【ガンバ】古楽弦楽器 ..
331:314,315,317の書き手
10/01/29 12:07:10 f/Vm2pIj
>>330
そうしましょう。これまでの私の発言で非礼を感じられた方には謝ります。
さて、もう一度
>>305
>テオルボってチューニングの時、手が届くのだろうか?
は興味深いと思います。実際演奏する状態だと、182cmの私でも低いほうの
弦には手は届きません。
当時(これ以降、当時とはリュート全盛期のことを指します)オペラ公演を
するときに、独りで調弦できないのであれば、ペグ回しに人が付いていた
かもしれませんね。人をつけるくらいキタローネ・テオルボを重要視されて
いたとすれば、それらを演奏する職も重要視されていた可能性がある。
音楽を構成する楽器として、キタローネ・テオルボの重要性は高かっただろうと
言うのはさることながら、これらの楽器の位置づけ・権威というのは当時
どのようなものであったのか、興味深いと思いますね。
これらの楽器は、コンサート会場に置いてあって、奏者は手ぶらで通ったとも
言われますね(上で誰かが発言していたかな)。奏者の家には大きな楽器はなかった
けれども、テオルビーノのような小さな楽器を練習用に持っていたのではないでしょうか。
332:名無しの笛の踊り
10/01/29 13:25:30 48yeS8DO
仮に、バス弦が2m以上の楽器だとしても、
楽器を寝かせて膝の上にペグボックスを置けば調弦可能ではないでしょうか。
チェンバロやオルガンの音を出してもらうことは必要ですが、それは今も同様です。
そのことがテオルボの重要性に直接結びつくことはないと思います。
バス弦が130〜140cmくらいの楽器だったら、自分で6c、7cを弾きながら
13c、14cの調弦を行うことは可能です。
それでも、立って調弦したり、楽器を膝の上に置いて、誰かに音を出してもらって
それを聞きながらバス弦の調弦をすることもあります。それはごくごく普通なことです。
でも特殊調弦を弾くためには、手元には同様の調弦の楽器はあったはずです。
当時の権威とかは、リュート属の場合、微妙だと思います。
一概には言えませんが、例えばルイ14世は宮廷からリュート奏者の地位を排して
ギター・テオルボ奏者を残しています。
ここから考えられることは権威とかより、リュート聞こえねぇからいらねぇって感じなんですけど。
でも、とても納得できます。
333:314,315,317の書き手
10/01/29 13:42:03 f/Vm2pIj
>>332
ルイ14世の時代のことなどを考えると、たしかに、どの時代どの地域か
を前提にしないと漠然とした議論になりますね。すいません。
私には、テオルボをソロで演奏する経験はありますが、合奏の経験が
ないので想像の域を超えないのですが、ヴィオールやヴァイオリンなど
の調弦のような手軽さはないですよね。まぁ、弦長とその楽器の重要性
が直接結びつくことはないかもしれませんが、そんなに大きな楽器が
当時のプロ演奏家以外の家庭にあったかという疑問が浮かんだのです。
つまり、17世紀ごろのイタリアでは、キタローネの曲集が多く出版されて
いるようですが、その需要の実態はどのようなものだったのだろうという
疑問です。キタローネの職業演奏家ばかりが、その出版物を購入したのか、
そうでない人も購入したのかということです。
334:名無しの笛の踊り
10/01/29 14:14:29 48yeS8DO
出版譜は、というよりタブラチュア譜面は当時から、
プロの為ではなく、初心者や愛好家の為のものというのが通説です。
また、17世紀ごろに庶民が高価な印刷譜を買えたとも思えません。
テオルボがどの程度庶民にとって重要であったかは、、、これまた微妙
調弦についても、経験を積んだリュート弾きは普通に早いですよ。
要は慣れ。
私は音楽の方に注目することの方がかえってリュートを理解することに
直接つながると思う。当時、ヴァイオリン奏者もガンバ弾きもリュート弾きも
みな共通の音楽のイメージを持っていた。
自分の楽器の事情でモタモタしていたらそのイメージに追いつけない。
優先順位ってものを考えるといろいろ明らかになるような気がします。
335:名無しの笛の踊り
10/01/29 15:08:27 Gzi5NzGH
サヴァールのマレっていつ再発されるんだろ
廃盤になって久しいな
336:314,315,317の書き手
10/01/29 16:31:54 f/Vm2pIj
>>334
出版譜についての疑問は、キタローネ・テオルボに限定したものです。
キタローネ・テオルボが、当時の社会のどの範囲でどれくらい普及していたか
という疑問と、出版譜もある程度の需要を見込んで出版されていた状況と
の相関を考察することも面白いともったわけです。
さて、その共通の音楽のイメージってなんだったのでしょうか。もし
伺うことができれば、お聞きしたいですね>334
ここで議論されていることの本質は、その【イメージ】のような
気がします。わけのわからない哲学とかを持ち出されると、
議論が空回りしますが。
337:名無しの笛の踊り
10/01/29 16:42:12 pLHIQwdB
サヴァールのマレのなんて古くさくて聞けないよ。
338:名無しの笛の踊り
10/01/29 16:49:23 8rTZRCGu
見た目ならヒレ・パールだな
339:名無しの笛の踊り
10/01/29 18:14:16 kzF77F27
アーベルって最近リリースがちょっと増えているようだけど、
なにかおすすめある?
340:名無しの笛の踊り
10/01/29 19:56:28 48yeS8DO
>>336
ただ単に、音楽のスタイルの意味で言いました。
例えば、後期フランスバロック、初期イタリアバロックなど。
同時代同じ国であれば楽器を問わず同じ様式の音楽であったからです。
これは哲学だの思想だのではなくて、リュート・テオルボのタブを楽譜に直してみれば自明。
様式とはなんぞや?という議論は無しですよ。
341:名無しの笛の踊り
10/01/29 20:59:31 TsJ00Gnw
>>337
あれは古くさいのか・・・
なんだかショック
342:名無しの笛の踊り
10/01/29 21:39:53 8rTZRCGu
バッハスレでレオンハルトは
古くさくて聴けないとか言って荒らしてる人と同じ人だろ。
343:名無しの笛の踊り
10/01/29 21:52:48 pLHIQwdB
マレの第3巻は92年録音だから古くさくないけどな。
344:名無しの笛の踊り
10/01/29 22:36:13 8DHWKYMU
誰でもいいからマレの全集録音してくれ
オレの生きてるうちに
345:名無しの笛の踊り
10/01/30 12:29:16 +NZSYXx3
そのような希望が実現することは稀です。
346:名無しの笛の踊り
10/01/30 16:49:37 nHCFDcrR
日本のガンバ協会がアマチュアまで動員してようやく
全曲演奏を実現したくらいだからねえ。マレは。
347:314,315,317,318の書き手
10/01/31 01:00:26 ZaB5d6JG
>>340
大風呂敷を広げた割には、あまり内容のないお答えですね。
>様式とはなんぞや?という議論は無しですよ。
「様式」の話なんかしていませんよ。貴殿の申される「イメージ」というものを
伺いたいだけです。ところで、貴殿は演奏をなさるのでしょうか?
