小説読んでくれ 第7章
at MOG2
1:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:03:19
感想やご意見など、お気軽にどうぞ。
過去スレの解説は>>2-10あたりに
「小説読んでくれ」
URLリンク(ruku.qp.tc)
「小説読んでくれ 第2章」
URLリンク(ruku.qp.tc)
「小説読んでくれ 第3章」
URLリンク(ruku.qp.tc)
「小説読んでくれ 第4章」
URLリンク(ruku.qp.tc)
「小説読んでくれ 第5章」
URLリンク(ruku.qp.tc)
「小説読んでくれ 第6章
URLリンク(ruku.qp.tc)
2:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:03:57
過去スレの解説
「第1章」
妹の亜由美が転校先の学校で性的なイジメに遭い、それに気がついた
姉の女子大生の桂子が、亜由美へのイジメグループを糾弾するが、
逆襲され自宅のマンションをイジメグループの溜まり場にされてしまう。
※桂子受難編に続いて亜由美いじめ編と、順序が捻れてます。
「第2,3章」
名門デパートの花形インフォメーション嬢、玲子は新入社員の
後輩を叱責したばかりに逆恨みされて襲われ、さまざまな恥辱を強制されて、
日常生活も後輩の支配下に置かれることに。
「第4,5,6章」
名門大学に合格して上京した明日香は、下宿先の夫人・美雪と
その義理の娘・宏美によって、奴隷兼性的なおもちゃにされてしまう。
宏美による明日香いびりがひと段落ついた頃、以前から義理母娘の確執が
あった美雪により、今度はお嬢様の宏美が監禁されてしまうことに。
3:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:05:39
「さっさと脱ぎなさい」
怒声を浴びせられて樹理は震えていた。
怒鳴られたからだけではない。普段の温和だった貴子の姿からは想像も
つかない豹変振りに、息を飲まれていた。釣りあがり燃え上がるような
目つきで睨まれ、樹理は怯える。無論相手に恫喝されているだけではない。
あろうことか自分たちの夫婦生活まで筒抜けになり、それを脅しの材料に
使われる思いもよらない展開に、気が動転してどうしていいのかわからない。
しかも相手は程よくいい付き合いをしていた、よき隣人なのだ。
「これをあんたの旦那の会社に送ってもいいの? 脱ぐか夫婦そろっての
赤っ恥掻くか、早く決めなさい」
ビデオテープを片手に迫る貴子。ここで相手に飛び掛ってビデオを奪い取る
選択もあるだろうが、ただでさえ大人しい樹理は、すっかり気を飲まれていた。
4:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:07:06
「お金…なら」
「誰が金の話をしてるの。お前はバカ?」
こんな雑言を受けるのは初めての樹理が顔面を蒼白にすると、貴子はずいと前に出て迫る。
「脱ぎなさい。何度も言わせないで」
ためらった末に樹理は視線を落とし、静かに普段着にしているスウエットの
上下を脱いで、きれいに畳むと純白の下着姿になり、両手でそれぞれ乳房と
パンティの前を隠して縮こまる格好になる。
樹理の屈服を見てとった貴子は満足げに頷き、さらに脱ぐように要求するが、
樹理はさすがに全裸にはなれないとばかり、力なく首を左右に振っては
哀願する目つきをする。
(そんな惨めったらしい目をしてすがってもだめ。小動物は小動物らしく、
猛禽類の餌食になってもらうわ)
貴子は厳しい目のまま、内心ニヤリと笑う。
5:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:09:03
「脱ぎたくないならそのままでもいいわ…じゃあ後ろの押入れに入りなさい」
「なんで、ですか?」
知らず知らずに隣人に敬語を使う樹理に、貴子は手元にあるボールペンを
投げつける。可憐な樹理の顔に怯えが走ると、嵩にかかる。
「冷静に話し合うために、押入れの中に入っていて欲しいの。そのあとで全て
話してあげる。どうしてあんたら夫婦のセックスの模様を撮影したビデオテープ
があるのか、知りたくない? 嫌なら旦那の会社宛に送りつけるけど。
あんたもその会社にいて、職場結婚したんだってね。あんたのことを思って
マス掻いてた同僚が泣いて喜ぶんじゃない?」
下品な揶揄に、樹理は紅潮するが、今は愛している夫を救わなければと思っていた。
それほど目の前の貴子は鬼気迫る様子があり、本当にビデオテープを会社に
送るのではと思わせる雰囲気があった。
下着姿で縮こまりながら、言われたとおりに樹理は背後の押入れの下段に、
身をかがめて入り込む。嫌な予感もしたが、まさか命をとるような真似は
しないだろうとの思いもある。
6:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:09:58
言われた通りに押入れの下段に入った樹理を満足げに見ながら、貴子は押入れに
近づくと襖の内側に手をやり、何かを引き出した。
唖然とする樹理の前に、鉄格子が出現した。重ねられた押入れの襖の内側に、
鉄格子の内扉が隠されてあり、それを貴子が引き出したのだと知ったときには
遅く、樹理の入れられている押入れは鉄格子の扉で閉じられてしまった。
慌てて樹理は扉を開けようとするが、一瞬遅く貴子に鉄格子の扉の鍵を掛けられてしまう。
「こんな仕掛けがあるなんて、気がつかなかったでしょ」
フフンと笑う貴子の邪悪な笑みに、樹理はようやく以前、貴子の部屋を訪れた
ときに感じた違和感の正体をかぎつけた。
和室の押入れの入り口の柱になぜか取り付けられた金具、また気さくに見える
貴子の仮面の下に隠された異常性。
これらが違和感の正体だったのだと、樹理は下着姿のまま悪い予感に怯えるのだった。
7:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:11:51
原田樹理・25歳。涼しげな目元と愛らしい顔が特徴的な、素直な性格が
そのまま雰囲気に出ているような小柄な若妻である。文教都市として知られた
都下の街に生まれ育ち、都内の名門大学を卒業して国内でも有数のコンツェルンの
主管会社に入社し、そこでは職場の華として扱われた。清楚な樹理に対して
何人もの同僚が言い寄ったが、5歳年上の文也と社内レクリエーションで
知り合い、付き合うようになった。
誠実な文也と樹理の相性が良く、まるで磁石の凹凸のようにピタッと相性が
合い、入社して2年を経過したあたりで結婚を決め、樹理は職場結婚では
片方が退職するという内規に従い退職して、愛の巣となるべき新居のコーポで
家事をして夫の帰りを待つ毎日だった。
このコーポは、小中高と同級生の友人だった不動産屋の後とり娘の大場康子が
勧めてくれた物件である。樹理とは幼馴染で高校も地域で一番の進学校に
通った、大の親友だった。
8:Darkness strawberry ◆RoJPWJ4Ww2
05/01/10 01:12:40
微妙に卑猥??
9:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:14:30
「この業界は掘り出し物なんてないの。安いのは何かあるんだから」
康子の不動産屋に相談しに行った日、颯爽としたパンツスーツで説明する康子に
「手ごろなお部屋、ないかなぁ。なるべくマイホームの資金のために、
安いところにしたいんだけど」
ねだる樹理は小柄で色白で白いワンピースをまとい、清楚な若妻の雰囲気を
漂わせている。
「うーん、樹理のためだから…」
すでに行われた披露宴では、スピーチも引き受けた程の仲の貴子は、今日は
結婚が決まり新居を選びに来た樹理の相談に乗っていた。
「…じゃあ新築のコーポに案内するわ。家賃はちょっと張るけど、
そこは相談しだいだから。樹理と私の仲だからね」
と康子は立ち上がり、車のキーを手に取って案内してくれたのがここだ。
夫の勤務する都心には通勤に一時間程度掛かるが、樹理が生まれ育った
この街は文教都市として知られて文化的水準も高く、子育てには良い環境
ということで、夫も納得の上でここに新居を探す事になったのだ。
10:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:15:59
「俺は寝る事が出来ればどんな部屋でもいいよ。そこに樹理がいれば、ね」
と物事にこだわらない夫が言ってくれたので、樹理一人で部屋を下見に来ていた。
夫からは、物騒だから1階は駄目、幹線道路とか鉄道沿いじゃなければ
良いよと言われていた。
「この辺も変わったね」
助手席から風景を眺める樹理に、康子は笑いながら
「開発が進んで、昔あった雑木林がなくなって、マンションが建ったりしてるから」
と説明する。
「でも、安い物件なんて、分けありなのよ。陽が当たらないなんて序の口で、
騒音がうるさいとかの安かろう悪かろうになっちゃうんだから」
などと言いながら康子は、新築の白い壁が奇麗なコーポの前に車を止めた。
11:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:18:48
「まだ仕上げ前の段階だけど、一月後には入居できる予定よ」
使い残しの建材が無造作に置かれたコーポの2階に上がっていくと、部屋のドアを開け
「どうかしら、新築の2DKよ」
と案内し、説明をしていく。
入ってすぐにダイニングキッチンがあり、右手にはトイレと、ユニットバスが
それぞれ独立して設置されている。
マイホーム資金のために、なるべく部屋代を押さえたい樹理だが、その機敏を
読み取ったらしい康子が言う。
「ここはうちの自社物件だから、仲介手数料もいらないのでお徳よ。
なんなら家賃も少し位まけて上げるわ…そうそう」
思いついたように言う。
「このコーポの専用ゴミ置き場を、ゴミの日にブラシでサッとこすって
水を流したり、週一回程度、コーポの周りや階段、通路をサッと
掃いてくれたら、2万まけてあげる」
12:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:19:51
「え、そんなことで家賃を安くしてくれるの?」
喜ぶ樹理だ。子供が出来るまでは自分もなにかパートでもと思っていた。
勤務先の規定で職場結婚の場合、一方が退職しなくてはならなかったので、
泣く泣く仕事をあきらめた樹理だった。
「ええ、樹理との仲だもんね」
にっこり笑う康子に、本当に感謝しながら樹理は即決した。
「このお部屋に決めたわ。一度夫にも見せてから、正式に契約したいけど」
「それは当たり前ね。でも、このお部屋で楽しい生活ができると思うわ」
勧めてくれた康子に、本当に感謝する樹理だった。
夫にも説明して、すぐに賃貸契約を交わした。
一階と二階に二部屋ずつの小さなコーポで、気になるのは下の階と隣の部屋に
誰が入居するのかと言うことだったが、隣に入居してきたのは、30代前半
くらいの知的で品のよさそうな女性だった。
13:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:21:47
菓子折りを片手に挨拶に来た女性は森貴子と言い、PCを使って在宅で仕事をするという。
貴子から一度、部屋に招かれたことがある。ちょっとお茶しない?
という誘いに樹理は正直近所付き合いなどあまり気が進まなかったのだが、
その機敏を読み取ったらしい貴子が静かに笑い
「近所づきあいなんてウザイから私もごめんよ。でも一度くらいお話して
おいたほうがいいかと思って。これからしばらくは隣人なんだし、
お互い見知らぬもの同士だと、少しの物音でもうるさく感じたりするでしょ?
でも普段から仲良くしてれば、案外物音なんて気にならなかったりするしね」
との提案に、もっともだと樹理は頷いてショートケーキを手土産に貴子の部屋を訪問した。
14:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:25:49
話術が巧みな貴子と話すうちにすっかりと樹理は安心し
「この人がお隣さんで良かったな」
と思い始めていた。
貴子の部屋を辞去するとき
「物音がうるさいとか、何かあったらいつでも言いに来てね」
と笑顔で貴子に言われた樹理は
「いえ、こちらこそ2人暮らしだから、騒音が出るんじゃないかと心配で…」
と慌てて言った。
15:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:31:15
それからは道で会えば少しの間立ち話をする間柄になった。その後貴子の部屋に
入ったことは一度だけある。貴子が親戚から果物が送られてきたからとおすそ分け
したいとメモを入れてくれたときに、自分もお返しの手土産を持ってありがたく
戴きに窺ったときだけだ。
そのとき色々と話をし、実は貴子がバツ1であること、子供はできなかったこと、
その後PCスキルを身につけて、在宅で仕事するすることになったなど、色々と知った。
「一度しくじったから偉そうなことはいえないんだけど、何かあったらいつでも来てね」
と言ってくれた貴子のことを、本当によき隣人だなと樹理は感じていた。
物珍しさか興味本位か新婚の部屋にお邪魔したがる友人もおり、独身時代と違い
そういうのは迷惑だなと感じ始めていた樹理である。だが貴子はけして樹理達の
部屋に上がりたいと言わないし、根掘り葉掘り生活を聞くような真似もしない。
16:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:34:14
(やはり一度結婚生活を送ったことがあるから、されて嫌なことを知ってるんだ…)
そう思う樹理だが、いざ自分の部屋に戻るとどうにも気になることがある。
貴子の部屋にとりたてて不審な点があるわけでもないのだが、変な違和感を感じるのだ。
(気のせいよ、気のせい。貴子さんはいい人だもの)
新妻らしい清楚な花柄のエプロンを身に着けて、夕食の支度にとりかかる樹理だった。
そしてしばらくして、貴子の部屋を訪れる3度目の機会がやってきた。
ある日の朝、夫を送り出してからゴミ収集車が来る前にゴミ集積所の仕分けを
している樹理に、貴子がゴミ出しに来て
「ねえ、樹理さん。お互い気まずい思いをする前に言っておきたいんだけど」
と遠慮がちに切り出す。
17:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:35:12
「なんでしょうか、何でも言ってください」
なんだろうかと応じる樹理に、貴子は言いにくそうにしながらも
「昨日の夜はちょっと声が響いてきたの。夜1時くらいかしら…そのことでお話があるの」
と言うその言葉に、樹理は赤面した。
貴子が何を言いたいのかすぐにわかった。昨夜は夫に求められ、樹理は応じた
のだが確かに時間は夜1時過ぎだった。それまで見ていたテレビ番組の
おかげで、時間は鮮明に覚えている。
「響きました…か?」
恐る恐る聞く樹理。樹理はセックスは好きではないし、未だにイク気持ちの
良さがわからない。ただ求められると嫌とは言えず、応じているだけだ。
18:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:37:15
不感症というわけではなく、自分の指で慰めることならたまにあったのだが、
男との交わりというものには積極的にはなれない。
そんな樹理に、貴子は済まなさそうにしながらも
「それでお話があるの。お時間があるときにでもうちに来てもらえるかしら」
と告げ、樹理は慌てて
「はい、では今からお伺いします」
とゴミ集積所に付属している水道で手を洗い、貴子のあとに続いた。
19:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:40:18
貴子の部屋に入ると、いよいよ貴子は本題を切り出した。
「こんなことを言うと、独り者のやっかみとか思われるのが嫌なんだけど…」
「そんなことありません。なんでも話してください」
不安そうな樹理に、貴子は
「丸聞こえなのよね、樹理さんのおっぱいが形が良いとか、昨日言われていたでしょ」
とずばり言い、言われた樹理はカァーッと赤面する。確かにそれは昨日、
営みの前戯の最中に乳房を揉まれながら言われた言葉だった。
「あの…もしかしてずっと前から聞こえてました?」
震える声で言う樹理。そんな恥ずかしい会話がすっかり聞こえていたなどと思わなかった。
このコーポは防音も悪くはなく、隣のテレビの音も聞こえないくらいなのに。
20:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:42:31
しかし樹理は気が動転していてそんなことに気がつかない。そんな樹理を
貴子は静かに見つめる。その貴子の目つきになにやら不気味なものを感じ、
樹理はゴクンと唾を飲む。
フフンと薄ら笑いを浮かべると、貴子はテレビを点けてなにやらビデオテープをセットする。
なんだろうと思う樹理だが、画像が現れてハッとして顔を被った。
ベッドの上で絡む男女、それはまさに、昨夜の夫婦の営みの映像だった。
どういうことなのかと頭が真っ白になる樹理に、貴子は不気味に笑い
「あなたたちの会話はすっかり聞こえてるの。隠しカメラもセットしてあるわ」
と不気味に笑い、樹理は顔面蒼白のまま、思わぬ事態に震えるのだった。
21:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:43:22
貴子の部屋の和室の押入れに監禁された樹理は純白の下着姿のまま、
窺うような目で貴子を見上げる。
貴子は仁王立ちになると腰に手を当てて樹理を睨みつけ
「素っ裸になりなさい、さ、全部脱ぐの」
と居丈高に命令し、樹理は必死に抗う。
「どうして脱がなきゃいけないんですか。そして私たちの部屋に隠しカメラが
あるなんて、どういうことなんですか」
と逆に貴子に詰問するが、貴子はフンと鼻で笑い
「24時間監視されて、会話も筒抜けだったなんて信じられないでしょ?
今度はこのビデオでも見てみる?」
と、多くのビデオテープの中から一本を取り出して樹理にかざす。
22:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:44:33
『5月15日・樹理・バックからの挿入に涙目』
とタイトルがつけられたビデオテープに、樹理は息を飲む。
確かにその日、背後から挑まれたのだが樹理が苦痛を訴えたために、
途中で断念して正常位に変更したのだった。
「バックからは嫌だとか痛いとか、そんなわがままを言うと結婚生活が破綻するわよ。
私はあなたたちに上手くいって欲しいから、こうして記録してアドバイスして
あげようとおもうの。それで隠しカメラを設置したわけよ」
と、理屈にならないことを言う貴子だ。樹理はなおも貴子に抗議しようと
声を上げるが、貴子は窓を閉めてエアコンのリモコンを押し、樹理の声が
聞こえない振りをしている。
ビデオの画像が始まり、樹理にとって恥ずかしい映像が流されている。
23:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:46:43
全裸のままベッドの上で四つん這いにさせられ、背後からそっと突きたてられる
もその姿勢の屈辱と苦痛とで樹理が涙目になり中止を訴えた。
『いや、やっぱり駄目』
『…そうか、ごめんな樹理』
という当時の会話も鮮明に思い出されるのだ。
「ほら、いくらでもビデオがあるわよ、今度はどれを流して欲しい?
嫌なら素っ裸になりなさい」
貴子は数本のビデオをかざして迫り、画面ではバックからの挿入を断念した後、
結局は正常位で交わったその映像が流されている。
赤裸々な画像を流されて赤面する樹理は、大声で恫喝する貴子の前に頭の中が
真っ白になり、冷静さを失っていた。
24:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:47:47
「さ、下着も脱ぐの。さっさとしなさい。画像を止めて欲しいんでしょ」
ついに樹理は震える手で、ブラジャーを外してその雪白なふくらみを片手で
覆うと、窺うような目つきで貴子を見上げるのだが、貴子は容赦せずに
鉄格子の前に手を出して、ブラを寄越せという仕草をする。
樹理が鉄格子越しにブラジャーを渡すとさっと貴子が奪い取り、しげしげと眺め
「ふーん、寄せて上げてのインチキブラじゃないわね、ほら、手を外して
おっぱいを見せなさい」
居丈高に命じる貴子に、樹理はそれでも必死に
「いい加減にしてください。どうして私たちの部屋にカメラが隠されているのか、
話して下さい」
と、両手で乳房を覆ったまま食い下がる。
25:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:53:33
「だからさっきも言ったでしょ。あなたの新婚生活が破綻しないように、アドバイス
するために生活を監視していたの。あなたにはいろんな問題点があるようね」
と思わせぶりにいう貴子に、樹理は大きなお世話よと思いつつも
「問題点って、なんのことですか?」
と切り返すが、貴子は含み笑いしながら宙を見つめて、さも思い出すような
装いでじらしながら口を開く。
「大事なのはセックスよ、あなたは積極的じゃないわ。そうでしょ?」
いきなり核心を突かれ、自分の顔色が変わってはいないかと貴子を窺いながら、
樹理は息を飲んでいた。
確かに求められれば応じるものの、樹理にとってはセックスなど苦痛であり、
仕方がなく応じているというのは実際で、それは夫の文也もわかっていることだった。
26:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:54:14
文也が樹理を大事にしてくれるために、樹理の嫌がること、たとえば背後から
の挿入など樹理が嫌がれば無理強いしないし、クンニの前戯なども樹理が
恥ずかしいと訴えるためにしたことはなく、そのためかおざなりな前戯に、
ただ寝るだけのマグロ状態の樹理への挿入と、味気ない交わりとなっていた。
「どうやらズバリね。でも、そんなのが通用するのは今のうちだけ。
いつまでもそんな無垢ぶっていたらよそに愛人作られるのが落ちよ。
もしかしてそれを狙っているのかしら。相手の家は財産家みたいだから、
味気ないセックスで飽きられて、浮気されて慰謝料もらうのが目的だったとか」
27:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:54:53
勝手な憶測で毒のある言葉を投げつける貴子に
「そんなことは考えたこともありません。私たちは、お互い必要と思っている
から結ばれたんです」
と必死に言う樹理。まさに「この人なら一生過ごせる」と互いに感じて結婚を
決めたのだ。他人にとやかく言われたくはない。
しかし貴子はニヤリと笑い
「じゃあどうして満足させてあげないの。見るたびにいつもあなたはマグロ
みたいに寝てるだけで、彼が勝手に動いて果ててるだけじゃない。
あれじゃあなたは男の生理を判っていないと言われても仕方ないでしょ。
まさかセックスって、子供つくりのためだけの作業と勘違いしてるわけ?」
28:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:55:26
と切り込んでくる。そういわれると樹理としても思い当たることだらけで、
つい黙ってしまうのだが、だからといってパンティ一枚で貴子の部屋の鉄格子
をはめ込んだ押入れに押し込められる今の状況を許容は出来ない。
「ねぇ、貴子さん、とにかくここから出して、どうしてこんな目に遭わなければいけないの?」
樹理は必死に訴えるが、貴子は鼻で笑い
「とりあえずそこにいてもらうわ。もし自由な身で私が話をしても、
関係ないとばかりに聞く耳持たずに立ち去るでしょう? こっちは納得いく
話をしたいから、あんたを押し込めてるのよ」
と身勝手なことを言う。
「さ、それからあなたの問題点だけど、まだあるわ」
29:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:56:22
さっきまで樹理が着ていた花柄のエプロンや白くて清潔そうなTシャツとその
下に着ていたグレーのタンクトップ、真新しい水色のスウエットを床から拾い上げ
「いかにも清楚な若奥様風ね。いつもブラが透けないように気を配って重ね着してるし、
スウエットもマメに洗濯してるしエプロンも若妻らしくて可愛らしいわ。
でもいずれあなたは身なりに構わなくなる。段々と…」
そして一息つくと、樹理が口を開くよりも先に
「エプロンもこんな可愛いのじゃなくて、安くてダサいのになる。スウエットも
部屋着だからと洗濯の回数も減る。ブラが透けようとどうでもいい。
椅子に座るときも足を合わせて斜めにしてのスカートの奥が見えないような
気配りは面倒になり、股を開いて座ったり、足を組んだりしだす」
言い終えると、貴子はどうと言いたげに樹理を見つめる。
30:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:57:11
「私はそんなにだらしなくなったりしません。第一、そうなってもどうだって
言うんですか。貴子さんには関係ないでしょう」
必死な樹理だ
「関係あるわよ。私は自分の結婚生活が上手くいかなかった。でもそれを
バネにして、こういうやり方なら上手くいくって言う方法を編み出したの。
それを新婚のあなたに応用して、私の考えが正しいことを証明したいの。
あなたには私の言うとおりにしてもらう。そのために工事途中のコーポの部屋に、
監視カメラを仕込んだの。こういう建物に入る人は、新婚間もない若夫婦だって予測できたし、
偶然だけどあなたたち夫婦は全く条件に合っていたわ」
31:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 01:58:28
「これは人権侵害です。自分の考えを試したいなら、自分でやればいいじゃ
ないですか。貴子さんもまだ30なんだし」
「もう30過ぎよ。このプランはあなたのような20代半ばの若妻に適用できる
プランなの。私のいう通りにすれば、絶対に上手くいくわ。さ、そろそろ最後の
一枚も脱いでよこしなさい。この膨大なビデオをあんたの旦那の会社に
送られたくなかったら、ね」
貴子は隠し撮りしたビデオテープの山を見ながら、樹理にあごをしゃくる。
最後の砦のパンティを脱いで渡せというのだ。
樹理は暗い押入れの中で、片手で胸を押さえながらもう片手でパンティの
縁をギュッと握って身構える。そこまで曝け出されてたまるものかとの
思いだが、従わない樹理に対し、貴子は奇妙な行動を取る。
32:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 02:02:11
初夏と言うのに押入れから綿入れを出して羽織り、半裸の樹理にニヤリと笑うと
エアコンのスイッチを入れた。
(どういうつもり?)
樹理はいぶかしむが、その答えはすぐに明らかになった。
エアコンが吐き出す冷気が樹理のところまで押し寄せてきた。
(寒い)
パンティ一枚の半裸のまま、樹理は体を抱えて冷気から逃れようとするが、
室温は見る見るうちに下がり樹理の決め細やかな肌に、寒気の鳥肌が立つ。
貴子は湯気の立つコーヒーカップを手にして美味そうに飲みながら、震える樹理を
小気味良さそうに見下ろしている。
to be continued
またも連載開始です。
ご意見ご感想、どんなことでも結構です。
気軽によろしくお願いします。
>8
微妙じゃないくらい卑猥です。
33:名無し戦隊ナノレンジャー!
05/01/10 02:04:18
読みやすい文章ですね、ROMってますのでガンガってください。
34:Darkness strawberry ◆RoJPWJ4Ww2
05/01/10 02:04:46
Hなんだ?
35:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 02:13:18
>33
どうもです。
昔の文章はかなり下手くそだったから、改善されてきたかな。
>34
うん。
36:Darkness strawberry ◆RoJPWJ4Ww2
05/01/10 02:14:34
どのくらいかな?w
37:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 15:31:49
「パンティを脱いだら、冷房を止めてあげる。どう? おっぱいも見せなさい」
「頭がおかしいんじゃないですか?」
つい樹理は言い返したが、途端に貴子の目が釣りあがり、部屋の隅からなにやら持ち出してきた。
エアガンだ。
エアガンを手に持つと、貴子は鉄格子越しに樹理めがけて構え、樹理は思わず顔を伏せる。
(撃つ気だ)
貴子の目つきから、樹理は貴子を逆上させたことを悟った。
縮こまる樹理のすぐ脇に、パンと鋭い音が響き、樹理は思わず
「ヒィッ」
と悲鳴を上げる。
「今度バカにした口を利いたら、そのツラめがけてエアガン撃つよ。目に当たったら
失明するかもね」
愉快そうに笑い、暖かなコーヒーをすする貴子に、樹理は怯えながら縮こまっている。
38:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 15:33:49
仁王立ちの貴子に、半裸で押入れの牢獄に閉じ込められている樹理は
しばらく無言のまま見詰め合っていたが、樹理が恐る恐る声をかけた。
「貴子さん、寒いです」
「クーラーがんがん掛けてるのに裸でいるんだから寒いのは当たり前じゃない。
言わなくてもわかることを説明しないでもよろしい」
居丈高に言われるが、もう我慢が出来なかった。
「冷房を止めてください…お願いです」
「止めて欲しかったら、どうすればいいんだっけ?」
貴子が余裕の笑みを浮かべる。すっかり樹理を虜にした表情だ。
樹理は寒さに耐えられず、胸に交差させていた手を下ろす。マシュマロ
みたいな柔らかそうな雪白とでもいうような乳房があらわになった。
39:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 15:34:31
寒さのためか恥ずかしさのためか、小さな乳首が縮こまっている。
「へえ、改めて見ると、中々いい形じゃない」
貴子は鉄格子の前にしゃがみこむと、樹理の乳房に見入っている。
そしてクイと指を曲げて指図する。もっと近寄れと言うのだ。
樹理が仕方なく鉄格子の前に擦り寄ると、貴子が鉄格子の隙間から
手を伸ばし、樹理の乳房をそっと掴む。
「あ、駄目」
樹理はその手を払おうとするが、
「なにを駄目だししてんのよ、この身の程知らずが」
貴子に一喝され、樹理は仕方なく触られるまま耐える。
初夏のはずなのにクーラーがガンガン効いた部屋で、樹理は半裸で震えながら、
隣人に乳房を弄ばれる。
40:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/10 15:35:54
「いいわぁ、柔らかくて張りがあって。羨ましいわ。ビデオで見ていて、
いつも触りたいなって思っていたの」
貴子が遠慮なく樹理の乳房を掴み、揉みまわす。
