- 480 名前:世界@名無史さん [2007/08/05(日) 11:42:58 0]
- 原爆投下必要なかった?=「使用せずとも終戦」と分析−米軍神話覆す機密資料
広島、長崎への原爆投下が太平洋戦争を終結に導き、何百万人もの人命を救った−。 米国が繰り返す原爆正当化の論理は、「(投下は)しょうがない」とした6月の久間章生 前防衛相の容認発言と相まって、被爆者の怒りをかき立てている。だが、その正当化論は 戦後につくられた「神話」にすぎないことが、終戦前後の米軍資料から浮かび上がってくる。 ◇終戦の決定打はソ連参戦 「原爆を使用せずとも、対日戦争は(1945年8月9日の)ソ連参戦でほぼ終わっており、 遅くとも46年2月半ばまでには終戦を迎えていた」。戦後間もない46年4月、当時の 米陸軍省情報部門の研究チームがまとめた極秘報告書がワシントン郊外の米国立 公文書館に保管されている。2発の原爆投下が直接的に太平洋戦争を終結させたわけ ではないと、第一線の米軍情報担当官らが告白していたことは注目に値する。 報告書は、米軍が原爆を使用しなかった場合の戦局の推移を研究したもので、昭和天皇は 早ければ45年6月20日には終戦を決意していたと指摘。ソ連参戦に至るまで、日本指導部 は原爆投下にほとんど言及していないとして、和平の仲介を依頼していたソ連の参戦が 「日本にとって終戦の理由を完成させた」と結論付けている。 ◇侵攻後の米軍死者、30日で1万人 日本が降伏しなければ、米軍は45年11月1日を期して九州侵攻作戦(オリンピック作戦)を 発動する計画だったが、報告書は、原爆を併用せずとも作戦開始後2カ月以内に九州占領に 成功し、その間の米軍死傷者は7万5000〜10万人と試算。46年春に計画していた 関東侵攻作戦(コロネット作戦)の開始は不必要になっただろうと判断している。 ttp://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-03X701.html?fr=rk
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