
お兄さんは探偵社に就職決定?

763 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:43:01 ID:YOAiemQyO]
釣り神様撃沈wwwwwwww

764 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:43:19 ID:fgzZd2bjO]
>>757
面白かった!乙!
と思ったけど、その感じだとまだ続きがあんのかな?
他のスレだか板に書き込めば連投規制は外れるって聞いた事ある気がする
間違ってたらスマン



765 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:45:56 ID:rmH3ttZ+O]
>>757
面白かったよ!ありがとう。

766 名前: ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:46:21 ID:g8Q8PpsBO]
>764
まだ続きが2編ある。
他スレの書き込みか。
試しにやってみるよ。
ありがとう。

767 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:46:38 ID:3dnz5/EC0]
>>757
ルーターとかモデムを一旦切って、
しばらくまってから電源を入れなおしたりすると、
IDが変わってまた書けるようになる場合もあるみたいだよ。

768 名前:◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:47:18 ID:j0e1jDQW0]
久しぶりに来た親父の墓は土埃で汚れていた。
俺は予め用意していた掃除用具を取り出し、念入りに親父の墓を磨いた。
「家族を助けてくれて、ありがとう。守ってくれて、ありがとう」
そんな気持ちを込めて念入りに磨いた。
母も姉も必死に墓を磨く俺を眺めて、何故そんなに一生懸命に磨くのかと
不思議そうにしていた。
俺は母と姉の二人にも掃除道具を渡し、墓磨きに協力してもらった。
心なしか、親父の笑い声が聞こえた気がした。
その後、俺たちは家族でレストランに入った。
久しぶりの家族団欒だった。
食後に俺はトイレに入った。入り口を開け、トイレの中に入る。
そこは、ビルの屋上だった。
驚いた俺は周囲を見渡す。
俺の視線の先には、あの騒動の本丸の男がフェンスに寄りかかりながら
タバコを咥えていた。
「よお」
気軽な挨拶をすると男は俺に近づく。
「俺に近付くんじゃねぇ!!」
俺は怒鳴った。
「はは、怖いねぇ。そんなに怒鳴るなよ。なにも危害を加える気はねぇよ」
男は尚も俺に近づく。
「なんのつもりだ!?いったい、何しに来た!?」
怒鳴る俺を無視して男は俺の眼前に立つと、思いがけない言葉を発した。
「事の顛末を知りたくないか?」


769 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:48:01 ID:IdvQp7Pv0]
>>767
しかし、それをやると串規制に引っかかってまる一日書けなくなる
可能性もある諸刃の剣w

770 名前: ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 00:49:02 ID:g8Q8PpsBO]
ああ、書けたわ。
次はもうちょっと間を開けてから書き込む。
今日の内に終わらせたい。

771 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:50:06 ID:IdvQp7Pv0]
>>770
連投規制は7か8レスくらいやらないと引っかからないのと、
他に書き込みが多数あれば連投にはならないから大丈夫かと。

772 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:50:11 ID:04qsNwbd0]
>>760
最後のレスにもそれっぽいこと書かれてなかった。
どうやらマジでマジレスっぽいw

もうあれだ。土地神様ここの反応見て楽しんでるだろw
「うわっこいつら俺のこと釣ったつもりでいるよwww」
って感じでww

773 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 00:51:00 ID:UG60HMBz0]
氏ね

774 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:51:57 ID:Hi23EeGZ0]
    , - 、  オバケダゾー
  ヽ/ 'A`)ノ  . - 、
   {  /   、('A` }ノ ヒャー
   ヽj     )_ノ




775 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 00:54:13 ID:Hn/p3F2C0]
 |:::::ヽ|/::::::::::::::::::::::
|" ̄ ゙゙̄`ヽ、:::::::::::::::::::::
|,ノ   \ ヽ:::ヽ|/::::::::::::::::::::
|(●) (●) | ̄ ̄`ヽ、:::::::: うわぁぁぁぁ・・・
|/ ̄⌒ ̄ヽ |ノ   \ヽ::::::::::
| .l~ ̄~ヽ |  |(●) (●)i:::::::::
|  ̄~ ̄ ノ´ |/ ̄⌒ ̄ヽ | :::::::
|  ̄ ̄    | | .l~ ̄~ヽ | | ::::::
|        | ヽ  ̄~ ̄ ノ |

776 名前:911 mailto:sage [2009/06/18(木) 01:05:20 ID:Hi23EeGZ0]
寝そうだよ

777 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:05:57 ID:3dnz5/EC0]
>>770
よろしく頼むよぅ。 >今日の内
これだけ途中にほかの人の書き込みが混じってれば大丈夫でしょ。

778 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:07:28 ID:fgzZd2bjO]
おーわり
これで悪研者に逆に釣られてたらウンコ漏らしてしまいそうwwwww

779 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:08:22 ID:gNS8NdHH0]
「事の顛末を知りたくないか?」

・・・知りたいです!!!!wktk

780 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:14:16 ID:Hi23EeGZ0]
ぬるぽ

781 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 01:15:22 ID:qZIUwfy00]
>>778

悪研者スネちゃったよ
今頃怒り心頭でウンコ漏らしてるかもしれん


782 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:16:00 ID:3dnz5/EC0]
>>770
今日の内って、ひょっとして時間が変わったから明日の朝とか明日の夜とかも含むのかな?
もう寝た方がいいかな?

783 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:16:35 ID:Hi23EeGZ0]

            +   +
       +  +   ∧_∧  +
           + (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
         +   (0゚∪ ∪ +
             と__)__) +
     / ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄l +
   / ̄ ̄ ̄ ̄ /三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i、 ̄ ̄ ̄ i、
  / ̄ ̄ ̄ ̄ _/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄', ̄ ̄ ̄ ̄l
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄',三二二ニl   +
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

           ワクテカ文明 (B.C.8000年頃)


784 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:18:25 ID:TNILt9020]
◆lWKWoo9iYU
久しぶりにめちゃくちゃ怖ええ
マジで眠れなくなる



785 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:19:44 ID:fgzZd2bjO]
>>772
ななめ60度はやっぱり本気で釣られてたみたいだなwww

786 名前:顛末 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 01:19:48 ID:j0e1jDQW0]
「事の顛末だと?」
男は俺を嘲るように微笑んだ。
「心配するな。あのオカマ社長の許可は取ってあるよ」
男は俺の胸に拳を当てた。
すると男の拳は何の手応えも無く、俺の体をすり抜けた。
「ほらな。俺からお前に何かすることは出来ないんだよ。
 あのオカマにお前は完全にガードされているし
 俺もあのオカマに能力の根源を握られている。
 今の俺はオカマに金玉抜かれた腑抜けなんだよ」
俺は後ずさりをした。
「俺に何を聞かせたい?」
男はどこからか椅子を取り出し、腰掛けた。
「さっきも言ったろ?事の顛末さ。
 どうして俺と妹がお前を狙ったのか。何故、殺そうとしたのか。
 お前には聞く権利があるんだよ」
確証は無かったが、男に害意はないように思えた。
確かに俺も、この騒動の動機と理由が知りたい。
俺の心にある霧の正体が知りたかった。
「判った。なら聞かせてくれ。事の顛末を」
「そうこなくちゃな。わざわざ、来た甲斐が無い」
そう言うと男はタバコを地面に捨て、足で揉み消した。


787 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:20:19 ID:MwKBgJdy0]
>>726
>悪霊は自身の感情や意志に依存して存在し
 守護霊は温かい記憶に依存して存在します。

この解釈はおもしろいな
前記の「思いやりがなくなることで守護が弱くなる」ってのとも通じる
まさしく、情けは人のためならずだな

788 名前:顛末 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 01:20:30 ID:j0e1jDQW0]
「初めにお前に出会ったのは、お前がバイクで小樽に来たときだ。
 確かツーリングだっけ?お前はそれをやりに来たんだ。
 俺はたまたま小樽に用が有って来ていた。
その時、妹の奈々子がお前に目をつけたんだ。
 何故なら、お前が奈々子にとって羨ましい存在だったからだ。
 まるで光に群がる虫のように奈々子はお前に惹き寄せられた」
俺は困惑した。
「何故、俺なんだ?俺の何が羨ましかったんだ?」
「お前の中に温かい家族の繋がりが見えたのさ。
それが奈々子には心底、羨ましかった。
俺たちの家族はな、言っちゃ何だが、クソの肥溜めそのものだった。
特に奈々子は生前、そうとう、あのクソ親父に責められた。
口に出すのもおぞましいぜ。実の父親が娘を性の対象にするなんてよ。
しかも親父は極端なサドでよ。ひでぇもんだった。
だが、俺も人のことは言えねぇ。苦しむ妹を、見て見ないふりしたんだからな。
母親はとっくの昔に死んで居なかった。
だから妹にとっちゃ、俺は唯一の頼りだったんだ。それを俺は見捨てた。
面倒臭かったんだよ、正直、言って。俺にはどうでもいいことだった。
奈々子にとっては絶望的だったろうよ。アイツは一人で警察に行き、助けを求めた」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
俺は男の話を遮った。
「気持ち悪くなったか?そうだろうな。クソの肥溜めの話だ。無理も無い」
男はポケットからタバコを取り出し、口に咥えた。
さっきまで人を嘲るように笑っていた男の顔は、深海のような冷たい表情だった。
話の内容よりも俺は、この男の表情に恐怖を感じていた。