348:名無しの笛の踊り
10/01/31 03:06:20 sufMS85h
>>339
Suzanne Heinrichのやつ
349:名無しの笛の踊り
10/01/31 07:38:50 wc+1zpVQ
>>347
「イメージ」という言葉を、私は「様式」という言葉の代わりに使いました。
分かりにくかった?
350:名無しの笛の踊り
10/01/31 21:26:50 rBmwI4nq
タイムマシンがあればほぼ解決すると思う
351:名無しの笛の踊り
10/01/31 22:27:22 H4VaJ8rH
>>350
音を聞く前に臭気で圧倒されると思う、とマジレス。
352:名無しの笛の踊り
10/02/01 00:42:10 FF/ZSRj5
>>351
その時の音楽家の集中力ってすごかったんだね
353:名無しの笛の踊り
10/02/01 09:51:20 LhvqazNp
>>352
現代日本の都会ほど「臭わない」環境って、人類が未だかつて
経験したことがないレベルだと思うぞ。
354:名無しの笛の踊り
10/02/01 21:27:02 1DCZXgxq
>341 サヴァールがアストレから出してたマレの中では、3巻が一番
出来がいいと思うよ
355:名無しの笛の踊り
10/02/02 04:36:59 Pmx7xXt1
>>351
悪臭は、ちょっとすれば慣れます。
それは間違いない。
356:名無しの笛の踊り
10/02/02 09:50:46 5ZRTWfLN
>>354
他は、なんだか荒っぽさがあるよね。
それが狙いなのかもしれないが。
あと録音年代による音質の影響もあるかも。
第3巻は92年録音だから音質は比較的良い。
357:名無しの笛の踊り
10/02/03 00:04:42 65HwSr4g
>>335
サヴァールの全Astree録音はiTMSにあるよ
256kbpsだし、きれいな装丁は手に入らないけど。
358:名無しの笛の踊り
10/02/03 01:38:43 iPsfiKjq
>>347
「イメージ」という言葉を、私は「様式」という言葉の代わりに使いました。
分かりにくかった??????
359:339
10/02/03 07:37:31 YghUwvjU
>>348
教えてくれてありがとう。
スザンネ・ハインリヒってパラディアン・アンサンブルのガンピストだよね。
早速HMVにオーダー出したよ。
アーベルの無伴奏の纏まった録音をちと調べてみたら、
パオロ・パンドルフォ、品川聖、フィリップ・フォロン、あとヘイニとかいう人のとかもあって、
他にもう一枚を選ぶとしたらどれがいいんだろ?迷うな・・・。
誰か上に挙げた録音を聴いたことがある人がいたら感想を教えて欲しい。
360:名無しの笛の踊り
10/02/03 09:01:35 RazYk6UZ
>>359
アーベルはW.クイケンの無伴奏オムニバスにも入っていたかと。
つうか、それがあの曲を組曲みたいに演奏した早い例では?
日本人では平尾雅子のJ.S.バッハのソナタ集に入っている。
品川さんの演奏、とにかく響きが綺麗に取れている。実演でも、
音量より響きで聞かせるガンビストだよ。容姿とのギャップはまあ、
ご愛敬なんだけど。
361:名無しの笛の踊り
10/02/03 10:31:15 XG6GiLYo
もしかして、>>358 >>349のどちらかは>>347なのかもしれないけど、
>>347は、形にはめた図式的な見方、あるいは具体的でないと気が済まない方と思われw
362:名無しの笛の踊り
10/02/03 12:49:36 bP3c6LgZ
様式という言葉で充分具体的なものを指していると思うけど。
さらに分かりやすく噛み砕いて説明させられそうでいやだったから、
様式とはなんぞやはナシといったんだよ。。。
363:359
10/02/03 13:56:21 UvUIQmsO
>>360
そうそう、平尾さんやヴィーラントも録音していたね。オムニバスだけど。
>音量より響きで聞かせるガンビストだよ。
話がちと逸れるかも知れないけど、ガンバって思ったより音量あるよね。
私が聞いた演奏会がたまたまなのか、
むしろバロックチェロの方が音が埋もれがちな気がするよ、実演だと。
若しかしてバロックチェロの演奏ってかなり難しいのかな?
364:名無しの笛の踊り
10/02/04 08:25:41 aIOg6cr4
一般的にはチェロの方が断然音量はある。
でも音量の小さいチェロ弾きもいるし、妙に音のでかいガンバ弾きもいる。
365:名無しの笛の踊り
10/02/04 13:17:11 UCpK+5bN
ここで盛り上がっている人達はみなガンバ弾きないしはリュート弾きなのかな?
因みに自分はガンバ弾き、下手糞だけど。
366:名無しの笛の踊り
10/02/04 22:04:13 /xqzws00
>>364
>妙に音のでかいガンバ弾きもいる。
ヴィットリオ(だったけ)・ギエルミの事?
367:名無しの笛の踊り
10/02/04 22:56:37 h8XCkZ4x
>>365
いちおうリュート持ってるからタブラチュアは読めるけど、
ほとんど弾けない・・・
368:名無しの笛の踊り
10/02/04 23:36:24 U660NRGJ
>360 ちょっとマイナーだけどMARIANNE MULLERの無伴奏オムニバスにも入ってた。
ちなみにオレは、彼女がAdesから出してたマレ(92年録音)を今でも愛聴してる。
369:名無しの笛の踊り
10/02/05 00:33:56 LJnbdm8D
>>366
たしかにその人も音でかいね。ライブで聴いて、そう思いました。
でもでかきゃいいってもんでもないよな。彼の弾くフランス物はわけわかんないし。
でもガンバ弾くならフランスものは避けて通れないし。
370:名無しの笛の踊り
10/02/05 22:29:31 tz5nAuZX
>>369
ギエルミは高いテンションで弦を張っているのと、
チェロみたいに弓の根元の方で弾いているから大きな音が出るみたい。
代わりに装飾とか付け難くなるから、
マレとかのフランスものは殆どスッピンで弾く事になるようだね。
ところで、他にもでかい音でガンバ弾く人っていたっけ?
