- 926 名前：ＸＸＸ ◆TpifAK1n8E [04/10/19 18:43:33 ID:mGB28tRd]
- さて、後半。。
少し抜けてた部位がある。。
最初、丁寧に断ったが、行かないので、ポケットを探り５０Ｂを取り出し（この札は感触で判る）胸に入れて帰らせようとしたが、
諦めないので、両手を合わせて、さらに丁重に断った。。気分を害さないように、そのあわせた両手をコミカルに左右に揺らしたりしながら、だ。。
が、
その女は突然、大声で泣き出し、どっと涙が溢れた。。
オレは驚き、狼狽した。。
女の涙は苦手というか、オレの痛点以外の何物でもない。。泣く女はオレにとって、過去の女の苦い思いを連想させるトラウマだ。
それに、オレはこの国で、様々な楽しみを味わい尽くす為に来てるのであって、酒場で女の涙を見るなど真っ平だった。。
オレはその女の思考が理解出来なかった。。オキニに謝り、この女と二人にしてくれるよう頼んだ。。オキニは了解し席を離れ持ち場（呼び込み）へ戻った。。
オレは女を介抱（？）し、どうして、泣くのか尋ねた。。が、女は首を横に振るばかり。。
お手上げだ。。
オレは女の肩を抱いて泣き止むのを待った。。（本心は苦り切っていたのだが）
泣き止んだ女に、お腹が空いたか聞くと、頷いたので、どこかレストランで食事をしようと誘った。。
女は微笑んだ。。
支払いを済ませ、ペイバーでその女が着替えてる間に、オレは外に行きオキニにペイバーする事になったと告げ、謝った。。
席に戻り、女が着替え終わると、外へ出た。。オキニにその女が何か言った。。回りの女が、その女が泣くマネをしたりしたので、オレはちょっと睨んでたしなめた。。
ソイカの通りを手を繋いで歩くのは、少し恥いが、マァあまり気にしないようにした。。
女が先導しソイカを曲がった建物に入る。。ン？？
ホテルだった。。。
オレは慌てて、オイオイ、レストランへ行くんだろ！？と言い笑いながら、フロントに謝り外へ出た。。
思いの外、長くなったから、ココで一旦休止。。中篇とします。。。
マァ、大した内容じゃなく、ありふれたペイバーの談話として、次回の真・後編（ｗへ続きます。。
でわ。。
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