ドストエフスキーPart47 at BOOK
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400:吾輩は名無しである
18/11/02 23:22:57.74 V+HQE2qS.net
…ところで、そこにいたいま一つの偉大な存在、つまりイエスの母の偉大な魂は、そのとき彼が降って来たのも、あながち恐ろしい大功業の為ばかりでない、ということを見抜いたのだ。
自分の貧しい婚礼に愛想よく彼を招いた無知な、とはいえ正直な人々の純朴な罪のない楽しみも、彼の胸に感動を与えられるということを、イエスの母は見抜いたのだ。

401:吾輩は名無しである
18/11/02 23:24:07.33 V+HQE2qS.net
「わが時はいまだ至らず」と彼は静かなほほ笑みを浮かべながら言っ
た(きっとつつましい微笑みを母に示したに違いない)……実際、彼
は貧しき人々の婚礼の席で、ぶどう酒をふやすために地上へ降ったの
ではあるまい。しかし、彼は喜んで母の乞いを容れたではないか…
…ああ、また読んでいらっしゃる。』
----------------------------------------
(我)ミーチャの「餓鬼の夢」に通じていますね。
青年期に深く信仰と思索にとりくんで自分を構築したひとは、ぜったいに
人生の堕落のふちにハマることはない。生涯消えることなき、幸福と善の基盤ができあがる。いったんは負けても、かならずそこから立ち上がる。
だから、カラマーゾフを 読むだけ でとめてはいけない。
青年は読書を通じて「なにが正しい生き方か」を思索し、自分の人生そのものとしていくべきだ。

402:吾輩は名無しである
18/11/02 23:32:13.50 V+HQE2qS.net
> 『せよ……そうだ、喜びを作らなきゃならない。だれか知らんが、貧しい、非常に貧しい人の喜びを作らなきゃならない……それはもう婚礼にぶどう酒がたりないといえば、むろん貧しい人に決まっている…
>
> …歴史家の説によると、ゲネサレ湖の周囲とその付近一体にわたって、想像も及ばないような貧しい部落があったそうだ…
----------------------------
アレクセイは真剣に聖書を学び、師の教えをひとことも聞き漏らすまいと
夢中で努力してきた。
だから夢へとまどろむなかで、このような想念が浮かんできたのだ。
非常に貧しい人の喜びを作らなきゃならない…!と。
そもそも青年が宗教に生きるのはご利益のためではない。
おのが使命を知り、なんのために生まれてきて、世界のなかで どういう役目を果たすのか?そのために宗教が必要だったのだ。
だから、自分のいのちを犠牲に供したいと夢想するのだ。
ぼくたちもまた「自分の使命」をなんとしても果たさねばならぬ。

403:吾輩は名無しである
18/11/03 02:39:52.85 8/HJLhfR.net
>>402
>ぼくたちもまた「自分の使命」をなんとしても果たさねばならぬ。
だね、そしてもう一度この箇所読み返してたくなった

404:吾輩は名無しである
18/11/07 18:51:48.73 2aOH7SNG.net
岩波かちくまの「作家の日記」復刊しないかね。

405:吾輩は名無しである
18/11/08 02:29:32.62 Y0ToiXKB.net
>>404
それしかなくて自分はちくまの中古で揃えたよ
中古で尚且つコレクターとかいので、定価より高くなっているために結構出費したけど、文庫で読めるのは文庫好きとしては嬉しい
発刊されていない短編とかも書いてあるのでおススメです

406:吾輩は名無しである
18/11/08 02:54:19.59 Y0ToiXKB.net
>>405のつづき
退屈だから自殺した男とか、おとなしい女、とかは短編ならではの内容の詰まった作品でよかったよ
作家の日記にはいっている作品だけどね

407:吾輩は名無しである
18/11/08 02:55:50.05 Y0ToiXKB.net
最近下がってるからあげとこっ

408:吾輩は名無しである
18/11/08 19:05:47.26 PAzQe0Bu.net
「わが時はいまだ至らず」と彼は静かなほほ笑みを浮かべながら言っ
た(きっとつつましい微笑みを母に示したに違いない)……実際、彼
は貧しき人々の婚礼の席で、ぶどう酒をふやすために地上へ降ったの
ではあるまい。しかし、彼は喜んで母の乞いを容れたではないか…
…ああ、また読んでいらっしゃる。』
----------------------------------------
「イエス僕どもに水を甕に滿せよといひければ、彼ら口まで滿せり。
またこれをいま汲み取りて持ちゆき ふるまいをつかさどる者に与えよと
言いければ、彼らわたせり。
ふるまいをつかさどるもの酒に変わりし水を嘗めて、その何處より來りしを知らず。されど水を汲みし僕は知れり。ふるまいをつかさどるもの新郎(はなむこ)を呼びて、
彼に言いけるは、おほよそ人はまずよき酒をいだし、酒たけなわなるにおよびてあしき酒をいだすに、汝はよき酒を今まで留め置けり」