371:名無しの笛の踊り
10/02/06 00:26:17 kUfpOfye
なんだ。弦のテンション高いだけか。
ガンバでスピカートができるって噂で
「やってみたらできた」とサラリと言う凄い奴と聞いて
録音を聴いてみたら、始終ゴリゴリ弾いてて閉口した。
372:名無しの笛の踊り
10/02/06 01:35:56 xZDG8Tbk
なるほどテンション上げて・・・
鈴木雅明のチェンバロと同じだな
373:名無しの笛の踊り
10/02/06 01:52:06 cH7aWAHl
そういうことじゃないと思うんだけど・・・
374:名無しの笛の踊り
10/02/06 05:42:18 SUNuOLLe
>>370
ライナー・ツィッパリンも音大きいですよ。でも彼のフランスものはすばらしいと思う。
375:名無しの笛の踊り
10/02/06 09:08:55 VPSrTD9k
もしかしてリュートも単弦にして
ナイロン弦を強いテンションで張って爪で弾いたら
音大きくなるんじゃない?
コースがたくさんあると難しいから6コースで。
楽譜もタブラチュアはわかりにくいから五線譜にしてさ。
もっというと丸いボディは持ちにくいから平たいボディにするといいかも。
376:370
10/02/06 10:24:21 RGu8PwYP
>>374
ツィッパリンは私も好き。
実演はまだ接した事が無いけど、音が大きかったのか。
ギエルミみたいにゴリゴリしていないから、なんか意外。
そいえば、この人はバロックチェロも弾く人だよね。
>>375
ルカ・ビアンカが弾いているリュートだね。
個人の好みもあるけど、あれってリュートの音じゃないというか、
モダンのギターぽい音がする。
あと、リュート・フォルテとかいうのもそんな感じだったっけ?
ブリームが弾いていたルビオ作のモダンリュートは上の二つと違うのかな・・・。
377:名無しの笛の踊り
10/02/07 01:04:40 CuUAl7wK
ツィパーリングはチェリストとしての活動が主なのかと思ってた。
去年のLFJ、オケのチェロですごくいい音出してる人がいて
メンバー表を見たら彼でした。
18世紀オーケストラにも一貫して参加してるよね。
ピエルロやフェルナンデスらRicercarレーベル勢と親しく、
80〜90年代にドイツ/イタリアから出たゴリゴリ派とは
流派が違うのだと思います。
彼のクープラン、もちろん好演でしたが、音色がやや
チェロっぽい?ように感じました。
ところでピアンカ、あの音はちょっと・・・と思ってたら
そういう楽器を弾いてたんだ?ギエルミとも共演多いよね。
ゴリゴリ派のことはよく知らないんだけど
イル・ジャルディーノ・アルモニコ周辺の人たちって
ひょっとしてみんなそうか。
378:名無しの笛の踊り
10/02/07 01:09:20 CuUAl7wK
連続ですみません。
パンドルフォってどうなんだろう?生で聴いた人いる?
379:名無しの笛の踊り
10/02/07 01:30:11 CuUAl7wK
また連続ですみません。
>>376
Liuto Forteってなんか記憶あるなーと思ったら
数年前、ルチアーノ・コンティーニという人がその楽器を弾く
コンサートが国内であり、違和感を持ったという人の話を
読んだことがあります。ひょっとしてここにいらしてるかな?
URLリンク(www.liuto-forte.com)
「21世紀のリュート」ってw
380:名無しの笛の踊り
10/02/07 01:44:07 gDg+8lzP
ま、リュートじゃなくて
「リュート・フォルテ」と銘打ってあるからいいんじゃないの?
モダンチェンバロみたいな感じで独自の音色を追求してるんならアリかも。
少なくともピアンカみたいにモダンリュートを
リュートと称して弾くよりはずっと良心的だ。
381:名無しの笛の踊り
10/02/07 07:48:14 7l/ewfKs
どんな楽器でもより良いものを使うのがいいと思う。
音がでかい楽器がいいならどんなのでもいいと思う。
弾き比べて気に入った方を使うのがいいんじゃない?
>>375が言う楽器も、本人が気に入ればそれでいいと思う。
でも、ピアンカの弾くカプスベルガーはいまいちだし、フランス物は全くいい加減。
あれは使ってる楽器の問題以前の問題。
音楽へのアプローチが楽器選択に現れるのか?それは結果論で極論だろうけど、
そう思わされるほど特にフランス物は残念。
でも現代で、ステージで生きている最高のリュート奏者の一人だと思う。
>>377 多分ツィッパリンはチェロがメイン。でもガンバもうまいと思う。コンティヌオもすばらしい。
382:名無しの笛の踊り
10/02/07 10:51:06 oTZjzYmy
結局奏者側と聴き手側の趣向次第ですよね
そいえばモレノのバロックリュートも独自開発の単弦楽器ですよね?
何年か前にネットで評価の高かったヴァイスのアルバムをやっとの思いで手に入れ
聴いてみましたが、リュート独特の「濁り」がない音で、ギターみたいだなと
正直自分には合いませんでした
端正な演奏で技巧も素晴らしいので、この演奏を好きな人がいることもまぁ頷けるんですが
383:名無しの笛の踊り
10/02/07 18:10:49 oMuk56/Z
>>375
それでも音量には不安だから、
集音装置を取り付けて、アンプとスピーカーで増幅させると良いのでは?
シールドの途中にいろんな音色に切り替える機械があると、
表現の幅もグンと広がるかもしれん。
現代のリュート奏者も、いろいろウケることやらんと飯食えんしな。
384:名無しの笛の踊り
10/02/07 18:51:02 PgZ5+7Gj
そこまでしたらリュート弾いてる意味がないんじゃね?
大きい音を求めるだけなら、電子楽器かなにかにすればいいじゃんw
385:名無しの笛の踊り
10/02/07 20:08:17 f32KZ+kx
>>383
>表現の幅もグンと広がるかもしれん。
本気で書いてるならバカだね
386:名無しの笛の踊り
10/02/07 20:15:29 oMuk56/Z
>>384
@歴史的リュートにガット弦(←リュートを弾いてる意味アリ)
Aそこそこ歴史的リュートにナイロン弦がカーボン弦(←リュートを弾いてる意味アリ)
B>>375に書いてあるようなギターもどきリュート(←リュートを弾いてる意味微妙?)