789 名前:顛末 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 01:21:10 ID:j0e1jDQW0]
「いいか?続けるぜ?」
俺は無言で頷いた。なるべく男の顔を見ないように気を付けた。
「奈々子は警察に助けを求めたが、全て無視された。
 親父はクソだが、精神科医としてはエリートだった。
 警察にも協力していたし、署の幹部とも仲が良かった。
 奈々子は対応した警察官に、人格ごと全てを否定されて追い返されたんだよ。
 更に絶望した奈々子は遂に精神を病んで精神病院に入院した。
 しかも、親父の病院にな。
 そこでも奈々子は酷い扱いを受けた。
警察に訴えた奈々子を親父は許さなかった。
奈々子の担当の看護師に言いつけて、奈々子を毎日のように暴行させた。
信じられるか?それをやらしたのが実の父親なんだぜ?
そして奈々子は自殺した。どこからか持って来たロープで首を吊ってな。
そこで俺は初めて泣いたよ」
黙って俺は男の話を聞いていた。
男の家族と俺の家族。まるで正反対の家族だった。
「奈々子は自殺した後、この世を彷徨い、俺の所に来た。
 奈々子には才能はあったが、俺のような能力はなかった。
 だから、俺に復讐の話を持ちかけたんだ。俺に協力しろってな。
 勿論、それを俺は断ることも出来た。
だが、俺は奈々子が死んでから、初めて気付いた感情に逆らえなかった。
俺は奈々子を愛していた。自分勝手な話だがな」


790 名前:顛末 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 01:21:58 ID:j0e1jDQW0]
「俺は奈々子に協力し、親父と警察官、それと看護師を殺した。
俺はそれで奈々子が満足すると思っていた。
だが、それは違った。
俺は霊というものに対する知識を中途半端に持っていたに過ぎない。
どんなに復讐を遂げても奈々子はもう死んでいる。
俺の目の前に居る悪霊と化した奈々子は奈々子であって奈々子じゃない。
ただの情念の塊だ。情念の塊が満足して消えることなんて絶対に無い。
俺は落胆したよ。
親父も含めて3人も殺したのに、ただ奈々子の形をした悪霊が増大しただけだった。
そんな時にお前が現れた。
ただの復讐の情念の塊だったはずの奈々子が、お前に魅かれた。
俺にとっては驚きだったよ。もしかしたら、と変な希望まで持っちまった。
だが、奈々子は死んでいる。普通の生き人とは一緒に居られない」
「それで俺を殺そうと思ったのか?ふざけるな」
「ああ、今、思えば愚かもいい所だ。だが、俺にとっては希望だった。
 お前と居れば奈々子は奈々子として戻れるんじゃないか、とな」
男の話に俺は納得がいかなかった。
「ただ、殺すだけなら、お前には何時でも俺を殺すことは出来たはずだ。
 何故、すぐにやらなかった?何故、あんな回りくどいことをする?」
俺は男に問いただした。男の表情に変化はない。
「単純に、すぐに殺しても霊はこの世に留まらない。すぐに消えてしまう。
 苦しめて、追い詰めて、不条理を与えることで
霊はこの世に強い情念を残し、長く留まる。
お前には未来永劫、奈々子と一緒に居て欲しかった」
男の言葉に俺は全身が震えた。


791 名前:顛末 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 01:22:43 ID:j0e1jDQW0]
「北海道から帰ったお前は交通事故を起こし、重症を負った。
 あれも俺の仕業だ。
 お前の会社の人事部長の脳に侵入して、解雇通知を書かせたのも俺だ。
 左腕の骨折だけ治りが遅かっただろ?あれも俺だ。
 その他諸々。お前には色々、仕掛けたな」
俺は震える拳を押さえた。
「殴っても良いんだぜ?そこで我慢するのは元サラリーマンの悲しい性か?」
俺は男の左頬を全力で殴った。男は椅子から転げ落ち、地面に平伏した。
「まあ、一発くらいは殴らせないとな…」
男はそう言うと椅子を元の位置に戻し、再び腰掛けた。
俺は怒りで全身が熱くなっていた。
「落ち着けってのは無理な話かもしれないが、話は最後まで聞け。
 俺はお前に感謝しているんだ」
「感謝だと!?」
「最後にお前が奈々子と一緒に居たときの話だ。
 あの時、俺はオカマの部下に押さえつけられ、床に平伏していた。
事の終わりを見届けろとオカマに言われ、俺はお前たちを見ていた。
あの時…、俺は眼前の光景に我が眼を疑った。俺は奇跡を見ていた。
ただの復讐の情念の塊だった奈々子はそこには居なかった。
お前も見ただろ?あの奈々子が本当の奈々子だ。生前の頃の奈々子だったんだ。
 アイツはただの、か弱い女だった。あれが本当の奈々子の姿だったんだ。
 俺は泣いた。奇跡を前に俺は子供のように泣く事しか出来なかった。
 最初は光に群がる虫のように奈々子は、お前に魅かれただけだった。
 それが何時しか、本当にお前のことを好きになっちまっていたんだ」


792 名前:顛末 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 01:23:34 ID:j0e1jDQW0]
俺は震える拳を降ろし、黙り込んだ。
「お前も薄々、気付いていたんじゃないか?」
そう言う男の顔からは、深海のような冷たさが消えていた。
最後に見た、あの女の顔を俺は思い出していた。
気が付くと俺の眼からは涙が流れていた。
「泣いてくれるのか?」
男はそう言うと静かに俯いた。
「お前は優しい男だな。あんな事をした奈々子のために泣いてくれるなんてよ。
 お前は本当にしぶとい奴だった。俺はお前の勇気に驚かされ続けたよ。
 そして、家族の愛情に恵まれた、優しい男だ。
 今なら奈々子の気持ちが俺にも判る。俺たちは愛情に飢えていた。
 本当にお前が羨ましい。
 奈々子は生前、誰かを好きになることなんて一度もなかった。
 こんな形じゃなく、奈々子が生きている間にお前と出会えていたら…。
 お前のように俺にも勇気があれば、こんなことにはならなかった」
俺は泣いた。あの女を思い、泣いていた。
あの女は敵だ。あの女が俺に何をしたのかは忘れない。
それでも俺の眼から流れる涙は止まらなかった。
男は椅子から立ち上がると、天を仰いだ。
「俺も奈々子も散々、人を苦しめた。天国には行けねぇ。
 奈々子も地獄に落ちたよ。アイツは生まれ変わっても、また辛い人生を送る。
 でもよ…、もし、お前がアイツに再び、出会ったなら…。その時は…」
男は踵を返し、背を向ける。
「…自分勝手にも程があるか…」
男は静かにうなだれる。その背中には悲しみが色濃く映し出されていた。


793 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 01:24:06 ID:IIMnVZkbQ]
アスパラさん、ここは最後になんかかっこいい言葉で〆てあげたがいいんではw
このままだと土地神様、また変な設定作って逃げちゃうよw
まあ、そこまでやってあげる必要もないわけだけど、せめて楽しませてもらったお礼に更正のきっかけになる素晴らしいやつをさw
何言えばいいかわからんけどw

794 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:32:57 ID:lW+C3lHp0]
物語としては意外と好きかも
主人公がスーパーヒーローじゃないところが
あとそこそこきもちいいラスト?
ちょっと厨二くさいがそういえばそうゆうの好きだったな




795 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:34:14 ID:04qsNwbd0]
>>785
でもあの潔さは結構好きだw

いやー俺も神話が云々とか仏教が云々とか久しぶりに
語っちまったが彼の反応は面白かったww
お疲れですwww


796 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:35:01 ID:fgzZd2bjO]
>>793
色々書こうとしたけど、299レスでスレストかかるみたいで書けなかった(´・ω・`)

797 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:35:20 ID:3dnz5/EC0]
>>792
ひょっとして「◆lWKWoo9iYU = ウニ」さんと同一人物かな?
いや、誰でもいいか…。
文章の読みやすさとか構成がなかなかよかったです。

798 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:38:24 ID:fgzZd2bjO]
>>792
今度こそ乙でいいのかな?
面白かったです

799 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:38:35 ID:Gwkfo/tUO]
>>792
久々に面白かった!乙!

800 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:41:04 ID:i17jmKbi0]
面白かった、乙でした

>>797
むしろ祟られ屋のマサさんシリーズと同じ人かなと思った
こっちも探偵事務所で霊絡みの仕事に関わっていくというシリーズになりそうだ…

801 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:41:07 ID:YOAiemQyO]
1.悪魔研究者
男性 15歳 神奈川
最後に無様な面の独身の残念な方におもろい。

あなた方は、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面、無様な面です。

それだから、無様な独身生活じゃない?

愉快です。

結婚出来ない人間の観察日記。

ハッハハ楽しいなあ、無様な独身君達。

あがけば、無様な独身君達。
2009/06/05(金) 13:52



日本語でwwww

802 名前: ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 01:45:26 ID:g8Q8PpsBO]
悪い。
次でラストだ。
スムースに行くかと思ったが、こんな深夜になっちまった。
付き合ってくれている人には本当に申し訳ないと思う。
すまなかった。

803 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:46:20 ID:1xhh9pAE0]
>>800
俺もこのガッツリくる読み応えは祟られ屋を連想した…

804 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:46:21 ID:jpsLXQgT0]
>>802
すごくのめり込めたから。
愉しんでいる。ありがとうね。



805 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:46:25 ID:rmH3ttZ+O]
>>801
ヤバイwww ガチでオカルトじゃんwwwww

806 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:48:57 ID:fgzZd2bjO]
>>802
今更明日5:30起きなのを思い出したけど面白いからおk

807 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:52:35 ID:J0gI3lp+O]
>>806
同士よw


808 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:52:47 ID:MwKBgJdy0]
>>802
読む方はいつ読むのも自分次第の気楽な立場だから、気にすんな
それよりも続きを書いてくれたことに感謝するぜ
楽しめたよ

809 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:52:54 ID:3dnz5/EC0]
>>800 >>803
割と最近ここのスレを読み始めた新参者なので、
いまはまだ師匠シリーズをちょびちょび読んでる所なんだけど、
もうすぐ「祟られ屋」に入る予定。
そうか、なんだか読むのが楽しみになってきたよ〜。

>>802
まだ寝ないでよかった。


810 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 01:54:25 ID:6w/2XFH00]
危険なプロレス技。 プラム麻里子選手や福田選手が亡くなった時 「危険な技を廃止...
standardstyle4562580さん

危険なプロレス技。

プラム麻里子選手や福田選手が亡くなった時
「危険な技を廃止しよう」という流れになっていたのに、また危険な技が増えている気がします。
プロレスラーの質は落ちているのに、技ばかり危険になり、また大変な事故が起きるんじゃないかと
ハラハラしています。

皆さんはどういうお気持ちでしょうか?