409:吾輩は名無しである
18/11/08 19:15:27.97 PAzQe0Bu.net
『おや、これはどうしたことだ、これはどうしたことだ? なぜ部屋が広がり
出したのだろう……ああそうだ……これは婚礼だ、結婚式なのだ……むろんそ
うだとも。ほら、あそこに客人たちがいる、ほら、あそこに客人たちがいる、
ほらそこに新郎新婦が座っている。そうして群衆は楽しそうな様子をしてい
る、しかし...... ふるまいをつかさどる賢者はどこにいるのだろう? ところであ
れは誰だ? 誰だろう? また部屋が広がって来たぞ……あの大テーブルの陰
から立ち上がったのは誰だろう? え……一体あのお方がここにいらっしゃる
のかしらん? あのお方は棺の中にねていらっしゃったではないか……しか
し、やはりここにいらっしゃるのだ……立ち上がってから僕を見つけて、こち
らへ歩いておいでになる……ああ!』

410:吾輩は名無しである
18/11/08 19:27:30.92 PAzQe0Bu.net
そうだ、彼の方へ、彼の方をさしてその人は進んで来る。顔には
こじわのいっぱいある、やせた小柄な老人が、静かに喜ばしげに
笑っている。棺はもはやそこにはなかった。彼はゆうべ客人たち
を集めて、談話を交換した時と同じ着物をきている。顔ぜんたい
があかるい表情を帯び、眼はきらきらと輝いている。これはどう
いうわけだろう。きっとこの人もふるまいに呼ばれたに相違ない、
ガリラヤのカナの婚えんに招かれたに相違ない……

411:吾輩は名無しである
18/11/09 02:35:38.05 YKyMU2lm.net
>>410
人は誰かを見る時、その人そのものを見なければならないがついついどういう人かを見てしまう
本質はすべての時間を要するが、属性には瞬間の流失で足りるからこそ安易な方を選んでしまうのかもしれない
この夢にあったことが意味するのは時間の認識についてではないだろうか
アリョーシャにとっての悲劇はゾシマの死であり、それも動作ない人形のような死体であったけども、ゾシマは元から死体であった訳ではないし、ゾシマそのものとは過ぎ去ったすべての時間の中にある
ではゾシマそのものとは何か
ゾシマの生は人の喜びを愛する事であった
それも多くの時間をそうしてきたのだろう
決して人生は死の瞬間がどんなに圧倒的でもそれは一部に過ぎない
ゾシマそのものとは過ぎ去った記憶の中にあるのだ
屍臭がどんなに圧倒的でも、それはゾシマそのものの本質にはなり得ない
多くの意義は永遠に過ぎ去った過去という時間にある
ゾシマにとって人を愛するとは人の喜びを愛すること
そのためこの夢は、イエスの最初の奇跡が祝福だったカナの夢になっているのだろう
だからそういう事を思い出すための夢であったんじゃないだろうか、と思ったんだ
人間は現在しか認識出来ないが、永遠に過ぎ去った過去という存在しない時を今という幻想に無理矢理引き戻す、という矛盾を簡単にやってのける
その瞬間に、そして同時に、未来という時間を見出す事も出来る事をしる
あどけない青年のアリョーシャが夢の後には未来の戦士へと変わるのも、そういう意味が裏にあったのではないだろうか何てこの辺読んでて思ったよ

412:吾輩は名無しである
18/11/09 10:21:40.42 wtuE/POm.net
>>411
>アリョーシャにとっての悲劇はゾシマの死であり
アリョーシャはゾシマの晩年に師と出会ったのか? アリョーシャとゾシマは親子以上に歳が離れていた。
病み衰えていく姿を見ることはつらかったであろう。

413:吾輩は名無しである
18/11/09 10:26:30.46 wtuE/POm.net
ゾシマの生は人の喜びを愛する事であった
それも多くの時間をそうしてきたのだろう
-----------------
ゾシマの人生とは抜苦与楽であった。苦を抜き、楽を与えることであった。

