【ガンバ】古楽弦楽器 ..
175:名無しの笛の踊り
09/12/04 21:03:57 yWoszmU9
>>172
需要ないと言われたというか、昔は予約出版みたいな形が多かったみたい。
だから予約がつかない時点で刷ってくれない。少数刷って、売れたらまた何年か
後に2刷目とか2版とか。ただ地域によっても出版事情が違うようだからその辺も
考慮しないといけないかも。
18世紀にイタリアからスペインやパリにギタリストが流れた背景に出版事情の良さを
指摘してる人もいたかと思う。
即興と大枠については楽譜通りに弾け!って事細かに指定してる人もいるようだから
どんな曲でも大枠ってわけじゃないと思うよ。作曲者、ジャンル、あと時代や場所によっても
人々の許容範囲や実態は違うよう。
まぁこれ言い出すと掲示板のようなざっくりした会話が成り立たないんだけど。
176:名無しの笛の踊り
09/12/04 21:08:41 7tRbxdkq
補足までに、テオルボの曲集は出版譜のみならず、
手稿譜の数さえも少ない。
どっかの宮殿の図書館の奥とかにまだ眠っているのか?
177:名無しの笛の踊り
09/12/04 21:21:49 7tRbxdkq
>>175
確かに、地域によって違いは大きかったらしい。自分の地元で出版するものでもなかったようだし。
予約出版って形態が多かったのですか?それは知らなかった。
でも、テオルボの曲集の少なさについては、残された曲自体が少ないということなのです。
出版されてなくとも、手稿譜で残っていていい筈なのに、それも少ない。
私は需要・供給の問題以上に楽器の特殊性のせいなのかなぁ、考えています。
調弦とか。チェンバロよりは手軽だけどリュートよりガサばる、とか。
やっぱり、自分のメインの楽器(バロックリュート)を弾きながら、
コンティヌオではテオルボを弾く、みたいな浸透の仕方で広がっていて、
それが故に曲を残すまでに至らなかった、的な?
178:名無しの笛の踊り
09/12/04 22:33:10 7tRbxdkq
即興と大枠については、仰る通りです。
人・時代によって大きく異なると思います。私の言い方は乱暴でしたw
これは記譜法の問題になりますね。これはこれで大変面白いテーマですよね。
どこまでを演奏者に期待していてどこに枠を作るかが時代ごとに変化している。
これは進化しているのではなく、変化している。
でも音楽自体は変わらずにあるため、各記譜法を踏破していくと
様々な角度から「音楽」を見ることができる。
と私は感じました。
179:名無しの笛の踊り
09/12/05 13:40:49 xyK0XB8p
>>177
元々バスリュートの低音伴奏特化と高音ソロ特化みたいな分かれ方してるから
そうだろうね。
テオルボ弾ける人はたいていリュートも弾けたろうし、ガンバも弾ける人もいたという
ことを考えると自然だし。
上でエレキ・ベースという言葉が出てるけど、エレベ弾く人の中には普通のギター弾ける
人も多い。そしたらもし曲を作るとかになっても自然とギター使ったりする人は多い。
たまたま目の前にあるから歌曲や他楽器の曲をテオルボで弾いたってことは
しょっちゅうあっただろうけど
「テオルボ用」としてあらためて記録に残したり人前で弾くようなものじゃないと思う。
残ってるケースが例外だろう。現代の作曲専業の人と違って譜面に書き残す為に楽器
いじるわけじゃないから、わざわざ書き残す作業を別途に行う労力・費用をかけるには
それなりの動機が必要になるよ。自分で作って頭の中にあるのなら書くのはめんどくさいじゃん。
あと「イメージ」ってけっこう大きいよ。
エレキギターでもヴァイオリンの曲は弾けるけど「エレキは不良」って思ってる人には
楽器の能力として弾ける弾けないの問題じゃない。
ウクレレでもベースギターでもソロは出来るけどギターも弾ける人のほとんどは
「何でウクレレで?何でベースで?」ってなる。やろうと思う人は少ない。
バリトンギターなんかビートルズのような世界的な有名どころが使ってもやっぱり
マイナー。バリトンギター主体の曲ってエレベソロ探すより難しい。
上の方でアルペジョーネソナタを5弦チェロで弾くことに否定的な人がいたけど
あれも弾けないわけじゃないし高音域を考えるとハイEのある5弦使った方が合理的とも言える。
けどモダンなら4弦、古楽器使うならアルペジョーネ、5弦はバッハとかで・・・ってなると
「楽器として弾ける」という問題じゃない。
「音楽自体は変わらずにある」んだからこういう感覚は今も昔もあるよ。
180:名無しの笛の踊り
09/12/05 14:45:06 hzGgLHpN
テオルボをエレキベースーに例えた話はわかりやすいな。
まあ、ビルスマ師の5弦ピッコロチェロは、バッハのガンバソナタ
まで録音しているからなあ。「オリジナル楽器」というよりは
彼の個性としての「持ち楽器」なんだろうね。
181:名無しの笛の踊り
09/12/05 23:00:36 CyGLWFrL
>>179
>テオルボのソロ曲自体が例外
私もそう思う。テオルボはそういう楽器なのだろう。
>「音楽自体は変わらずにある」
これが実は一番大事だったりするね。古楽やるときには。
182:名無しの笛の踊り
09/12/06 17:31:40 Zi6t5kPE
>>154に関連して、
オルティス「変奏論」の日本語訳が出版されるようですね。
183:名無しの笛の踊り
09/12/06 17:55:36 Iv/2R4jd
平尾雅子翻訳だっけ
ガンバ弾きじゃないから本は買わないが、
彼女のCDでも買ってみようかな
184:名無しの笛の踊り
09/12/06 22:52:12 WaWTw8Oi
どれくらい頑張ったら
ガンバを少しはまともに弾けるようになるのやら。あーあ。
子供の時からやってたら少しは弾けるようにもなったんだろうか。
ため息。
185:名無しの笛の踊り
09/12/07 03:07:55 EMAh3IdN
自分の人生傾ける価値があるとおもうなぁ、ガンバには。いい楽器だよね。
おれ大好きもってないけど。
無人島行くことが決まったら楽器はガンバだな。
曲集と一生分の弦も。椅子も必要?