質問日時: 2008/2/4 18:03:05 ケータイからの投稿
解決日時: 2008/2/19 06:51:48
回答数: 2
閲覧数: 6,942

ベストアンサーに選ばれた回答wildsamoan2008さん

ファンやマスコミはともかく、団体や選手の中ではそんな流れに全くなっていなかった。
プラム選手がなくなったのは明け方まで飲んでいて酔ったまま試合に出て受身を取り損ねただけ。
あのときのライガーボムは背中から落とすもので危険技でも何でもなかった。
技をかけた尾崎の方が気の毒。しかし現在ではその尾崎もふくめ酒を飲んでそのまま試合に出てる選手は山ほどいる。男子でも。
福田選手は…、これはちょっとある理由でまだ書けない。どんな暴露的な本にも今まで真相は一度も書かれていない。
でもあと1年くらいしたら書いても問題ない状況になっていると思う。これを知ったらかなりビックリするでしょう。


811 名前:終始 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 01:55:36 ID:j0e1jDQW0]
俺は事の顛末を知った。俺には泣くことしか出来なかった。
男とあの女の悲しい過去。俺の知らない家族の話。
全てが俺の胸に突き刺さり、涙を溢れさせていた。
俺はただただ悲しかった。
「じゃあな」
男はそう言うと俺から離れていく。
「これから、お前はどうする気なんだ?」
俺の問いに男は足を止める。
「俺には初めから守護霊なんてものはいない。
 自分の身は自分で守ってきた。
 だが、俺はもう能力を封印する。
 俺がお前を苦しめたように、今度は俺が苦しむ。
 もう、お前とは会うこともねぇ。
 俺の行き着く先は妹や親父と同じ所さ」
そう言うと男は俺の目の前から消えた。
俺はレストランのトイレに戻ってきていた。


812 名前:終始 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 01:56:17 ID:j0e1jDQW0]
トイレの洗面所で泣き腫らした顔を洗った。
俺はあの男の言葉を思い出していた。
『俺の行き着く先は妹や親父と同じ所さ』
あの家族に救いは訪れないのだろうか。
一度、人は道を外すと元には戻れないのだろうか。
俺は世の無常を感じていた。
トイレから出た俺は家族の待つテーブルに帰ってきた。
幸せな光景。あの家族は、この光景を一度も見たことは無いのだろうか。
俺の胸は切なさでいっぱいだった。
「ちょっとぉ、なにボーとしてるのよ」
姉の声に俺は我に返る。
「ああ、悪い。ちょっと考え事しててさ」
「さっきから、あんたの携帯、鳴りっ放しだったよ。
 なんか、出ても悪いかなぁと思って放置してたけど」
俺は自分の携帯を見た。確かに5件も着信履歴が在る。
相手はジョンの携帯だった。
何の用だろうか。俺はリダイヤルした。
「もしもし。お兄さんですか?」
「ああ、なんだ、ジョン?何回も着信履歴が入っていたけど、急ぎの用事か?」
「いやぁ、俺がお兄さんに対して、急ぎの用事って訳じゃないんですけどね。
 社長が今すぐ事務所に来いって」
「社長が!?」
俺は携帯を切ると家族に謝り、レストランを飛び出した。
社長を待たせること程、怖いことは無い。


813 名前:終始 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 01:56:58 ID:j0e1jDQW0]
全力で走り抜け、俺は社長の待つ、探偵事務所に辿り着いた。
「ご…御用件は…はぁ…はぁ…なんですか、社長…はぁ…はぁ」
社長はタバコを灰皿に押し付けた。
「はぁはぁ、気持ちが悪い!先ず、呼吸を整えろ、馬鹿!」
俺の目の前に一杯の水が差し出された。
「お兄さん、飲んでください」
ジョンだった。
「ああ…、ありがとう。ジョン」
ジョンは優しく微笑んだ。
ジョンのくれた水を俺は一気に飲み干し、呼吸を整えた。
「良いか?とりあえず、この書類に眼を通せ」
社長の差し出した書類を俺は見た。
そこには内定通知書と書かれていた。
「これは…、なんですか、社長?」
俺は唐突な書類の内容に戸惑った。
「見て判らないか?お前を我が社に採用すると言っているのだ。
 お前は未だに無職なのだろう?私がお前を雇ってやる」
社長の言葉に驚いた俺はジョンの顔を見る。
ジョンは笑顔でサムズアップをしていた。


814 名前:終始 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 01:57:39 ID:j0e1jDQW0]
「え!?いや、嬉しい!けど…。ど、どういうことですか、社長?突然で…」
「戸惑っているのか?」
社長は妖しく微笑む。
「実を言うとな。お前の敵だった、あの男に頼まれたのだ」
「あの男に!?」
俺は驚いた。あの男が社長に頼みごとを?
「私も驚いたよ。我が社の口座にいきなり1000万円も振り込んで
 お前を雇ってくれと頼み込んできた。
 せめてもの罪滅ぼしとでも思ったのか。それともお前が気に入ったのか。
 1000万円もあれば、どんなペーペーでも一流に育つ。
 私は快諾したよ。その気持ちを受け取るかどうかは、お前次第だがな」
俺は迷うことなく「御願いします」と言い頭を下げた。
「お前には霊能の才能が欠片しかないから、探偵として雇うことになる。
 言っとくが、甘くは無いぞ。覚悟しておけよ?」
そう言うと社長は微笑んだ。ジョンも笑っていた。
俺は探偵として生きていくことを決めた。




815 名前:終始 ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 01:58:20 ID:j0e1jDQW0]
俺の物語はここで終わる。
探偵として歩み始めた俺には様々な出来事が起きる。
でも、それはクライアントの物語。
守秘義務の関係上、これ以上は書けない。
あの騒動で俺は強くなった気がする。
今でも時折、あの女のことを思い出す。
あの女は今も、どこかで苦しんでいるのだろうか?
もし、再びアイツと出会ったなら…俺はその時…
アイツを助けてやりたいと思う。


816 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 01:59:53 ID:4uBQD8WD0]
俺も霊界探偵になりたいぜ
誰か雇ってくれないかな

817 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:00:22 ID:3dnz5/EC0]
◆lWKWoo9iYU さんお疲れ様です。
最後ビシッと締った感じで寝ないで待ってて良かった。

818 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:02:04 ID:rmH3ttZ+O]
>>815
夢中で読んだ。お疲れ様です。楽しかったよ。投下してくれて、ありがとう。

819 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 02:02:44 ID:J0gI3lp+O]
ぬぁー乙でしたー!!!!
引き込まれるような文章でとても面白かったです
起きてて良かったー

820 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:04:42 ID:jpsLXQgT0]
有難うございます。
有難うございます。
有難うございます。
大事な事なんで三回繰り返しました。
読後感が爽やかだよね〜。

821 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:07:58 ID:i17jmKbi0]
ありがとうございました!
起きていて良かった
また楽しみなシリーズが増えました
これからも気が向いたら投下してくださいね
よろしくお願いします

822 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 02:10:32 ID:IIMnVZkbQ]
悪研者、相当きてるね…
なんか言ってあげたいけどどうにもならないかw
ここ見てる感じもするし、一言添えてみよう

人を呪わばなんたらかんたらって言うように
自分が他に取る行動はそのまま自分に戻ってくるもんよ
後、悪研者くんのやった事は大なり小なり誰もが経験する事でもあるので
逆にこれをネタにして笑いを取るといいよw
自分の痛い経験を笑えるようになれば悪魔wとかより相当強くなれると思われw
最後にスレ汚しスマソw

823 名前: ◆lWKWoo9iYU mailto:sage [2009/06/18(木) 02:11:00 ID:g8Q8PpsBO]
正直、大迷惑かと思ったが、こんなに楽しんで貰えて、心底嬉しい。
途中で書かれていたが、俺はウニでも祟り屋でもない。
書くのは、これが最初。
そして最後だ。
もう会うこともないと思うが、お前たちが俺の物語を楽しんでくれたことに心底感謝する。

824 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:12:54 ID:3cpo97mq0]
最初で最後というのはもったいない。
もし気が変わったらまた書いてください。
本当に面白かった。乙!



825 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 02:13:40 ID:qM6fb8O30]
よくわからんが、お疲れ!

