【加農・榴弾・高射・ ..
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465:名無し三等兵
12/02/05 03:01:20.20
>>464
長門用っていうか、海軍でお蔵入りになった旧式弾
5号をベースに平頭の水中弾道対応になった6号が登場し
更にボートテイルになって多少重くなって射程が延びた九一式になって
染料つめて被帽を改良した一式(九一式から改造が多い)が戦争時の長門の砲弾
ちなみに6号は爆弾に改造されたのを別とすれば訓練で使い切ってるって話で
5号の行く末は聞いたことが無かったんだが、陸軍に回ってたとすれば納得かな

466:名無し三等兵
12/02/05 03:43:31.40
>>327
迫撃大隊は装備を見ると大体軽迫撃砲
迫撃砲大隊は基本的には本土決戦部隊か第17方面軍配属
迫撃砲大隊以外の「迫撃砲」と付いた大隊は中迫撃砲大隊か独立迫撃砲大隊で
こいつ等の装備は中迫撃砲


今手元に戦史叢書の本土決戦の巻がないから推測だけど
「迫撃砲大隊」は二式十二糎迫撃砲部隊なんじゃないの?


ちなみに迫撃大隊は編制上だと軽迫撃砲36門みたいね

467:名無し三等兵
12/02/05 06:54:17.64
以前、立ち読み記憶で書いた数は誤り
三八式野砲の製造は昭和十七年十月末で2559門

九五式野砲がおなじく318門、終戦時に本砲の砲身半途品15門が大阪造兵廠
第一製造所第三工場に砲架半途品18門が同第十工場にあった。

九一式十糎榴弾砲はシュナイダー社から300門購入あと、昭和十七年十月末
で1155門製造とある。

グランドパワー佐山記述より


468:名無し三等兵
12/02/05 07:06:27.16
いままでの公称より、火砲生産数がずっと多いのが実態のようだ
奉天兵工廠の生産状況が判明すれば、さらにおもしろくなるね

469:名無し三等兵
12/02/05 07:30:16.03 /L/LInVl
九一式十榴の生産数が凄いな
まあ、本来なら野砲部隊の主力になるべきとされていて
割りとどの戦線でも見掛けるからこんなもんか

470:名無し三等兵
12/02/05 07:33:17.10
終戦時の累計では日本の生産分だけで1300門ほどだったんでは?

471:名無し三等兵
12/02/05 07:42:35.60
>>467
この1155門って購入した300門は含まず
日本で生産した分だよね?

472:名無し三等兵
12/02/05 07:47:03.03
そうだよ。佐山さんが間違えてなけりゃ
冶金…もとい夜勤明けなんでとりあえず寝るよ

473:472
12/02/05 07:56:31.91
つまり、三八式野砲はクルップに注文した400門プラス、国内生産分の2559門が
累計の数字ということ

474:名無し三等兵
12/02/05 08:35:33.95
>>472-473
ありがとう
三八式野砲は完成品400門購入に加えノックダウン生産分400門があるけど
これは国内生産分に含まれているのかなあ?

475:名無し三等兵
12/02/05 08:36:26.72 TlYNP2X/
砲が仰角を上げたときに弾がずり落ちないように、弾の銅帯と薬室の前方の砲身内にギザギザがあってランマーで押し込む時に食い込ませる
人力装填でだいじょうぶなのか?

>41サンチ砲

476:名無し三等兵
12/02/05 08:54:10.33
>>467
九五式野砲の生産数があからさまによく言われる公称より多い
つか記述的に大東亜戦争開戦後どころか昭和20年度にも生産していたのか

477:名無し三等兵
12/02/05 08:56:17.76
>>475
Wikipediaさんいわく腔内に押し込む直前までクレーンで持ち上げるらしいから
いける気はする

478:名無し三等兵
12/02/05 09:35:52.13
>>476
考えてみりゃ三八式/改の更新砲だとすれば、減耗補充ってことで一定数生産され続けて当然だよな
改造三八式もほぼ全部が射程10000mちょいの甲だった訳で
弾薬筒も共通だし、どうしてもってことになれば混用も可能だろう

479:名無し三等兵
12/02/05 10:05:19.83
九五式野砲の末期生産分というか半途品は
補充・補修用部品として残ってただけかもしれん

480:名無し三等兵
12/02/05 11:11:31.86
九五式の昭和17年10月以降の生産実績って気になるね

481:名無し三等兵
12/02/05 11:28:52.67
しかし九五式野砲って南方に抽出された以外で
支那派遣軍隷下の部隊が持ってるのあまりみかけないけど
大半が支那戦線に投入って本当なんかなぁ?
前スレみたら実は結構関東軍に流れてるんじゃない?と思ったんだが

482:472
12/02/05 12:32:34.33
>>474
三八式野砲は完成品400門と砲身素材の半製品400門をクルップより購入
砲身地金を海軍工廠に依頼して大阪工廠で392門の砲を製作する予定だったが、
叶わず、400門ぶんの砲身地金をふたたびクルップより購入することになった

大正八年三月時点の製造門数は1900門に達していたとある


483:名無し三等兵
12/02/05 12:35:09.72 TlYNP2X/
88式7サンチ高射砲はどんだけ作ったの?
海軍の3年式8サンチの方が多いかも

484:名無し三等兵
12/02/05 12:43:37.09
>>483
完成品2092門、半途品とかはめんどくさいんで「高射砲」のP175以降を
参照してほしい

485:名無し三等兵
12/02/05 12:55:35.87
1000門超えるとものすごく大量な感じがするのはあれだな

486:名無し三等兵
12/02/05 13:08:10.05
ちなみに八八式七高は「昭和十七年十月末」の文句はない

三八式野砲は三千門くらい生産あったものだから、昭和に入って廃砲のぞき
余裕で二千門以上は装備、保管してたことと思う
軍縮時は維持保管だけでも経費がかかるので、泰平組合通して旧式砲は
支那に売却したかったのはよくわかる
三八式の在庫が多くて、更新用の野砲生産がすくないのは確かだし

しかし、支那事変の根こそぎ動員で予想がはずれ、三十一年式までひっぱり
だして使う羽目になるとは…


487:名無し三等兵
12/02/05 13:11:29.31
ごめん三千門の生産でなく、累計数字ね

488:名無し三等兵
12/02/05 14:50:23.95
>>481
配備先見るとなんかむしろ新鋭の輓馬野砲として扱われてる感じがするよ
九七式曲射歩兵砲と同じで、初期生産量が細いからって妙な俗説が出回ってるようにも見えてきた

489:名無し三等兵
12/02/05 16:37:37.69
>>481
>>488

九五式野砲を推した参謀本部としては、想定される戦場が満州中・西部
の平原から東部ソ満国境の錯雑地に変わったことと、ソ連の国境陣地の縦深
が大きくなったので、歩兵を中心とする戦力で攻撃するためには歩兵直協に
優れた機動性の良い火砲が必要になったということである

