鳥の園
[Uncyclopedia|▼Menu]

鳥の園(とり-その)とは、小野田博一著の「超絶難解論理パズル」という書物(ISBN 978-4-06-257833-2)に出てくる、架空の世界。目次

1 概要

2 正解

3 本題

4 脚注

5 結論

概要

この書籍は72問の論理パズルが書かれた書物である。「鳥の園」は、その中で二問目に該当する。

論理パズルを出すにあたって、様々なシチュエーションが、筆者の小野田によって、読者が想像しやすいように設けられている。「鳥の園」には、以下のようなシチュエーションが設けられている。

小学校で『鳥の園』という演劇が行われ、千鶴、綾乃、小梅、百合の四人の女子生徒が、木葉鳥、椰子鳥、舞子鳥、楓鳥の四つの鳥の役を担当する。鳥の役は一人一つとする。このような状況下で、四人が以下のように発言する。

千鶴「私が木葉鳥の役なら、綾乃は木葉鳥の役である」

綾乃「私が木葉鳥の役なら、小梅は椰子鳥の役である」

小梅「私が木葉鳥の役なら、百合は舞子鳥の役である」

百合「私は11歳です」

このように、最初の一人である千鶴は一つしかない役を二人で担当できる、もしくは自分と綾乃が同一人物であるかのような電波な発言をして、最後の一人の百合は、一人だけ前の三人とは何ら脈絡も糞もない意味不明なボケをかまして、四人の発言は終了する。この四人、演劇よりも漫才やった方がいいんじゃないのと読者が思い始めた辺りで、問題が出される。

楓鳥の役を担当した子だけが、嘘をついている。さて、四人はそれぞれ、どの鳥の役を担当するだろうか、と。
正解

ネタバレ上等のアンサイクロペディアでは遠慮なく答えを記述する。正解は

千鶴=舞子鳥

綾乃=木葉鳥

小梅=椰子鳥

百合=楓鳥

となる。つまり、百合が嘘をついているということになる。

この物語は、丁寧に作者の小野田によってヒントが書かれている。曰く、「Xが、『私(X)=Pであれば、Y=Q』と発言した時、『X=Pであり、かつ、Y=Qでない』場合のみ、Xの発言は嘘となり、それ以外の場合は真実となる、という、ヒントというか意味不明な前提が勝手に設けられている。この前提に従って解答しなければ不正解となる。

例えば、千鶴は、「私は木葉鳥の役なら、綾乃は木葉鳥の役である」と言っている。作者の小野田は、「木葉鳥の役は一つしかないのに、千鶴は私が木葉鳥の役なら綾乃も木葉鳥の役、と、矛盾したことを言ってるから彼女は嘘つきだ」と勘違いする人が多いだろうとしたり顔で語っている。

この小野田のドヤ顔交じりの指摘が果たして的中しているのかどうかは知らないが、千鶴が木葉鳥の役であるという前提が事実で、かつ、綾乃が木葉鳥の役ではないことも事実である場合のみ、千鶴は嘘つきということになる。千鶴は「私は木葉鳥の役ならば」という、仮定を前提として設けている。千鶴が木葉鳥でなかった場合でも、彼女が嘘をついているとは限らない。

楓鳥の役の子だけが嘘をついていることになる。とすると、千鶴、綾乃、小梅、百合の四人をそれぞれ楓鳥(嘘つき)と仮定して分析してゆくこととなる。千鶴が楓鳥であった場合、「千鶴は楓鳥で、木葉鳥ではなかった、だから嘘つき」とはならない。千鶴が楓鳥であった場合、「私が木葉鳥ならば、綾乃は木葉鳥」という発言となんら矛盾しない。これは、「私が木葉鳥でなければ、後の三人が何の役なのかについては言及はしない」ということになる。言及はしないということは嘘はつかないということである。

千鶴の発言が嘘である、つまり彼女が楓鳥であることが成立する条件は、「千鶴が木葉鳥であり、かつ、綾乃が木葉鳥ではない」場合のみである。ところがこの場合、千鶴は嘘をついているので楓鳥の役ということになってしまう。すると、致命的な矛盾が生じる。そのため、彼女は楓鳥ではないということになる。矛盾から彼女が嘘つきでないことが証明される。

これを応用すれば、後の三人の内、綾乃と小梅も「嘘がつけない」ことが判明する。綾乃の場合、彼女の発言が嘘になる条件は、「綾乃は木葉鳥で、かつ、小梅が椰子鳥ではない」場合のみである。ところが、嘘をついている綾乃は楓鳥ということになってしまうので、致命的な矛盾が生じる。そのため、彼女も嘘つきの楓鳥ではない。同様の理論で、小梅も楓鳥ではなくなってしまう。

結果、消去法で最後に残った百合が嘘つき、つまり楓鳥の役ということになる。しかし、では他の三人の発言はどうなってしまうのか。楓鳥の役の子だけが嘘をついているということは、あとの三人は嘘をついていないということになる。千鶴の「私が木葉鳥の役なら、綾乃は木葉鳥の役」など意味不明だし、小梅の「私が木葉鳥の役なら、百合は舞子鳥の役」も、実際には百合の役は楓鳥であるため、嘘ということになってしまう。千鶴も小梅も嘘つきではないか、という疑惑が生じる。

ところが、千鶴も小梅も、「私が木葉鳥の役」とは断定していない。「私が木葉鳥の役ならば」という仮定の話をしている。例えば千鶴の発言に関しては、彼女が木葉鳥を演じていなければ、彼女の発言は嘘にはならない。既に嘘をついている楓鳥は確定しており、仮定を前提とすると彼女達の話に矛盾が生じてしまうため、千鶴も小梅も木葉鳥ではないことが確定する。すると、残ったのは綾乃一人であり、彼女だけが、木葉鳥であっても何ら矛盾が生じないことになる。そのため、綾乃が木葉鳥ということになる。

