現代数学の系譜 カン ..
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30:現代数学の系譜 雑談
20/07/26 11:29:25.12 uQ4z/5zX.net
>>29 補足
>非正則な分布とは、一様分布の範囲を無限に広げた分布のことです。
これを時枝記事について考えると
1)例えば、宝くじを有限n枚発行して、一等賞くじ(時枝に合わせ)100枚あるとする
2)n枚に連番 1〜nを打ち、一等賞くじ 100枚: 1<= m1,m2,・・・,m100 <=n(有限) とする
3)当たりくじ100枚( m1,m2,・・・,m100 )から、1枚を選んだとき、
 それが、m100である確率 p=1/100
4)このような p=1/100の計算は、”有限n枚発行”の条件下では、正当化できる
 しかし、無限大を考えてn→∞ とすると、p=1/100の計算は、必ずしも正当化できない
5)例えば、”1<= m1,m2,・・・,m100 <=n(有限)”が成立っていないと
 n→∞では、非正則分布になる
 つまり、例えば 宝くじ 有限n枚の当選確率は、p=100/nであるが、
 n→∞では p=100/n→0となる
 が、この当選確率計算は、「全事象の確率は1であるというコルモゴロフの確率の公理」に反しています!
6)さらに、例えば、99枚の札 n1,n2,・・・,n99 を選んだとき
 もし、もう一枚自然数の集合Nからn100を選べるとして、”max( n1,n2,・・・,n99 ) <= n100 のとき勝ち”というゲームを考えると
 普通には、勝つ確率 p=1 と考えるのが自然でしょうが (∵選ぶn100には上限無し) (注:この類似設定が時枝記事で出てくる)
 ”勝つ確率 p=1 ”は、「全事象の確率は1であるというコルモゴロフの確率の公理」に反しています(∵ 一様分布の範囲を無限に広げた分布なので、非正則分布)
7)時枝の数当ては、このような、非正則な分布を使っているので、時枝記事の”確率99/100で勝てる”は、数学的に正当化されないのです
 
以上
なお、数学的には、時枝記事の成否は、そn反例存在: iid(独立同分布)で、終わっています
ただ、「なぜ、当たるように見えるか?」の説明が、上記や2013年12月09日のmathoverflowの議論(>>28)なのです。


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