GP 2008/9号 P90 とあるね



490:名無し三等兵
12/02/05 17:06:29.33
兵器増加補給の件
C01000437700
第51、55、56、57の各歩兵師団の砲兵聯隊補充隊に対する1942年の火砲の増加支給について。
ただ横の注意書きを見ると、各部隊の保管庫にあるやつをベースに、定数に足りなかったら請求して余ったら返せと言っている。

このうち51師団(広東)の野砲第14聯隊と56師団(雲南)の野砲第56聯隊の補充隊が95式野砲を配備される予定。
てかみんな装備火砲が雑多だが、これは補充隊だからなのか聯隊主力もこんな感じなのか…。
57師団(満州)の野砲第57聯隊補充隊なんか四年式十五糎榴弾砲まで配備してるな。

491:名無し三等兵
12/02/05 17:19:59.26
四年式十五榴は師団砲兵に配備するプランもあったから別におかしくないのでは

492:名無し三等兵
12/02/05 17:41:54.78
>>489
敵陣地の縦深が大きくなったら、
射程を伸ばすのではなく機動性を上げる
ってのが、日本軍だよねぇ。

493:名無し三等兵
12/02/05 18:14:05.38
戦間期に射程増大の傾向とは別に、以前の型より射程みじかめ
軽量な機動戦重視砲のトレンドが存在した

ドイツのFK38、フランスmle1934(九一式と略同モデル)など

494:名無し三等兵
12/02/05 18:37:15.89
>>481
>>488-489
元来の整備目的を考えると満州東部正面に重点配備されるべきだし
東部正面かはともかく14D、24Dが持ってる辺り九五式野砲は殆ど支那戦線に送ったと言うのは怪しいですね
俗説を踏まえた上で冷静に考えるとなんで14D、24Dが持ってるんだwみたいな

>>490
24Dは四年式十五榴、九一式十榴、九五式野砲だから
陸軍的には装備の過渡期なのかも
砲兵科の将来展望を見てもWW2って過渡期なんだよね

495:名無し三等兵
12/02/05 18:56:16.27
出来れば九六式十五榴を装備したかったんだけどね
師団砲兵で装備実現したのはテストケースでノモンハン被害で機械化再編成の23Dだけだったらしいけど

対米英開戦しないで大陸の戦闘が続いてたら、機動十加なんて計画砲も実現したかもしれない


496:名無し三等兵
12/02/05 19:27:08.06
>>493
それ考えたら、機動性が上がって射程が更新前の砲と同一って95式はかなり魅力的な大砲だよな

497:名無し三等兵
12/02/05 19:30:18.81
みんなそう思ったんだが、いざ戦争が始まってみると、射程で負ければ近づけずに一方的に
撃たれて、ひどい目にあってあわてて射程重視に変わったという

498:名無し三等兵
12/02/05 19:35:31.82
自走砲ではなく牽引火砲同士であれば一定の機動性を確保出来れば
火砲自体の機動性より火力の機動性が勝るのは自明だと実地教育されてしまった

こうですか、わかりません><

499:名無し三等兵
12/02/05 19:43:29.04
まあ、前向けて撃てる軽量榴弾砲が歩兵連隊に4門ずつ配られた時点で
師団野砲兵には多少の陣地内移動能力の優劣より、射程と危害半径が重要になったってことだろうよ

連隊砲と野砲で弾の威力同じなんだもん
野砲が近距離で前向けて撃つ需要はあの時点で大分減ったんじゃないかねぇ

500:名無し三等兵
12/02/05 19:58:42.43
日露戦争で得られた貴重な戦訓として正しく理論化され
世界の軍人さん達に受容されるにはWW1を経る必要があるし
WW1で得られた貴重な戦訓がちゃんと共有され
更にネット上で軍オタのたまえるレベルまで落とし込むには
WW2前半の流血を待つ必要があった


人間って生き物は存外学習能力がないのかもしれないね

501:名無し三等兵
12/02/05 20:12:30.12
ミネルバのフクロウはw

一度目は悲劇として、二度目は笑劇としてww

502:名無し三等兵
12/02/05 21:05:50.06
日本の火砲牽引車輌だと九五式十三屯牽引車、九八式四屯牽引車、九八式六屯牽引車、九八式装甲運搬車の評判が良いみたいだけど
それぞれ最大牽引重量ってどんなもんなんですか?


特に九八式装甲運搬車の運用状況が気になる

503:名無し三等兵
12/02/06 00:58:00.99
>>502
車長トシテ牽引自動車ノ常識
A03032114400
ここにもっと古い奴(92式軽重牽引車、5トンホルト)ならあるが、
この辺の車両だとおおよそ定量の2倍程度は最大で引けるとみなされてたみたいだね。

アジ歴を漁ってて見つけた面白そうな史料
昭和16年12月 兵器臨時価格表(甲)
A03032157800
兵器臨時価格表(乙)
A03032158000
基本的に甲が兵器資材、乙が弾薬で分けてるようだ。
乙は1942年2月だから甲とあまり祖語は出てないはず。
火砲部門ではしぶとく調達される四年式十五糎榴弾砲が異彩を放つほか、
九七式曲射歩兵砲の九二式歩兵砲に対する安さが際立っている。

兵器臨時定価表送付の件
C01001350900
1935年のもので載ってる品数は少ない(砲関係は九二式歩兵砲だけ)が、ねじレベルで部品ごとの詳細な価格が出ている。

504:名無し三等兵
12/02/06 01:01:28.70
>>462
別に変なとこはないよ
佐山さんの「大砲入門」の試製41H欄をを抜粋して纏めてる感じだし
人力装填だってソースは佐山本だぜ
単に丸パクリするんじゃなくて、アジ歴の当該資料も乗っけてるのは見聞広める意味ではgoodだとおもう

>>463
佐山本では「破甲榴弾」しか弾種は書いてないからなぁ

505:名無し三等兵
12/02/06 01:02:39.03
>>502
あとは昔スレに出てた
火砲、牽引車体系
A03032095200
から推測する感じかなあ。

506:名無し三等兵
12/02/06 01:04:45.91
つか高すぎだろ大隊砲・・・軽迫撃砲の倍近いってどうなのよ
重さも似たようなもんなんだし、これなら軽迫もっと大量に作って歩兵に持たせたほうがよかったんじゃ・・・

507:名無し三等兵
12/02/06 01:04:58.95
>>495
九六式を入れるとなると牽引車を整備しないといけないしね…
そしてその牽引車を運用する基盤も整えないと…

508:名無し三等兵
12/02/06 01:10:20.73 zcxJnnNr
>>465
なら砲塔四五口径四〇糎加農の砲弾も5号なのかな
殆ど無料で砲弾が送られたとか書いてるの読んだ事あるし

509:名無し三等兵
12/02/06 01:11:39.05
>>506
弾重い・砲細かく分解できない・精度&射程的に明らかにオーバースペック・墜発で平射不可

510:名無し三等兵
12/02/06 01:11:53.81
>>506
そうだね

511:名無し三等兵
12/02/06 01:12:47.25
「要塞砲」本と謳っておきながら榴弾砲はあえてスルーされてたのは残念だったな。
次の佐山さんシリーズは何になるんだろ。

512:名無し三等兵
12/02/06 01:12:58.30
そういや、インドシナやフィリピンで手に入れた兵器はどしたんだろ?
戦車や小火器は有名だけど砲はあまり聞かないよね?