414:吾輩は名無しである
18/11/09 10:34:08.06 wtuE/POm.net
決して人生は死の瞬間がどんなに圧倒的でもそれは一部に過ぎない
ゾシマそのものとは過ぎ去った記憶の中にあるのだ
------------------
全くそのとおりだ
>人間は現在しか認識出来ないが、永遠に過ぎ去った過去という存在しない時を今という幻想に無理矢理引き戻す、という矛盾を簡単にやってのける
その瞬間に、そして同時に、未来という時間を見出す事も出来る事をしる
甚だ深い。たった3行の このカキコは。それが可能なのか、これから骨身を削って体得してゆかんとおもう。

415:吾輩は名無しである
18/11/09 23:42:36.86 0pQIJQRe.net
というか、既に、
・レンズ径は1mm未満
・遠隔でスイッチON/OFF可能
・wifiで映像の送受信可能
なくらいまでテクノロジーは進んでるんだが
女子トイレ、女子更衣室に仕掛けたって、まずバレないし
万が一バレたところで、「いつ、誰が仕掛けたか?」の証拠が残らない
局部撮りまくっても足がつかないくらいの話なんだが
ぶっちゃけ、盗撮で捕まってるのなんて、一部の情弱だけだよ

416:吾輩は名無しである
18/11/12 02:25:06.00 Prcshmu8.net
シラーの群盗がドストエフスキーに影響を与えていると聞いて読んでみた
息子同士の物語だし、無神論者もいて、似ているところが結構あって似てるなあーと思いするからこそ面白かった
シェイクスピアの濃い感じでよかった、傑作だった
もしドイツで、ゲーテがいなければシラーこそ有名だったんだろうな
聖書の放蕩息子の話ベースにあるようだね

417:吾輩は名無しである
18/11/12 09:24:22.71 ox2YW8xI.net
>>416
シラーの群盗かあ
羨ましいな おれも読みたいなあ

418:吾輩は名無しである
18/11/12 09:47:01.70 ox2YW8xI.net
わけがあって電子書籍でないと読めない。
だから群盗のかわりにゲーテにちょっと目を通している
さあ、きみの大詩人とぼくのゲーテの対決だ

419:吾輩は名無しである
18/11/12 22:18:26.96 s7Lp3/LF.net
光文社の望月訳、安岡訳はどうですか?
新訳で読み直すか迷ってます。

420:吾輩は名無しである
18/11/13 00:45:38.78 NaImoXcm.net
ぼくはいいと思いますけどね
言葉はたしかに翻訳者よって厳密にに意味が異なってしまう事はありますけど、分かりずらい表現を簡単にしているのが新訳のメリットだから、長編で理解しづらい為に挫折するよりは新訳で分かりやすいが為に読み切れる方がいいと個人的には思いますよ

421:吾輩は名無しである
18/11/13 00:48:53.73 NaImoXcm.net
あ、読み直しでしたか
ぼくはちなみカラマーゾフの兄弟も罪と罰も光文社と新潮社で読み直しました
光文社の方が今風の言葉で読みやすかったです
特に評価言われているほど内容が違うようには思いませんでしたよ

422:吾輩は名無しである
18/11/13 02:32:29.71 NaImoXcm.net
>>417
廃刊なのか中古でプレミアついていて3000円くらいしたけどねw
>>418
人間とはー人間とは!
いつわりと偽善の仮面を被った鰐の一族だ!
きさまらの目の中は、ただの水だ!
きさまらの心臓は、ただの鉱山だ!
「唇には、接吻を!しかも、胸には、短剣を!」
これはフョードルが修道院長にいう会話で出てくるよ
フョードルは修道院長の言葉に毒づく為に使うんだけどね
「これだ、これだからな!偽善だ、古くさい台詞だ、台詞も古けりゃ、しぐさも古くさいや!古めかしい嘘に、紋切型の最敬礼ときた!そんなおじぎは、こちとら承知してまさあね!
シラーの『群盗』にある『唇にキスを、胸には短剣を』ってやつだ。
神父さん、わたしゃ嘘がきらいでね、真実がほしいんですよ!しかし、真実はウグイの中にゃありませんぜ、わたしが言ったのもそこでさあ!ね、神父さんたち、あんた方はなぜ精進をなさるんです?どうして、それに対するご褒美を天国に期待して……… 」

423:吾輩は名無しである
18/11/13 21:33:07.57 fGuDFkcU.net
最近ドストエフスキーの面白さに嵌り
全集を手に入れようと思ってます。
新潮、筑摩、河出だったらどれがオススメですか?
オクとかで見ると河出が他と比較して極端に安いですけど
何か問題がありますか?
因みに既読分は新潮文庫版の未成年を除く全てと
岩波の二重人格、妻への手紙、角川の白夜。
今後読みたいのは未成年、鰐、夏象冬記あたりです。