186:名無しの笛の踊り
09/12/07 09:34:08 2BcOb6T+
>>185
椅子は大事だね。切り株とかだと腰を痛めそう。あと、弓の毛が問題かな。
俺の場合はボウイングが乱れそうだから姿見も必須かな。
187:名無しの笛の踊り
09/12/07 10:15:54 Nb43jHcG
>>186
無人島に鏡w
かっこいいな。お前。
弓の毛は盲点だった。これは予備の毛を何束か持っていっても
自分で換えるのはきびしそうだね。
188:名無しの笛の踊り
09/12/07 12:32:47 7kprADGy
>>182
ジャン・ルソーの本は持っていますが、これは買わない。
もともと文字が少ないし、英語版・独語版持ってるから。
楽譜があれば十分かも
189:名無しの笛の踊り
09/12/07 18:52:48 lam1Eblx
リュートの場合、一生分の弦を持ってたら
それだけで巨大な荷物になりそうだw
190:名無しの笛の踊り
09/12/07 21:04:12 Nb43jHcG
>>189
まあ節約して、弦交換は毎月満月の夜とかにやるとしても、膨大になりそうだな。
羊を何匹か連れて行って、現地で増やしつつガット弦を作る。
そんな根性あるなら、もっと別のことやった方がいいいかもw
そもそも羊数頭より一生分の弦の方が軽いな。きっと。
191:名無しの笛の踊り
09/12/09 01:28:28 KQihM3ok
>184 ホントに難しいですね。
まあ、マレあたりから好きな曲を見つけて(できればゆっくりの曲がよい)、徹底的に練習するしか
ないですね。ワタシも典型的素人で、初見じゃ絶対弾けません。重音なんかは最初は1音1音弾
いてポジションを確認し、指の形を覚えこんでます。「あ、こうやったら弾けるんだ」みたいな。ホント
はそれじゃダメなんだろうけど・・・
慣れてきたら、誰かにチェンバロで通奏低音つけてもらうと、それなりに聴けるシロモノになります。
192:名無しの笛の踊り
09/12/09 23:57:06 NK+RSkYG
私はHinterleithnerが好きなのですが、
KirchhofのCDってどうなんでしょう?
何かこの人の演奏、「音が汚い」とか「こんなのリュートの音じゃない」とか、
そんな話ばかりで未だに買う勇気がないorz
193:名無しの笛の踊り
09/12/10 00:50:27 vey8LLLF
自分の好きな物を他人に探してもらうのは不可能だ
俺はキルヒホフは割りと好きなほう
モレノが弾くリュートは嫌い(ビウエラは好き)
オデットは好きでノースは嫌い
スミスは何を弾いても大好き
194:名無しの笛の踊り
09/12/10 01:26:12 tJkflu/S
>>193
よく考えてみるとそうですよね・・・。
聞かず嫌いはよくないから買ってみますね。
195:名無しの笛の踊り
09/12/10 01:28:33 tJkflu/S
そいえば、KirchhofのHinterleithnerは
両脇をパルドゥシュとバスのヴィオールで抱えたコンチェルトみたいだけど、
ヴァイスやコハウトとかのリュートコンチェルトのCDの楽器編成見てみると、
ヴァイオリンとチェロという場合が殆どだと思う。
バロンの著作でヴァイスの兄弟はヴァイオリン(兄)とガンバ(弟)の奏者で、
兄弟でコンチェルトを弾いたとか言う記述を読んだ事がある
(間違いだったらスマソ)
テオルボとかと違ってバロックリュートの音量って小さいから、
ヴァイオリン族と一緒に弾くのって、バランス崩しそうな気がするのだけど、
録音だけじゃ分からないし、実際はどうなんだろ?
196:名無しの笛の踊り
09/12/10 01:47:34 nsdJDAfD
Naxosから出てるバルトによるヴァイスのリュートソナタ集は、
あと何集出たら完成するか、ご存知の方いらっしゃいますか?
できればBOX化を待ってから購入したいのですが
まだまだこの先長いのでしょうか?
少しずつ購入するか悩み中…
ノースのダウランドはついにBOXになったので予約。リンドベルイ版と聞き比べてみるのが楽しみです。
197:名無しの笛の踊り
09/12/10 01:59:13 TxRfFYca
>>196
安いんだから、買ってやれよ。
そっちの方が作る側も潤う。
198:名無しの笛の踊り
09/12/10 02:25:54 4z0sxwTJ
>>192
キルヒホッフはバッハしか聴いたことないけど、
あくまで個人的には俺はそのCDがものすごく嫌い。
あの金属音っぽい音が・・・
イエペスのバッハよりはまだマシって程度だった。
>>195
バロックリュート+ヴァイオリン族2台の実演聴いたことあるけど、
やっぱり音量的に埋もれがちだった・・・
ただ、その時は通奏低音としてのバロックリュートだったので、
リュートを主役に据えるなら他の奏者が音量を抑えたりするとか
別の演奏法があるかもしれない。
>>196
ヴァイスって600曲以上あるんだよ。
完成とか絶対にないからw
199:名無しの笛の踊り
09/12/10 03:01:41 nsdJDAfD
>>197
>>198
ありがとうございました。
600曲…Naxosさんのこのシリーズ、壮大な企画だったのですね。
無知ですみませんでした。
バルトさんのライフワークになるのでしょうか。
コツコツ購入して少しずつ聞きたいと思います。
人生終わるまで楽しみができました。
200:名無しの笛の踊り
09/12/10 03:16:46 tJkflu/S
>>198
>やっぱり音量的に埋もれがちだった
リュートがソロだと他のパートが音量抑えてくれないと、
やっぱり厳しそうですね。
通奏低音は「その繊細さから室内楽に適する」とかで、
当時は結構(バロック)リュートで弾いていたようだけど、
何かしらの工夫をしているのかな?
>>199
ヴァイスの全曲録音、曲数が膨大さもだけれど、
手稿譜がヨーロッパ各地に散らばっていたりするのも、
中々完成しない原因かも知れませんね。
201:名無しの笛の踊り
09/12/10 08:15:36 lng1hzlq
スミスは糞
スミスヲタはツンボ
202:名無しの笛の踊り
09/12/10 13:42:55 MuTR1RYs
スレリンク(classical板:466番)
466 :名無しの笛の踊り :sage :2009/12/10(木) 08:18:51 ID:lng1hzlq
レオンハルトとかヘレベッヘを喜んで聞いてる奴はツンボ
耳鼻科に行くべき
スレリンク(classical板:795番)
795 :名無しの笛の踊り :2009/12/10(木) 07:19:57 ID:lng1hzlq
>>794=親指王子ことキチガイひきた
スレリンク(classical板:201番)
201 :名無しの笛の踊り :sage :2009/12/10(木) 08:15:36 ID:lng1hzlq
スミスは糞
スミスヲタはツンボ
203:名無しの笛の踊り
09/12/10 14:20:19 DpQuLYw/
そもそもナクソスの企画はドレスデン手稿譜のみでしょ?