C>>383に書いてあるようなエレキ・リュート(←リュートを弾いてる意味無し)
ってこと?線引きがよく分からん。
387:名無しの笛の踊り
10/02/07 20:43:47 gDg+8lzP
いや、単に
>>375は「それってクラシックギターのことじゃん!」
>>383は「それってエレキギターのことじゃん!」
って突っ込みを入れてもらいたいんだろw
388:名無しの笛の踊り
10/02/07 20:53:54 nYjSN/wP
>>386
現代の楽器も、伝統楽器も、保守と革新の間で揺れ動いている訳よ。
三味線だって、ロックのリズムに乗せたり、電気増幅させたりする人はいるでしょ。
リュートのような古楽器も、今は本来の演奏方法を再現することに、意味を見いだしている段階であって、
楽器そのものが、もっと一般化してくると、カマラーゾフのような人も増えてくるかも知れない。
古い楽器だから、伝統を守るべきというのは、相対的には(現代の楽器から比べれば)そうかも知れないが、
絶対的な概念ではないだろう。
389:名無しの笛の踊り
10/02/07 20:59:23 oMuk56/Z
>>386
今、いいこと言った。なるほどね。
だいたい、
・音量を増すためナイロン弦を高いテンションで張る。
・柔らかい音色が好きだからと、右手のポジションを
古い絵画や教則本には見られないほど、すごくネック寄りに構える。
・曲の途中でも、ちょこちょこ右手のポジションを変えて、多彩な音色を作り出す。
・巻き弦の長いサスティーンを解消するため、ミュートを多用する。
今は、こういう歴史的に無かった(可能性が高い)ことでも、
個性や表現のためには当たり前に行われてるじゃん。
それなのに、何でアンプやエフェクターを使ったら叩かれるワケ?
現実的な利便性とか現代の聴衆に受け入れられやすいとかいうことを
優先させているのなら、一緒でしょ。
390:名無しの笛の踊り
10/02/07 22:26:46 YO7pfyL7
色々な意見もあって、どれが良くてどれが悪いということはないと思うけど、
少なくともリュートを弾く以上は「リュートでなければ」という要素が重要なんだと思う。
利便性とか、機能性とか、
そういったものをリュートを初めとする古楽器で追求しすぎると、
古楽奏法でモダン楽器を弾いた方がマシ、と言う事になりはしないのかな・・・。
391:名無しの笛の踊り
10/02/07 22:52:19 CuUAl7wK
>>390
本当にそうだと思う。
誰がどんな楽器を弾こうが、それを愛好したり貶すのも勝手だけど
作曲当時に想定された条件から離れるほど、別物に変質していくでしょ。
それを新しい表現と言うならいっそエレキリュートでも弾けば、と思う。
実際問題として、当時の聴き手の人数っておそらく1人か2人、
多くても20人以下じゃなかろうか。
音がよく響く現代のホールに静かな聴衆を詰めても50人程度が
MAXじゃなかろうか。
それじゃ食っていけないから、
総ガット弦だと調弦が面倒だから、
妥協の理由はいろいろあるのだろうが。。
392:名無しの笛の踊り
10/02/07 23:06:51 oMuk56/Z
>>391
あなたのご意見、すごく健康的なものだと思うよ。
大いに賛成。
393:名無しの笛の踊り
10/02/07 23:31:31 mcMBw8UM
新国立劇場の近江楽堂なんて古楽にはうってつけの良い会場だが、
客の人数×チケット単価を考えると奏者が気の毒になる。
394:名無しの笛の踊り
10/02/08 00:30:04 hnmoF0zH
海外の名門オペラ座もPAいれる時代だしね
395:名無しの笛の踊り
10/02/08 04:55:51 3OXIjnMH
どんな楽器使おうが、いいと思う。それこそエレキリュートでも。
エレキウードはあるんだから、そうおかしくはない。
アンプ通そうが、単弦だろうが、いいんでね?
要は音楽が大事だと思う。
自分のやりたい音楽を演奏するのに適した楽器を選択する、というのが
当然で不可欠な動機だと思うけど。
楽器はそうやって変化してきたんだし。
でも、そういった実験的な楽器を使うのなら、今の時代に生きているのだから、
両方を並べて同じ音楽を弾き比べて決めるべきだな。
楽器から古楽を見ようと思うと失敗する。音楽から楽器を見るべき。
396:名無しの笛の踊り
10/02/08 07:15:40 FUGsdjUX
>近江楽堂なんて古楽にはうってつけの良い会場
はい?
397:名無しの笛の踊り
10/02/08 18:50:16 uY7/BOYz
>>395
楽器の選択は個人次第かも知れないけど、
>音楽から楽器を見るべき
というのは必ずしも正しくないのでは?
だって、リュートとかのレパが長い間等閑視されていた原因の一つに、
音楽と楽器のミスマッチあったでしょ。
クラシカル・ギターやモダン・リュートとかだと単調になってしまいがちで、
ある程度ヒストリカルな設計のリュートで弾いて初めてその真価が分かった曲って結構あったし。
ゴーティエとか、ムートンとか・・・。
それと、音楽においても、楽器においても奏法とか演奏習慣とか、
当時の美意識とかまであるていど造詣とかも必須だと思うよ。
398:名無しの笛の踊り
10/02/08 19:45:23 RshJTIQH
>>396
俺は近江楽堂好きだな。そりゃ、かつての目白バロック音楽祭みたいに
どこか教会を使うとかが音響面でも雰囲気でも理想かもしれないが、
コンサートの客筋・集客性はホールによって変ってくるでしょう。
オペラシティだと知らない人でも行きやすいじゃない。
それに近江楽堂はいいコンサートの会場になってきたよ。
今のままでいてほしい、近江楽堂に幸あれ。
演奏者だってあんな小さなコンサートで
生計を立てているわけじゃないだろうけど、
こんな少しの人しか聴かないなんて勿体ないなあ、
俺が金持ちだったらご祝儀はずむのになあ、と聴き手は思うんだよ。
>>395 (=381かな?)
確かにエレキウードは、エレキ化によって音楽を損なってない。
リュートの場合は、どうかなあ。
現状、近江楽堂すら満員にならないことが多いのだから
いまはエレキ化の必要までは無いのかな。
>>383は皮肉で言ったんでしょ。
>>397
そう思いますよ!