826 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:15:11 ID:i17jmKbi0]
>>823
そっか、残念
うん、マサさんシリーズの作者じゃないことは>>823で解った
マサさんは祟り屋ではなくて祟られ屋だw
作者なら間違えないだろう

もし気が変わったら、別の話でまた会おう

827 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 02:15:23 ID:UG60HMBz0]
もうこないでくれ
まじで。

828 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:16:51 ID:3dnz5/EC0]
大丈夫。
これだけの文才があれば、
またいずれ書きたいネタがまとまった時に投下せずにはいられないはずだ。
俺はそう思う。

829 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:17:10 ID:rmH3ttZ+O]
>>823
気が向いたらで良いので、また投下して下さい。あなたに会えて良かったです。
お疲れ様でした!

830 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:21:59 ID:YOAiemQyO]
>>827
ラノベは大抵熱心な信者が憑くのでオススメ

831 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:25:00 ID:lW+C3lHp0]
おもしろかった

また書いてな

832 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:29:21 ID:ZQf7YzxFO]
>>823
えっ!今日の話はプロローグでしょ?
もうジョンに会えないのは淋しいな…

833 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:30:32 ID:fgzZd2bjO]
>>823
最後ってのはちょっと悲しいがマジで楽しかったよ

834 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:40:06 ID:7ecTLR6T0]
>>823
もっと読みたいと思いました
おもしろかったです



835 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:47:08 ID:ca7Ius5g0]
>>823
おもしろかったです
夢中で読んでました!
本当におつかれさまです

836 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:49:06 ID:XIc6S4nT0]
おつかれさま。
おもしろかったよ。

最初の話で「なんだよ!夢オチかよ!」なんて思ってた時期がありました…

こんな長編だったとはー

乙でした。

837 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:55:02 ID:dv2kxx380]
>>823
ゾクゾクした
おつかれさまでした

838 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 02:56:42 ID:pnebWukq0]
>>823
やっと追いついたと思ったら終わってしまったorz
面白かったです!
いつかまた話を聞ける日を信じて、楽しみにしていますw

839 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 03:02:56 ID:ZJwpl7NH0]
◆lWKWoo9iYU、怖くて沁みる話でした。
ありがとう!

840 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 03:33:25 ID:CanbWKAO0]
>>839
要点だけかいつまんで頼みます。

841 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 03:34:10 ID:hOqo6xCBO]
>>816
子供助けて、予想外の死を迎えれば行けんじゃね?

842 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 03:42:20 ID:dp4DYI/F0]
おもしろかた
ただ「ヘイ!!〜」の一文から俺の中で男が↓で固定化された

      ,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
       ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
        ゙、';|i,!  'i i"i,       、__人_从_人__/し、_人_入
         `、||i |i i l|,      、_)
          ',||i }i | ;,〃,,     _) ヘイ!!確かにここは現実じゃねえけどよ!!
          .}.|||| | ! l-'~、ミ    `)
         ,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ   '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
        .{/゙'、}|||//  .i| };;;ミ
        Y,;-   ー、  .i|,];;彡
        iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
        {  く;ァソ  '';;,;'' ゙};;彡ミ
         ゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ   _,,__
          ゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
 ;;;;;;;;''''/_  / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
'''''  ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/

843 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 03:53:50 ID:fgY/XJqM0]
ジョン「アッーーーー!!!」

844 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 03:57:09 ID:04qsNwbd0]
悪魔研究者様のウェブ魚拓
s04.megalodon.jp/2009-0618-0254-48/a.locoboard.net/thread.php?id=kowabana&no=92
s04.megalodon.jp/2009-0618-0246-57/a.locoboard.net/thread.php?id=kowabana&no=92&x=uno&o=1-300
1の書き換え前のレスがないのが悔やまれるが・・・
誰かまとめてニコニコにでも上げてくれないかなw



845 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 04:17:31 ID:sx+bT+hc0]
ジョンおもろかった

てかそれでちょっと思いだしてこわかた「ドッペルゲンガー」

誰も経験してるよね?「こないだ、お前○●いたよね。」て知り合いからゆわれて、
でも実際はそんなとこ行ってない、的な。
そんなん俺的にはしょっちゅうで、言われても「又か」
くらいにしか思ってなかったんだけど、最近になってまた、「今●●に居たやろ〜」って
友達に言われだして、それが一人とかじゃなくて、
「そんなに俺に似とる奴おるんか」て思ってた。
で、今まで言われたことある時期を思い出してたら、
そんな事言われてた時って、大体事故ったり、仕事でえらい目にあったりしてたて思いだした。
言われない時期は特に何もなく、言われるときはホント嫌なことばかり続いてたなって。

最近もすごく「こないだ○○に居たね」って言われる。
最近はロクなことない・・・・
これって関係あんのかな?

ちなみに、俺のそっくりさんの目撃情報は、段々俺の生息地域に
近づいて来てんのがマジで鬱

前も近づいて来てたんだけど、前んときはそのうち
目撃情報もなくなったんだけど今回もそれを願う('A`)

846 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 04:46:57 ID:wR8dRxGIO]
おつかれ、海産物のみんな。

847 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 04:54:18 ID:wJt+6D6g0]
話の内容、展開、最後の結び、本当に読んで良かったです。
どうもありがとうございました。

848 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 05:03:29 ID:vhAiaCQ3O]
ある虫の抽出液を目にかけると瞳が青色になる

849 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 05:33:34 ID:K0QGEtEM0]
>>823
最高によかった。
霊に対しての概念とか斬新だったよ。
また書いて欲しいけど、とりあえず乙でした。

850 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 05:38:21 ID:2I3znFe50]
続きは電撃文庫で

851 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 06:57:23 ID:jafWdCTQO]
アスパラさん乙!!すごく笑わせてもらいました。悪研者顔真っ赤で眠れなかったんじゃねw
イザナミも天照大神も知らんしw

852 名前:時空孔烏 mailto:sex [2009/06/18(木) 07:42:53 ID:T3slh0hzO]
>>816
何を出離!
冷害胆、石になる、るのは、ぼきの、様、な、な紙だけですよ?

853 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 08:54:50 ID:Lyw5311q0]
>>823
面白かったよ。ありがとう!

854 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 09:10:28 ID:udNX3HVj0]
どう贔屓目に見ても全然怖く無いんですけど!




855 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 09:12:59 ID:udNX3HVj0]
◆lWKWoo9iYU 宛て

856 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 09:28:43 ID:tQHymIzW0]
>>823
俺がこんな長文を最後まで読んだのは初めてだ

857 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 09:35:19 ID:/d/1OWVK0]
全然怖くない。厨二病臭すぎる。というか途中笑いそうになったことの方が多い。
ここまで怖くないとスレ違いの域。支持多いのが不思議なくらい。
怖さよりも物語性を重視するなら本気で他の板でやるべき。


858 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 10:25:53 ID:8oMbnS6qO]
道の駅の話で終わってた方がよかったな…

859 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 10:34:02 ID:X2w1p/2l0]
俺はすんげ〜面白く読めたなー

双子の仲良し姉妹wの寝ぼけた基地外ばなしに比べたら
ぜんぜん厨二病とは思えんよ

860 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 10:41:26 ID:0/3riZY30]
つかこの文体と勿体つけた感じどう考えてもウニだろ
勿体つけるだけ勿体つけてオチが微妙なところまでソックリとか

861 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 10:45:02 ID:sEPSVTNb0]
怖い怖くないは個人差あるからしょうがないにしても
ながったるくてきどりくさった小説なんかいらない。
そんなのが読みたかったら他の板いくわ。
せめてシリーズスレでもいけ。

862 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 10:53:14 ID:8oQvJisl0]
◆lWKWoo9iYU
乙。
もう少し推敲を重ねて、人物設定の徹底とか、つじつまが合わない部分の読み直しとか、
てにおはの直しとか、無駄な垂れ流しを無くすとかすれば、ライトノベル並みにはなる。

863 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 10:54:35 ID:G9JnvJ7YO]
※ただし自分には書けない

864 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 11:03:35 ID:uctqZy9WO]
さっき台所で昼飯作ってたら後ろの方から
「おじゃまします〜」って聞こえた
もちろん家に一人だし鍵閉めてたし、誰も来てない
どうぞってまだ言ってないのに勝手にあがってくんな




865 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 11:14:49 ID:JBUMMqiJ0]
この間散歩してて、横断歩道を渡るときにホンダのフィットが、思い切り俺めがけて突っ込んできた。
とっさによけたんだが、よく見たら、運転してたのは携帯で通話しながら運転していたおばはんだった。

その前もバス乗ってたら、どっかの運送屋の車が突っ込んできて、事故にはならなかっただけど
よくみたらその運転手、漫画雑誌を読みながら運転していた。

なんかもう、この国は「  滅  ブ  ベ  シ  」って思った。

866 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 11:16:03 ID:/BXKpZUq0]
前スレにもあったけどラノベっぽい長編ってウケがいいのね。
某監督の「良作が売れないのは困るが駄作が売れるのはもっと困る」の意味が分かる気がする。

867 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 11:17:21 ID:tQAQXJ7o0]
ヒサルキ話していいか?って言った奴どこ行ったんだ?