600曲もないし、バルトにその気があればいつかは終わるんじゃ…
ここ読むとこの先どうなるかはわからんけど↓
URLリンク(www9.plala.or.jp)
>「ドレスデン手稿譜だけを解釈することが一生の仕事であったとしたら、それは難儀なものだ。」
ミシェル・カルダンのロンドン手稿譜は気合で終わらせてたね
204:名無しの笛の踊り
09/12/11 02:58:06 iuGDLl5e
ポール・オデット最高!
205:名無しの笛の踊り
09/12/11 13:37:02 qRPn/Zfr
結構リュートに興味ある人、多いんだね。
206:名無しの笛の踊り
09/12/11 14:43:15 5NPk20HC
>>205
漏れはリュートも好きだけどガンバも好き。
バロックヴァイオリンはまあまあ好きだが、
バロックチェロは正直あんまり好きじゃないな。
207:名無しの笛の踊り
09/12/11 23:50:13 kBn8rG2N
>>203
インタビューの紹介ありがとうございます。
>一生の仕事であったとしたら、それは難儀なものだ
orz
的外れな事ばかり書き込んで申し訳ありませんでした。
208:名無しの笛の踊り
09/12/12 02:09:53 aqDNmIzF
エド:多くの研究を行いましたか? ご自身を音楽学者的性格の持ち主だと思われますか?
ボブ:私に音楽学者的性格があるとは全然思わない。
ヴァイスの原典の総ざらいを試みるということはしているが。
ドレスデン手稿譜だけを解釈することが一生の仕事であったとしたら、それは難儀なものだ。
って文脈だから、学者として学問的解釈だけをするのは嫌だけど、
別に演奏家として全録音をしないってわけじゃないでしょ。
まあドイツバロックのレパートリーは
まだまだあると思うので、ヴァイスやハーゲン以外にも
色々と掘り出して欲しいな。
209:名無しの笛の踊り
09/12/12 11:55:59 Ta+dFArs
>>192
キルヒホフとカルミニョーラのコンチェルト最高やんか!
ヒンターライトナーは知らんけど
210:名無しの笛の踊り
09/12/14 00:15:00 b7yVA5qu
サヴァール演奏のフォルクレでシビレタ
ヴィオール弾いてみたいな…
211:名無しの笛の踊り
09/12/14 06:11:00 WDuOt+8Z
>>210
アーベルやシェンクも良いよ。
シェンクはドゥフトシュミッド、
アーベルはパンドルフォがネ申
けど、ドイツのガンバってこの二人しかあまり見かけないなぁ
212:名無しの笛の踊り
09/12/14 08:02:54 piABAH2X
みんな、ガンバフェス行くでしょ、
当然だよね。
12/23中之島公会堂で会いましょう!
213:名無しの笛の踊り
09/12/14 10:20:31 yj2qEWQZ
>>212
kwsk
214:名無しの笛の踊り
09/12/14 11:52:45 pilJDbao
ガンバ大阪のファン感謝デーか?
215:名無しの笛の踊り
09/12/14 14:09:42 piABAH2X
ガンバ弾きなのにガンバフェスタ知らないなんて。
216:名無しの笛の踊り
09/12/15 05:02:17 WeAGhoIp
人どれくらい来るの?
リュート人口より多いんじゃないかな。ガンバ愛好家は。
ガンバ協会の活動の方が堅実だし。
217:名無しの笛の踊り
09/12/15 08:23:20 XmHFSceN
>>212
漏れも行きたいけど、場所が遠すぎて行けないorz
>>216
リュートも結構人口多いんじゃない?
誰も統計とか取っているわけじゃないし、知られていないだけでしょ。
218:名無しの笛の踊り
09/12/16 14:29:06 n+gEXTKF
田舎でも、教える人が住んでるだけで、弾く人がいっぱい。
わが集落ではリュート流行中。
大正琴がおっきいばあちゃん世代なら、
リュートはその下のちっちゃいばあちゃん世代。
小学校の先生退職して始めた人とか、けっこう上手だよ。
公民館でミニ発表会したり、楽しげだ。
若妻会のメンバーには楽器出来る人はいない。EXILEで踊るだけです。
219:名無しの笛の踊り
09/12/16 21:00:33 1RaxGatU
リュート人口そんなにいるかなあ
200人〜300人ぐらいじゃないか?
ガンバ協会は250人らしいから、協会に入ってない人も考えると
ガンバ人口は300人より多そう。
古楽器で人が一番多いのはなんだろう?
リコーダーかチェンバロかな。
220:名無しの笛の踊り
09/12/16 21:18:17 6mzexXVt
>>219
リュートやガンバは同じくらいじゃない?
チェンバロは楽器自体が高価だし、メンテの問題もあるから、
上記二つより少ないと思う。
やっぱり良くも悪くも馴染みが深いリコーダーが一番人口多い希ガス
221:名無しの笛の踊り
09/12/17 18:43:47 Wx1Ba8kn
AudioBasic誌冬号
古楽特集!いぇい
222:名無しの笛の踊り
09/12/20 19:45:44 0teI4/qW
保守
ついでにフランチェスコ・ダ・ミラノのお薦めCDありませんか?
223:名無しの笛の踊り
09/12/21 01:19:35 0AyPDyH/
オデットの奴がいいんじゃないかな
東京公演でも何曲か弾いてくれた
224:名無しの笛の踊り
09/12/21 08:22:10 jZ8eB2Vf
ホプキンソン・スミスのはどうかな?
これから買おうかと思ってるんだけど。かなりいいような予感がしてるんだけどまだ買ってない。
225:名無しの笛の踊り
09/12/21 14:55:50 szeOhMjQ
ガキの頃オデットのダウランドをFMで聴いて、全集欲しくてひと月買うか迷ったけど、裏ジャケのお顔と相談して結局断念
(当時どうしても受け入れられない何かがあったw)
で、最近10年ぶりにそれを聴いて完全打ちのめされた・・・
やや苦しそうな息遣いの果てに拡がるリュートの圧倒的な存在感と透徹した空気が堪らない
226:名無しの笛の踊り
09/12/21 20:55:46 jZ8eB2Vf
オデット、イギリスものはすごくいいと思うんだけど
ミラノとかはイマイチ。おれの個人的な意見はね。
227:222
09/12/21 21:32:20 BdawrBOT
確かにオデットやスミスなら、
そんなに当たり外れもなく安心できそうですね。
皆様ありがとうございました。
228:名無しの笛の踊り
09/12/21 21:35:18 r2ZZ2ev6
クリストファー・ウイルソンもおすすめですよ。
しみじみ聞けます。
229:222
09/12/21 22:42:25 BdawrBOT
>>228
ウィルソンの、Naxosのなら持ってます。
いいですよね。各声部がはっきり聴こえるし、リュートの響きもいいし。
共演者の美人リュート奏者はシャーリー・ラムゼイは
奥さんだそうで、うらやましい・・・
230:名無しの笛の踊り
09/12/23 11:37:17 KCoB5yZV
ガンバフェスタ行く人います?