ピアンカがおそらくモダンリュートを弾きながらも
>>381を満足させたという、それ自体は素晴らしいことだ。
録音で聴くと耳に付く音の鋭さもステージなら
気にならないだろうし。でも近江楽堂なら気になるかも。
399:395
10/02/08 21:34:45 3OXIjnMH
>>397
つまり、ルネサンス音楽をやるならその音楽を演奏しやすい楽器を選択すべきということ。
私はある程度ヒストリカルな楽器の方が演奏が容易だと思う。
ちょっと前の時代は、あなたの仰る通り。
でも今は選択肢も広いからか、私は違う見かた(言い方?)をしてました。意見は同じですよ。
エレキリュートの可能性を全否定はしないけど、素人がまずエレキではないと思う。
演奏習慣とか美意識とか、たしかに大事。
でも、もっと大事なのは音楽の理論。なぜか、これが一番おろそかにされています。
理論やって、その上で出てくる疑問や問題を解明する手助けになるのが演奏習慣や美意識だと思います。
仮に、音も容易にでかい音のでる、妙に弾きやすくてノイズも出にくいリュートが開発されたとしても、
音楽分かってなかったらそれはそれは酷い演奏になりますよ。下手なチェンバロ弾き以下の。
400:名無しの笛の踊り
10/02/08 22:01:25 3OXIjnMH
ヒストリカル楽器派な私なのだけど、
ガットはどうかと思います。特に低音。高音弦はいいと思うけど。
音が伸びな過ぎます。
消音の必要がないとか言うのは本末転倒ではないでしょうか。
モンテヴェルディを複数のコンティヌオで弾く場合とかはいいかも。
でもソロで、ルネサンスや中後期バロックなど、低音が全てゴンゴンでおしまいでは音楽にならないと思います。
それとも、すごい音響なところでやっていたから、そこでなら低音も残ったとか?
そんな残響の長いところだと却って複雑に声部の絡み合う曲は聴いていられないと思います。
私は楽器本体の残響というか、音で音楽を作る努力を当時はしていたのだろうと思っています。
ガットの低音弦と普通の巻き弦を弾き比べるとその音の残る長さは、話しにならないくらいに違う。
私は、当時品種改良して楽器の弦用に作られていた羊がいたという仮説に一票。
現代ではまだ、当時の低音弦にみあう弦が開発できていないと思います。
これは煽りとか、ケンカ売ってるわけでもないのです。
ガットをお使いのみなさんはどのように考えておられますか?
確かに、音色というか、そういうものはガット、すばらしいと思います。個人的にも大好き。
でも、つながるべき音がつながらない状況、もしくはつなげることが可能な可能性がそこにあるなら、
巻き弦を使うことが現段階における一つの結論だと思うのですが。
それでも、ガットを使うことを否定したりはもちろんできません。よい実験だと思うし、
そういう努力をすべきとは思うのですが、
あの低音弦(ガット)だけは、
モンテヴェルディ以外で使うことはあり得ないと思ってしまいます。
録音ならいいと思いますよ。いろいろ操作できますから。
401:名無しの笛の踊り
10/02/08 22:36:31 aRAhG/CV
>>400 ヒストリカル楽器派のあなたにいいことを教えてあげよう。
物理的に音が伸びてなくても、声部がつながっているように聴かせるのは可能だよ。
バッハのチェンバロ曲にだって、2小節も4小節も伸ばしてる低音がある。
まして、ガットならば、各声部のキャラクターを弾き分けることも容易。
一番良いのは、ガットを長年使っている専門家の門を敲いてみることかな。
>低音が全てゴンゴンでおしまいでは音楽にならない
というばかりでないものが、聴けるはずだよ。
402:名無しの笛の踊り
10/02/08 22:43:07 QGXQgSJH
あまり考えたことなかったけど、今はガンバの5,6,7弦は普通金属弦ですね。
4弦の太さから考えると、同じ材質で作るとかなり弦が太くなって、ものすごく弾きにくいだろうなあ・・・
>369>370 その奏法だと、確かにフランスものは聴いてられないでしょうね
403:名無しの笛の踊り
10/02/09 00:01:24 baZdVT1N
コースタルトレーディングの掲示板でバイオリンGをプレーンガットにして巻線並みの発音に出来たという人が書き込んでる。
404:名無しの笛の踊り
10/02/09 00:25:03 jE13DEc2
>>401
私はあくまでも、低音弦について言っていますが、
つまりあなたは物理的に声部がつながることより音色を取ったということですよね。
ガット弦派と巻き弦派とは、結局それだけの違いなのではないでしょうか。
巻き弦を使ったとしても、曲で要求される低音のラインを出すことに充分でないことは多い。
声部をつながっているように聴かせることは、巻き弦であっても必要です。
もう少しでいいから、音を(物理的に)長く保てたらいいですね。ガットは。
405:名無しの笛の踊り
10/02/09 04:30:42 7Xzn4DQl
巻き弦の低音って余韻が長過ぎて次の低音と被りがだからミュートする必要があるんだよね。
これって表現上の云々というよりは、響きがゴチャとするのを避けるためにやっているだけ。
オレはミュートが面倒だから低音はガットを使っている。
速い曲でミュートやる余裕なんて無いんだがw
つうか、腕が無いだけかも知れんがw
406:名無しの笛の踊り
10/02/09 07:05:05 7Xzn4DQl
連レス失礼。
あと、ガット弦の音は、それの品質や奏者の技術と相性とかもあると思われ。
ガット弦での演奏経験が豊富な人に指導とか相談とかしてもらったり、
色々なメーカーの弦を試さないとそもそも云々出来ないな。
407:401
10/02/09 07:44:42 gmgrwvE+
>>404
>あなたは物理的に声部がつながることより音色を取ったということですよね。
全然違うよ。
スピナチーノが、ダ・ミラノが、ダウランドが、
ゴーティエが、ド・ヴィゼーが、 ヴァイスが使っていたであろう弦だからだよ。
勿論、全く同じものではないけど、
ガットを使った方が、その音楽により近づけると思うから。
大抵の人が、ギターじゃなくて、リュートを弾く動機の延長線上だと思うけど…。
(俺はギターからの転向じゃないけど。)
つまり、古い音楽に魅せられて、それに近づきたい。失われた音楽を復興したい。
メリット、デメリットの話じゃないよ。
まあ、いろんな人がいて、どんな動機で音楽やってもいんだけど、
あなたも、リュートを始めた頃の純粋な気持ちを思い出してみたら?