424:吾輩は名無しである
18/11/14 20:11:02.90 lbp0wA+o.net
きっとこの人もふるまいに呼ばれたに相違ない、ガリラヤのカナの婚えんに招かれたに相違ない…
… 「やはり、そうじゃ、せがれ、やはり呼ばれたのじゃ、招かれたのじゃ。」という静かな声が彼の頭上で響いた。
「お前はどうしてこのような所に隠れて姿を見せぬのじゃな……さあ、お前も一緒に皆の方へ行こう。」
 あの人の声だ、ゾシマ長老の声だ……こうして自分を呼ぶ以上、人違いだなどというはずがない。長老はアリョーシャの手を取って引き起こした。で、こちらは突いていた膝を伸ばして立ち上がった。
「おもしろく遊ぼうではないか。」と痩せた小柄な老人は語をついだ。

425:吾輩は名無しである
18/11/14 20:16:22.85 lbp0wA+o.net
「新しい酒を飲もう、偉大な新しい歓びの酒を酌もう。見ろ、なんという大勢の客であろう! そこにいるのが新郎に新婦じゃ。あれは ふるまいをつかさどる賢者が、酒を試みておるのじゃ。
どうしてお前はそう驚いた顔をして、わしを見るのじゃな? わしはねぎを与えた為にここにいるのじゃ。ここにいる人は大抵ねぎを与えた人ばかりじゃ。わずか一本のねぎを与えた人ばかりじゃ…

426:吾輩は名無しである
18/11/14 20:17:56.67 lbp0wA+o.net
…ときに、わしらの仕事はどうじゃ? お前も、わしの静かな
おとなしい少年も、今日一人の渇した女に、一本のねぎを与え
たのう。はじめるがよい、せがれ、自分の仕事をはじめるがよ
い……ところで、お前にはわれわれの『太陽』が見えるか、お
前には『あのお方』が見えるか?」
「恐ろしゅうございます……見上げる勇気がございません……」
とアリョーシャは囁いた。

427:吾輩は名無しである
18/11/14 20:19:58.53 lbp0wA+o.net
>>423
> 新潮、筑摩、河出だったらどれがオススメですか?
ぼくは河出を勧めます。いま、貼り付けてるのも、河出の米川訳を見ながらです。

428:吾輩は名無しである
18/11/14 20:27:11.52 lbp0wA+o.net
「恐れることは少しもない。われわれにはあの偉大さ、あの高さが恐ろしゅうも見える。
しかし、限りなくお慈悲ぶかいのはあのお方じゃ。今も深い愛のお心からわれわれと一緒になって、われわれと遊び戯れておいでになる。
そうして客の歓びが尽きぬために、水を酒に変えて、新しい客を待ち受けておいでになる。
永久に絶ゆることなく新しい客を招いておいでになる。
そら新しい水を運んで行く。ご覧、器を運んで行くではないか……」
 何ものかがアリョーシャの胸に燃え立って、とつぜん、痛いほど一杯に張りつめてきた。そして歓喜の涙が心の底からほとばしり出た……彼は両手をさし伸べてひと声叫んだと思うと、目がさめた……

429:吾輩は名無しである
18/11/14 20:30:29.00 lbp0wA+o.net
われわれの『太陽』
『あのお方』
--------------------------
ゾシマとアレクセイには、師弟して見上げる対象があった。
ふたりの結びつきは、単に親子の愛情のごときものではなかった。

430:吾輩は名無しである
18/11/14 20:44:00.42 lbp0wA+o.net
おそらくですが、ネットに散見する「どの翻訳がよいか?」はたいがい参考になりません。
なぜなら「自分が読んだやつをベスト」とかたをもつからです。
ぼくなんか同じ米川でも、1969年?の訳でないと、もうリズム狂うww
ただ、「古いいいまわしだから、読む気なくした」というのは、ぼくには
よくわからない。むしろそこに味があるんだがなあ。

431:吾輩は名無しである
18/11/14 22:44:10.37 T/eV9wL7.net
県立高指導者のわいせつ:被告「エッチをすれば音色よくなる」−−第2回公判 /山梨
◇生徒にみだらな行為
部活動で指導していた県立高校の女子生徒にみだらな行為をしたとして、児童福祉法違反(わいせつ行為)の
罪に問われた韮崎市富士見ケ丘1、製造業、萩原吉人被告(33)の第2回公判が26日、
甲府家裁(渡辺康裁判官)であり、検察側は「エッチをすれば音色が良くなる」と萩原被告が生徒をだまし、
生徒計13人にみだらな行為をしたことを明らかにした。
検察側の冒頭陳述によると、萩原被告は演奏技術に不安を感じた生徒に、「音が弱いからエッチしないとまずい。
オレが力になってあげる」と話し、みだらな行為に及んだ。
その後も「演奏に悩む生徒ならば練習と称して性交できる」と考え、「音楽家になりたいのなら、今の音じゃ駄目だ」
「腹式呼吸をマスターするために体の中を変えるしかない」などと生徒が不安になるように仕向け、
一度成功すると「音色を安定させるまで続けないといけない」などと話し、多いときは週2〜3回、行為を繰り返した。
萩原被告は98年〜今年2月、同校吹奏楽部の外部指導者を務め、役員の選出など同部の運営すべてを任されていた。
URLリンク(mainichi.jp)

