エン人(えんじん、学名:Homo enginus)とは、普段自動車や鉄道車両、船舶、航空機や発電機で働いている中の人である。バイクに乗る人や発電機を使う人でもない限り普段あまり目にすることはないが、彼らがいなければ車も飛行機も動かない、それどころか産業革命すら初代エン人なしには成り立たなかったと言う、近代文明の基礎となる縁の下の力持ち的な存在。目次 そもそも彼らは正確に言うと「エン人種」であり、エン人種の中にも様々な民族や宗派があって、エン人とはそれらの総称に過ぎない。しかし細かく分けるとキリがないため、一般的には単に「エン人」と呼ばれる。ちなみに、最初に発見されたのは後述する石炭エン人であり、彼らが産業革命の中核を担う。 過去のエン人は石炭や石油を食物としてきたが、第二次世界大戦あたりから強い力を出すジェットエン人や大食漢だがジェットエン人すらしのぐほど力の強いロケットエン人が、1950年代頃からウランやプルトニウムを食物とする原子力エン人が登場し、現代に至る。なおどのエン人も戦争の最中に発見され、兵器の中の人を最初に務めることがほとんどである。 エン人を研究する科学者はさらにプラズマ上の水素を食物とする核融合エン人や、さらに宇宙空間にイオンとなって飛び交っている水素を集めて食す星間ラムジェットエン人など様々な民族の存在を予言しているが、果たしてそのようなエン人がいるのかどうかは定かではない。 一部の人々は、UFOの中の人で重力に逆らって進む反重力エン人や、反物質を食物とする反物質エン人もいると言っているが、これらは先程言ったエン人よりもいる可能性は小さい。 なお、インターネット上では検索エン人というエン人の亜種も存在する。Google先生も国籍で分類すればアメリカ人だが、人種で分類すればエン人であることはあまり知られていない。 そしてIT化が進む近年、急速な進化を遂げているのがゲームエン人である。プログラムの塊で構成されており、ビデオゲーム等の全てを支配するゲームの中枢である。その中では物理エン人が有名であり、3Dゲームのリアル化に一躍買っている。しかしそれらはエン人の働きによる物であり、プレイするだけではゲームエン人そのものを肉眼で見ることはまずできない。 ここでは、これまでに発見されているエン人を大まかに説明する。形や食するものにより何種類かに分かれるが、まれにどれに属すのか分からない珍種もいる。 往復運動を得意とする、もっとも歴史の長いエン人。穴に棒を出し入れする往復運動を最も得意とし、産業革命と同時に大繁殖した。 飛行機の中の人を務めていることが多いエン人。ケロシン(石油の一種)を食物とすることが多い。 この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。
1 概要
2 主な民族
2.1 ピストンエン人
2.2 ジェットエン人
2.3 ロケットエン人
2.4 原子力エン人
3 関連項目
概要
主な民族
ピストンエン人
スチームエン人
水を大量に飲み、石炭や薪を食物とするエン人で、蒸気機関
ガソリンエン人
ガソリ?
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?を食物とするエン人で、現在バイクや自動車の中でもっとも広く働いているエン人。ヴァンケルさんが発見し、松田さん
ディーゼルエン人
19世紀末期に発見された、軽油や重油を主な食物とするエン人。しかし軽油・重油以にも結構色々なものを食べる。1900年にパリ万博でお披露目されたディーゼルエン人はピーナッツ油を食して働いていた。最近は世界的な原油高の影響で、エタノールやメタノールを食物とするバイオディーゼルエン人が注目されている。彼らは一般的にベジタリアンであり、木くずや雑草なども食すが、口のおごった物達の
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主食はトウモロコシ
ジェットエン人
パルスジェットエン人
第二次世界大戦中にナチスドイツで発見されたエン人で、V1飛行爆弾の中の人を務めた。ただし彼らが働くときに発する音が大きかったことが問題となった。現在パルスジェットエン人が働いているところはほとんど見ない。最近では湯沸かし器や揚げ物揚げ器の中で働いている個体もいる。
ターボプロップエン人
ジェットエン人の亜種だがオスプレイなどのプロペラで仕事をしているているため一般人にはピストンエン人と勘違いされている情けない奴。最近はターボファンエン人に駆逐されてきている様子でこのままいくと名も覚えてもらえぬまま衰退、絶滅していくかもしれないが誰も気にしない。
ターボジェットエン人
パルスジェットエン人の次に発見されたジェットエン人。非常に速い速度で働いてくれるのだが、なかなかの大飯喰らい。それでも1950年頃の航空機の中の人を務めた。
ターボファンエン人
ターボジェットエン人から派生したジェットエン人。ターボジェットエン人ほど高速で働くことには向いていないが、大きな力を出すわりに効率よく働いてくれる。1960年代後半から各種航空機の中で働いている。
後は適当に頑張って
ロケットエン人
固体ロケットエン人
ロケットエン人の中でも固形のものを食物とするエン人。もっとも古いものはモンゴル帝国の頃からいたようだが、実際に世の中に広く出てきたのは19世紀後半になってからである。彼らは頭の構造も簡単で、手に入れるのはあまりコストがかからないが、一度働き出したら食物が尽きるまで働くのをやめない働き者である。
液体ロケットエン人
ロケットエン人の中でも液体のものを食物とするエン人。1903年、ロシアのツィオルコフスキーによってその存在が予言され、アメリカのゴダートによって実際に発見され人々の目につくようになった。水素と酸素を食物とするもの、ケロシンと酸素を食物とするものなどいくつかに分かれる。スペースシャトルのメインエンジンやソユーズの中の人を務めている。
ハイブリッドロケットエン人
固体ロケットエン人と液体ロケットエン人の遺伝子を組み合わせたエン人。スペース・シップ・ワンの中の人を務めた。
原子力エン人
核分裂エン人
ウランやプルトニウムといった核物質を食物とするエン人。少ない食物で非常に強力な力を出し、二酸化炭素など大気汚染の原因となる物質の放出も少ないが、彼らが働くと放射性物質を放出し、さらにあまり酷使しすぎると暴動(メルトダウン)を起こす危険もある。それゆえ彼らを扱うところは細心の注意が必要とされる。原子力発電所や一部の潜水艦などの中の人を務める。一時期は航空機や鉄道車両の中の人として試験的に派遣されたこともあるが、万が一彼らが暴走したときのことを考え、派遣は取りやめになった。日本で彼らを使うときはなにかと反対運動が起こる。まあ当然だが。
核融合エン人
水素や二重水素(重水素)、三重水素(トリチウム)、ヘリウムといった軽い原子を食物とするエン人。同じ質量の食物で、上にある核分裂エン人の10倍ほどの力を出せるために将来が有望視されているが、働かせる条件を作り出すのが難しく(高い室温とほぼ完全な真空でしか働いてくれない)、2009年現在、彼らをうまく扱えている所はなく、実現性は高いがいまだ実験の域を出ていない。働く環境を作り出すためにいくつかの分類がある。世界中で研究が進められているが、日本においては日本原子力研究所や核融合科学研究所、東北大学などが中心となっている。尚、「核融合エン人は核分裂エン人と違い放射性物質を出さない理想のエン人」などと言う輩もいるが、高速の中性子を放出したり、燃料の三重水素自体が放射性物質なので、そのようなことは妄想でしかないことを注意しなければならない。
関連項目[
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編集]ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディアの専門家気取りたちが「エンジン