513:名無し三等兵
12/02/06 01:15:48.23
だから迫撃砲も九九式小迫撃砲やら二式十二糎迫撃砲みたいな方向性になったんだろうね
通常の大隊砲として見ると九七式曲射歩兵砲はご不満だったのだろう

514:名無し三等兵
12/02/06 01:22:18.99
>>513
>>29>>393を読むとフィリピンの十五榴は野戦重砲兵に
十五加は独立重砲兵第20大隊設立の基盤になったみたいね


とりあえず南方なら香港、シンガポールの重砲群が気になる

515:名無し三等兵
12/02/06 01:23:04.23
>>514>>512宛て

516:名無し三等兵
12/02/06 01:27:26.82
まあ、曲射歩兵砲ならぶっちゃけ蹴り飛ばして平射させられるからいいんでないの
どうしても撃発必要ならそういう風に作り直してたでしょ

九四式軽迫はね……寝かせて蹴るには後座力が強すぎるんよ、じゃなくて
弾丸の重量が1.3倍くらいあるのが最大のネックでしょ
弾薬分隊員がどんどん増えてしまう

517:名無し三等兵
12/02/06 01:27:31.57
>>503
四年式十五糎榴弾砲って上の方でも書いてたが大東亜戦争中も調達してるんだよね
ご長寿ヒット作だなw

518:名無し三等兵
12/02/06 01:28:41.11
>>516
>>506は九七式曲射歩兵砲の事のような希ガスw

519:名無し三等兵
12/02/06 01:31:08.75
弾薬運びガーと言うのは九七式曲射歩兵砲でも起きそうだから
馬匹、車輌不足がガンだな
弾薬の重量が多少増すだけで途端に運用に難がでちゃうって言うね……

520:名無し三等兵
12/02/06 01:37:44.72
パシフィックのペリリュー島の回で、皇軍の九五式軽戦車が接近して主人公ら
迫撃砲チームが応戦したが結局ダメだった(でも運よく友軍のM4が来て…)とか
速射砲が仕込まれた皇軍トーチカが無双してるのを観たらやっぱ平射って大事なんだなと実感



521:名無し三等兵
12/02/06 01:38:04.69
>>506
上に上がってる要因のほかに、弾薬の価格が高いのがある。
価格表乙にあるが、榴弾の弾丸で比べると1発当たりの値段が倍くらい高い。
装薬についてはよくわからんから何とも言えないけど、九二式榴弾とかを使うなら信管込でもかなり違いが出る。

522:名無し三等兵
12/02/06 01:48:11.19
>>520
ペリリューのハ号は変態染みてるけどなw
橋頭堡にかちこみ掛けた挙げ句何輌か生還してやがる

523:名無し三等兵
12/02/06 02:02:44.82
ハ号でM4の主砲基部に命中させて砲撃させたんだっけか。

524:名無し三等兵
12/02/06 02:03:58.51
「砲撃不能」だ

525:名無し三等兵
12/02/06 02:04:49.78
>>503
>>505
牽引車輌に関してはそこら辺から推測するしかないですか

526:名無し三等兵
12/02/06 02:31:54.54
>>522
「事実は小説よりも奇なり」を地で行ってるのがペリリューの戦いだよな…

527:名無し三等兵
12/02/06 02:59:51.14
九五式軽戦車が1944年の米海兵隊の橋頭堡を蹂躙して稼働状態で複数輌生還とか
フィクションでやったら間違いなく叩かれるな

実際にあったって事実を知ってても信じられないwww

528:名無し三等兵
12/02/06 03:13:36.85
ザ・パシフィックではもっと皇軍火砲を出して欲しかったところ
ごまかしやすい・作りやすい複製車両と違って、火砲は造形的に作りづらかったり
わざわざ作っても気づく観客(ヲタ含む)が少ないせいもあるんだろうけど

ウィンドトーカーズとか気合はいってたなぁ

529:名無し三等兵
12/02/06 03:22:41.03
大口径の自緊砲身は量産のハードルが高いのだろう
とくに高腔圧の長砲身になると、とたんに生産門数が少なくなる
四年式は短砲身、低初速の自緊法なしのローテクで造れる重砲として捨てがたかったのだろう
牽引車の開発量産がネックの日本は馬も不足とはいえ、より現実味があったろう


530:名無し三等兵
12/02/06 03:30:43.39
ホロも比島でちょっとだけ無双出来たしな

531:名無し三等兵
12/02/06 03:41:12.70
しかもホロは三八式w


自緊と言えば上の方見るととりあえず神戸製鋼所と豊和は九四式山砲クラスまでなら造れたみたいね
後、一式四十七粍式速射砲が大阪砲兵工廠と名古屋工廠で
短期間に大量生産されてるが
大阪砲兵工廠以外も動員して量産するなら
自緊で陸戦用火砲の場合は一式四十七粍速射砲と九四式山砲位が限界なのかなあ?

532:名無し三等兵
12/02/06 04:24:39.37
>>529
単純に大口径長砲身腔圧が大変ってだけで
同じスペックの口径・砲身・腔圧なら自緊のほうが従来型より作りやすい
これが低スペックで砲身の強度そのものが要らないなら
単なる鋼管砲身で良くなるから自緊もクソもないが、15糎砲はそういうレベルでもないし

533:名無し三等兵
12/02/06 04:58:50.36
自緊製法は工場の設備に高度な水準が要求されるんだろ?
わざわざ特許を陸海軍共同で購入するぐらいで
生産効率は従来工法より高いのかもしれないが


534:名無し三等兵
12/02/06 05:14:59.39
自緊砲身は設備の整った工廠、工場、製造所なら従来型より効率良く造れるが
そもそも自緊砲身の製造設備が整ってなきゃ長所もブッ飛ぶ

535:名無し三等兵
12/02/06 05:38:19.86
>>286
九九式十糎山砲はこれで確定かな?
ただ本土決戦に備えて内地の九九式十糎山砲装備部隊向けに
補充、補修用や定数を満たす為の追加生産が行われた可能性もあると思うが