432:吾輩は名無しである
18/11/14 23:42:41.52 Ihvw9lcY.net
地下室の手記の前と後で作風が変わると聞いたのですがどう変わるんですか?

433:吾輩は名無しである
18/11/15 00:26:57.34 TYZWeI86.net
>>431
リンクが表示されないけどググったらソース出てきた
こんなAVの企画みたいな話に騙されるJKが13人も居るとは
多い奴が週2〜3回ってことは、
ほぼ毎日JKと 取っ替え引っ替えSEXしてたのかねぇ
裏山

434:吾輩は名無しである
18/11/15 00:44:00.96 U36hhQmf.net
(´・ω・`)アマゾンポイント乞食に朗報です!!期間限定で3000ポイント貰いましょう。
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435:吾輩は名無しである
18/11/15 00:45:27.17 MeerVqUX.net
>>429
ドストエフスキーにとっての太陽とは神の目であったが、無神論的な太陽についても書いているよ(おとなしい女より)
太陽とは目と物をつなげる存在であり、それは詩的に昇華すれば、曰く調和
一方で、無神論者にとっては忘れられた言葉であり、誰の言葉か思い出せない
一切の自然は活力を失って見渡す限りが死物であり、一人で人間だけがそこ取り残される、曰く虚無

「太陽は森羅万象を活かしていると言われる。
太陽が昇ったら、そしたらーーよく見るがいい、太陽は死物じゃないのか。
なにもかも死んでいる、いたるところ死物ばっかりだ。ひとり人間だけがいる、沈黙に閉ざされてーーそれが地上というものじゃないのか。
<人間よ、お互いに愛し合え>ーー誰だ、そう言ったのは。誰の遺訓なんだ。」

436:吾輩は名無しである
18/11/15 00:55:52.13 MeerVqUX.net
そろそろカラマーゾフを再読しようかな
ちなみに、読みやすいという精神的な楽を求める自分は、そして長編だからという理由で、出来るだけ簡単な言葉の光文社の新訳にするよ
重みよりスラスラ読める方がいいのです
重いとぼくは集中力がきれてしまうのでw
>>432
地下室の手記は、地下室とぼた雪寄せて、の2部になっている
地下室の部分は主人公の性格にしか触れていない
後者はその主人公の物語について
そーいう意味で作風が変わる、と言ってるだけじゃないかな
まーこの主人公とはドストエフスキーの性格のことなんだろうけどね

437:吾輩は名無しである
18/11/15 01:49:13.10 4cTitpQi.net
436
ドストエフスキーの作品が地下室の手記をはさんで、作風が変わると聞きました

438:吾輩は名無しである
18/11/15 08:47:42.91 AcHjR2r+.net
>>427
ありがと。河出なら地元の図書館で閲覧出来るので
一度見てみます。

439:吾輩は名無しである
18/11/15 11:41:23.91 jsZEeh7M.net
ふたたび棺、あけ放した窓、静かな、ものものしい、区切りのはっきりした読経の声がよみがえった。
しかし、アリョーシャは、もはや、その文句にも耳を傾けなかった。
ふしぎにも、彼はひざをついたまま眠りに落ちたのに、今はちゃんと両足を伸ばして立っている。
と、急に飛びあがるようなかっこうをして、速い、しっかりした歩調で三足ふみ出し、棺のそばにぴたりと寄り添うた。
そのとき、パイーシイ主教に肩をぶっつけたが、それには気もつかなかった。
主教はちょっと書物から目をはなして、彼のほうへ転じたが、青年の心に何かふしぎなことが生じたのを悟り、すぐまたその目をそらしてしまった。
アリョーシャは三十秒ばかり棺の中を見つめた。なき人は胸に聖像をのせ、頭に八脚十字架のついた頭巾をかぶり、全身をことごとくおおわれたまま、じっと横たわっている。
たった今この人の声を聞いたばかりで、その声はまだ耳に響いている。
彼はまたじっと耳をすましながら、なおも声の響きを待ちもうけた……が、とつぜん身をひるがえして、庵室の外へ出た。

440:吾輩は名無しである
18/11/15 12:11:37.10 MeerVqUX.net
>>437
予想として現実が変化に起因させたとするなら、同じ頃に兄ミハイルと妻マリヤの死がある
地下室の後に罪と罰だから、文学上の起因としては地下室を書いたことでラスコリニコフが完成した
まー勝手な予想です
どこに書いてあったの?

