最高裁判所裁判官国民審査
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…[編集] 罷免すべき裁判長の例仮に貴方がこのような誰も気にしない国民審査に参加する意欲があるならば、開催期間中に投票所(市役所など)まで足を運んで名前の書いた紙に気に入らない裁判官の名前の上に×を記入するだけで罷免の票を入れる事ができる。貴方が好きな裁判官がもしいたとしても○を付けたりしてはいけない、そのようなことをした場合は投票用紙そのものが無効票となり、せっかくの投票が台無しになってしまうのでおとなしく×印だけで我慢しなければならない。もちろん気に入らない裁判官が存在しない場合は誰にも×印を付けずに投票する事により信任する事ができるので、別に×印を付けなければいけないという決まりは無い。つまり何も書かずに白紙で投票すれば、全員を信任したとなる。選挙において白紙投票が有効となる、たぶん世界で唯一の事例である。病気やケガで鉛筆を持てず、字を書くことができない人に優しい、バリアフリー精神に溢れた選挙といえよう。

そもそも一般社会で裁判所の世話になった人間の方が圧倒的に少ないため、投票用紙の名前を見たところでその裁判官がどのような人間かなどまったく分からないようなケースがほとんどであり、この制度が国民にあまり相手にされていない最大の要因である事は言うまでも無い。大半の国民は経験しても簡易裁判所で小額訴訟を起こす程度であり、最高裁で争うような人間など稀であるためよほどの暇人や最高裁で酷い目にあった、もしくはこれから最高裁にまでもつれ込むような事案を作る者以外にはまったくと言って良いほど関係の無い話なのである。

裁判官が罷免される条件としては有効票数の過半数が罷免票である事なのだが、過半数を得る方がむしろ難しく適当に×を書いたところで罷免される可能性はほぼ無いと考えてよい。「皆が全然投票しないなら少数票で罷免のチャンス!」と思うかもしれないが、投票率が100分の1を超えないとそもそも罷免すら有効にならないため、よほど大規模な組織票を入れない限りは票数のコントロールなど夢のまた夢である。

結局のところ、名前と顔[2]しか分からない事が多い。このような投票に数人架空の人物を入れたとて、誰が気づくというのだろうか?
結局何人いるんだよ?

裁判長1人に裁判官14人で全15名。投票用紙にぎゅうぎゅう詰めの15人から顔も実績も何もかも知ったこっちゃない連中から誰が信頼に値しないかを問う審査となる。これは政党などで判断できない分引っ越した街で始めて挑む市議選の候補者以上に絞れない。誰も主義主張も無し、判断基準無し、判断材料無し。投票者は悩む事だろう、それはもう「分からん、さっぱり分からん!」と。山田でも田中でも伊集院でも本因坊でも全部同じ事である。こんなものをやる暇があるのならばむしろ議員を罷免する国民審査を毎年実施すべきなのだが、そんな己の不利になるような規則を作るはずが無いので一生実施されないだろう、恐らく。
本当に必要なのか

何故だか1947年から始まった最高裁判所裁判官国民審査法に基づいて行われている最高裁判官国民審査ではあるが、開始から日本語版アンサイクロペディアの発足までとして概ね60年間続いているにもかかわらず、一度の不信任も無ければこれといって支持される事も無いという状態が続いており、その有用性は疑問視され続けている。

結局のところどうしてこのような国民審査をやっているかというと誰もよく分かっていない。しかし恐らく今後もこの国民審査は廃れる事無く続いてゆく事であろう。「必要かはわからないがとりあえずやっておく」という点においては、ある意味とても日本人らしい行事の一種なのかもしれない。
脚注^ Wikipediaによれば歴代でもっとも不信任率の高い下田武三氏でも15.17%であり20%すら超えていない
^ 名前と顔が一致すれば素晴らしいほどであり、大体は名前すら知らない場合が多い

外部リンク

最高裁判所ホームページ
関連項目この記事「最高裁判所裁判官国民審査」は何故か「エクストリーム・最高裁判所裁判官国民審査」とネタや題材がダブっています。どちらが真実なのかは神のみぞ知ります。

最高裁判所

国民投票

誰も気にしない

エクストリーム・最高裁判所裁判官国民審査


執筆コンテスト
本項は第28回執筆コンテストに出品されました。


更新日時:2019年4月28日(日)09:45
取得日時:2021/05/06 15:02


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出典: 嘘八百科事典『アンサイクロペディア(Uncyclopedia)
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