536:名無し三等兵
12/02/06 05:53:27.56
>>519
それはどうだろ?
弾薬自体の重さは九二式歩兵砲より九七式歩兵砲の方が軽い
弾薬の定数自体が同じなら弾薬の総重量は九二式>九七式

まさかまだ「面制圧兵器だから精度が云々」を信じてるわけじゃないよね

537:名無し三等兵
12/02/06 06:24:00.67
アジ歴漁りは楽しいが終わらない…。
兵器調弁の件
C04123054000
色々な史料のタイトルになっている「調弁」っていうのがいまいちよくわからんが、予算使う但し書きがあるあたり、
特記が無ければ生産のことなのかなあ。それとも単に支給準備のために完成品をどこかから調達しろという話なのか。
とりあえず車載用九八式高射機関砲100門とか、1941年になっても50門も調弁される四年式十五糎榴弾砲とか、
野戦兵器廠予備品で25門もあるけど試製な臼砲とか、そんなのが並んでいる。

兵器補給の件
C01000783200
フィリピン方面の第14軍が保有している十一年式曲射歩兵砲を九七式曲射歩兵砲に置き換えるため、
至急第22野戦兵器廠に同砲4門と弾薬を送れという1942年11月の通達。
九二式歩兵砲に更新されるよりは扱いやすかったろう。

砲塔動力機関増加補給並返納の件
C01000783500
壱岐要塞の的山大島砲台の砲塔動力機関を交換するという1942年11月の通達。
交換用の機関は豊予要塞の鶴見崎砲台から持ってきた分と他の未改修砲塔からの転用。
ちなみにwikiによると、的山大島砲台には戦艦鹿島の主砲塔が設置されていたらしい。

538:名無し三等兵
12/02/06 06:54:35.16
山砲兵第28連隊
C11110010300
戦史資料 山砲兵第28連隊(宮古島) 調整官 陸軍大佐 梶松次郎
C11110237900

宮古島に配備されていた山砲兵第28連隊の記録。
同連隊は
・連隊所属の3個大隊(九四式山砲12門×2、九九式十糎山砲14門×1)
・野戦重砲兵第1連隊第1大隊(九六式十五榴4門×3個中隊、段列欠)
・独混60旅団砲兵隊(軽迫撃砲6門×2個中隊、そのほか1個中隊が地区隊配属)
・特設迫撃隊(連隊の輜重兵で編成、三式八糎迫撃砲6門×2個中隊)
海軍砲台5隊(内訳は十五加2門×2、十二榴2門×2、短二十榴2門)
という大所帯で先島集団砲兵隊を構成した。

陣地構築の様子や作戦計画、細かい配備図も載っているから、
それぞれの種類の砲ごとの運用方針なんかも垣間見えるいい史料。

539:538
12/02/06 06:56:48.00
訂正
九九式十糎山砲は12門
あと海軍砲台は本文と配置一覧で門数が食い違ってるのがいくつかある。

540:名無し三等兵
12/02/06 07:02:15.71
>>531
九九式八糎高射砲は大阪造兵廠ほか日本製鋼所広島、日立製作所、日立造兵、神戸製鋼所、
大阪機工猪名川で製造した
これは、すべての会社で自緊砲身を製造できたかは不明だけどね

三式十二糎高射砲だと大阪造兵廠ほか日本製鋼所の室蘭と広島が砲身を製造
できた。四式七糎半高射砲は大阪造兵廠と日本製鋼所武蔵が砲身製造
五式十五糎の砲身は大阪造兵廠と日本製鋼所広島だね

541:名無し三等兵
12/02/06 07:08:51.26
兵器調達の件
C01000579100
技本と一緒に作れと書いてある砲たちは聞かない名前も多いから試作かな?
1942年9月の通達。

兵器調達の件
C01000503600
タ弾を急いでたくさん作れという1942年9月のお達し。

542:名無し三等兵
12/02/06 08:15:33.32
このスレは神保町界隈や光人社、ガリレオ出版にさぞ感謝されていることであろう
個人的には佐山新刊 勝手に命名「日本陸軍の野戦砲」はグランドパワー
別冊で出してもらいたい!
戦記でないのなら、横書きが読みやすいし写真図面も文庫版では苦しいんでね

543:名無し三等兵
12/02/06 15:00:32.68
九○式野砲は昭和十七年十月末で82門製造

機動九○式は昭和十七年十月末で274門製造
昭和十八年三月末の整備状況調査によると十七年度に110門製造している

544:名無し三等兵
12/02/06 15:36:53.44 JCZWxKJr
日清戦争で使った青銅砲は太平洋戦争でも使用したんだろうか

545:名無し三等兵
12/02/06 16:18:12.47
最後の根こそぎ動員では、火縄銃すら持ち出されたから、持ち出したんじゃない。

546:名無し三等兵
12/02/06 17:04:26.41
最新の研究であろうGPの佐山連載でも載ってないが、戦争末期には事例が
あったかもしれない
二十八サンチ砲が青銅製で一部要塞や大陸で使用してたくらいかな
旧式であるが、大口径の砲弾威力は捨てがたかったとみえる

日本の戦史別冊「兵器大図鑑」では奄美大島西方村西古見所在 球740部隊
に配備された二十八サンチ榴弾砲は戦争末期に四門、
旧要塞砲兵の記述がある
この時期でも砲は黒染めでカーキ色でなかった様子が書いてある

547:名無し三等兵
12/02/06 17:07:55.69
根こそぎ動員だと英独もしてるよね。
日本も英国みたいな簡易迫撃砲はあったのかな?

548:名無し三等兵
12/02/06 18:24:41.74
日露戦役で使った、木製で竹の箍巻いた花火筒みたいなもんを急造したかも
花火職人も軍のイベント以外は仕事が激減しただろうしね

549:名無し三等兵
12/02/06 19:49:54.71
>>482
ありがとうございます
って事は最初の内製化失敗
その後ノックダウン生産400門を行いますそれを加えて
国内生産分としているのですね

>>542
このスレ見てると光人社NF文庫やグランドパワー買いたくなるしねw

>>543
>>467の九五式野砲と見比べるとかなり生産に手間取っているよう見えるな
九一式十糎榴弾砲とは比べる事も出来ない

550:名無し三等兵
12/02/06 19:54:30.27
>>541
謎の火砲が多いのか……
色々気になるな


しかしこれなら通りでタ弾が意外に行き渡ってる筈だわ

551:名無し三等兵
12/02/06 20:00:40.76
>>512
インドシナは仏印政庁が残存してたしねぇ

552:名無し三等兵
12/02/06 20:20:03.61
昭和二十年までは仏印の全面武装解除はしてないみたいだし
師たるフランスに敬意の意も当然あるだろう
フランス植民地軍の武装蜂起でやむなくだろう