441:吾輩は名無しである
18/11/15 19:28:56.88 G57jg5W3.net
>>433
しかも、表沙汰になってるだけで13人だからな
この事件を氷山の一角と考えると、水槽学部はこいつのハーレムだったんじゃないか?
-山梨県立高校水槽学部のある出来事-
晴れて高校に入学したさやか(仮名)、仮入部を終え、水槽学部に入部届を提出すると、
放課後、音楽室に呼び出しがかかった。扉を開けると、顧問と、その傍らに、全裸の部長、副部長が立っていた。
「せ、先輩、その恰好は・・・」
「ふふふ。水槽学部では、この格好で行うのがしきたりでね。君も脱いでもらおう」
「い、嫌です!もう、帰ります。このことはPTAに・・・」
「ハハッ。まだ、なあんにもわかってないようだねえ。凄く可愛いよ。どうせすぐ言いなりになるんだから、
最初くらいは抵抗してくれないと、面白くないからね。おい!お前ら!さやかの手足を縛りつけろ!」
あっと言う間に、組み伏せられ、教卓にバックの体勢のまま括りつけられた。
「ふふふ。聞いた話によると、君は処女なんだってね。B組の中川君(仮名)みたいな爽やかスポーツメンタイプが好みらしいね。」
「それとは真逆の俺みたいな汚らしいオッサンに、
これから不条理にも犯されるんだけど、どんな気分?ねえ、どんな気分?ねえ、どんな気分?」
「あぁ、気持ち良かった。やっぱり、レイプは処女に限るね。
君は新入部員で一番可愛いから、昼休みの性欲処理レギュラーメンバーに加えてあげよう。
1日3〜4人ずつ、俺がSEXしてやって、音色を良くすることになっている。君の担当は月、水、木だ。
俺が来る前に、フルートでフェラの練習して、ウォーミングアップしておけよ。」

442:吾輩は名無しである
18/11/15 19:29:12.21 G57jg5W3.net
週3回は犯されるさやかだったが、放課後にはさらに地獄の調教が待っていた。
全裸でホルンを持たされ、音を外したら、その場で尻をスパンキング。さらには、浣腸して排泄我慢したまま、
「5回連続で成功したら、教卓にあるおまるを使わせてやろう。ただ、ミスったら最初からやり直し、汚物も自分で処理しろ!」
厳しい練習が終わり、黄色く染まる音楽室の床を雑巾で拭う部員達だったが、最後には、
「今日は頑張ったね」と皆の口に小便、精液、唾液、痰などを振る舞ってまわる心優しい萩原であった。
口からこぼれた貴重な先生の体液は、床から綺麗に舐め取って飲み干し、
部員全員が手を合わせて「ごちそうさまでした」の一言で締めるのが毎日の儀式だった。
水槽学部の戒律は厳しく、先生、部長、副部長、先輩の言うことには絶対服従、
萩原は激ミニ生パンが好みだったため、入部後は制服丈をワカメちゃんレベルにカット、
毎日の朝練では、部員全員が萩原の前に一列に並び、スカートをたくしあげて、
「今日、さやかはこんなパンツを履いてまいりました。これで授業を受けてもよろしいですか?」と許可をもらわなければならない。
それでも、「声が小さい」「もっと足を開け」「ワンパターンだなぁ。先週もそれだったじゃん。」と難癖をつけられ、
萩原の気に入らないときは、水槽学部で用意した、幼児向けキャラクターものパンツに履き替え、
男子生徒に見せつけるように、階段駆け上がること10往復。
さらに、学年から無作為に選んだ10人の男子生徒の前で、「さやかは露出趣味のある変態なので、見てください。」と
スカートをめくらなければならなかった。
体育も、皆がハーパンを履く中、水槽学部員だけ、萩原の趣味でブルマに変えられた。
定期的に行われる反省会では、
「我々は先生のチンポを気持ち良くするためだけの存在。先生のチンポを満足させられなかったら便器として失格だ!」
「便器未満の存在が便器を使ったら便器に失礼」という理屈で、出来の悪かった生徒は校内でトイレを禁止された。
休み時間では、わざわざ、人の居ない校舎の隅を見つけて、野ション、野グソをしなければならない。