231:名無しの笛の踊り
09/12/24 11:55:46 QDz8bC6V
井上周子さんの演奏会に行きました。
このスレのウワサは読んでましたけど、
演奏がすごく心に沁みました。
美人でした。
2枚目のCDが来月発売だそうです。
楽しみですね。
232:名無しの笛の踊り
09/12/24 22:47:50 09rod+eE
彼女の演奏は、私はまだ聴いたことはありませんが
日本で活躍する数少ない本当の勉強をしてこられた方です。
心の底から彼女にはがんばってもらいたい。
233:名無しの笛の踊り
09/12/25 07:03:41 YiiVDZZW
>>232
ハゲドウ
234:名無しの笛の踊り
09/12/26 00:24:20 yJq4h1lC
>>232
色々聞いてきたけど、本当の勉強をしてこられた方は
日本で活躍する方の中にもいっぱいいると思います。
彼女もその中の一人と思います。
235:名無しの笛の踊り
09/12/26 00:53:39 iF4pnYrN
いやそもそも日本で活躍するリュート奏者自体が数少ないですから・・・
236:名無しの笛の踊り
10/01/06 20:10:46 WgQBsV6X
ほしゅ
237:名無しの笛の踊り
10/01/10 00:34:31 hRayBqL4
教えて君で申し訳ないんだけど
ルネッサンスリュートがほしいと思っているんだ
で 7コースか8コースにするか迷ってるんだけど
ダウランドとか ミラノとか有名どころの人のを弾くときなんか8コースが必要ですかね?
大は小を兼ねるのは承知してるけど 手が小さいんで
詳しい人 よろしく
238:名無しの笛の踊り
10/01/10 01:00:05 CHLJiKK5
>>237
ミラノなどの16世紀の作品はほぼ全て6コースで弾ける。
ダウランドはほぼ全て7コースで弾ける。
ただ、8コースがあった方がファンタジアなどの
難曲が弾き易いと言う人もいる。
8が絶対必要なのは、モリナーロとかテルツィだったかな。
8特有のレパートリーってのはそんなに多くはない。
6と7、8と10はかなり違うけど、7と8の違いはそんなには大きくないから、
趣味の問題。7の方がエリザベス朝の楽師っぽいって感じ。
ちなみに8コースに指が届かないって人は小学生ぐらいだと思う。
手が小さいなら弦長の方が大事。60cmが普通だけど、それより短いのがいいかな。
英語が読めるなら、参考に↓
URLリンク(www.luteshop.co.uk)
URLリンク(www.mail-archive.com)
239:名無しの笛の踊り
10/01/10 09:22:40 hRayBqL4
>>238
ありがとう
マーチン・シェパードさんのページが参考になりました
7コースでも弾けるけど、8コースあった方が便利ということですね
後は 楽器屋さんで実際に触らせてもらって決めます
240:名無しの笛の踊り
10/01/14 01:44:21 Rzktonuk
私だったら初めて楽器には7コースを勧めるな。
上でも書いてたけど、あったら便利な弦が加わってるのが8コースだもんね。
7コースで慣れておいて次第に弦の多い楽器にしていく、みたいな。
6コースを勧めたいけど、ダウランドやりたいならちょっとだもんね。
6cでイタリアものの対位法を極めて、
7c or 8c でイギリスものなんかやってみたりして、
10cでフレンチちょっとやって、
アーチリュートで初期バロックなんかやっちゃって、
バロックリュートとテオルボを買って人生最後の頭の体操をして、
終える人生も悪くない
241:名無しの笛の踊り
10/01/14 12:14:16 pvUdgOFs
オンリー、オンリーってなんだよ
242:名無しの笛の踊り
10/01/16 03:26:28 /2fUXncs
>>240
中世リュートで中世音楽やデュファイの編曲
ビウエラでスペインルネサンス
シターンでイギリス大衆音楽
バロックギターで太陽王のフランス宮廷
まだまだ
人生には休む暇がないなw
243:名無しの笛の踊り
10/01/16 07:25:43 xaulQ7ZO
まじで、現代のリュート弾きは大変だと思うよ。
当時はその様式だけ、へたしたら自分の音楽だけやればオッケーだったのに、
現代はどんな楽器より、広い時代のレパートリーを要求されるよな。
だからって、初心者に中世リュートやれと言うほどの鬼はいないが。
リュートって騙されてないとできない楽器だと思うよ。悪いけど。
だからみんな、素直な気持ちでやろう!バブー!
244:名無しの笛の踊り
10/01/16 12:32:56 Wb5v7CXE
>>242
ルネサンスギターが抜けてますよ。
245:名無しの笛の踊り
10/01/16 17:12:25 SxhtC1D9
どうしても時代が下るほどやらなきゃいけないことは増える。どんな楽器でも。
ヴァイオリンだって、現代曲も古今の協奏曲もサーカス曲も全部弾けた上で
バロックヴァイオリンとかを弾かないと、プロとしては認められないだろうし。
ただ、むかしはいろんな楽器の持ち替えが普通だったというのはあるんだろうね。
木管とかは一人で何でも吹けて当たり前とか。
246:名無しの笛の踊り
10/01/17 07:53:55 xM+4qa85
問題は楽器の持ち替えにはない。
様々な国の、様々な時代の音楽を同時にやることが難しい。
247:名無しの笛の踊り
10/01/17 11:31:11 jmvjm3a7
>>246
たしかにね。現代のクラシック系の人は器用じゃないと務まらないね。
248:名無しの笛の踊り
10/01/19 15:14:25 yYNZrjk3
>>246
当時はその時代の自分の国の最新の音楽しか弾かなかったようだしね。
けど、いろんな時代の音楽をやる困難さを痛感している人もいるみたい。
リュートのバルトやユングヘーネルはバロックしか弾かないようだし、
名前は失念したけど、バロックにレパを固定しているバロックヴァイオリン奏者もいた気がする。
>>247
今はそうでもないんじゃない?