553:名無し三等兵
12/02/06 20:24:02.54 pZFTYFr7
タ弾とか試製四式七糎噴進砲と試作九糎空挺隊用噴進砲とか
試製八十一粍無反動砲と試製五式四十五粍簡易無反動砲とか
色々頑張ってるだけに余計に本土決戦用簡易、急造兵器の悲惨さが際立つw

554:名無し三等兵
12/02/06 20:28:27.15
>>549
最初の完成砲400門輸入に加え、400門ぶんの砲身半製品、のちほどプラス追加の
砲身素材の輸入のかたちだそう

555:名無し三等兵
12/02/06 20:31:03.11
555

556:名無し三等兵
12/02/06 20:46:56.54
>>549
ていうか陸軍は高射砲、戦車砲、山砲、対戦車目的以外に7.5cm口径は
ほぼ見切りつけてるんだよ。三八式の在庫もわんさとあったし
十榴と十五榴に傾斜生産にシフトしてる
ドイツ、フランスに倣って
九○式の同系砲が仏本国で採用してないからね
フランスは大量在庫のmle1987のみで、
ドイツ7.5cm級は一次大戦FK16の改良版と本来はブラジル輸出用FK38のみ

557:556
12/02/06 20:50:51.97
補足
フランス国営工廠製のmle1897以外にシュナイダー製野砲も若干数は整備してるが

558:名無し三等兵
12/02/06 20:51:08.94
>>543
なんか「使ってみたら射程の長さが重量増を補って余りあるから以後九〇式を整備」云々って俗説が白々しく聞こえるな
要するに九〇式は重いから整備取りやめ、改造三八式の減耗補充は九五式で、ってだけの話じゃないのか

機動化(自動車化)部隊中心に機動九〇式を整備しつつあるけどそっちは進んでないってことなんだろうな

559:名無し三等兵
12/02/06 20:55:16.84
そりゃ機械化部隊の数がそもそも全然無いわけだし
機械化できるなら加農や榴弾砲だって良いわけだし、九〇式に拘る必然が無いよね

560:名無し三等兵
12/02/06 20:55:45.18
>>556
いやそれはわかってるよ
ただ九五式野砲と比較しても大して変わらんかペース遅い位だから
俗説とはかなり様相が違うなぁと

>>558の推測に近いように思える

561:名無し三等兵
12/02/06 21:00:13.35
>>558
当時の高級将校も馬鹿でないから、限定目的以外は口径7.5cmより、砲弾
威力でそれ以上を欲しがったのは当然だと思うよ
九○式より生産が多いであろう九五式野砲の生産も、それほど重点おかれた
とは到底思えないし


562:名無し三等兵
12/02/06 21:00:58.25
つか九〇式野砲、機動九〇式野砲って他とは逆でWikipediaとかより生産数少なくない?
まあ、見切ってたとは言え軍の規模自体は拡大していて
目先の需要はあったから18、19、20年度生産分を足すと帳尻合うのか?
三式中戦車160輌程、三式砲戦車も100輌?位整備してるし
まあ、あんなもんかしら?

563:名無し三等兵
12/02/06 21:08:00.34
>>559
数がないのは同意だけど
九〇式は機械化部隊の主力牽引砲としては実に便利だったと思うよ
牽引速度が速い、射程が野戦重砲並みに長い、直射で重対戦車砲としての運用も可能
ひょっとしたら十榴の機動化したやつより使い勝手は良かったかも
まあ、輓馬・駄馬砲で言うと四一式/九四式山砲みたいな手頃さがあったと思うよ、機動九〇式には

十五榴や十加となると、砲弾の運搬やら布陣時間やら何やらもあるからねぇ

564:名無し三等兵
12/02/06 21:14:55.08
>>550
あのリストの中で個人的によくわからん火砲は
・一式七糎山砲
・二十一糎榴弾砲
・十糎要地高射砲
・二十一糎加農
かなあ。
あと九二式十加と九六式十五榴は改修型の生産が指示されてるけど、
脚の折損問題への対策かな?

565:名無し三等兵
12/02/06 21:21:04.38
>>563
どうなんだろ?
それなら機動九一式十糎榴弾砲のが良いってなるかもしれない

566:名無し三等兵
12/02/06 21:22:17.22
>>564
如何にもって火砲だなあ
国軍が欲しい物がわかる気がする

567:名無し三等兵
12/02/06 21:23:06.23
>>564
近年のグランドパワー佐山連載とNF文庫、昔の戦車マガジン「知られざる日本の兵器」
でおおかた解明するね
二十一糎加農はドイツ砲K18 検索で

568:567
12/02/06 21:25:25.02
ごめん、21cmはK39か

569:名無し三等兵
12/02/06 21:26:45.02
>>563
砲の牽引速度は牽引車の問題なわけで単純に98式4トンが速いってだけのこと
6〜8トン牽引車で高速のものが作れないわけではない
実際火砲牽引車体系にも砲とは別に新型牽引車が提示されてるし
そこには機械化師団用の野砲はディスコンであることも触れられてる

速度があって布置が早くて、しかも直射できる「自走野砲」は続ける気だけどね


570:名無し三等兵
12/02/06 21:31:04.93
>>562
三式中戦車は新規生産砲身を使用しているから九〇式の製造数とは無関係
三式砲と一式砲T型は合計で150輌ほど
少なくとも一式砲T型の一部は新規製造の砲身を使ったみたいだけど、三式砲はわからん
他のチハ車台利用の砲戦車と同じく中古車台に中古砲のニコイチという可能性が高い

機動九〇式は試製五十七粍がコケたから対戦車砲としての需要もあったと思われ

>>563
どんなところが?
九一式十榴は射程は短いし、

571:名無し三等兵
12/02/06 21:32:06.49
>>550にある船載砲床について
14年式重迫撃砲試製船載砲床説明書
A03032123200
これは佐山さんの本に載ってるやつ

三八式野砲船載砲床取扱法送付の件
C01000997800
三八式野砲船載砲床の説明書と試験結果報告書。>>550の生産リストと同じやつかはわからない。
佐山さんの本だと昭和6年以前のことが書いてないけど、この砲床の試験を行ったのは大正14年。
割と使いやすくてよかったらしい。
返還文書じゃないのに英語用語の併記がいろいろあって面白い。

572:名無し三等兵
12/02/06 21:33:52.65
機甲スレ大荒れで、難民大量流入の特需と思われ

573:名無し三等兵
12/02/06 21:37:05.83
>>570
別なのはわかってる
ただライン自体は動いてるし三式砲の生産ペースも割りと早いから
九〇式野砲もとりあえず目先の需要の為に
近いペースで作ってたのかなと

それならWikipediaとかで書かれている生産数を達成出来るし

574:名無し三等兵
12/02/06 21:41:25.45
>>537
>>541
ひょっとして上の方の十糎臼砲とやらも実在しているのか?