では残りの二人、千鶴と小梅は、舞子鳥と椰子鳥のどちらなのか。綾乃の発言に注目していただきたい。彼女は「私が木葉? 5684 ?なら、小梅は椰子鳥」と発言している。ただ一人嘘をついている楓鳥の役は判明しており、千鶴や小梅が木葉鳥であると矛盾が生じてしまうため、消去法で綾乃が木葉鳥ということになる。綾乃が木葉鳥ならば、小梅は椰子鳥ということになる。残ったのは舞子鳥、ここに千鶴を入れる。すると、見事に嘘つきの楓鳥一人とその他三人の役が判明し、彼女達の発言に何ら矛盾は生じなくなる。かくしてこの問題は解決される。
本題

だがこんな論理パズルなど、所詮理系人間の嫌がらせに過ぎない。この、「鳥の園」の真髄は、文系的思考からによって明らかにされる。

千鶴、綾乃、小梅、百合の四人が演じるのは、皆、鳥である。鳥は英語でBirdと言うが、Birdには鳥の他に「ホモ野郎」という隠語としての意味がある。転じて、同性愛者の意味を持つ単語である。

彼女達が演劇で演じる劇のタイトルは「鳥の園」だが、「園」には、同性愛者、特に女のレズビアンの「秘密の花園」という意味が含まれている。レズビアン詩人として名高いかのサッフォーが、女の子達を自分の秘密の花園に集めてキャッキャウフフしていたのは有名な事実である。

つまり、演劇「鳥の園」は、女の子と女の子のいけない遊びを意味していたのだ。この劇を企画した先生は相当の変態である。

ところで、何故百合は嘘をついたのであろうか。実は、彼女は一人だけ仲間外れである。

四人の名前に注目していただきたい。千鶴、綾乃、小梅、百合。千鶴ら三人は、「鶴」「綾」「梅」と、「偏」と「旁」を持つ漢字を持っている。ところが、百合だけは違う。四人の名前が、百合が仲間外れであることを証明している。

彼女の名前にも注目していただきたい。百合とは、植物の名前であると同時に、女の子と女の子のいけない関係を意味する隠語である。このことから、百合がガチレズであることが証明される。では、他の三人はノンケで、百合だけがレズで、マイノリティの彼女は仲間外れにされることを嫌がり嘘をついたのであろうか?それは違う。

千鶴、綾乃、小梅の三人は、演劇「鳥の園」に参加することを、少なくとも問題文からは嫌がっていない。自分が鳥=同性愛者(Bird)を演じることに抵抗も反対もしていない。このことから、千鶴ら三人もレズであることが証明される。

それでは百合が嘘をついた理由は何か。考えられる理由は二つある。

一つは、彼女は年齢詐称をしていたという可能性である。楓鳥役が百合であることが判明し、彼女が嘘をついていることが分かったが、では彼女のついた嘘とは何か。

彼女の発言は「私は11歳です」というもの。つまり、百合は11歳ではないということになる。おそらく四人は小学五年生で、演劇が行われた季節は文化の日が近い10月から11月で、百合は早生まれだが他の三人は4月から9月生まれだったのだと推測される。

自分が11歳ではないと嘘をつくことにどんなメリットがあるのか。前述した、レズビアンの詩人サッフォーの残した文章が現代に伝わっている。それによれば、「レズキスは満11歳を迎えてからやるべきである。10歳以下のレズキスは認められていない」と書かれている。これは、レズビアンであれば誰もが承知している、連綿と伝わる鉄則である。

とすれば、理由は一つしかない。それは、百合は10歳であり、未だ11歳になっておらず、レズキスが出来ない。しかし、他の三人とレズキスがしたくて、逆サバを読んだということである。

もう一つの理由は、勘違いである。つまり、百合はガチレズであるが、他の三人もレズであると認識しておらず、ノンケだと勘違いしていた。そのため、ノンケから排斥されることを恐れ、自分をノンケだと偽り、嘘をついたということである。自分をノンケと偽るのに、なぜ「私は11歳です」という、ノンケもレズも関係ない嘘をつくのか、一般人視点では不思議に思われるが、同性愛者は嘘をつかなければならない状況へ追い込まれると、訳の分からない嘘をついてしまう傾向が強いことが科学的に証明されている。かの野獣先輩も、インタビューからの「もう働いてるの?」という質問に対して、「24歳、学生です」と、質問されてもいない年齢を応えている[1]

しかしいずれの理由にせよ、杞憂である。サッフォーの残した文章など所詮個人の主観を牛の涎の如く垂れ流しただけの怪文書に過ぎないし、勘違いであれば他の三人も実はレズであることを百合に分からせてあげれば簡単に氷解する。

結果として、千鶴、綾乃、小梅、百合は、演劇の中で演技のフリして4人で幸せなキスをし合って終了というハッピーエンドを迎える。
脚注^ この直前、インタビュアーが「じゃあまず年齢を教えてくれるかな」と質問しているようにインタビューからは見えるが、実はこれは後々から改竄された加工音声であったことが判明した

結論

小野田博一は変態である。

更新日時:2014年8月26日(火)16:34
取得日時:2021/11/17 18:14


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション
Wikipediaで表示
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしUncyclopedia

Size:9902 Bytes
出典: 嘘八百科事典『アンサイクロペディア(Uncyclopedia)
担当:undef