演奏さえ良ければ、広いレパを持っていなくても受け入れられていると思うよ。
249:名無しの笛の踊り
10/01/19 16:04:59 ZvY/A3vX
俺みたいにルネサンスだけ聴きたいファンもいることを忘れないでほしい
コンサート情報見てもバッハとかヴァイスとかばっか・・・
250:名無しの笛の踊り
10/01/19 20:48:18 6HnYp8BL
>>248
困難さは、我々は時代をいくつか飛ばしてバロックの音楽、ルネサンスの音楽にもどってやっているから。
我々には、「ルネサンスに対するバロック」「中世に対するルネサンス」というものがない。
ルネサンス時代にはまだ中世のムードが残っていただろうし、バロックにはルネサンスのセンスが残っていた。
そういうもの無しにルネサンス・バロックだけやっても音楽が理解できない。
おまけに我々は日本人。
受け入れられはするかも知れないけど、やってる自分がどこらへんで納得できるのかによる。
理解できないまま演奏するのでもオッケーなら、まったく問題なし。
音楽って、裏付けの無いファンタジーの入る余地はないと思う。
オカルトに走ってしまうのは大人だったらちょっと恥ずかしい。
251:名無しの笛の踊り
10/01/19 20:54:26 CtfCyIXT
オカルトじゃないけれどそれが普通に音楽ってもんだろ
252:名無しの笛の踊り
10/01/20 12:17:20 5vp0y4Xw
本場のヨーロッパだってバッハの再演にクラリネットが入っていた訳で・・・
向こうでも一度完全に廃れた音楽をとんでも無い異国でやっているん
だよね。イギリス人が平家琵琶を持って唸っているようなモンだよね。
253:名無しの笛の踊り
10/01/20 15:12:33 G0rCYHKW
現代西洋人にとってもバロック音楽とかルネサンス音楽なんて
異質な音楽みたいなもんだから、(キリスト教的な部分以外では)
日本人だからってディスアドバンテージはないでしょ。
佐藤豊彦とか今村泰典なんか、
日本人でもトッププレイヤーになれたどころか、
西洋人に教える立場だしw
254:名無しの笛の踊り
10/01/20 21:06:04 W+eXf66J
どうせ、その当時どのようなノリで演奏したかなんて、誰も聞いたことはないので、
気にしても仕方がない。
ジャズやボサノバ、タンゴのノリは、音符だけではわからないでしょ。
だから、当時のパパーヌやガリヤルドがどんなノリで演奏されてたかなんて、
誰も分からない。
ましてや、放送メディアとか録音メディアとか無かった時代だから、地域ごとのスタイルの違いも
相当あったに違いない。
だけど、気にすることはない!
ジャズやボサノバは、本場の人が聴いたら笑い転げるような演奏をする人間がごろごろいるけど、
ルネッサンスやバロックでは、絶対そんなことにはならない。
だって、本当のノリを知っている本場の人なんて、一人も生きていないんだもん。
255:名無しの笛の踊り
10/01/22 16:16:39 2E09oKBb
>>249
漏れのようにバロックだけ聴きたい人間もいるのだが・・・。
ただ、バッハとヴァイスばかりはマンネリだあな。
これじゃスタンスがモダンと変わらん鴨。
>>250
その時代の初期はそうかも知れんが、
中期・後期辺りになると前時代の名残は殆ど無いんじゃない?
寧ろ次の時代の萌芽すら感じられる事が多いと思うな。
まあ、時間が経てば経つほどにそれらとの時間的な隔たりは大きくなるばかりだし、
西洋人でもない漏れたちには漏れたちになりの受容の仕方があると思うのだが。
256:名無しの笛の踊り
10/01/22 16:46:30 2E09oKBb
ところで、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラのディスクって、
クイケンと寺神戸さんのバッハとかヴィヴァルディしかなかったけ?
もっとスパッラの録音を聴きたいのだが、リリース増えないものかなあ・・・
257:名無しの笛の踊り
10/01/22 17:56:28 kubSJ5Yc
ルネサンス・ギターとルネサンス・リュートのCDでおすすめありましたら教えてください
よろしくお願いします
258:名無しの笛の踊り
10/01/22 18:49:11 PfEcxbn/
>>256
バディアロフが鈴木雅明指揮バッハのカンタータに出た奴があるみたいだけど。
スパッラ復活の立役者である
バディアロフのCDがもっと出ればいいのになー。
>>257
ルネサンスリュートのお薦め:
ジェイコブ・ヘリングマンの録音全部
↓ここでただで聴ける
URLリンク(magnatune.com)
259:名無しの笛の踊り
10/01/23 00:25:04 fW6JBPqX
>>258
禿同
バディアロフはコンサートでいろいろ面白い事をやってるし、
この楽器を外国にも発信しているみたいだから、
この人の録音とかもっと出ていいと思うよ。
260:名無しの笛の踊り
10/01/23 01:24:17 Oai1NUMc
CD自体が売れないからレコード会社も思いきったことはできないよ
261:名無しの笛の踊り
10/01/23 01:36:26 txfUrOOx
伝説のアーノルド・ドルメッチのごとく
古楽器を研究して自作して自演する男なんて、
αとかヨーロッパの気鋭のレーベルなら
食いつきそうな企画な気がするけどな。
やっぱり日本にいるのが悪いのか・・・
262:名無しの笛の踊り
10/01/23 01:57:08 fW6JBPqX
>>261
制作するということでは、日本は環境は整っていないな。
少なくとも、アダージョ・カラヤンとか、のだめ(笑)くらいしか売れないし。この国は。
けど、海外で制作され売られているものを入手したりする点では、
漏れたちの国って恵まれてるよ。
世界中のCDが手に入るのって日本くらいのものだしね。
まあ、古楽の大半は中堅かマイナー・レーベルが頑張ってくれているお陰で、
カタログが充実しているのだから、
漏れたちに出来る事はそういったところを応援して上げる事ぐらいか。
263:名無しの笛の踊り
10/01/23 03:17:19 Wt+fiYry
>>250
>受け入れられはするかも知れないけど、やってる自分がどこらへんで納得できるのかによる。
>理解できないまま演奏するのでもオッケーなら、まったく問題なし。
>音楽って、裏付けの無いファンタジーの入る余地はないと思う。
>オカルトに走ってしまうのは大人だったらちょっと恥ずかしい。
こういったソクラテス主義というか、還元主義、客観絶対視が音楽を殺していると思われる。
ある程度の客観性、根拠、普遍妥当性は重要だけど、
最終的には主観、感性の問題になると思われる。
そこを無視するとどんな分野も陳腐な二流になると思われる。
264:名無しの笛の踊り
10/01/23 07:06:24 fW6JBPqX
>>263
歴史的妥当性とかって結局は演奏への足掛かりみたいなものだからね。
それに「だけ」拘ってしまうのは、いつまでも入り口に留まっているようなもの、
音楽を活き活きとさせる事、人を感動させる事が疎かになってしまったら
それは虚しいだけと言ったら言い過ぎだろうか。
265:名無しの笛の踊り
10/01/23 09:06:54 uveEV6Gc
歴史的正統性とか言っても実証不可能な領域で憶測を重ねてるだけなんだよ。バッハの無伴奏チェロを贋作と言う識者がいてもそれを明確に否定することすら出来ない。
266:名無しの笛の踊り
10/01/23 09:07:56 uveEV6Gc
古楽アプローチなんてその程度のもん、なのに裏付けがどうとか胸張られても、ハァがんばってとしか言えんわW
267:名無しの笛の踊り
10/01/23 09:27:45 bm1dxuos
東京って、こと古楽のコアなファンに関しては、世界的に見ても
多くいる場所だったりするのかな。ベルギーやオランダとか、
ドイツのケルンとか、そもそも人口が少ないし。
268:名無しの笛の踊り
10/01/23 10:14:02 Wt+fiYry
>>264
同意です。
>>265
ある程度の分析根拠は必要だと思います。
269:名無しの笛の踊り
10/01/24 22:59:16 mKJx5k0H
日本人古楽器制作家が作った古楽器って世界的に如何なんだろ?
