痴日
(作品データ)
作品を読む
タイトルデータ・作品名
痴日
・作品名読み
ちじつ
・著者名
牧野 信一
作品データ・初出
「經濟往來」1935(昭和10)年2月号
・作品について
秋のはじめ、隱岐は妻とその従妹彌生とともに海岸に面した真新しい別荘を借りられることになった。しかし療養のため収入の途絶えた隱岐に、妻の憤懣はつのる一方、魅力的な彌生はしばしば大胆な行動や不敵な態度を示す。別荘での同居生活は微妙な関係を保ちながら、ようやく冬も終わり、季節は遅日のときを迎えようとしていた。
・仮名遣い種別
旧字旧仮名
・備考
この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)
作家データ・分類
著者
・作家名
牧野 信一
・作家名読み
まきの しんいち
・ローマ字表記
Makino, Shin'ichi
・生年
1896-11-12
・没年
1936-03-24
・人物について
神奈川県足柄下郡小田原町生まれ。大学卒業後、同人誌「十三人」を創刊し、『爪』を発表する。これが島崎藤村に認められ、その藤村の紹介で「新小説」に『凸面鏡』を発表。代表作に『父を売る子』『鬼涙村』。神経衰弱から、1936年3月24日、小田原の実家で自殺。
底本データ・底本
「鬼涙村」復刻版
・出版社
沖積舎
・初版発行日
1990(平成2)年11月5日
・入力に使用
1990(平成2)年11月5日
・校正に使用
1990(平成2)年11月5日
工作員データ・入力
地田尚
・校正
小林繁雄
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