>ガット弦派と巻き弦派とは、結局それだけの違いなのではないでしょうか。
だから、全然違うってこと。
俺は、自分好みの音楽にするために、楽器や弦を選択してない。
自分の音楽性、審美眼がそんになたいしたものだと思ってないし。
古い素晴らしい音楽を生み出した音楽環境を信じて、
まずは、それに近づいてみたい。
とことんやってみて、それでも生理的に受け付けなければ、その時考えるよ。
今のところ、楽しいことばっかり。
>>401にも書いたし、>>406氏も書いているけど、
中途半端にガットを試しただけの人に聞くより、
長年ガットを使っている専門家にいろいろ尋ねてみた方がいいよ。
408:名無しの笛の踊り
10/02/09 08:57:59 rs31XvgB
>>402
バロック時代には既に金属巻きガットだったと言われてますよ。
ヴァイオリンやヴィオラの第4弦も。ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ
なんかは金属線を二重巻きしてあっただろうと(そのおかげで短い
弦長でも低音が出せるのだと)。
409:404
10/02/09 09:48:31 jE13DEc2
>>407
>ゴーティエが、ド・ヴィゼーが、 ヴァイスが使っていたであろう弦だからだよ。
>勿論、全く同じものではないけど、
>ガットを使った方が、その音楽により近づけると思うから。
私はわざわざ一行目に、低音弦について言っていると断っています。
そして、私自身は高音弦はガットはすばらしいとも、以前のレスで認めています。
目ん玉ひんむいて良く読んでください。
低音弦だけはまだ当時のスペックに追いついていないのではないでしょうか。どうでしょう?
低音弦についてだけなら、古い素晴らしい音楽を生み出した音楽環境を否定することにはならないでしょう?
それに私は個人個人の見解を聞きたかったので、専門家に聞け言われてもちょっと。
2ちゃんで書く時くらい自信もって自分の意見、言いましょうよ。
>>405-406
その通り。確かに早い曲だとミュートが煩わしいですよね。
奏者の技術との兼ね合いも大きいと思います。
低音にのみ、ガットを張る人も少なからずいますよね(どちらかというと私などは逆なパターンなのですが)。
その場合、高音弦と低音弦とのギャップはどのように解消してますか?
というか、却って気にならないのかも知れませんね。そのパターンの方が。
410:407
10/02/09 18:45:54 gmgrwvE+
>>409
>目ん玉ひんむいて良く読んでください。
まあ、落ち着いて。
低音弦だけはまだ当時のスペックに追いついていないのでなはいか、というのは、あなたの推論でしょ?
あなたの音楽的感性によれば、もっとサスティーンが長くあるべきだと。
そして、「ガットをお使いのみなさんはどのように考えておられますか?」
と、個人個人の見解の見解をお聞きしたいわけね。
だけど、「専門家に聞け言われてもちょっと。」なわけね。分かります。
まあ、2ちゃんで書く時くらい自信もって自分の意見言うよ。
低音弦の残響が少なかろうが、高音弦が切れやすかろうが、
湿度に弱かろうが、調律が狂いやすかろうが、
今のメーカーがこしらえている、ガットを全弦張るよ。
当時の低音弦が、現代のガットより、残響が短かったか長かったかは分からん。
(ただ、ミュートが必要なほど長かったはずはない。昔のどの教則本にも、そういった記述はないので。
まあ、あなたもそこまで長かったとは考えていないだろうが。)
現代のガットの低音弦では、残響が長くない代わりに、1音1音の発音がはっきりし、低音弦での音階進行も容易。
ミュートをせずに次の低音に移るタイミングを考えると、テンポ設定も弦から教えられる。
ただ、それが、あなたに好ましいものかは分からん。
あなたにとって、俺のレスはムカつくものなんだろう。
でも、あなたは、弦の選択の際に「高音弦は素晴らしいけど、低音弦の残響は長すぎる」
といったように、ハナから自分の感覚を優先させている。
低音弦だけはまだ当時のスペックに追いついていないとは、ただの推論。
自分の推論に従って、モダンの巻き弦を選択して、「ヒストリカル楽器派」を標榜し、否定されたくない。
この辺の理屈は、俺には分からんよ。
「ヒストリカル楽器派」なら、先に、自分の感覚と当時の感覚の開きを疑ってみる方が先では?
411:名無しの笛の踊り
10/02/09 21:53:16 f6MGhWkt
bass rider付きバロックリュートについて限定していえば、
巻弦が使われていた可能性があるって
リュート製作家の渡辺氏が書いてた覚えがある。
あとAquilaのMimmo Peruffoによれば、
Raphael Mestのオリジナルリュートには
open wound gutというタイプの巻弦
(今の巻弦とはちょっと違うけど)が張られていたらしい。
ナイロン弦の巻弦ってのは絶対に非歴史的だが、
ガット芯の巻弦なら、地域と時代を限定すればアリなんじゃないかな。
412:409
10/02/09 22:05:32 jE13DEc2
>>410
>低音弦だけはまだ当時のスペックに追いついていないのでなはいか、というのは、あなたの推論でしょ?