リコーダーだと山岡重治の楽器は世界的に評価が高いし、
国内外のリコーダー関係のCDのライナーみると、
使用楽器データにこの人の名前を見かけることがよくある。
けど、リュートとかガンバとか、
バロックヴァイオリンで日本人制作家の名前を見た事が殆ど無い希ガス。
270:名無しの笛の踊り
10/01/24 23:29:35 mKJx5k0H
>>265
それを言ってしまうと無伴奏チェロがバッハの作品の作品である事も、
明確に肯定できないのではでは?
>>266
優れた演奏家は知識だけではなく演奏効果とかもちゃんと考えているよ。
大昔の古楽だったらまだしも、歴史的裏付けばかりを強調している人はいないと思うが。
271:名無しの笛の踊り
10/01/24 23:31:45 mKJx5k0H
>>270
○ それを言ってしまうと無伴奏チェロがバッハの作品である事も
× それを言ってしまうと無伴奏チェロがバッハの作品の作品である事も
打ち間違えたorz
272:名無しの笛の踊り
10/01/24 23:58:05 cFwltBce
演奏が優れてるのはプロなんだから当たり前。
本当に偉大な古楽奏者は、歴史的な知識を考慮しつつ
素晴らしい演奏をしている。
ってか歴史的正統性を批判するのは、古楽どころか史学の全否定じゃん。
>>269
ヨーロッパが強いのは本場だから当たり前だが、
アメリカ人も割りと良い楽器作ったりすんだよな。
欧米はアマチュアでも楽器作りが盛んだから、
それが底上げになって全体的にレベルが高いんだと思う。
273:名無しの笛の踊り
10/01/25 00:17:37 He94k28G
>>269
世界的に通用する古楽弦楽器を作っている日本人ってどのくらいいるんだろ?
274:名無しの笛の踊り
10/01/25 01:03:31 0eDwFSh2
渡辺リュートは一応海外のプロのレコーディングにも使われてるらしい。
URLリンク(www.gyremusic.com)
ガンバやバロックヴァイオリンはよく知らない・・・。
バディアロフやクイケンは日本在住だけど日本人じゃないしなあ・・・
275:名無しの笛の踊り
10/01/25 01:18:34 He94k28G
>>274
国内メーカーって、思ったよりあるんだけど、
もっぱら殆どが国内の愛好家が買い求めている感じがする。
品質の問題?単に知られていないだけ?何でだろ・・・
276:名無しの笛の踊り
10/01/25 01:44:48 DKQw3fCT
判ってる範囲で頑張ってるにすぎないことだが解る範囲で頑張るべきではあるな>>272
277:名無しの笛の踊り
10/01/25 03:03:07 11PVcIOi
日本の、特にリュートの製作家のレベルは国際的に見て「普通」だと思う。
さして良くもなく、悪くもなく。
278:名無しの笛の踊り
10/01/25 03:23:06 He94k28G
>>277
国際的に高いレベルとなると、イギリスとかオランダとか、ドイツ、アメリカ辺りになるのかな。
ステファン・バーバー、フリードリヒ・フォン・ヒューネとかって、よく耳にするし。
一方で、同じヨーロッパ圏でもフランスとかスペインの方はイマイチというイメージがある。
というか、漏れの知り合いは「あんなの古楽器じゃねえ」とかって、
某フランスの制作家のこと言ってたな・・・。
279:名無しの笛の踊り
10/01/25 05:42:56 +txNknYc
>>270
そうだよ。確実性とか普遍妥当性を強固に求めることなどできないという話。
>>272
だから強固な確実性とか普遍妥当性、唯一無二の本質・事実なんてのを求めるのが無理だってこと。
歴史学でもそんなの求めてたのは19世紀の科学万能時代だけ、
それがただの妄想だってことは優秀な歴史家なら認めるだろう。
そう思わないのは素人や無能な歴史家ですな。
280:名無しの笛の踊り
10/01/25 06:18:03 He94k28G
一部の古楽奏者を除いて、歴史的な妥当性とか確実性を強く求めている人ってそんなにいるのかな?
例えば、今って通奏低音にでっかいテオルボを何でもかんでも使う向きがあるけど、
室内楽では普通のリュートとか鍵盤楽器の方がよく使われていたようだし、
当時の音楽愛好家にとってはテオルボって扱い難く特殊な楽器だったと思うから、
そういうのを使うなんてそうそうないハズ。
多分これって、(当時は愛好家が)弾くというのと(今はプロが弾いて)聴かせるという要素の転換によるもんだと、
漏れは思ってる。
だから、歴史的には室内楽にまでテオルボを使うというのはどちらかと云うと特殊なケースなんだけど、
ここで歴史的妥当性を貫こうとすると、聴かせるという観点からは、
音が小さ過ぎて演奏効果が出し辛いし、そうなるとリュート奏者の仕事も減ってしまう。
そんな感じで、実用性との兼ね合い(せめぎ合い?)から歴史的な正しさをある程度おいて置く、
なんて事がままあるんじゃないかな・・・。
長文・乱文でスマソ
281:名無しの笛の踊り
10/01/25 08:47:13 0eDwFSh2
>>279
それ本気で言ってるわけじゃないですよね?
哲学かぶれの痛い厨二病を演じてるだけですよね?