貴子の冷徹な掌の中で、樹理の大切な乳房が良いように弄くられ、
さまざまな形に変形する。
樹理はおぞましい感覚に、整えた眉を潜めるが、同時に体の芯に疼きを覚えるのだ。
大好きな夫に愛撫されるのとは違う、なんというか自分で自分を慰める時の
感覚に似た火照りを感じる。
「気持ちいいでしょ?」
貴子が見透かしたように笑い
「そ、そんな…」
樹理は慌てて否定するが、貴子は笑いながら乳房を弄ぶ。
to be continued
>36
どのくらいだろう。
41:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/11 03:15:55
「寒いせいか、鳥肌がたってるわね。フフッ、乳首も縮こまっちゃって」
と、ほんのりとした桜色の可憐な乳首を摘んでは、クリクリと弄る。
「あ、アアッ、貴子さん、やめて…」
侵略する手を払いのけられない樹理は、切なげに訴える。その哀訴するような目が、
ますます貴子の嗜虐心を高ぶらせる。
「ねえ、これはなんていうの?」
またもムンズと乳房を掴んで、意地悪く貴子が聞く。
「ああ…はい、バストです」
途端に貴子が握りつぶすように乳房をギュッと掴み、樹理は痛さにたまらず呻く。
「ああ、痛いッ」
「バストだなんて、お前は外人なの? 樹理。日本人なら美しい日本語で言いなさい」
貴子が憎々しげに言う。
42:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/11 03:18:16
樹理は乳房を掴まれる苦痛を味わいながら
「…はい、胸です」
と言い直すが、貴子は今度は高笑いし
「胸って言ったら、このいやらしい盛り上がりだけじゃないでしょうが」
と、樹理の乳房の谷間をツンツンと突き
「ここも胸じゃない。私はこの盛り上がった部分は何だと聞いてるのよ。樹理」
と、また乳房を掴んで爪を立てる貴子の指の間から、樹理の柔らかい
乳房の静脈が浮き出ている。
「…それは、乳房です」
乳房を掴まれる苦痛に顔をしかめながらも言い直す樹理だが、途端に貴子から
「気取るな、樹理」
と喝を入れられる。寒さと乳房を掴まれる苦痛の中、物静かで知的だった
隣人から怒鳴られる異常事態に樹理はすっかり呑まれてしまっていた。
43:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/11 03:19:06
「…じゃあ、どう言えばいいんでしょうか?」
いつの間にか樹理は、すっかり敬語になっている。
貴子はほくそえむと
「おっぱいよ。いい、これはおっぱいって言うの。言ってみなさい?」
バストや乳房に比べると、なんとも性的な響きを持つ、上品ではない表現だ。
樹理は頬を赤らめながらも
「…おっぱいです」
と答えるが
「声が小さい、樹理」
と貴子に怒鳴られ、
「おっぱいです」
と、声を張り上げる。
「そう、おっぱいよ。あんたの旦那が好きなもの。セックスの前に嬉しそうに
揉みまわしてるわね。もちろん、世の中の男性はみんなこれが好きよ。
あんたの盛り上がったおっぱいがどんなか、服の中身を想像してるの。
旦那の父親も、あんたの父親も、この膨らみをみんな想像してるのよ」
44:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/11 03:20:24
下品な貴子の言い方に、樹理はつい顔をしかめた。自分の父が娘の乳房を
想像するなどと、あるはずがないではないかと。
貴子は樹理の内心を見透かしたかのように、ケラケラ笑う。
「あんたのパパは聖人君子とでも言いたいわけ? パパのちんぽとあんたの
ママのま○こが合体して、あんたが生まれたって言うのにさ」
貴子の下品な言い方に、樹理はつい
「それは、子供を生む営みです。貴子さんもわざといやらしいことを言わなくても…」
と反論しかけたが、言葉が止まった。貴子が乳房から手を離し、
床に置いていたエアガンを手にしたからだ。
「樹理、反論は許さないわ。私があんたの上位の存在だって、まだ分かってないの?」
樹理は目を瞑り顔を伏せるが、その剥き出しのふくらはぎに鋭い痛みを感じた。
45:Darkness strawberry ◆RoJPWJ4Ww2
05/01/11 03:21:39
微妙に気になるけど まぁいいや
46:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/11 03:25:00
「痛いッ」
撃たれた太股を擦る樹理を見下ろしながら、貴子は呆れたように言う。
「エアガンの弾が当たったんだから当たり前じゃない。一々口に出すんじゃないの。
お前本当にバカじゃないの?」
そしてエアガンを置くと
「おまけにセックスを子供を生む営みだって? 笑っちゃうわ。あんたは両親が
快楽を感じる行為のついでに生まれただけ、おもちゃのおまけみたいなものよ」
と、樹理の心を傷つける。
(そんな、酷い…)
滅多に叱らずに優しいが、ここというときには厳しく接した父、控えめで優しく
包むように育ててくれた母との、これまでの人生を汚されるような貴子の発言だ。
to be continued
>45
エロは嗜好が合う、合わないがありますから。
俺にとっては最高にエロな話を書いてるつもり。
あ、でも建前は「エロ風味の一般小説」ですから、「ピンク鯖に行け」は勘弁。
47:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/11 15:45:40
「そんなお目出度いことを考えてるから、味気ないセックスになるの。この分じゃ
浮気されるのも遠い話じゃないかな」
そういうと、貴子はニコッと笑い、キッチンの方に消える。
なんだろうと樹理が寒さに震えていると、貴子は湯気の立つカップを持ってきた。
「お飲みなさい、熱いココアよ」
差し出されたカップを鉄格子越しに受け取ると樹理は口をつける。熱いココアが
胃に落ちて行き、芯から温まるようでホッと一息つく。
だが、貴子は冷気を吐き出すエアコンを止めようとしない。
「ねぇ、あなたの旦那はセックスに満足してると思う? 正直に聞かせてよ」
樹理は戸惑う。そう聞かれると、自信がない。夫は気を使ってくれているのが
ありありと分かるし、自分では夫との交わりで気持ちよさを感じたことなどない。
48:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/11 15:46:42
夫の方も、本心から歓んではいないかもしれない。
うつむく樹理に
「そうでしょ、見ていれば分かるの。まるであんたマグロだもんね」
貴子は笑い、またも残酷な指令を出す。
「パンティ寄越しなさい、全部私に見せるの、さぁ」
その言葉に、俯いていた樹理はハッとして、パンティのサイドをギュッと
握り、脱がされるものかという表情になる。
当たり前だ、何のために下着を剥ぎ取られなくてはならないのだろうか。
「じゃあいいわ、脱がなくても。風邪でもひいていれば」
貴子はほくそ笑むと、机に向かい
「さ、仕事しなくちゃね」
とパソコンに向かう。
49:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/11 15:48:52
「貴子さん、こんなの異常です」
樹理が訴えると貴子は再びエアガンを持ち、狙いを定める。
「黙るんだよ、樹理」
そうして貴子は怯えて狭い押入れの中を逃げ惑う樹理をあざ笑い、汚い言葉を
浴びせて恫喝した末に引き鉄を引く。樹理の頭、顔を守る手の甲、下腹に命中して、
その度に樹理は
「痛いです」
「ごめんなさい」
と悲鳴を上げていた。
「許可なく発言するんじゃないの。躾がなっていないから、私が躾けないと
いけないわね。いい、エアコンを止めて欲しかったら、パンティを脱ぎなさい」
そういうと、貴子は再びパソコンに向かう。暖かそうな綿入れを羽織り、
そばには湯気の立つコーヒーカップを置いている。
to be continued
50:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/12 03:27:10
