教科書(きょうかしょ)とは、ありがたい本である。たいていの書物が10年、ものによっては何世紀も存在し続けるのに対し、たった1年使用されただけでその役目を終える、セミと同じくらい寿命の短い哀れな書物である。しかも、誰一人として彼らの境遇を憐れむものなどいないのだ。つまり誰も気にしていない[要出典]。
よく見られる場所と使用法 典型的な教科書
主に書店や学校で見られるが、押し入れなどの奥から出土することもある。
使用法としては、
読む
内容を写す
落書きをする
の3つに分類できる。しかし、だいたいの場合は1と3(3:7の比率)の方法でしか使われない。
種類について これも典型的な落書き
教科書の種類とその特徴について説明する。
国語の教科書
17文字の文や、無数の文字が記されているため、ゲシュタルト崩壊を起こす危険が高い。
数学の教科書
∫f(x)dx{\displaystyle \int f(x)dx}や∫i(Z)ax{\displaystyle \int i(Z)ax}はたまた∑k=1nk2=n(n+1)(2n+1 )6{\displaystyle \sum _{k=1}^{n}k^{2}={\dfrac {n(n+1)(2n+1)}{6}}}あるいはcos2θ+sin2θ=1{\displaystyle \cos ^{2}\theta +\sin ^{2}\theta =1}
101f
しからずんばddxlogx=1x{\displaystyle {\dfrac {d}{dx}}\log x={\dfrac {1}{x}}}など、意味不明の記号の羅列が描かれている。日常生活に役立つとは到底思えない。
英語の教科書
外国の言語で何か書かれているようだが、当然読めない。しかし一生懸命頑張って勉強して読んでみても書いていることは、見ず知らずのアメリカ人の普段の生活の総集編だったと知り、勉強して損をしたと言う人が多数ある。
社会(地理歴史)の教科書
よくわからないが昔すごいことをしたらしいおっさんやおばさんの絵や写真が多く掲載されている。ナポレオン・ボナパルトやマリー・アントワネット