はよ語れ

868 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 11:20:29 ID:8oQvJisl0]
>>863
うん、あんな文は書けないわ。

869 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 11:33:33 ID:/BXKpZUq0]
>>866
自己レス。
たしか「ゲド戦記」の大ヒットを受けて出た言葉。
「面白さは人それぞれ」というけれど。

870 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 11:51:08 ID:owOe6OlH0]
>>864
「邪魔するんやったら帰ってよ〜」
でおk

871 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 12:16:05 ID:Gwkfo/tUO]
次の話ドゾー

872 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 12:16:47 ID:9Y+DVfnE0]
>>699
思い当たる節があったけど東の方なので違うか・・・

873 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 12:19:25 ID:WiY5gbgu0]
シルバークイーン(メリーさん)の事ならもう街にはいませんよ

874 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 12:48:00 ID:9WnQkfqf0]
冤罪で出てきたジジイのこととかがあるから
コンクリ犯も裁きにくいところがあるんだよね。
冤罪の奴も含まれてるんだよ、きっと。
トーンダウンせずに
検察もしっかりして欲しい。



875 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 12:57:42 ID:VhnpRAGbO]
>>863
そりゃ、あんな嫌がらせみたいにスレを埋める事は普通はしないよ

876 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 13:29:11 ID:CanbWKAO0]
>>863
そうだね、スレの趣旨考えたら書けないね。

877 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 13:29:34 ID:f1Yd1DnF0]
ジョンの人乙カレー
おもしろかたよ

878 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 13:33:57 ID:pnS14Fc60]
また会社でのぬるい話をひとつ

コンサル部の部長は時々ワープするらしい
打ち合わせ中に他の場所で目撃されたり、出張中なのにかかってきた電話に出ていたりと
瞬間移動できる、又は分裂して増えてる、そんな噂があった
別の課で、経理の部署にいる私には、さほど接点が無かった為
自分でワープを目撃したことは無く残念に思っていた

それでも社内で部長を見かけるたびに、気になって観察したりしていた
努力が実ったのか、唯一自分で見た時の話

経理用の伝票束を倉庫から3Fの経理まで運ぼうとした
倉庫は1Fで本来なら階段推奨なんだけど、ダンボールが結構重かったのと
台車を使う事になったので普段は使用しないエレベーターに乗ることにした
ビルは2箇所エレベーターがあって、正面にある来客用と
奥で主に社員が使う古い物
使ったのは古いほうで、狭くて大人3人くらいで息苦しくなるくらい

ビルは6F建、経理は4F、コンサルは6Fにある
古いほうのエレベーターは3階までしか動かない(理由は不明、昔からそうだったらしい
ボタンも3Fまでしかない)

879 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 13:34:58 ID:pnS14Fc60]
エレベーターに乗って、ボタンを押そうとしたときに、例の部長が一緒に乗ってきた
台車と一緒に乗ると狭すぎるので、一度譲ろうとしたんだけど
部長はにっこり笑ってそのまま閉ボタンを押してしまった
おかげで部長は片足を台車の上に乗せるしかなくて、非常に申し訳なかった
エレベーターは古くて、止まる時にガタンと衝撃がある
3Fに到着して、部長を乗せたまま台車をガタンと揺らしてしまった
バランスを崩して、積んだダンボール箱が扉が開くと同時に床に転がった
あわてて先に出て、散らばった伝票束をかき集めてるうちに
部長はそのままエレベーターを閉めてしまった
これ以上、そのエレベーターは上に行けないのに、なんで降りなかったのか不思議だった

もう一つ不思議なのは、台車の上にダンボールを3箱積んでいて、その前に部長の
足があって、ダンボール支えていたはず
部長が足をどけないとダンボールは崩れないはずだった
私が降りようと「すみません」と声を掛けたときにすっとどけたのを見たんだけど

戻ると経理の課長は会議に出てて、いなかった
その会議は3ヶ月毎に行われる、全部署課長以上+営業+重役で行われるもので
もちろんコンサルの部長も出席しているはず
昼休みに営業の同期に聞くと、やっぱり部長は出席していた
一度休憩を挟んだらしいけど、私が倉庫に行っていた時間とは違う
それに重役クラスは来客用のエレベーターを使うのが常
(部長だけど外部からの引き抜きで来て貰ったため、扱いは重役レベル)

その話を同僚にして、部長増殖説のほうが有力になった



880 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 13:36:51 ID:pnS14Fc60]
ぬるい話ですみません
会社は古くて、本社な為、人数はかなり居ます
人が多いとそれなりに変な話も多いのです
使っているビルがかなり古いせいか、結構色んな話があります
私の話が怖くないのは、そんな目にあったらすでに辞めているからです
在籍6年目、もう少し頑張る予定

881 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 13:50:12 ID:XEh0bdPd0]

面白かった
そのドッペルもどき、いろいろ手助けしてくれているんだね
そのビルに棲みついた何かが、自分も仕事がしたくて、部長の姿を借りて現れたのかな?

882 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 14:21:47 ID:owOe6OlH0]

本物の部長と成り代わる為に時々出没しては怪しまれないかテストしてるんだな


883 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 15:07:23 ID:cQdCvmts0]
>>823 亀だが乙
前スレの分読めなかったが、どこかで読める?


884 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 15:24:04 ID:w6/WN8aS0]
悪研者スレのカレーパンのクダリが最高wwwwwww





885 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 15:28:51 ID:eXN+yXZ70]
>>780
ガッ!

886 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 15:43:13 ID:YOAiemQyO]
>>884
どんだけカレーパンに興味津々なわけ

887 名前:自分孔烏 mailto:anr [2009/06/18(木) 15:53:10 ID:T3slh0hzO]
せ、せ、るでひ、バキッきやら…めてのいはしな?
れれあ…
見んか!

888 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 16:13:01 ID:R+r0BLqX0]
>>878-880
面白い話だね。乙。

前に「本当にあった怖い話」だったかなにかで読んだ話を思い出したよ。
会社で働く外人さんが、ストレスを感じると増殖して
あちこちで目撃される、って内容。
最後お国に帰る時、飛行機が大の苦手だった彼を心配しながら見送る語り手。
案の定飛行機はなかなか出発しなかった・・・って話だったかな。

889 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 16:30:09 ID:Fnd2S0Cy0]
いくら役員といえども自分のせいでダンボール崩れたのにシカトってひどすぎ。

890 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 16:35:36 ID:AwZIm1Dj0]
>>889
いやだからそれって役員じゃなくて、ドッペルだか役員に化けた何かってことでは?
ドッペルひどいと非難するならまだ解るが

891 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 16:39:03 ID:AwZIm1Dj0]
それとどうも、ドッペルのせいでダンボールが崩れたと言い難いような…
エレベータが到着して揺れた衝撃のせいだし、
ドッペルはむしろ崩れないよう押さえてくれていたような
一緒に拾ってくれなかったのがひどいとは言えるのかもしれないが
ドッペルに手伝ってもらうのも微妙

892 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 17:16:14 ID:LPVrmquf0]
小泉元総理もワープして麻生総理にびっくりされてたね。

893 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 18:01:02 ID:8oQvJisl0]
>>891
扉の前に居たから、支える形になっていたってだけだろ?
それなのに崩れた。→段ボールは素通りしたのか?→私が通る時には避けてくれたよな?→あれ?

894 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 18:27:57 ID:Hi23EeGZ0]
おしりがかゆい



895 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 20:21:22 ID:DqI7orSwO]
>>894

面白いと思ってやってるの(´・ω・`)?

896 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 20:43:03 ID:eQRXcA630]
突然だが、纏めサイトにある話のなかでお前らのお勧め教えてくれ。

897 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 21:11:54 ID:Hi23EeGZ0]
>>895 全然

898 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 22:16:35 ID:CViWppvCO]
>>823
キチガイ女と北海道で何があったんだ?
その辺書き込んで無いよね?

899 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 22:21:26 ID:Hi23EeGZ0]
前スレになるんじゃないかな。怖かった

900 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 22:27:42 ID:CViWppvCO]
>>899
そっか〜
前スレ見てみるわ

ありがと

901 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 23:05:01 ID:yUFzg3Ds0]
てかまとめ更新マダー?
213からのが読みたいんですけどー
もう215も終わるんですけど―

902 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 23:09:41 ID:pcDkNXxp0]
人は三日寝ないと狂うって講師から聞いたんだが
本当なのか気になる

903 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 23:16:10 ID:8oQvJisl0]
>>902
テンションは確かに凄いことになる。
俺の場合は異常なほど集中力が高まって、超仕事が捗った。
でも締め切りに物凄い追い込まれてた時だから、それがカンフル剤になってたんだと思う。

904 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 23:29:37 ID:8oMbnS6qO]
昔、何かの番組でやってたな。海外のテレビの企画で1週間だか10日間だか忘れたけど、ずっと起きてると幻覚が見えるらしいな。

オレも3日間寝ないで仕事した時は消しゴムがハイチュウに見えて食べようとしたり、ボールペンがポッキーに見えたりしたわ。



905 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 23:31:01 ID:jafWdCTQO]
>>902
自分も誇張無しに72時間以上一睡もできなかったことがあるが、>>901氏同様テンションは上がったし、頭が冴えて普段より回転が良くなったように感じた。
丸3日以上眠れなかったのは、当時バイト先で受けていた猛烈な精神的ストレスに加え夏至の昼の長さも原因だったのかも、と妄想しているが。

906 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 23:32:28 ID:jafWdCTQO]
間違った、901氏でなくて>>903氏だ。

907 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 23:32:41 ID:MZd3bX0E0]
みなさまがその後何時間連続で寝たのかもちと気になるw

908 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 23:37:04 ID:LEL8bGIb0]
>>904
         ∧
        /´。 `ーァ
      (( {  々,,゚l´_モグモグ  それは3日間寝なかったのではなく、3日間食べなかったの間違いではないのかね?
      / o/ ,' 3  `ヽーっ 
      (   l   ⊃ ⌒_つ
       U^∪`'ー---‐'''''"

909 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 23:40:58 ID:Hi23EeGZ0]
>>904 食いもんばっかじゃねーかw

910 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 23:44:42 ID:Lyw5311q0]
>>904
中学生のときに1日ずっと起きてただけで、布団の上を多数の虫が這いずり回る幻覚をみたな。