575:名無し三等兵
12/02/06 21:43:59.05
実在はもちろんしてるんだろうが、国産なのか鹵獲砲なのかが判明してないだろ?

576:名無し三等兵
12/02/06 21:46:49.46
それはそうだけど鹵獲、謎の試製臼砲説に加えて戦史叢書の書き間違いwも疑ってたから
国産の可能性が高まったかなと
編成完結地が名古屋だし

577:名無し三等兵
12/02/06 21:52:41.96
聞き取り調査の責任者、元大本営参謀の服部さんは優秀なんだけど、
歩兵科エリートで、ノモンハンとガダルカナルの失敗で機甲と砲兵部隊に
負い目があって妙なバイアスがかかってるみたいだからな

578:名無し三等兵
12/02/06 21:53:49.94
>>567
いまさら大砲入門読み返したらほぼ全部載ってたわorz
あの人は本当にきちんと調べてるなあ。
でも十糎要地高射砲は昭和10年に開発打ち切りの奴とは違う気もする。

K39ってこれか
URLリンク(en.wikipedia.org)
定番のシュコダ製。

579:名無し三等兵
12/02/06 21:55:12.17
>>578
すまんK38かな。ドイツ製のほう

580:名無し三等兵
12/02/06 21:58:21.89
>>565 >>569
素朴な疑問なんだけど、そんなら実際に機動91式の製造量が機動90式より少ない訳は何なんだ?

581:名無し三等兵
12/02/06 22:00:42.08
対戦車砲としての需要が切実だったんでしょ

582:名無し三等兵
12/02/06 22:01:50.52
>>577
改めて戦史叢書読むと痛感するけど
砲兵科や機甲科の話は編制、編成や装備の中身、実際戦闘するまでの準備段階のエピソードはそれなりに拾ってるが
戦闘経過における砲兵科、機甲科の活動、活躍はあんまり書いてない
部隊の説明でよく活躍したがとか書かれている具体的な事はサラっと流されていたり

583:名無し三等兵
12/02/06 22:06:29.09
九〇式、機動九〇式ってソ連の3吋野砲の一部みたいに
長距離砲兵の一部として独立野砲兵連隊、大隊専任にして
なおかつその連隊、大隊は師団に編合せずに軍直轄として野戦重砲兵と一緒に使用位で良かった気もするな
後知恵だけど

584:名無し三等兵
12/02/06 22:07:39.37
>>582
執筆者が元参謀だったりするので現場感覚には欠ける。
まぁ通史だから仕方がない面もあるが、もっと現場の戦術感覚を取り入れた戦史があるといいね。

585:名無し三等兵
12/02/06 22:08:17.95
>>580
牽引車輌と対戦車用途と思ったけど
四屯で九一式も牽けたか?

586:名無し三等兵
12/02/06 22:12:48.10
>>580
師団砲兵は野砲2:軽榴1ぐらいの比だから
普通に編成すれば10榴のほうが少なくなるもんだ

587:名無し三等兵
12/02/06 22:12:57.61
師団砲F=22は初速に比して長砲身で、過剰品質かつ高価なのがソ連軍では贅沢ないらない
子扱いまでされている
価値を見出したのが、鹵獲砲を対戦車砲PAK36に改造したドイツ軍であったわけで


588:名無し三等兵
12/02/06 22:19:29.37
日本の場合は十榴、十五榴の射程がどうも物足りないから九〇式に対戦車用途+αの用途が出てくる気がする

589:名無し三等兵
12/02/06 22:46:00.56
>>538-539
九九式十糎山砲こんなとこに居たのか
八重山の砲兵部隊意外に大きいね

やっぱり九九式十糎山砲は内地部隊に殆どが交付されていたのかねぇ?


本文と図面が違うのは香港砲兵隊もそうだったな
あきらかに図面の方が豪華な装備状況だった

590:名無し三等兵
12/02/06 23:21:20.58 pZFTYFr7
九九式十糎山砲は本土決戦準備でも多少は製造されたのかね?

591:名無し三等兵
12/02/07 00:01:54.72
>>588
前から疑問だったんだけど、10H・15Hの独米師団砲兵で最大射程の問題って起こらなかったんだろうか
長距離戦や対砲兵戦は加農に任せる?

592:名無し三等兵
12/02/07 00:15:14.12
いざって時は10K、15Kがあるし米の場合は航空機もあるって話かも

593:名無し三等兵
12/02/07 00:26:35.34
>>579
じゃあこっちか。
URLリンク(en.wikipedia.org)
定番のクルップ製。
しかしドイツ本国でも8門しか作ってないのか。

594:名無し三等兵
12/02/07 00:44:26.78
主力は意外にあった10cm加農と15cm加農
それに17cm加農だろうしね

595:名無し三等兵
12/02/07 00:47:42.59
>>591
火力機動は着弾が前進する友軍を先導するのが理想なんだけど
知ってのようにドイツ軍の機動は速いわけで
特に戦車隊だと砲兵が届かない&追いつかないで苦労してる
(結局ドイツもアメリカも自走砲で対処してる)

596:名無し三等兵
12/02/07 00:49:10.53
戦史叢書に九九式十糎山砲装備と書かれているのは
山砲兵第28連隊(第28師団)満州→宮古島
山砲兵第93連隊(第93師団)本土
の2つ
満州からの転用師団でも第9師団や第11師団は九四式山砲だけ

597:名無し三等兵
12/02/07 00:55:27.62
>>596
九九式十糎山砲の配備先も謎だな
本来もう少し配備されててもおかしくないから
本土の独立山砲兵連隊か独立山砲兵大隊とどれかが持ってるのかしら

598:名無し三等兵
12/02/07 01:21:27.48
>>591
ドイツ師団砲兵は対ソ戦で射程不足を痛感
既存砲の装薬増加とマズルブレーキ導入で射程延伸を図り、
更に新型砲を開発してたけど間に合わなかった

599:名無し三等兵
12/02/07 01:26:22.79
ロケット推進弾まで作ってたね

600:名無し三等兵
12/02/07 01:30:55.68
600

601:名無し三等兵
12/02/07 01:54:50.35
>>540
ありがとう
日本製鋼所やっぱり強いな
広島はやはり軍都


日立と大阪機工が自緊砲身造れたか気になる

602:名無し三等兵
12/02/07 04:06:58.64
軍需品工場増産設備完成期日延期に関する件
C01001837000
軍需品工場増産設備完成期日延期に関する件
C01001837400
大阪機工猪名川工場の九一式十糎榴弾砲の生産能力増強(月産5門)に関する話。
この時期に増産するからには砲身のあてがあったんじゃないかという気もしないでもないがどうだろうなあ…。