しばらくの間、貴子がキーボードに打ち込むカタカタという音だけが響く部屋で、
押入れの中の樹理はガチガチと歯を震わせて体育座りの姿勢で縮こまっていた。
エアコンが吐き出す冷気が部屋に充満している。
どれほどの時間が経っただろうか、ついに耐え切れず樹理は
「貴子さん」
と声をかけた」
「余計な声を出したらエアガンで撃つよ」
背中を向けたまま脅す貴子に、樹理は思い詰めた表情で言う。寒さと、
もう一つ我慢できない現象が襲っていた。
「…脱ぎますから、エアコンを止めてください」
貴子は向き直ると
「じゃあ脱いでもらおうかしら」
と事も無げに言い、樹理はためらいながらもパンティを脱ぐ。
ナイロン製の純白のパンティだ。
51:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/12 03:27:55
鉄格子越しに差し出すと、貴子が受け取りしげしげと眺める。
樹理は履いていた下着を見られる屈辱にたまらなくなり顔を伏せてしまう。
「ふーん、高いの履いてるじゃない。マグロの分際で偉そうに」
そう言うと、リモコンを手にしてエアコンを止める。樹理はホッと息を吐く。
貴子は樹理の温もりの残るパンティを床に置くと
「じゃあ足を開きなさい。全てを曝け出すの」
と命じる。
冗談じゃない、と樹理が身構えるが
「エアガン、それともエアコン?」
貴子に脅され、ぐずぐずしているとさらに
「早く答えろ、この愚鈍」
と怒鳴られ、樹理は頭の中が真っ白になってしまい、床に尻を着いたまま両脚を広げ、
縦長に慎ましげに茂る艶のある恥毛が曝け出された。
52:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/12 03:28:30
「マグロの分際で生やしてやがんの」
貴子が笑いながら、しげしげと眺める。
エアガンを手に取ると、また撃たれるのかと怯えて下を向く樹理に構わずに、
エアガンの先で樹理の茂みをつつく。
「ねぇ、この毛はなんて言うの?」
貴子の問いに、樹理は怯えながら考え
「…はい、アンダーヘアです」
と答える刹那、貴子の罵倒が飛ぶ。
「おい、樹理。お前は日本人でしょう? 横文字使うんじゃないの」
慌てて樹理は言いなおす。貴子の罵倒はもはや樹理を支配する呪文のようだった。
53:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/12 03:30:06
「陰毛、です」
その答えに貴子は顎に手をやり、にやりと笑う。
「間違ってはいないわね。でも、もっといい言い方があると思うの、どう?」
貴子の謎掛けに、困惑する樹理は頭を振る。
「じゃあヒントをあげる。このいやらしい縮れッ毛の下の部分はなんていうの、ほら」
貴子がエアガンの先で樹理の秘部を突つこうとした瞬間、樹理は思わず
エアガンの先を掴んでいた。
隣人に思い通りに虐待される異常事態から抜け出ようとの、咄嗟の行動だった。
「放せ、バカ」
貴子がわめくが、樹理は必死に筒先を掴んでついにはエアガンを手中に収め、
エアガンを奪われた貴子が、怒りの表情を浮かべる。
54:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/12 03:31:34
「それでどうするの? 押入れから私を狙い撃つつもり? 本当にバカは
救いようがないわね」
そう言われると、樹理は途方にくれる。エアガンを手にしても自分は全裸で
鉄格子をはめた押入れに監禁されている身だ。打開策もない。
絶望を悟る樹理に、貴子は勝ち誇ったように笑う。
「ほら、寄越しなさい」
手を差し出すが、樹理はエアガンを抱えたまま身動きしない。また貴子から
狙い撃たれるのが分かりきっているのに、どうして渡せようか。
55:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/12 03:32:57
「バカは救いようがないわね、じゃあそのままいれば?」
私学の名門の女子大を出た樹理を散々バカ呼ばわりした貴子は、エアコンの
リモコンを手に取るとスイッチを入れる。
再びエアコンが唸りを上げ、邪悪な冷気を吐き出す。押入れの樹理の肌に、
冷たい空気がまとわりつく。
「じゃーね、樹理」
貴子が押入れのふすまを閉める。樹理はエアガンを抱えたまま、
寒さと恐怖に震えていた。
to be continued
56:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/13 04:15:51
保全
57:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/13 11:04:26
しばらく経った辺り、ついに樹理は根負けした。
「貴子さん…」
返事がなく、貴子がPCに向かってカタカタと打ち込んでいる音だけが聞こえる。
「エアコンを止めてください」
「エアコンとエアガン、交換条件にしましょうか?」
ふすまの向こうから貴子がようやく答える。樹理は目を瞑るが、他に方法はなかった。
ふすまを開けた貴子に、樹理はエアガンを鉄格子越しに差し出す。
フフンと貴子は笑い
「お前、ほんとに考えが浅いね。そんなにお馬鹿じゃ、どうせ東都女子大も裏口だろ?」
と揶揄してエアコンを止める。
「さっきの続きと行きましょうか。さ、この部分はなんて言うの?」
貴子がエアガンを差し込んで、樹理の股間の辺りを指す。もう樹理はエアガンを
奪おうとしなかった。
58:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/13 11:04:58
「股間、ですか?」
「違う、ほら、樹理。もっと足を開く。そうそう」
すっかり鳥肌を立てた樹理が、ためらいながらも脚を開いていく。
またエアコンをつけられたら敵わない。
「そう、この裂け目よ、なんていうの?」
貴子に聞かれても、樹理は答えられない。恥ずかしい部分の名前など口に
したくないのと、どう答えて良いのか分からないからだ。
「叱らないから言ってみなさい」
貴子が優しくいい、樹理は戸惑う末に
「あそこ…ですか?」
と口に出すが、途端に貴子が笑い声を上げ
「あそこ、って随分抽象的じゃない? いい、これはお○○こって言うの、言ってみ?」
口を閉ざす樹理。恥ずかしくて口に出したくはない単語だ。
59:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/13 11:05:39
「ほら、樹理、どうした?」
貴子に大声で迫られ、樹理は
「…おまんこ、です」
つぶやくように言うが
「声が小さい」
と怒鳴られ、
「おまんこ」
と、顔から火が出る思いで、樹理は何度もその恥ずかしい俗称を暗証させられた。
「さて、話題を戻しましょうか。そのおまんこの周りに生えてる縮れっ毛は
なんていうの?」
貴子が言わせたい単語は分かっていた。だが下品な言葉でなるべくなら
言いたくはなかった。しかし貴子に
「早くしろ、マン毛だろ?」
と怒鳴られ、仕方なく樹理は
「はい、マン毛です」
とつぶやく。
60:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/13 11:06:33
貴子は満足そうに笑い
「そう、だいぶ単語が増えたわね。おっぱい、おマンコ、マン毛…そうそう」
と床から樹理から奪い取ったパンティを拾い上げ
「これはなんて呼ぶの?」
と聞く。樹理は普通に
「ショーツ、です」
と答えたが、貴子にまたも駄目だしされた。
「いい、これはパンティって呼ぶの。パンティ、良いね。もしショーツなんて
気取った言い方をしたら許さないからね」
とエアガンの先で樹理のパンティを拾い上げるとかざして笑うのだ。
「いい、どうせ上品ぶっていてもすぐ生活の垢がまとわりつくんだから。
それなら最初から品下っていた方が、後々の印象はプラスになるわ、そう思わない?」
勝手なことを言いながら、貴子は同意を求める。
to be continued
61:名無し戦隊ナノレンジャー!