あとは社会人になって、1週間ぐらい、平均睡眠時間が2時間ないくらいの状態では壁の木目が下に垂れてきている幻覚が見えたり、
勉強中、右手に長い黒髪がかぶさってきて、右手付近に視線を移すと黒髪がなくなるけど勉強し始めるとまた右手にかぶさってきた幻覚を見たり、
勉強してるとき、分けが分からないけど誰かと会話しているような気分になって手が止まっていたりしたなw

911 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/18(木) 23:48:49 ID:8oMbnS6qO]
>>908,>>909
実際やってみるとわかるぜ。眠気MAX状態だと思考回路がおかしくなる。
時計の秒針なんかの動く物が虫に見えたりとか。
文字を書いてると無意識にアラビア文字みたいになってたりするからw

912 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 23:50:21 ID:Hi23EeGZ0]
そういえば以前やってた番組の何日か寝なかったら賞金がもらえるってやつで、
最初の説明の時、すでに高木ブーが寝てたのを思い出した…w

913 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 23:51:18 ID:DqI7orSwO]
>>897
面白いだろうと思ってやってないならやめてくんない?
やるからには笑わせなさい。
クズが。

914 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 00:08:37 ID:Hi23EeGZ0]
うるせーよ、いちいちレスしてつっかかんなガキ、死ね



915 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 00:11:33 ID:IEAHTRdw0]
せっかく指摘後に草まで生やして頑張ってレスってたのに…どんまいw

916 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 00:12:12 ID:4I6fKiVTO]
怖く無いけど、自分的には不思議な話

今年2月〜の話、

まだまだ半人前だけど、俺は、
「親の死に目に会えない仕事」
をやってて、
(これはその仕事に関する、俺が行ってた学校の講師が言ってた)

この時期は学校でまさにその真っ最中だったので、
じいちゃんの葬式に行けなかったんだ、
実家の親やら親戚から電話からだけど、怒られて、
49日には絶対行く!!
等を話してひとまず一段落したんだ。
それからその49日になって、実家に帰った。
それから親戚に会って、
事情を話して納得してもらい、普通にお坊さん?がお経を読んで49日は終わった。
それから、2日位居る事になった。

そして次の日、昼過ぎに出掛けて、帰ってきたら、
祖母が「女の人の声で『○○←(俺の名前)君居ますか?』って電話あったんだけどなんか知らん?
その後、どちら様でしょうか?と言ったら切れたんだけど…。」

って言わたけど、さあ?って事で何事も無かった。

917 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 00:13:53 ID:4I6fKiVTO]
次の日に出掛けて帰ってきたら、また祖母が「今日も電話があってね、今度は男の人の声で『○○君居ますか?』って言われて、今は居ませんよ、って言ったら切れたんよ。」

おかしいな〜?って事で今日も余り気にしなかったんだが。

その後東京に帰って、
それ以降何も無いんだけど、
ただの偶然かもりれないけど、
今思うとあの電話を取っていたら、何が聞こえただろう?と思い、不思議でならない…。



思ったより長くなってしまった…駄文で申し訳ない、m(__)m

918 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 00:14:13 ID:SedcxWAh0]
>>911
俺も寝不足が続くとほこりが虫に見えて動いたか?とかある。

919 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 00:25:58 ID:Tcsm2vzj0]
長距離貨物便の仕事やってた時は、甲府昭和パーキングで10分だけ寝さしてくれ!
寝過ごして延着料金天引き(給料から)されてもええわ・・・・zzzZZZ〜
きっちり千葉北インター(当時)AM07:00で意識が戻ってた(都内通過の記憶全く無し)
事が何回かあったよ。


920 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 00:28:23 ID:pE5sgm0H0]
普通に危ねぇ…

921 名前:916「謎の電話」 mailto:sage [2009/06/19(金) 00:39:23 ID:4I6fKiVTO]
タイトル書き忘れました…なぜかアク禁中なので、携帯から書きました、
とりあえず実話です。

922 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 00:42:22 ID:Ynodi+Eg0]
超長文の読み終わった、きつっ・・いが 文章は読みやすくてうまいかも、、
内容は9割あり来たりだがドッペルと合体する所の映写は良かった

923 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 00:56:41 ID:ThIqLjEKO]
>>916
何でこのスレに書いた?

924 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 01:26:07 ID:bPzyfr/a0]
さっき体験した怖い話書いてもいいですか?



925 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 01:28:52 ID:O3tT7+qu0]
遠慮せずドゾー

926 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 01:33:45 ID:k/8U3PkN0]
なんか怖くなってきた 思考回路が狂わないうちにもうちょいで寝る
>>924
頼む

927 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 02:47:59 ID:UAT9rWVpO]
>>924 
待っているんだが

928 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 02:55:15 ID:3/oHtYvn0]
>>927
俺のツレがまだ見ぬ恋人を何十年も前から待ち続けてるんだけどその状況と似てる気がしないか?
これがデジャビュって奴かしら

929 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 02:57:25 ID:a/DdBuSeO]
電話なんかよりお前の仕事か気になるわ

930 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 02:57:49 ID:usPVUace0]
>>928あと何年待つんだろうな

931 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 02:58:54 ID:usPVUace0]
化け物や幽霊よりも虫が怖い
いや、恐い 否、きもちがわるい

932 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 02:59:38 ID:j3nauDhYO]
>>930
一万年と二千年くらいかな

933 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 03:00:01 ID:usPVUace0]
あいしてるうううううううううう

934 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 03:00:52 ID:O3tT7+qu0]
>>932
よし、俺と合体しようぜ!!



935 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 03:05:54 ID:RKBSBWEsO]
>>933 涙目ww

936 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 03:12:19 ID:leZ7cxaj0]
仕事で3日ほど徹夜。

限界だなー、寝よう。
ところが、眠れない。
頭が自動運転。

最初に浮んで来たのが
曼荼羅図。一瞬で理解。

次は、難しい言葉で大衆に
演説する自分。
不思議だった。

怖いのはここからで、




937 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 03:12:43 ID:Wp8fs69TO]
>>300>>400>>500

938 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 03:36:02 ID:hBaUd8GuO]
>>907
おれ二日間ずっと寝ないで起きてた事があって、

疲れたから夕方の六時に寝たんだ。

そして起きたら、夕方の六時半だった。

あれ?三十分しか寝てねーな?て思ったら、

日付変わってた。

939 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 04:04:55 ID:UAT9rWVpO]
まだ 待っているんだが

940 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 05:18:26 ID:z6mUZKDdO]
◆lWKWoo9iYU はシリーズものの方がいいと思う
死ぬ程洒落にならない〜にはそぐわない

941 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 05:44:21 ID:u6BHfP33O]
>>914
死ねキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

だからガキって言われるんじゃない?
かわいいねー

942 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 06:56:06 ID:Tu4UpEOhO]
うちの母の体験談。

母は小さい頃から見えはしなかったけど、音とか「なんかいやだな」と感じるくらいの霊感の持ち主だったらしい。
でも高校の時におじいちゃんが死んでから更に強くなったそうな。

私が小学生低学年の時の話。
家族で海までドライブに行った。
海を眺めた後、車まで戻ろうと歩いていると、車のブレーキ痕みたいなのが目に付いた。

新しい感じがしたので、
「最近ここで事故でもあったのかな。可哀相に」
と思った瞬間、肩がズシッと重くなったと。

それから帰路について、家に戻ってもずっと重くて、どうやら「連れて来てしまった」そうだ。
母は霊感があるけど、幽霊には無知で「しばらくすればいなくなる」ぐらいに思ってあまり気にしなかった。

しかし次の日も重い肩は変わらず。
むしろ酷くなっている感じ。
それだけではなく、その日の夜。誰もいないはずの流し台から水を飲む音が聞こえて来た。
確認してみたけど誰もいない。
気のせいかと思ったらまた音が聞こえる…でもやっぱり誰もいない。
それを何度か繰り返した。


943 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 06:58:20 ID:Tu4UpEOhO]
また次の日の夜に、寝室からバタンバタンと誰かが布団に潜って暴れてるような音が聞こえた。
これは私も覚えてるんだけど、「なんの音?」って母に聞いたら「気にしないで大丈夫だよ」って言われた。
大人になってから真相を聞いたんだけど、
音が鳴ってる時に寝室を覗いたら、誰もいないはずの布団が人が入ってるかのようにモコッとなってたらしい。
そしてそれが暴れてる。
ママンは怖くて、正体を確かめてやろうなどは思えず…放置するしか無かった。

しばらくしたら音が止んで、何ごとも無かったかのように静まった寝室に戻っていたらしい

それからは夜になると寝室から音がして、止んだなと思って寝ようとすると、流し台から例の音がする。
あとは寝ている時に足下に誰か立っている気配や、金縛りにあったりしていたそうだ。

それでも、誰に相談していいか分からなかった母は、我慢というか、放置し続けていた。

そんな事が続いたらしいが、ある日いつものように寝ていると、突然目の前に血だらけの男が立っていたらしい。
ハッとして起き上がってみたら、誰もいない。
なんだったんだと思って目を閉じたら、また血だらけの男が立っている。


944 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 06:59:31 ID:Tu4UpEOhO]
瞼の裏に張り付いてる映像のように、目を閉じたら見える。
直感で、ここ数日の奇妙な現象を起こしている犯人だと思った。
「どうしたの?」と尋ねると、ちょっと笑っていたそうだ。
ずっと目の前にいるもんだから眠れず、話しかけても微笑むばかりで何も言ってくれない。
いつの間にか朝になっていた。
仕事に行く時間だが、体も疲れ切っていて起き上がれず…そんな事が数日続いていたものなので、食欲も無くなってきてしまっていた。