443:吾輩は名無しである
18/11/15 19:36:26.25 jsZEeh7M.net
彼は玄関の階段の上にも立ちどまらず、足ばやに庭へおりて行った。
感激に満ちた彼の心が、自由と空間と広闊を求めたのである。
静かに輝く星くずに満ちた夜空が、ひと目に見つくすことのできぬほど広々と頭上におおいかぶさっている。
まだはっきりしない銀河が、天心から地平へかけて二すじに分かれている。
不動といってもいいほど静かなさわやかな夜は、地上をおおいつくして、僧院の白い塔や黄金色(きんいろ)をした円頂閣は、琥珀のごとき空に輝いている。
おごれる秋の花は、家のまわりの花壇の上で、朝まで眠りをつづけようとしている。
地上の静寂は天上の静寂と合し、地上の神秘は星の神秘と相触れているように思われた……アリョーシャはたたずみながらながめていたが……ふいに足でも薙がれたように地上へがばと身を投じた。

444:吾輩は名無しである
18/11/15 22:33:30.55 8v8HQcHo.net
部活ってヤバイな、はたから見れば明らかに異常なことも、洗脳されてるとそうは認識できない
URLリンク(ddnavi.com)

445:吾輩は名無しである
18/11/15 23:35:37.47 e6CcBaKa.net
合唱部の先生はヤバイよ
お金持ちの家からはお金をむしりとり、貧乏人にはコンクールとかのチケットを売りさばかせて
腹式呼吸鍛えるためって平気でお腹出させてお腹をグーで叩いてくる
スカート姿のまま逆立ちさせたり、口を開けさせたまま中を覗きこんで舌がどうとか、のどちんこがどうとか言ってくるし
一番ひどかったのが合宿中、みんなでおふろはいってるとこ覗きに来て
ばれたら逆ギレして全裸でスクワットさせられた
文句も言えないおとなしい子何人かいたんだけど
よく残らされてたからたぶんやられてたんだと思う

446:吾輩は名無しである
18/11/16 00:38:32.06 kPEW8dUC.net
このスレを見ている観客の諸君に強く訴えておきたい
443のごとき アリョーシャのごとき
純真な、そして青春の精華ともいうべき姿と
445のごとき 「合唱部の先生はヤバイよ」のごとき
クズの書き込みと
この二人は 同じものであるということを!
同じひとりの人間生命の中に このふたつが同時に存在しておることを
!!

447:吾輩は名無しである
18/11/16 00:40:38.93 6V985qgT.net
そういうもんかねえ・・・

448:吾輩は名無しである
18/11/16 00:41:09.77 kPEW8dUC.net
そうだ、そうなのだ。
アレクセイもまた「ばれたら逆ギレして全裸でスクワットさせるのだ」
リーズと結婚したら

449:吾輩は名無しである
18/11/16 01:30:09.93 6j6QYVar.net
>>446
至高と下劣が一つの人間に共存する
それもまた極端に
ドストエフスキーっぽくてイイねw
ヤバイよ」のごとき、という文は笑ったw

450:吾輩は名無しである
18/11/16 20:41:35.14 kPEW8dUC.net
 彼はなんのために大地を抱擁したか、自分でも知らない。またどういうわけで、大地を残るくまなく接吻したいという、おさえがたい欲望を感じたか、自分でもその理由を説明することができなかった。
しかし、彼は泣きながら接吻した、大地を涙でうるおした。そして、自分は大地を愛する、永久に愛すると、夢中になって誓うのであった。
『おのが喜悦の涙をもってうるおし、かつその涙を愛すべし……』という声が、彼の魂の中で響き渡った。
いったい彼は何を泣いているのだろう? おお、彼は無限の中より輝くこれらの星を見てさえ、歓喜のあまりに泣きたくなった。
そうして『自分の興奮を恥じようともしなかった。』ちょうどこれら無数の神の世界から投げられた糸が、いっせいに彼の魂へ集まった思いであり、その魂は『他界との接触に』ふるえているのであった。

451:吾輩は名無しである
18/11/16 22:41:07.56 GCC8sW1/.net
本性として品性下劣だからその反対の神を作り出してバランスを取ろうとする
何故バランスをとろうとするのかと言うとそうしなければ生きていけないから
イワンの考えはだいたいこんなもので
善悪論ではなく理知に基づく効用で割り切って
分裂を止揚しようと考える
また、効用的側面で宗教を理解・活用しようとするので
理神論者として批判される
まあ、イワンも最終的には分裂してしまうわけだけど