05/01/14 02:22:58
キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!
62:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/15 14:47:19
「思うでしょ?」
エアガンを構える貴子に、思わず樹理は
「お、思います」
と返事をしていた。
貴子はニヤリと笑うと
「中々聞き分けが良くなったわね。じゃあ後ろを向いて、両腕を背中で組みなさい、さぁ」
と命じる。不吉な予感が樹理を掠める。
「何で、ですか?」
「ほら、反問しない。言われたとおりにする。そうしたら出してあげる」
貴子がエアガンをちらつかせ、樹理は観念して狭い押入れの中で鉄格子に背を向けて、
両手を背中で組む。
なにやら金属の冷たい感触が樹理を襲う。おぞましい感触に振り返ろうとするが、貴子に
「動くな」
制せられ、そのまま後ろ手に手錠を掛けられてしまった。
63:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/15 14:48:59
「よろしい、じゃあ出してあげる」
貴子は鉄格子の鍵を外し、鉄格子の扉を開けると、押入れの中に身を
かがめて入り、樹理の背後に密着した。
「いや、貴子さん」
樹理は身悶えした。いきなり乳房を背後から、両手で掴まれたのだ。
また、尿意が先ほどから湧き上がっている。寒い部屋で裸で居させられて、先ほどは
暖かいココアを飲んだ。そのせいで樹理の膀胱が段々と膨らんできていた。
「貴子さん、じゃなくて貴子お姉さま、と呼びなさい」
貴子は尿意に耐える樹理の乳房を気持ち良さそうに揉みまわす。
「いいわね、もち肌って奴かしら。あんたの旦那がこれに夢中になるのも
分かるわ。でも子供を生んだら垂れてきちゃうだろうけど。今の内ね」
そうしてしばらく揉み続ける。
64:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/15 14:49:57
「あの、貴子…お姉さま」
逃れようとしても、貴子がきつく乳首を摘まんだりと樹理を逃さない。
樹理は嫌々ながらも乳房を揉まれていた。だがこみ上げる尿意はたまらなかった。
「なあに、樹理」
貴子がフッと樹理の首筋に息を吹きかけ、思わず樹理は首をすくめる。
「お手洗いに…」
言いかけた瞬間、樹理は苦悶した。貴子が力を込めて樹理の乳房を潰しに
かかった。
「上品ぶるなって言ってんだろ、樹理」
そしてグイグイと揉み続ける。
65:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/15 14:53:08
「何しに便所に行きたいわけ?」
「そ、それは…」
言いかけて、樹理は言葉を考える。用を足すとか言えば、また貴子に怒鳴られるだろう。
「お、おしっこ、です」
「おしっこね、いい表現ね。本当は小便と言うべきなんだけど、まぁいいわ。
もし用を足すなんて言ったら、マン毛剃ってやるところだった」
だが貴子は解放せず、樹理の乳房を揉んでいる。
それどころか片手を乳房から離すと、樹理の股間に持ってきた。
66:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/15 14:53:46
「ちょ、ちょっと、貴子さん」
樹理が慌てるが、貴子は
「お姉さんって呼ぶ約束だろ、樹理。本当にお前は物覚えが悪いね」
と口汚く罵りながら、股間に手を這わせる。
「ほら、濡れてきてる。お前はおっぱいが敏感なんだね」
と笑い、そっと樹理の敏感な部分を擦る。
「イヤッ」
樹理が叫ぶが、同時に熱いものが体の中を走る感覚に襲われた。ずっと乳房を
揉まれていて、火照りを感じていた樹理の全身に、何か強い刺激が加わったようだ。
「旦那にここを舐めさせることを恥ずかしがってるでしょ。舐めさせたら、
だいぶセックスが違うものになるのに」
貴子はそういいながら、樹理のクリトリスを擦ったり、軽く叩いたりと
刺激し続ける。もちろん乳房を揉む手を休めないまま。
67:1 ◆E.WSPCVZAE
05/01/15 14:54:57
「いやらしいわね、上品ぶっていても感じてるんでしょ?」
樹理の体から染み出る分泌液をまぶしては、クリトリスに絡み付けて擦ると
それは段々と頭をもたげてくる。
「それそれ!」
貴子が人差し指を膣の中にそっと入れ、静かに撹拌し出す。自分で自分を
慰めるときと同じ快感が、樹理の中にこみ上げてきていた。
to be continued
68:名無し戦隊ナノレンジャー!
05/01/16 14:50:15
キタ━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━!!!!
1さん、周知遅すぎ、待ってたのに!
でも、人妻(・∀・)イイ!
貴子だけでなくて、近所の主婦たちの玩具にされたらサイコー
めちゃくちゃ期待。
69:名無し戦隊ナノレンジャー!
05/01/16 18:26:51
おおっ!!
玲子編、明日香編はヒロインの設定がちょっと可哀そうで、スタートの時からラストが心配だったんだけど、
はじめてラストが気にならないシチュエーションのがキタ━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━!!!!
樹里さんには申し訳ないけないが、うんといじめられちゃってください。
(*´д`*)ハァハァです。
70:名無し戦隊ナノレンジャー!
05/01/16 19:54:51
>もし用を足すなんて言ったら、マン毛剃ってやるところだった
旦那にばれる責めはイクナイ!!