見るからにやつれていた母。
それでも、誰に相談しようか…でも信じてくれるか…という考えから、打ち明けられずにいた。

そんなある日同僚の人が母の異変に気付いてくれ、「相談事あるなら聞くよ」と言ってくれた。
母は、もう信じてくれなくてもいいから打ち明けようと思い、ここ数日の出来事を話したそうだ。
同僚の人は真剣に聞き、母の話を信じてくれた。それから名刺を渡され、「この人が力になってくれるから今日でも行ってみて」とアドバイスをくれた



945 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 07:00:42 ID:Tu4UpEOhO]
母は藁をもすがる気持ちで早速紹介された人の家に向かった。
着いた場所は普通の一軒家で、中から出て来た人も普通の主婦っぽい人だった。
その主婦さんは、母の顔を見るとすぐに「家に入らないで」と玄関先で待たせた後、塩を持ってきて母にかけた。
やっと家に上がらせてもらい、早速相談しようと思ったら「わかってる」とだけ言って、母を黙らせた後、母が見た血だらけの男の特徴を言って「こういう男の人でしょう」とまるで見えているかのように、母の肩ら辺をジッと見ていたそうだ。

それから塩と線香を渡し、「家の玄関やリビングなどに盛り塩をして。とくに霊が現われる場所を重点に。なくなったら盛り直して。線香もたいて」と言い、その日は帰された。

母は帰ってから流し台とベッドルームを重点に盛り塩をし、寝た。
その日は何もなかったが、寝室に設置した塩が溶けていたらしい。
玄関と廊下のも溶けていた。

すぐに盛り直して、またあの主婦の所へ行った。
主婦曰く、溶けていた所は通り道とのこと。

昨日は何もなかった事に感謝しつつ、自分は何をすればいいか聞いた。


946 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 07:02:44 ID:Tu4UpEOhO]
「3日後にお迎えが来るから、それまで塩と線香を忘れないで」とだけ言われ、その日も帰った。

言われた通り、塩が減っては盛ってを繰り返し、主婦が言ってた3日後が来た。
その日は休みで何となくソファに座ってウトウトしていると、急に金縛りに遭い身動きが取れなくなってしまったそうだ。
パニックになっていると、遥か遠くからお経が聞こえる。しかも少しずつ近付いて来る。
一人ではなく何十人もの人がお経を唱えているようだった。
母は目をつむり、ジッとしていたが、あっという間に囲まれてしまった。

何が起きたか分からない状態でお経を聞くこと数分、いつの間にかお経は聞こえず、自宅のソファで汗ビッショリになりながら座っていたそうだ。

その日から変な現象は起こらなくなった。
母が言うには「お経の人が連れて行ってくれた」そうだ。
主婦にお礼をしに行くと、「無暗に可哀相と思っては、霊をナンパしているようなもの。動物の霊もそうだが、見たら『何もしてあげられない』という気持ちでいないと付いて来てしまう。気をつけなさい」と少し怒られたそうです。

947 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 07:05:12 ID:Tu4UpEOhO]
これでこの話は終わりですが、母は霊感が少し強いせいか、後日も色んな霊を連れて来てしまった話も聞きました。
当の私は霊感など皆無なので、似なくて良かったな…と体験談を聞く度思います。


948 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 09:09:08 ID:oXAyHN2N0]
某幼女も「同情するより金をくれ」といってましたね

949 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 10:41:44 ID:USuiU6g90]
井戸田の元嫁か

950 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 11:38:48 ID:aIYrgNrB0]
あるスレッドで過去に遊んだゲームの美化について語られていて、思い出した話があります。
人間の記憶とは信用できないものというお話。
全くのデタラメが頭の中で捏造された事件です。
テレビで見た話を「記憶」で書きます。


ある国で事件が起きました。
一人の子供が証言者ですが、証言からは犯人のことが分かりません。
子供が大人になり、ある日あの事件の詳細が頭に蘇ってきました。
犯人の顔は・・・。その子供の父親です。
その話を元に警察は父親を逮捕しました。
その後の調べで元子供は多くのことを証言しました。
事件現場の周りに生えていた木の本数まで正確にね。
結局、これはありえない、頭の中で出来上がった妄想だという結論に至り、
父親はすぐに釈放されました。


そうそう。匿名リサーチという番組でも記憶なんて当てにならないという検証をやっていました。

951 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 11:49:30 ID:3/oHtYvn0]
記憶なんてただの記録
嫌な記録は書き換えてしまえばいい

952 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 11:52:42 ID:DwNLyDbp0]
Lainか
なつかしいね 電柱多かったなぁ…w

953 名前:950 [2009/06/19(金) 12:22:25 ID:aIYrgNrB0]
>>951
嫌なことを忘れられたらそれが一番ですね。
その分楽しいことをしてね。

954 名前:950 mailto:sage [2009/06/19(金) 12:23:18 ID:aIYrgNrB0]
2ch久々なものでsageを忘れていました。すいませんでした。



955 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 12:26:00 ID:bPzyfr/a0]
おまたせ!

956 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 12:33:44 ID:WIzpR1cYO]
スレタイよく読めオマエラ!

957 名前:911 mailto:sage [2009/06/19(金) 12:36:13 ID:cCNEKqAEO]
きれそうだよ

958 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 13:27:51 ID:3DDL4XWR0]
>>444
抜いて食うやつもいる
メンヘル板
☆自分で抜いちゃう☆抜毛癖いらっさい
anchorage.2ch.net/test/read.cgi/utu/1234363078/

959 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 14:27:49 ID:lcYfUHam0]
>>950
ああ、逆行催眠とやらで「思い出した」ってやつね。
アメリカで裁判になった事件。
逆行催眠で「思い出した」記憶って自分が脳内で造った
記憶か、それとも本当の記憶か、本人には区別つ
かないから。
しかも質問者の質問方法次第で、いくらでも記憶を
「造る」事ができる。


ちなみにアメリカでも日本でも、逆行催眠をあたかも
過去を思い出せる正当な手段であるかのように宣伝
していたのはマスコミというw


960 名前:950 mailto:sage [2009/06/19(金) 15:09:03 ID:aIYrgNrB0]
>>959
それ、かな。
逆行催眠だったんですか。
検索したけど、ちょっと見当たりませんでした。

逆行催眠は本当に正しいのかと言う疑問の声はあるようですね。
私もちょっと鵜呑みにできないです。
しかしアメリカのマスコミもアサヒるのかww

961 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 15:18:04 ID:fRMlwG3F0]
昨日姉貴が久々実家に帰ってきた。脱いだ服から落ちたメモに
1日:右へ
2日:左へ
3日:右目
4日:左目
5日:死ね
6日:ごめんね
7日:死ね

と書いてあった。
カレンダーを見て12月20日と気づいたのは3時間後だった
意味が解った瞬間、全身に鳥肌が立つと同時に血の気が引いた



962 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 15:23:48 ID:1vJWCI8J0]
コピペはいらん

963 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 15:36:53 ID:yplbG6oM0]
>>961
これまとめで読んだときすんごい意味考えたんだけど結局わからんかった
意味教えてちょ(´・ω・`)

964 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 15:41:58 ID:6UZcP3Vr0]
俺が中学生のときのクラスメートにヘチョというあだ名の奴がいた。
底抜けに明るい性格で、みんなから好かれていたが、ひとつだけ問題があって
じっとしていられない性格というか、授業中にいきなりワーッと
叫びだしてしまうよな、まあはっきりいうと軽度の知的障害があるやつで
担任からもとうとう「このままだとヘチョはみんなと一緒に勉強できない」
「違うクラス(要は特殊学級)で勉強してもらうことになる」といわれてしまった。

みんなヘチョのことが好きだったので「それは嫌だ」
「ヘチョと一緒に勉強したい」と。そこで「じゃあ、みんなで協力して、ヘチョが
授業中に騒ぎそうになったら注意していこう」ということになった。
それからは、ヘチョが授業中に騒ぎそうになるたびに「まだだよ!」
「あと〜分で終わるから頑張ろうね!」などと声をかけて、何とかヘチョが
みんなと一緒に勉強できるように努力した。しかし効果はあまり見られなかった。

それから一週間くらいしてからかな、ヘチョに変化が見られた。
あれだけ騒いでいたヘチョが授業中に一切騒がなくなった。
まるで別人のように大人しくして授業を真面目に聞くようになった。
みんなの思いがようやく伝わったのか。俺たちはうれしく思っていた。

それから数日後。未だにヘチョは大人しく授業を聞いてくれている。
いいことなのだが、少し変だなと思うこともあった。あまりに性格が変わりすぎてる。
あれだけ明るく喋るのが好きだったヘチョが、授業中だけでなく、休み時間も
喋らなくなってしまった。みんなと目も合わさず、休み時間になると
トイレに篭ることも多くなった。友人の話によると、こもったトイレの中から
ぶつぶつと独り言が聞こえてくる事もあったという。



965 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 15:43:12 ID:6UZcP3Vr0]
その2日後、ついに事件は起きた。
忘れもしない、昼休みが終わって、5時間目の国語の授業中だ。
そのときの授業は四字熟語で、国語の教師が黒板に「前代未聞」「支離滅裂」
などいろいろな四字熟語を書いていくが、何しろ昼飯を食い終わった後の午後だ。
眠くてしょうがない。全く授業は頭に入らずウトウトしかけたそのときだった。


