【国際】南シナ海問題　比の仲裁提訴　中国、機関紙で反論　「抗日戦争の勝利後、法律的にも事実上も中国に主権」 [12/20]

【国際】南シナ海問題　比の仲裁提訴　中国、機関紙で反論　「抗日戦争の勝利後、法律的にも事実上も中国に主権」 [12/20] at NEWSPLUS

1:◆CHURa/Os2M＠ちゅら猫φ ★
15/12/20 12:56:51.44
★南シナ海問題　比の仲裁提訴　中国、機関紙で反論
2015年12月20日朝刊

【北京＝秦淳哉】中国による南シナ海の領有権主張は不当としてフィリピンが
常設仲裁裁判所に訴えている問題で、共産党機関紙・人民日報がフィリピンに
反論する連載記事を始めた。政府の立場の反映とみられるが、中国は裁判に
参加しないまま、領有権の正当性を訴えようとしている。

連載は十四日から連日掲載。「南シナ海の諸島は古くから中国の領土で、
歴代政府が軍事、経済、海難救助などの面で管理してきた」と主張。
第二次大戦中、日本が占領したが「抗日戦争の勝利後、中国は南沙
（英語名スプラトリー）・西沙（英語名パラセル）両諸島に各種施設を建設した。
法律的にも事実上も主権を有している」と指摘した。実際には一九七〇年代以降、
ベトナムなどと衝突して、中国が断続的に南シナ海に進出したとの見方が一般的だ。

また記事は、紛争の平和的解決を目指して中国と東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）
が二〇〇二年に調印した「南シナ海行動宣言」を持ち出し、「フィリピンの訴えは
平和と安定に向けた各国の努力を踏みにじるものだ」と批判。行動宣言は岩礁の
建造物建設などを自制するよう求めているが、中国が進める滑走路や灯台の建設
には触れていない。

フィリピンは一三年、中国の領有権主張に根拠がないとしてオランダ・ハーグの
常設仲裁裁判所に提訴。中国は「裁判所に管轄権はない」として手続きに参加せず、
詳細な反論をしてこなかった。

しかし、裁判所は今年十月、裁判所に管轄権があるとの判断を下し、来年にも裁定を
出す見込み。米国の駆逐艦が南沙諸島にある中国の「人工島」付近を航行するなど
国際社会の反発が強まっており、中国の立場を説明する必要に迫られたとみられる。

URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)

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