増強完結が工作機械と工員の導入が遅れた結果どんどん遅れている。
現在の工作機械台数・工員と必要な台数・工員とかも載ってて面白い。
1940年の段階で熟練工が労働市場に足りないという状況が悲しい…。
アメリカみたいにうまくマニュアル化できなかったものか。

603:名無し三等兵
12/02/07 04:23:01.12
それもあるし工作機械も大半は輸入しないといけないのがね
それに純粋な物品購入に回せる外貨も国府やら支那軍閥やらに劣りそうなのが……

もう少しちゃんとした輸入品があって
ブロック経済にもある程度対抗出来る商品になってればねぇ

604:名無し三等兵
12/02/07 05:46:54.28
根本は金くい虫の戦争やめて軍縮しろってところに行き着くが。

605:名無し三等兵
12/02/07 12:00:14.58 wifGi224
そう。戦争なんかしないで兵器を増産しろ。

606:名無し三等兵
12/02/07 14:27:28.20
というか軍備増強に走る前に基礎体力となる経済力と技術力を作らんと・・・
今の日本は戦前の日本より軍事費の対GDP比ははるかに低いが自衛隊は旧軍よりよほど大火力だし

607:名無し三等兵
12/02/07 15:26:19.68
>>606
今だって戦いながら数年で兵力10倍にしようぜってなったら酷いことになる
(良い例が戦費負担で装備更新に苦労してる今のアメリカ)
満州事変前後の日本軍の火力密度は列強標準から逸脱してるわけでもない

国力に見合わない兵力規模になっちゃってたのは戦争したからだし
戦争は相手があるからこっちの国力で対応できる範囲でってわけにもいかん

608:名無し三等兵
12/02/07 15:48:44.71
いかんといっても、太平洋戦争前で国家予算に占める借金の比率は6割と
アメリカと戦争しなくても遠からずデフォルトに陥って、戦争継続は不可能になってたがな
アメリカからの物資で戦争してたから、金が買えなくなったら戦争どころか近代国家としても
やっていけなくなって明治以前まで逆戻りだ

609:名無し三等兵
12/02/07 16:16:29.72
>>608
そりゃもう中国で戦争やってるんだから借金まみれになるのは必然で
英だってWW1もWW2もそんなもんだし戦争中のアメリカも凄い借金だった

日華事変中で青色吐息状態の日本に圧力かけたのはアメリカであって
(アメリカの立場からしたらチャンスなんで是非を問うつもりは無い)
まさしく相手があるのでしかたがないよねってことだわな

610:名無し三等兵
12/02/07 16:23:48.93
ちなみに某戦略ゲームでも兵器の改良には頭が悩まされる。
特に多数の兵力を有する米英仏日独ソは。


611:名無し三等兵
12/02/07 16:36:00.98
いやいや、戦争やるのに必要な物資を売ってくれる国と、軍拡して戦争するなんて
狂ってるだろ。アメリカ以外からは入手不可能な必須物資も多々あって
勝ち目なんてはじめからどこにもないんだから。

612:名無し三等兵
12/02/07 16:58:54.55
>>611
だからさ、その敵対はアメリカがしたものでしょ?
中国での戦争が気に入らないから圧力かけて
引くに引けない立場の日本がやけくそで喧嘩を買って以下略だったわけで
(中国での戦争の是非はまた別として)

そして60年代以降のソ連は希少金属の幾つかと食料を欧米に依存してた
面白いよねベトナム戦争中のソ連はアメリカから食い物と技術を得て
それでアメリカ兵をナムで殺してたわけ、世の中ってそんなもんだ

613:名無し三等兵
12/02/07 17:13:44.07
>>612
仏印進駐するまでは、普通に売ってたわけだけど。仏印進駐前には、米英はやるなら貿易制限すると
通告してるが無視して進駐してる。アメリカに依存しなきゃ生きていけない国だったのに、敵対する方向に
進んでたのは日本のほうだったわけだが。

614:名無し三等兵
12/02/07 17:39:59.70
仏印進駐で制限されたのはくず鉄だが
その前年にアメリカは通商条約を一方的に破棄してるんだ
この時点で実質売らなくなってた(過去から契約が残ってたものは継続だが)
だから進駐したら売らないよってのは、もう売ってくれないのに何を言うってもんだ

615:名無し三等兵
12/02/07 17:52:32.47
>>612
じゃあそれこそベトナムみたいに戦争止めればよかったんじゃね…?
予想外に長引いて泥沼化してたわけだし。

616:名無し三等兵
12/02/07 17:55:02.67
砲に関係ない話は余所でやれよ

617:名無し三等兵
12/02/07 17:57:13.77
>>615
まあ、あの戦争は形としては日本から仕掛けたものなんだけど
実際はするように仕向けられたものだし、適当な所で講和しようにも
相手はハナから日本帝国を滅ぼそうとしてるんだから妥協点が無い

618:名無し三等兵
12/02/07 18:10:53.02
>>605
ある意味スレ的にも正しい
閲兵式で並べられる国軍砲兵科の兵器達……

619:名無し三等兵
12/02/07 18:21:00.88
山砲ばっかズラッと並んでたら、先帝もトホホなお気持ちになられたろうな…

620:名無し三等兵
12/02/07 18:31:21.33
>>619
なぜ?

621:名無し三等兵
12/02/07 19:09:30.91
Wikipedia先生によると八九式十五糎加農は
香港、シンガポール、バターン、コレヒドールに投入された後も
貴重な大射程重砲として沖縄以外にも各方面に投入されたって書いてるが
支那方面に転出した独立重砲兵第6大隊位しか知らないんだがどこなんだ……
連合国軍によるフィリピン侵攻時に投入された独立重砲兵大隊の装備は
七年式三十糎榴弾砲とおそらくGPFであろう押収十五加だし

622:名無し三等兵
12/02/07 20:18:57.27
GP 2008/9号 機動九一式十糎榴弾砲解説

大阪造兵廠第一製造所が昭和17年10月末に調査した火砲製造完成数には、
本砲は17年度内に40門製造とある。その後も製造を続け、約100門完成
したと推定する。

すくないな。通常の九一式と較べても
牽引車の生産数に問題ありすぎなんだろう

>>621
昭和十九年以降だと大陸から虎の子十五加を抽出して南方に送ろう
としても、ボカ沈海没の数が半端ないだろう
フィリピンのルソン、レイテ戦に重火器は大陸と内地から相当送り出したはずだが、
届いたのは三割あるのか?
海没の日本兵死亡が五十万とか聞くぜ

ガ島も、送った砲のうち陸揚げできたのは半分以下のはずだから
砲の損失はノモンハン以上かも

623:名無し三等兵
12/02/07 20:28:53.58
>>620
土浦の武器学校で三八式野砲と四一式山砲みたら大きさの差に
愕然とするよ。おとなと小学校低学年の体格差くらい

624:名無し三等兵
12/02/07 21:25:36.18
>>622
いや、そういう話ではなく八九式十五糎加農がコレヒドールと沖縄の間で支那派遣軍の独立重砲兵第6大隊以外で投入されたのかな?と
まあ、ビルマやラバウルに投入されたとは聞いた事はあるが
装備部隊とか実績は知らないし
ラバウルの奴は幸か不幸か多分戦闘には参加してないだろうしなぁ

625:名無し三等兵
12/02/07 21:30:55.34
九一式十糎榴弾砲って九八式四屯牽引車で牽けないのかな?