当然です。
>湿度に弱かろうが、調律が狂いやすかろうが、
>今のメーカーがこしらえている、ガットを全弦張るよ。
そうやってファンタジーをいつまでも追い続けるのも一つのアプローチだと思います。
>ミュートが必要なほど長かったはずはない。昔のどの教則本にも、そういった記述はないので。
確かに、私の知る限りそういった記述はない。もし当時から各弦の消音が必要だったら、
それは当時のリュート奏者にとっても不可欠なテクニックで、記述してもいいくらい面倒なことだと思う。
これは私も疑問に思っています。
また、人の好みというより、音楽はその当時の様式で書かれていたものであって、
リュート音楽だけが特別なものではありません。
例えば短いオルガンポイントな小節があったとしてそれをリュートのソロで弾く場合、
物理的に音が残った方が、残らないよりよっぽどいいというは個人の好みではない。
でも、その残る音については議論の余地があるのでは?ギンギンしてても残ればいいってもんじゃない、等。
もし、当時のスペックが現代のガット低音弦と変わらないくらい音ののこらないゴンであったなら、
当時のリュート弾きの頭には別の楽器があったのではないでしょうか。オルガンとか。
もしくは別の楽器を弾いていた経験が不可欠ではないでしょうか。
>テンポ設定も弦から教えられる。
・・・ノーコメント
413:407
10/02/09 22:19:55 gmgrwvE+
>>411
俺の書き方で誤解があるといけないね。
プレインガット・オンリーとは勿論考えないよ。
まあ、コース数の少ないものは、プレインが主流だったろうけど。
ローデッドやオープンワウンドも歴史的に使用されていた可能性もあるしね。
ル・コックはガットに銀線を巻いていたみたいだし。
19世紀ギターくらいなら、ガット芯の巻き弦もあるでしょう。
(実はアーリーギターの弦のことは、あまりよく知らん。)
ちなみに、ダッチヘッドの13コースバロックを総プレインにしてるのを聴いたことがある。
本当に。素晴らしく修辞的な低音だったよ。
勿論、13コースバロックが全てプレインだっと主張するつもりはないけど。
結局、ガットといっても、まだまだ分からないことばっかりなんだよね。
最終的に断言できるものでもないし。
でも、自分たち奏者と弦メーカーが二人三脚で研究していけば、
結構いいとこまで近づけるかもしれん。
何か、そうやって、「ちょっと近づいたかもしれない。」と実感した時が楽しいんだよね。
そういう時に古楽の醍醐味を味わってる気がするよ。
414:409
10/02/09 22:32:42 jE13DEc2
>>411
つまり、>>409 と >>407 が議論(?)してるのは巻き弦かどうかより、
現段階では、歴史的でないにしても、一つの妥協としてナイロン巻きを使うのをどう思うか、
ということです。
またガットを使ってる方々の考えを伺いたかったのですが。
その、実際演奏してる上で思うことなどなど。
ナーバスになりがちな話題なので、できるだけ冷静に話しをできたらと思うのですが。
415:409
10/02/09 22:39:50 jE13DEc2
>>413
実際のところ、地域・時代によって弦の選択の幅はかなり広いものですよね。
弦メーカーに製法の話しを聞いても、なかなか考えさせられます。
確かに、古楽器のそういう醍醐味ってありますね。
416:名無しの笛の踊り
10/02/09 23:54:57 PXVXm7GL
仮説や憶測を実証することはほぼ無理だが、奏でられた音楽で
いい悪いの評価が下されるわけで(勿論好みは反映されるが)、
勝負がつく土俵はそこでしかないんだから、ということで、
プロの人たちはやってるんだよね?
417:409
10/02/10 01:40:15 nI6GRXPX
>>416
ソロだったら、文句が出るのは客からだけ。通奏低音弾いてたらアンサンブルからも文句がでる。
同僚から出る意見は歴史的なリュートの事情というより音楽的な問題です。
そういう意見の方が本来の意見のように思います。音楽でこそ、評価されることではないでしょうか。
でも、それでもガットを使う意義はあると思います。かつての音の追及は意義あるものです。
でも、それには周囲の理解が必要という状況は。。。実験としては頷けますが。
音は大変大事ですが、音は音楽の道具であって(実際道具以上ではありますが)、
そのために音楽を犠牲にするのは良くないと、最終的には思ってしまいます。
まあ、そんなに大きい、決定的な犠牲ではないんですけどね。実際のところ。
418:名無しの笛の踊り
10/02/10 01:53:09 c3JMG1NK
>>408の言うスパッラって、存在したかどうか自体怪しい
(絵画の中にそれらしいものが残っているだけ)楽器だろ。
近年製作されたものは復元じゃなく創作なのであって。
そんなものが引き合いに出てくる話、眉唾だぞ?
ある程度名前が通った奏者が、直感だけで
「こういう可能性もある」的な発言をした場合、
それは歴史考証とは違うからね。
話を聞く側にもリテラシーが必要だよ。
>>409からすると>>407のガット志向が原理主義的に思え、
いろんな人の意見を聞きたいということなんだろうけど
>>407は「ちょっと使っただけで判断せずに、ある程度
弾き続けてみ」と言いたいわけでしょう。
それも一理あると思うが。
419:名無しの笛の踊り
10/02/10 02:05:09 c3JMG1NK
>>417
チェロまたはガンバ、チェンバロに混じってリュートで
通奏低音を弾く意義って、あるのかな?と本気で思う。
演奏者の自己満足でしかないんじゃないの。
ステージじゃなくて本当の室内ならまだアリかもしれんが。
ステージだと通奏低音のチェンバロが何やってるかすら
客には殆ど聴こえないんだぞ。
「俺も通奏低音に混ぜてよ!リュートが入ってると
なんか格好いいってお客も思うよ」
「だってお前、音小さいじゃん(ギャラ分け合うの嫌だ)」
それが音楽的問題ですか。
420:409
10/02/10 03:35:24 nI6GRXPX
>>419
それは演奏者のエゴというよりは企画者のエゴというところでしょうか。
実際、大きい編成のTutti の場合、聴こえない。聴こえないなら、なくていい。
オラトリオなどの大きい編成の中では、
部分的に室内楽な編成でやる時、もしくは、レチタティーヴォくらいです。
リュート・テオルボがちゃんと聴こえるのは。
逆に言えば、リュートのコンティヌオは主にそういった効果を狙って用いられています。
現代ではね。
数人の室内楽で聴こえないリュートは問題外です。
編成にもよるので一概には言えませんが、その奏者個人の問題が大きい。
音の小さいリュート弾きは主に経験不足の通奏低音奏者だと思うけど。
でも、音の大きいリュート弾きでも
チェンバロと常に一緒に弾かせることに意味はあまり無いと思う。
組曲の中でチェンバロと交代したり、とか?普通そうします。
演奏会の時点で金銭的に余裕がある(もしくは見込める)アンサンブルが、
より効果的な表現を狙って、リュート奏者をエキストラで呼ぶのが普通だと思う。
まあ、成功するとは限りませんが。
もうリュートの弦の選択など、どうでもいい問題ですね。
>>418 >ある程度 弾き続けてみ」と言いたいわけでしょう。
翻訳、ありがとうございます。>>407 の言いたいことがやっとわかった。
421:名無しの笛の踊り
10/02/10 19:38:35 c3JMG1NK
418=419です。
409さん、いろいろ折込済でしたね。すみませんでした。
レチタティーヴォでのリュートは、仮に音があまり
届かなくとも、なお修辞的な効果が大きく、良いですね。
しかし、ずっと疑問に思ってたんだけど、低音弦に限らず、
ガットを張ったリュートで合奏ってできるものなの?
ヴァイオリン一挺と並んで弾いても、もう音量が違いすぎる。
ヴァイスの曲にバッハが加筆したというBWV1025なんかは
バッハはリュートの音を常に聴きながら、繊細な音量で
弾き通したんじゃないだろうか。実際に演奏されたとすれば。
ガットのリュートで合奏が成り立つぎりぎりの線って、
そのくらいまで条件が厳しいと思う。
逆に、その条件を満たした合奏って、まだ体験した人が
殆どいない、非常に美しい、価値あるものだと想像しています。
ホールで合奏するのなら、すぱっと割り切って
大きな音が出る弦を張るのが実情では?