「いやあああああああああああ!!!!!!」


教室中に女子の叫び声が響いた。俺はそれで一気に目が覚めた。
見ると、叫んでいたのは教室の一番後ろの席の女子で、ガタガタ震えている。
俺も、教師も全くわけがわからないので、教師が「どうした?何があった」と訊く。
するとその女子は声にならない声で「ヘチョが・・・ヘチョが・・・」と指を指した。

ちょうど俺の席の隣りがヘチョだったのでバッと横を見ると、
ヘチョがノートを自分の体に押し付け、明らかにノートと体の間に何かを隠している。
俺が「ヘチョお前何持ってるんだ見せてみろ!」とむりやり腕を持ち上げると、
横からバサッと何かが床に落ちた。
見ると、台風倶楽部という読者投稿型のエロ雑誌の5月号だった。
「ヘチョてめえ、これを見てたから大人しかったのか!ちょっとカバン開けろ!」
といってカバンを開けてみると台風倶楽部の1月号から12月号まで全部入っていた。
「お前これどこで手に入れた!」「ゴミ捨て場」騒然とする教室。女子は泣き叫ぶし
男子は興奮するしでもはやパニック状態。


ようやく騒ぎが収まったのを見計らって、国語の教師が黒板を指して一言言った。
「いいですか皆さん、こういうことを「前代未聞」というんです」
ヘチョは特殊学級に送られた。

966 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 15:48:50 ID:q2FA3+yY0]
>>965


オチに噴いた

967 名前:b [2009/06/19(金) 15:58:31 ID:/GMz0Kcp0]
ついさっきあった話。

オカルト過去レス読んでたら、ふいに携帯が鳴った。
知らない番号。 どこの土地だよ?って思いながら出たら
プッシュフォン押したりする消防のイタ電。
まぁ、それはいいさ。

調べたら、岡△からだった。

おいら最近、岩井志麻子にハマって本読み漁ってる…
ただの偶然だろうが… でも怖いんだが

968 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 16:15:32 ID:efCllZzH0]
もう10年前に死んだじいちゃんの日記が、実家の大掃除で先日見つかりました。
内容は孫が遊びに来たとか、そんなホンワカなカンジのものが多いのですが、
日記の最初の方、昭和39年の一冊の中に
メチャクチャ怖いヤツがあったので それを書きます。
(読みやすいように文体は変えてあります)

12月6日、ナツエ(親戚筋の人らしい)から電話ある
ミドリ(ナツエさんの娘)が、おかしくなったという
よごと、ひるごと、うわごとクリカエス。うわごとには
 小さいこけしが、笑って噛み付いて。
 ぴょんぴょんはねて、はねて、5ひきぐらい居るよ。
 歯はぎざぎざ。はねて、はねて、
 ミドリの足、がぶりかみつく。ミドリのまわり、5ひきぐらい、居るよう、
 ちょんちょん、はねて、ぎざぎざで、がぶり、かみつく。やめて、やめて

 ミドリは、こけしを、つかんで、どぶになげる。
 どぶに投げるとおぼれやがる、くううふふふ、
 ぶくぶくぶくぶくしずんで、くされ、くふ、くされ、くされくされ、
 しねしね、くうふふくふ、しね、くされ、しね、しね

ナツエ曰く、「くふくふ」とは言うが、まったく笑っていない。
なにか、こみあげるものを吐き出しているような。ミドリが心配

以上です
ちなみに、この日記以降ミドリさんの名前は一切出てきませんでした
しかしナツエさん、ミドリさんは実際に居た人だそうです
今も居るかどうかは 俺の両親じゃわからないとのことでした
おしまい。

969 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 18:00:59 ID:3/oHtYvn0]
>>965
オチにワロタw
でも池沼が性に興味持ち出す時期ってマジで周りにとっちゃシャレにならねぇよな

970 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 18:08:54 ID:WE1jda13O]
>>961
なんぞこれ
洒落にならんほどわかんね

971 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 18:16:17 ID:USuiU6g90]
1日:右へ
2日:左へ
3日:右目
4日:左目
5日:死ね
6日:ごめんね
7日:死ね

"1"日"2"日=12月

3日+4日+5日+6日+7日=25日 つまりクリスマス



ってググたらデテキタヨ

972 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 18:16:35 ID:QpoqA8JQ0]
連中は例えレイプ事件起こしても無罪放免だもんね・・洒落にならない

973 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 18:27:08 ID:yplbG6oM0]
>>971
ありがと

え?じゃあ右側の文字は全く意味ないってことかい・・?


974 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 18:30:10 ID:QNJYkQKa0]
>>848
クモ?

なんかの虫の体液だかが目にとんで
瞳が青くなって
最終的に瞳をぶち破ってその虫の赤ちゃんがわらわらとでてくるって話を読んだ。
平山夢明の本で。



975 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 19:02:56 ID:j8rTeXrl0]
学生のとき駐車場で、トランクに向かって「生体遺棄の権利発生」「裁判員紹介」「ションベンの匂いがしたら浜名湖」などと
唄うような口調と声量で話しかけてた集団をみたことがある。
中の人などいないなら、そういう善意第三者の勘違いを狙ったイタズラだが。
もしそうでないなら、とんでもない手口のイジメなわけだ。
俺は、顔へのラクガキを目撃しても事なかれ主義でビビりながらその場を離れたぐらいなので
駐車場でもトランクの中身についての確認なんか出来るはずもなく学生マンションに帰宅しましたが・・・。
たまに、気になる。

976 名前:父親からの勘当 mailto:sage [2009/06/19(金) 19:10:44 ID:Ynodi+Eg0]
人気お笑い芸人のH・Yの父親についての恐い話・・。

Yは子供時代一度も裕福だった記憶はない、覚えてるの小さな家の中
いつも母親が寝る間も惜しんで内職をしていた風景だけだ。
それも過去の話。今は東京でひと山当てて金に困ることはない。
数年前、父親は身体を壊した。
もはや痛風で外に出るのも辛い、杖なしでは一人で歩けない。
なぜそうなったか?元を辿ればYが父に言われるがままに金を援助し、
貴族の様に金まみれで豪勢な生活をさせ続けたためだ。
(まるで過去の貧乏な暮らしのブランクを埋めるかように・・)
たった数か月で悪びれもなくあかの他人の金のように現金を使い果たし、
関西から毎度のように東京のマンションへ金をせびりに来る。

ある日、夜も更けた深夜・・・ 
「ドンドンドンッ!」激しくドアを叩く音が聞こえる。 
ビクッと体が震える・・ (また今日も来たか・・・?)
ドアの小窓から向こうを覗く、見覚えのある杖が見える。(父だ・・)
Yは近所に迷惑かかるので親を玄関の中に入れざるを得ない
玄関に入るなり父親は痛風で弱り果て不自由な下半身を曲げ土下座をする。
言うセリフは決まっている、予想はつく 「金をくれ、たのむ。」だ。
だがそもそも父が体調崩したのも自分が父を甘やかしたからだ
もうこれ以上父を甘やかすのはむしろ親不幸じゃないだろうか?

Yは断腸の思いでこれ以上の援助の打ち切りを告げる、親孝行のためにだ。
そんな息子に向かって父は怒り狂いYに怒鳴る。
「なんて親不幸な息子だ!」「今のお前があるのは誰のおかげだと思ってる?」
「お前みたいな息子は勘当だ!」


977 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 19:20:32 ID:35WlQB7RP]
続けろ

978 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 19:23:48 ID:5ad36DVp0]
>>961

エコーで胎児の成長っぷり見てたら、
左目かなんかどっかが不完全な子だったらしく、
それで中絶したとかそういう話じゃなかったか?

979 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 19:31:08 ID:Ynodi+Eg0]
>>977父親がYに「勘当」だって言った所で話はオチなんです・・
本当は息子から地に落ちた父親に向けて勘当するという状況なのに
まったく逆の事を言われてしまうという理不尽な現世話です。

980 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 19:32:02 ID:iIUTUGuB0]
たてたよ

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?216
anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1245407426/

981 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 19:54:10 ID:35WlQB7RP]
うっう〜ん

982 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 20:23:57 ID:ovxPbZX10]


983 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 20:38:30 ID:yplbG6oM0]



984 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 20:39:40 ID:1EnRX0WYP]




985 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 20:45:25 ID:qzptn8FO0]


986 名前:本当にあった怖い名無し [2009/06/19(金) 20:48:19 ID:7c5QpZ4d0]


987 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 20:50:56 ID:Wq7cHh/TO]


988 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 20:55:40 ID:Ynodi+Eg0]


989 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 20:57:14 ID:kT6n9g7z0]
ちゃ

990 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 21:02:23 ID:e7KdVbv00]


991 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 21:12:21 ID:1GLeori1O]


992 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 21:12:44 ID:e7KdVbv00]


993 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 21:13:06 ID:QNJYkQKa0]


994 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 21:19:20 ID:6y0hFzIK0]




995 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 21:24:06 ID:1GLeori1O]


996 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 21:24:31 ID:k/8U3PkN0]


997 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 21:31:48 ID:35WlQB7RP]


998 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 21:38:43 ID:CXwAohHF0]


999 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 21:40:40 ID:pE5sgm0H0]
>>941きも

1000 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 21:43:13 ID:qNTdKic3O]
ゲッ

1001 名前:1001 [Over 1000 Thread]
                      γ
                      (
                      _ノ

                   /
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         ,、-,、'         ハ- 、
         ( .( '、_    _ ,ノ  ノ:i   )
        ,、'""`ー---‐'"フ、_ - _,、' -'"
        (  _   ,、'"    ̄
         `ー--─'"
千本目の蝋燭が消えますた・・・
新しい蝋燭を立ててくださいです・・・






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