科学万能主義云々や唯一の真実が云々みたいに極端な例を出して批判する人種がいるが、
懐疑論や相対主義って哲学以外の分野では学問ですらないから。
様々な証拠から、ある程度正しいと思われる結果を導き出す営みを
批判するのは、史学全否定どころか学問全否定だ。
282:名無しの笛の踊り
10/01/25 08:50:11 0eDwFSh2
>>280
そもそも例が間違ってる気が・・・
歴史的にはリュート属の通低にはほとんどテオルボ
(たまにアーチリュートやバロックギター)が用いられてきた。
ヴァイスですら4人以上の編成のときはテオルボをDm調弦にして使っていた。
バロックリュートを使うのは、小編成の場合は誤りではないってレベル。
あと、少なくともリュートの分野に関しては
ここ20年で歴史的妥当性へのこだわりは逆に凄く増している。
30年前はギターの製法でリュートを作っていたが、
今はちゃんと昔のリュートの構造を研究して作ってるし、
アマチュアでもガット弦を使う人が増えてきた。
奏法も研究されてきて、1980年代にはポール・オデットが親指内側奏法を広めたし、
2000年ぐらいにはロバート・バルトがバロックリュートの
ブリッジ寄り親指外側奏法を発見して、いま自分以外にも広めさせようとしている。
ホッピー、リンドベルイ、佐藤豊彦といったスタープレイヤーは同時に
大学教授で研究者でもあるわけだし。
283:名無しの笛の踊り
10/01/25 09:33:24 +txNknYc
>>281
いや、本気ですよ。そういったソクラテス主義が問題だということ。
そう、ある程度の妥当性はもちろん認めますが、
それを確実性とか普遍妥当性と言っちゃうところが問題なわけ。
つまり、ソクラテスが『メノン』で示した態度、本質主義が問題だということ。
あらゆるものにきっちりした確実な意味・内容・対象を求めるのは妄想だということ。
284:名無しの笛の踊り
10/01/25 19:11:45 qBdzfnw4
>>283
古楽だけでなく哲学にもお詳しいんですね。
285:名無しの笛の踊り
10/01/25 19:24:06 Iqrx8jD1
横から補足しておくけど、ID:+txNknYcが書いているような
ヘイドン・ホワイト流の歴史構築・相対主義って、「歴史家の間では」決して主流じゃないよ
ほとんどの数学者が、少なくとも感情としては、数学的な対象の実在主義を取っているのと同様に
ほとんどの歴史家は実在主義者であり、
また理論的にも、例えばホワイトに対するギンズブルクの批判は、歴史家の間で共感を持って受け入れられている
歴史哲学者の仕事と、歴史家の仕事は別物です
286:名無しの笛の踊り
10/01/25 19:41:10 qBdzfnw4
>>285
なるほど。何だか難しくてよく分かりませんが、
哲学にもいろいろあるんだな、ということは分かりました。
それでは、ID:+txNknYc氏のような理屈は、
古楽をよりよく演奏する上で、何の役に立つのですか?
リュートを弾いてはいるが、楽器も弦も演奏スタイルも歴史的ではない人が、
開き直って思い切りよく演奏できる、ということでしょうか?
287:名無しの笛の踊り
10/01/25 20:16:34 Iqrx8jD1
>>286
ID:+txNknYc氏は
>ある程度の妥当性はもちろん認めますが
と書いてしまっているので、意図が今ひとつ分かりませんが
歴史の分野では、書かれているような
「どうせ全部、物語にすぎないんだから、好きなようにやってかまわないだろう」
という開き直った正当化に「も」使われる議論であることは確かです
288:名無しの笛の踊り
10/01/25 20:43:21 ElJH3wSj
俺は>>283氏の言っていることは、そんなに間違ってないと思うぞ。
古楽は本来どんな姿であったか。それを研究することは正しい。より真実に近づきたいということは、
人間としてまっとうな欲求だ。だが、それは真実に近づきたいという欲求であって、
音楽を楽しみたいという欲求ではない。
古楽は楽であって、学ではないということだ。
たまたま、古学者であって古楽演奏家である人もいるだろう。
だからといって、古学と古楽を同一視する必要はない。
むしろ、>>281氏や>>287氏の考え方のほうが、極論に走りすぎていると思う。
289:名無しの笛の踊り
10/01/25 20:47:16 +txNknYc
>>286
いやいや、そんなことはいってません。
ですから、ある程度の妥当性は認めるのです。
ある程度の根拠に立って、最終的には主観・感性で演奏するということです。
290:名無しの笛の踊り
10/01/25 20:49:49 Iqrx8jD1
>>288
>>265で言われているような極論
>歴史的正統性とか言っても実証不可能な領域で憶測を重ねてるだけなんだよ。
に関して、歴史的に存在していた奏法が、どの程度確定できるのかかどうかという問題と
(>>283で、ある程度の妥当性を認めてしまっているので、当初の極論は緩和されていますが)
演奏者が、そうした知識を手に入れた後、どのような奏法を選ぶかは、全く別問題ですよ
291:名無しの笛の踊り
10/01/25 21:03:55 bwYaSceW
楽器の選択も奏法も音楽の手段の一つにすぎない。
292:名無しの笛の踊り
10/01/25 21:18:10 0eDwFSh2
ID: +txNknYcさんの意見がころころ変わるのが気になるが、
>>289のような主張なら至極真っ当だと思う。
不確定な要素がある以上、それに何よりも音楽である以上、
最終的にはそれぞれの感性で演奏するのは当然。
ただ、ある程度は歴史的根拠をふまえないといけないはず。
それがモダン楽器の演奏と古楽を分かつものだし、
なにより歴史的な楽器と奏法を復活させた結果、
当時の音楽が素晴らしく瑞々しくなったことは音楽性がある人なら聴けばわかると思う。
293:名無しの笛の踊り
10/01/25 21:20:27 qBdzfnw4
>>288
>>191さんののような理屈は、
古楽をよりよく演奏する上で、何の役に立つのですか?
>楽器の選択も奏法も音楽の手段の一つにすぎない。
だから、あきらかに歴史的でない手段を採っても、
聴き手が感動するような演奏であれば良いということになる。
リュートを弾いてはいるが、楽器も弦も演奏スタイルも歴史的とは言えない人が、
開き直って思い切りよく演奏できる、ということでしょうか?
294:名無しの笛の踊り
10/01/25 21:22:49 qBdzfnw4
>>292失礼。間違えました。下記が正しい。
>>290
>>291さんののような理屈は、
古楽をよりよく演奏する上で、何の役に立つのですか?
>楽器の選択も奏法も音楽の手段の一つにすぎない。
だから、あきらかに歴史的でない手段を採っても、
聴き手が感動するような演奏であれば良いということになる。
リュートを弾いてはいるが、楽器も弦も演奏スタイルも歴史的とは言えない人が、
開き直って思い切りよく演奏できる、ということでしょうか?