現代のホールのような環境で演奏することは
歴史的には想定されてなかった状況なのだから。
話は違うけどリュートの通奏低音でかき鳴らす人もいますね。
リュートが鳴ってるという気がしないなあ。ああいうのは。
422:名無しの笛の踊り
10/02/10 19:57:37 l5rNnV4y
リュートの音が小さいというより、
バイオリン族の音がバカでかすぎるんだよな。
ガンバやリコーダーとなら普通に合奏できるはず。
実際、ダウランドはガンバx5、リュートx1って編成の曲を残しているんだから・・・
423:409
10/02/10 21:35:29 nI6GRXPX
>>421
私は複弦の楽器はソロ、単弦の楽器はコンティヌオで使われていたのではないかと思います。
復弦の楽器の響きと、ヴァイオリンやオーボエなどとのバランスをとることは
工夫しないと無理ではないでしょうか。
単弦のテオルボならば、ガットでも問題ありません。バス弦以外は音のサステインも充分です。
実際コンサートでも、ガットを張ったテオルボで演奏している人は多い。
でも、その場合にどうしても気になるのはバス弦のゴン。
バスをガンバなりチェロなりと一緒弾いているならば気になりませんが、テオルボ一本の場合は、
想像力が必要です。バスが今も鳴っているぞ、という。これは好みではなく、事実です。
それでもそれが気になるのは、小編成のアンサンブルにおいて、ですが。
>ホールで合奏するのなら、すぱっと割り切って
>大きな音が出る弦を張るのが実情では?
残念ではありますが、そういう選択が現時点の一つの結論なのかな、と思います。
でも聴こえりゃいいからってその為だけに全弦鉄弦を張っちゃうとか、
リュート弾きだけアンプ通すとかは、言うまでもなくNGでしょう。
ヒストリカルかそうでないかの線引きはガットを使うか否かではなく、そこにこそあるべきです。
なんというか、現実と理想のせめぎ合いの中での選択?
アンサンブルを繰り返せばまずその問題にぶつかります。
低音弦にガットを選択するのはそういった現実を踏まえた上で、
それでも敢えてする、それに見合った結果・理由が必要ではないでしょうか。
自己満足でない、目に見える(耳に聞える?)、結果というものが必要です。
弦を換えただけでは修辞的な演奏にはなりません。
当然奏者も修辞的な演奏を心がけなければ。私は弦を換えるよりそれが先ではないかと思うのですが。
そして、それが聴こえなければ、いてもいなくても同じです。
424:409
10/02/10 21:44:44 nI6GRXPX
>話は違うけどリュートの通奏低音でかき鳴らす人もいますね。
バロックギターと持ち替える代わりにやる人、いますね。
できる箇所は本来限られています。
それでも、聴こえないよりいいと思ってる指揮者もリュート弾きもいます。客は違うけど。
あれはあれで苦肉の策ですね。
>>422
ダウランドのガンバコンソートのリュートパートはほとんどガンバと被っています。
違うところもありますが。
リュートの役目はコンソートの各パートを一人の手に集めてまとめること、
各声部の立ち上がりを撥弦楽器で助けることではないでしょうか。
実際聴いてみると、リュート、あんまり聴こえませんよ。録音は聴こえるけど。
リュートの響きとガンバの響きのバランスを考えてのものではないと思います。
425:418=419=421
10/02/11 00:13:31 F/V/Xag7
409さん、真剣にコメントしてくれてありがとう。
勉強になります。
通奏低音に使う楽器の選択について考えたことがなくて
Webを見てたら竹内さんのサイトに
ちょうどそのテーマで詳しい解説があった。
俺は彼の演奏に接したことがないが、そのページは
情報量が多く、論旨に無理も見られないようなので
相応の説得力を感じました。
そこには「ガットが張れる楽器を選ぼう」とも
書かれている。彼はガットで弾いているのかな?
ちょうど帰国され公演巡業中だそうです。
> 弦を換えるよりそれが先ではないかと
他人に勝手に何度も代弁されちゃ407も迷惑だろうけど、
407は楽器の響きを聴くことで演奏の可能性を模索する話、
あなたは演奏の現場での要求に応える話がメイン。
互いを否定する必要はないかと。
俺は、聴き手の身勝手な嗜好から心情的にガット派寄りです。
426:409
10/02/11 00:45:58 S6zFyHsU
>>425
> 弦を換えるよりそれが先ではないかと
>他人に勝手に何度も代弁されちゃ407も迷惑だろうけど、
私は>>407 個人を指して言ったつもりではなかったのですが、ここはそうとも読めてしまいますね。
申し訳ありませんでした。もう少し頭を冷やします。
竹内氏は知りませんが、ロルフなどはガット弦でコンサートをやったりしてます。
バロックギター・バロックリュート・テオルボ全てガットを張っていました。
427:418=419=421
10/02/11 01:28:59 F/V/Xag7
生で聴いたことないけど、俺はロルフって
マンドリンを弾いてもリュートを弾いても大差ない
音を出す人だと思う。
あんな奏者こそ、弦を換えるより先の問題があるんじゃないの。
428:409
10/02/11 01:35:50 S6zFyHsU
>>427
だから、大事なことはガットか巻き弦かではなく、音楽だと思います。
違いますか?
429:418=419=421
10/02/11 02:17:43 F/V/Xag7
あはは。この文脈では、本当その通りですね。
「だから俺はガットにこだわる気はない」とも取れたので
前のレスでは、なだめるような返し方をしました。
「ガットを張っても意味がないような弾き方はしたくない」なら
無論、賛成です。
演奏の現場でガットにこだわってもいられない状況にも納得。
その上であえて申すと、あなたが今よりさらに
「ガットでないと不可能な表現の領域」へ深く分け入った
演奏を聴きたい。聴き手の無責任な希望です。
430:418=419=421
10/02/11 02:37:43 F/V/Xag7
>>400、>>423で述べられてる、テオルボで通奏低音やってて
ガットだと「低音が全てゴンゴンでおしまい」になるのが気になる、
実際にガット使ってる人どう?という問題は
まだ参考意見が出てないんだよね。(竹内氏サイトは?)
俺が茶々入れて話が逸れてって、悪かったと思ってる。
431:409
10/02/11 03:11:00 S6zFyHsU
>>430
いえいえ。またいつでも話題が合ったときに語り合いましょう。
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