452:吾輩は名無しである
18/11/17 02:51:42.95 P/wgcgb7.net
>>451
>本性として品性下劣だからその反対の神を作り出してバランスを取ろうとする
>何故バランスをとろうとするのかと言うとそうしなければ生きていけないから
>また、効用的側面で宗教を理解・活用しようとするので
>理神論者として批判される
神がいないならば神作り出さなければならない、と言ったヴォルテールなんかを思い起こします
だから理神論的な結末になり得るんでしょうね
だけど分からないのは、理神論で納得しているならば、あの善悪の彼岸の悪魔という自己はなぜ出てきたのか、という疑問がある
彼はもしかすると、神が人格神で有る無しの所まで懐疑しようと試みたのかもしれない、なんて思えるよ

453:吾輩は名無しである
18/11/17 13:46:31.43 G5c7pKdI.net
>>452
>あの善悪の彼岸の悪魔という自己はなぜ出てきたのか、という疑問がある
懐疑主体のルーツを統一的で普遍的な「神」(=理性)にではなく
人間生存にともなう生物的事情の求めるのなら
たとえば「悪霊」のキリーロフの提唱する人神(超人)思想に帰着する
しかし、これの発想は個別的な懐疑主体を超えて
全個人を横断的に包括する人倫を導き出すことは極めて困難になる
せいぜいキリーロフの殺身以成仁的自殺思想でおわる
また理知と善性の統合も困難になり
懐疑主体の分裂が発生する
理知から善は導き出せないし
善の根拠は神や信仰といった証明不可能な領域なので
そういう意味ではアリョーシャやミーチャのように
信仰と実践の葛藤を抱えて生きていくしかない
人間は徹底した懐疑に耐えられるほど強くはない

454:吾輩は名無しである
18/11/17 21:26:06.68 ekxR23In.net
>>444
平成初期に中学生だったけど、
そこのソフト部顧問が頭イカレタ奴だったぞ
俺は野球部だったから、隣で良く見かけたけど、
練習試合中、エラーか何かしたらしく、交代の上、ベンチに座らせず、
監督の前に、背を向けるようにしてグラウンドに正座、試合中に何度もメガホンでバシバシ叩かれてた
俺の中学はスポーツの強豪でも無い、ただの公立だったから、
殆どの部活は、夏休み中の練習は午前で終わり、とかなのに、
ソフト部だけびっしり全日練習
練習に遅刻してきたか何かの罰で、「グラウンド100周しろ!」と命じられたらしく、本当に100周走ったりしていた
大会前には、土砂降りの中でもグラウンドで練習やっていて、
白いユニフォームだったから、ブラとパンツが透け透け・・・どころか、パンツまで濡れ濡れで、陰毛まで透けるんじゃないかってレベル
しかも、ソフトボールって股を開いて構えるから、その姿は、中学生の俺には刺激が強すぎた
今思えば、白いユニフォームにしてたのも、狙ってたのかねぇ
横から見てただけでも、こんな光景だらけだったんだから、見えないところで、もっと凄い事やってたに違いない
あの教師なら、適当な理由つけて、全裸でスクワットとかさせてもおかしくない
・・・そして、一番不思議なのは、たいして強くない中学の部活で、こんな厳しい練習が行われていたにも関わらず、
「ソフト部辞めた」って生徒を聞いた記憶がないんだよな・・・
中でどんな洗脳が行われていたのか・・・

455:吾輩は名無しである
18/11/17 23:40:03.49 pKsjKvUe.net
>>453
なるほど、懐疑に耐えられるほど人間は強くない、というのはラスコリニコフの夢の続きのようだね
だからアリョーシャやミーチャのように生きるしかない、とういう結論はイワンの発狂が物語っている
人間がいかように変わろうととも、端にある善悪の程度がどんなに変わろうととも、葛藤はそのまま変わらないのかもしれないし、葛藤を持ち続ける事が安定の特効薬なのかもしれない
善と理知は相容れない、という分析はなるほどと思った一方で、まるで現在の人間のようだとも感じたけども

456:吾輩は名無しである
18/11/18 12:40:20.80 IpiKIDMa.net
>>455
善と理知は相容れない、ではなく、善と理知は無関係、だよ。

457:吾輩は名無しである
18/11/18 15:14:24.14 JWAm0teP.net
>>456
誤読したようです、失礼しました
相容れないではなく無関係とまで分析するんですね
善と理知をそこまで明確に分けた方が、善の根拠が神である、と矛盾なく言えるんだろうね
天上の種を地上という大地で育てた、という言葉を思い出しました


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