626:名無し三等兵
12/02/07 21:34:38.39
>>597
本土の独立山砲兵連隊@戦史叢書
昭和20年2月編成 6個(6〜11)
 6 3個大隊9個中隊 山砲(24),山地十榴(12)←おそらく九九式十糎山砲
 7〜11 2個大隊6個中隊 九四式山砲(24)
 ※7,9,10,11は200番代師団の山砲兵連隊(206,209,212,202)に改編
昭和20年5月編成 9個(12〜20)
 3個大隊9個中隊 山砲(32),十榴(3)←ひょっとしたら九九式十糎山砲?

なお、独立山砲兵大隊は本土決戦用部隊としては編成されていない




627:名無し三等兵
12/02/07 22:08:51.84
>>626
有難う
十榴は九九式十糎山砲かもしれないですね


後、独立山砲兵大隊居なかった?って思ったが
独立山砲兵第22、23大隊は端から独立混成第66、67旅団の隷下で
場所も伊豆諸島だしありゃ別枠か

628:名無し三等兵
12/02/07 22:21:34.56
>>624
八九式十五加装備の独立重砲兵大隊(戊)>>393
独立重砲兵第2大隊
 香港(開戦時)→シンガポール→スマトラ→シンガポール(独立重砲兵第13連隊に改編)(終戦)
独立重砲兵第3大隊
 香港(開戦時)→南支→ラバウル(終戦)
独立重砲兵第6大隊
 満州(開戦時)→中支(終戦)
独立重砲兵第9大隊
 比島(開戦時)→満州→本土(終戦)
独立重砲兵第11大隊
 満州(開戦時)→本土(終戦)
独立重砲兵第12大隊
 満州(開戦時)→本土(終戦)
独立重砲兵第13大隊
 満州(開戦時)→本土(終戦)

629:名無し三等兵
12/02/07 22:40:05.28
>>626
日本陸軍機械化部隊総覧(別冊歴史読本1991春号特別増刊)には
独立山砲兵連隊の12から20までの部隊は、九四式山砲2個大隊と、
九四式山砲と九九式十糎山砲の混成大隊1個で編成されたとしているね。
ただ充足率は5割未満だとも書いてあるが。

630:名無し三等兵
12/02/07 22:43:11.22 pe6uWz3u
>>629
充足率5割未満とは……

631:名無し三等兵
12/02/07 22:59:37.71 liWqMYEw
冷戦期にアメリカは第三国のトンネル会社経由でソ連からチタンを買いまくっていた
日本も面の皮厚く密輸しまくれば…

632:名無し三等兵
12/02/07 23:15:36.82
>>628
やっぱり殆ど満州に居てたんですね
ビルマやニューギニアに居たとか言われてるのは
独立重砲兵第2大隊と独立重砲兵第3大隊の一部が分派されていた可能性もあるのか


後、ラバウルの部隊は独立重砲兵連隊になってるのか
重砲兵連隊で独立の名を冠しているのは初めて見たかも

633:名無し三等兵
12/02/07 23:17:05.50
ああ、ラバウルじゃないシンガポールだ
シンガポールの鹵獲重砲があったから?

634:名無し三等兵
12/02/07 23:40:09.33 SVlwHXi7
九九式十糎山砲は殆ど本土と周辺部、満州に居たのか
生産数からすると妥当だけど

635:名無し三等兵
12/02/07 23:47:03.11
「横須賀重砲兵聯隊史」によれば独立重砲兵第13連隊は

第1大隊(2個中隊) チモールから転進した山砲兵第48連隊(第48師団)の一部で編成(山砲装備)
第2大隊(3個中隊) ジャワ、スンバワ島等から転進した10加,10榴,山砲で編成
第3大隊(2個中隊) スマトラから転進した独立重砲兵第2大隊第1中隊主力の八九式15加とジャワから転進した15榴中隊で編成

また、独立重砲兵第2大隊第2中隊と第1中隊の一部(15加5門)は、12榴2門と15臼2門を増加されスマトラに残留とある


636:名無し三等兵
12/02/08 00:02:24.16
>>630
編成発令が20年5月23日で、編成完結予定が早いので6月上旬、遅いのは8月中旬だからなあ

637:名無し三等兵
12/02/08 00:11:47.31
>>286
兵器調弁の件
C04121135800
1939年6月に4門
兵器調弁並改修の件
C04121536000
同じく1939年11月1日に50門
調弁命令の履歴はこんな感じか。
後の50門はどの段階で作ったんだろうなあ。

兵器調弁の件
C04123054000
これを見ると1941年6月には予備品が10門あったらしいが。

638:名無し三等兵
12/02/08 00:15:02.26
>>618
このスレで「歩兵科」「砲兵科」ってよく見かけるけど、帝国陸軍においては1940年に
そういうのは廃止されてるから単に「歩兵」「砲兵」でいいのよ

>>624
>>632
比島に送られた八九式15Kは陸揚げされて演習映像まで残ってるって何回か話題になったじゃん

639:名無し三等兵
12/02/08 00:18:22.58
>>571
十四年式重迫撃砲の海軍移管後の動向が気になる
本土決戦には引きずり出されたのか?

640:名無し三等兵
12/02/08 00:24:49.03
>>638
演習画像は知ってるけど八九式15Kは44年の連合国軍侵攻時には居なかったぽいからね

641:名無し三等兵
12/02/08 01:12:40.21
>>639
14年式重迫撃弾砲射表送付の件
C01003981600
弾薬調辨の件
C04120596900
1932年以降も射表を改正し、1939年になって計3000発以上の弾薬を陸軍が調達してるところを見ると、
船載火砲として試作された1門以外にも陸軍が持ってたか海軍に返してもらった(佐山さんの本には貸与と書いてある)可能性があるね。


642:名無し三等兵
12/02/08 01:14:46.16
1スレ目で比島決戦前の映像として八九式十五糎加農が映った映像元にリンク張ってたけど
このスレ読むと比島決戦と直前には八九式15K装備の大隊は居なかったようなんだよなぁ

どの部隊に配属されていたんだろうか

643:名無し三等兵
12/02/08 01:34:38.29
たとえ重砲といえど、必ずしも文書に記録されて残ってるとは限らないしね
比島決戦並の規模になると


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