ベースアップ
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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「ベースアップ」の項目を執筆しています。

ベースアップ(:bace up,通称ベア)とは、サラリーマンにとっての幸福のくまさん。別称「賃上げくまさん」とも。なお、同じベアでも株や債券の相場に現れる悪のくまさんとは区別される。目次

1 概要

2 歴史

3 逸話

4 関連事項

概要 幸福の賃上げくまさん。これは手を振って賃金を上げてくれているところ

労働者の前に現れ、手を振ることで給料を底上げしてくれる大変ありがたい存在。しかもその効果は「どんなバカでも歳を喰えば賃金アップするシステム」(=定期昇給)ではなく、基本給に及ぶ。そのためどんな年齢の社員であってもその恩恵を受けることができ、経済的にも非常にありがたいくまさんである。しかしその代償として滅多にお目にかかることができない。またその性質から労働組合が毎年血眼になって捕獲しようとしているが、捕獲率は非常に低く、また捕獲しても毎年4月1日になると必ず脱走してしまう。このくまさんが行う賃上げの仕組みについてはよく分かっていないが、捕獲するといつの間にか雇用契約が変更されており、「知らない間に基本給が上昇していた」というパターンが最も多い模様。なお賃上げ効果は正社員にしか及ばないことが多いなんだよ正社員だからって優遇しやがって

生息地域は日本の他に北東アジア・オセアニア。ヨーロッパアメリカでは生息が確認されていないが、これは職場環境・倫理観の違いより欧米では生息できないためと言われている。生態・繁殖形態など全く不明。そのため絶滅危惧種に指定しようという風潮もみられた。が、近年アベノミクスの影響によりまた大規模な生存が確認されつつあることで難を逃れている。
歴史

この幸福のくまさんがどのようにして現れたのかについてはよく分かっていない。一説によれば古代ギリシア神話に登場するカリストーが起源であるとも言われる。なおこの説によれば邪悪なくまさんはカリストーの息子アルカスが変化したもの、とのこと。いずれにせよ真相は不明である。

そんな謎の経歴を持つくまさんだが、日本国民全体に存在を明確に意識されるようになったのは戦後のことである(なおくまさんそのものは戦前から現れていたようだが、大規模な労働組合が殆どなかったためか社会的? 58b2 ?認知度は都市部の中流層のみに留まっていたらしい)。日本国憲法により労働組合の結成が基本的な労働者の権利として認められると、全日本産業別労働組合会議や日本労働組合総評議会など大規模な労働運動を行う組織が結成され、ベアの出現を目標の第一とする運動が多数行われるようになる。こうした運動を通して、ベアは確実に知名度を上げていった。

1960年代・1970年代に高度経済成長期に突入すると産業構造は変化していった。増大する第三次産業と共にサラリーマンは増え続け、自然と賃上げくまさんは社会の注目の的となっていく。労働運動は一時期ほどの盛り上がりを見せなくなっていたが、それでも経済成長とともに賃上げをしてくれるくまさんは非常に親しまれた。特に年率5%を越える成長を繰り返していた当時は、くまさんが毎年のように現れた企業も存在したのである。このような風潮は高度経済成長期が終わった後も度々続き、バブル期には頂点を迎えた。1980年代後半は日本中の大企業はくまさんだらけになり、人々は大いに湧くことになるのである。

だがこれは長く続かなかった。平成不況の到来と共に、賃上げくまさんははたと姿を消してしまう。それどころかデフレが続いたため、賃金下げが続いた。くまさんが経団連に所属する企業のどこにも現れない年もあり、「ベアなし」状態が続いた。またくまさん捕獲に長年注力してきた労働組合も、加盟者の脱退が続いたことにより規模の縮小と再編が相次ぎ、これによりますますくまさんは姿を見せなくなってしまう。人々が絶望の淵を彷徨う中、「そんなふざけたくまさんなど呼ぶ気はハナからない、見かけたらその場で撃ち殺す」といったスタンスをとるブラック企業が華々しく登場し、隆盛期を迎えた。なお、この間当のくまさんたちは韓国中国東南アジアに出張して大盤振る舞いを繰り返していたことが今では明らかになっている。

時代は流れ2000年代後半、企業努力がようやく功を奏し、徐々にではあるがくまさんが日本に戻ってくるようになった。近年ではこのようなくまさんによる賃上げ効果をデフレーションの突破口とみなし、政策目標として行われることもある。アベノミクスの三本の矢も賃上げくまさんの出現に期待しているらしく、実際に出現したという報告例も出始めている。また政策の妥当性を検証するために経済学的な研究もなされており(経済学においてもこのようにインフレ率に合わせた賃上げは概ね良いこととされている)、賃上げくまさんはただのありがたいくまさんから様々な角度からのアプローチがなされる存在に変化してきている。
逸話

このくまさんが生息できない欧米においては、このような基本給(に相当する)賃上げはインデクセーション(indexation)と呼ばれている。

カール・マルクスは労働者のためと称してこのくまさんを探しに旅に出たが、結局見つからなかったという。

関連事項

クマ

年功序列

会社


更新日時:2015年11月29日(日)20:36
取得日時:2021/06/07 14:25


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出典: フリー誤報百科事典『アンサイクロペディア(Uncyclopedia)
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