295:名無しの笛の踊り
10/01/25 21:37:54 ElJH3wSj
>>293、>>294
だから、あなたは極端なものを例にとって、極端な結論を導き出そうとしている。
それを、極論と言っているのです。
296:名無しの笛の踊り
10/01/25 21:39:34 +txNknYc
>>292
え、オイラは一貫してるつもりだけど。
読み返して貰えば分かると思うけど。
「強固な確実性」というのは唯一無二な解釈を許さない意味とか演奏があるとする立場。
これがソクラテス的本質主義。
そうではなく「ある程度の妥当性」を根拠に意味を用い、演奏するとする立場。
オイラはレオンハルトとかリンドベルリが好きなんだけど、
二人ともそのように演奏してると思うよ。
たしかレオンハルトはそのように言ってたのを読んだ記憶があるよん。
297:名無しの笛の踊り
10/01/25 21:51:31 qBdzfnw4
>>295
失礼。再度間違いました。>>294の書き込みは>>292へのものではありません。
>>290への質問です。すみません。
>>296
私もレオンハルトは好きです。
「感性で弾け。」といったような意味合いのことを言っているのを、
私もどこかで読んだことがあります。
298:名無しの笛の踊り
10/01/25 22:03:31 0eDwFSh2
>>296
いや、読み返してみればわかると思うけど、
ころころ変わってる・・・というか、歴史と演奏を混同してるのかな?
歴史についていえば、強固に確実で唯一無二で絶対的な事実というものが
あるのは当たり前で(これを否定すると懐疑主義になる)、
フランチェスコ・ダ・ミラノがクラシックギターじゃなくて
ルネサンスリュートを弾いていたのは絶対的に真だ。
バッハは無伴奏チェロが贋作かどうかはまだわからないから、
そういうところは妥協が出てくるけれども、
すくなくとも現在までにわかってる部分については従うべきかと。
演奏の良さについては絶対的な基準なんかないに決まってる。
バッハ自身の演奏よりグールドの方が感動するかもしれん。
299:名無しの笛の踊り
10/01/25 22:50:48 +txNknYc
>>298
そんなことないと思うぞ、歴史ってのは実在論に立ったとしても、
結局は認識した、解釈されたものの記述だから、唯一無二の事実なんていうのはトンデモだよ。
これはカーみたいな人だけでなく、宮崎市定さんみたいな歴史理論を極力廃した人でさえ言ってるし、
歴史記述自体が、それぞれ全くことなることからも分かるでしょう。
その例のようなものは、ただの事例であって歴史とは言わない。
単純にいえば宮崎市定さんがいうように年表は歴史じゃないってこと。
だから、歴史記述も演奏も同じなんだよ。
世の中の出来頃が全てそうだということもできる。
端的に言えば、メートルの基準はメートル原器によって定められていたが、
これは伸び縮みして誤差があることがハッキリしている。
これと同じこと、すべての基準とか意味、本質は唯一無二ではなくある程度の曖昧なもの。
現在の光学的基準も精度が高まっただけでしょう。
で、何度もいうように歴史にしろ演奏にしろ妥当性に根拠がある部分は、
もちろん従うべき、そこをごっちゃにしてるのは反論者だと思うんだが。
本質主義的、あるいは実在論的思考法に慣れきってるから、
そう思うんだと思われ。
300:名無しの笛の踊り
10/01/25 23:34:39 qBdzfnw4
>288
>古楽は本来どんな姿であったか。それを研究することは正しい。より真実に近づきたいということは、
>人間としてまっとうな欲求だ。だが、それは真実に近づきたいという欲求であって、
>音楽を楽しみたいという欲求ではない。
>古楽は楽であって、学ではないということだ。
一流と思われる古楽演奏家と話していて感じるのは、
歴史的研究が音楽の楽しみにダイレクトに結びついているということです。
かろうじて残っているオールドのリュートに、(適正な)低い張力でガットを張り、
古い絵画にあるような、手の形、ポジションを取れば、音楽が全く変わるといいます。
残響は短く、アーティキュレーションが容易になり、音色は修辞的です。
歴史的資料・教則本を読み、演奏習慣を調べ、
和声学、対位法、修辞学、音型論などを学び、過去の音楽の偉大さに触れる。
蒙が啓け、驚きと発見があり、当然自分の音楽に対するアプローチも変わる。
自分の演奏がより素晴らしいものになってゆく(と感じる)ことは、
まさしく、音楽の大きな楽しみ(の一つ)でしょう。
音楽を楽しみたい欲求のために、歴史的研究を頑張っているのです。
まあ、それが主流派かどうかは分かりませんが、
私が話したことのある、ガットを使っているプロのリュート奏者(3人ばかり)は皆こうでした。
301:名無しの笛の踊り
10/01/25 23:36:14 0eDwFSh2
>>299
哲学の議論はしたくないですね。
実在論を否定して何か古楽の役に立つんですか?
authenticity(最近はhistorical awarenessとかマイルドな言い方になったけど)を追求した結果、
古楽という分野はとても面白くなったと個人的には感じるし、
その方向性はこれからも続けるべきだと思うんですが、
それに不満でもあるんですかね。
302:名無しの笛の踊り
10/01/26 00:24:29 9h240HBm
自分の認識からかけ離れた歴史的事実を受け入れるのは少々難しいけど、
もうそういったびっくりするような歴史的事実なるものはほとんど無いんじゃない?
ちゃんと音楽の理論を勉強して、今ある材料に当たれば自ずと道は見えるものだと思う。
歴史認識について云々言うこと自体少々極論かと思われます。言ってることは面白いし、
共感できるところもあるけれど、音楽の語法に則ってることが、まず第一の物差しなのではないでしょうか。
自分が受け入れ難い事実に直面したときにも、
自分の認識を信じて(もちろんちゃんと勉強している上でのことですが)、新しいものを試して、
納得できたらそれをやる。納得できないならやるべきではない。
納得できていないことを歴史的に適ってるから取りあえずやる、ってのは間違っている。
歴史的ということを隠れ蓑にしてはならない。
303:名無しの笛の踊り
10/01/26 10:31:17 48X3yWA3
なんか議論が白熱してきたな・・・。
それはさておいて。
>>282
ヴァイスとか18世紀のプロの奏者は確かにテオルボを使ってたのは知っているよ。
そうじゃなくて、当時の音楽「愛好家」が同じような事をやっていたかという事。
そもそも、テオルボが必要な規模の曲を愛好家が演奏することもあまり無い希ガス。
あと、漏れの記憶違いでなければテオルボがドイツ国内に入ってきたのは18世紀に入ってから、
それまでは当然テオルボ以外の選択肢しか基本的にありえなかったのではないかと思う。
間違っているかもしれんけど。
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