人妻の場合は、「旦那にばらすぞ」という脅しも責めの一つ。
>>69
なぜに?
樹里はぜんぜん悪くないのに、可哀そうじゃないの?
71:名無し戦隊ナノレンジャー!
05/01/16 23:08:11
>>70
すまん。特に理由はない。
ただ、杉村春也氏等の小説の影響で、
人妻は辱められればされるだけ綺麗にエロくなっていくと思いこんでいるもんで(^^ゞ
72:1
05/01/17 01:38:15
「ああ…」
樹理の陶器のようなきめ細かい肌の頬に赤味が差し、段々と染まり耳たぶまで
ほんのりと染まる。
(駄目…耐えるのよ、樹理)
なんとか自分を保とうとするのだが、貴子の同性特有のつぼを心得た刺激に、
そんな自制心もどこかに消えてしまう。
貴子の細い指がそっとクリトリスを擦り、ズボッと膣の中をかき回すと、
樹理はもうたまらなかった。
「ウッ…」
と声にならないような微かなうめきをあげ、崩れるように背後の貴子に
もたれかかった樹理は、他人の手で初めて絶頂に達していた。
73:1
05/01/17 01:47:13
to be continued
規制がかかってしまったので、レス代行を依頼しました。
74:鈴木@1
05/01/17 02:07:42
わたし、まこちゃんにとって、なんなのよっ!! ねえ? まこちゃんにとって、わたしはなんなの……単なる、お友達なの?
ねぇ、教えてよ!! まこちゃんにとって、わたしはなんなの!? まこちゃん、まこちゃんの方から、わたしにキスしてくれたことないじゃないっ!!まこちゃんの方から、わたしを抱き締めてくれたことないじゃないっ!!
わたし、まこちゃんにいっぱい、アプローチしたのに……。それでもまこちゃんは気付いてくれなくて……。あの海でのことは、わたしの精一杯の勇気だったんだよ……
なのに、まこちゃんは答えを出してくれなかった……。わたし、怖くなった。
もしかして、まこちゃんは、わたしのことなんて、どうでもいいと思ってるんじゃないかって。わたしは、だから怖くなった。『好き』って一言を、まこちゃんに言えなくなった。だって、拒絶されたら怖いもんっ!!
わたしの気持ちは、子供の時から変わってない。だけど、まこちゃんの気持ちは、わたしにはわからなかった。
わたしは、まこちゃんの昔の思い出しかもってない。だから、まこちゃんとの新しい思い出を作ろうって、わたし、必死だった。わたしも昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって必死だった。まこちゃんの好きな女の子になりたいって思った
でも、どんなに頑張っても、まこちゃんがわたしをどう思っているのかわからなかった……。わたし、こんなにまこちゃんのことが好きなのに……
もしかしたら、わたしのこの想いは、まこちゃんにとって迷惑なものなのかもしれない。そんな風に、わたしは考えるようになってきた。だから、やっぱりわたしはまこちゃんとお友達でい続けようと思った
まこちゃんにとって、わたしってなんなのか……。それを考えるだけで、怖かったから。お友達なら、こんな想いをしなくてもすむと思ったから……
わたし、このままでいいと思った……。わたし、このままでもいいと思ったのに……
でも、お父さんが死んで、わたしは本当に一人ぼっちになって……。そしたら、このままじゃ嫌だっていう気持ちが湧いてきて……っ
そして、やっぱりわたしは、まこちゃんのことが忘れられないんだって思ったの。思いが抑えられなくなってきちゃって……っ
だってまこちゃんは、わたしの初恋の人なんだもの……。ずっと、ずっと好きだったんだもの……
75:鈴木@2
05/01/17 02:08:06
わたしは……わたしは……っ。まこちゃんのこと、わたし、子供の頃から大好きだった。だから子供の頃、まこちゃんと別れるって聞いたとき、すっごく泣いたんだよ。すっごく泣いたんだから……っ
でも、まこちゃんとは笑顔でお別れしたいと思って。好きだったから、まこちゃんにわたしの笑顔を覚えていて欲しかった。そして、いつかまた、まこちゃんに会えるって思って……
だからわたしは、まこちゃんと別れるあの時、精一杯の勇気を振り絞ったんだよ。結婚しようって約束したよね。わたしにとっては、あれは精一杯の勇気だった
もしかしたら、まこちゃんともう会うことはないかもしれない。でも、わたしはそうしてもまこちゃんが好きだった……。まこちゃんとの繋がりを消したくなかった……っ。だから、約束をしたんだよ。
あれは、まこちゃんにとって、ささいな約束だったのかもしれないけど……。わたしにとっては、とても大切な約束だったの……っ
たとえ離れてもまこちゃんとの関係を、唯一、繋げてくれる約束だったから……っ。まこちゃんがあの約束を受け入れてくれた時、わたしは本当に嬉しかった。だから笑顔で別れられたんだよ……っ
でも……。本当に長かった……。まこちゃんとの再会までの時間は、わたしにとっては本当に長かった……。わたしは、一生懸命にハーモニカを吹き続けた。いつか、この音色がまこちゃんの耳に届くんじゃないか、って……
でも、年を経るにつれて、こんなことをしても、意味がないんじゃないかって思えてきた……。だって、こんな小さなハーモニカの音色なんて、こんな大勢の人がいる世界で、まこちゃんの耳にだけ届くなんてありえないもの……っ
それでも、わたしはこのハーモニカにすがるしかなかった……。あの約束にすがるしかなかった。わたしにとっての、まこちゃんとの接点。それは、このハーモニカと、あの約束しかなかったから……っ
76:鈴木@3
05/01/17 02:08:38
そして、四度目の引越しのとき……、この街に引っ越してきた時……。わたしの願いが、ようやく届いた……
夕暮れの屋上で……。まこちゃんが立っていた……。まこちゃんは最初、わたしのことがわからなかったみたいだけど……
わたしには、すぐにわかった。心臓が張り裂けそうだった。心が……飛び出しそうだった。
そして、これが最後のチャンスなんだって思った。神様がくれた、最後のチャンスなんだって。わたしの気持ちをまこちゃんに伝える、神様からの最後のチャンスなんだ、って……っ
だけど、まこちゃんは、昔と一緒で、わたしの想いには全く気付いてくれなかった。だからわたしは、まこちゃんに行動で知らせようと思った。わたしの想いを……
でもまこちゃんにとって、わたしはいつまでも、昔の幼なじみのままだった。わたしにとっては、精一杯の勇気だったのに……。まこちゃんはわたしのそんな心に、気付いてくれなかった……っ
だから、わたしは怖くなったの……。もしかしたら、わたしのことを、まこちゃんはなんとも思ってないんじゃないか……。だから、最後の賭けだった……っ
浜辺でのキス……。でもまこちゃんはやっぱり、何もわたしに、示してくれなかった……
わたし、本当に怖くなって……。まこちゃんの気持ちが、わからなくなって。だからこのまま、幼なじみの関係でいいと思った……
でも、お父さんが死んじゃって……
77:鈴木@4
05/01/17 02:09:01
だから、わたしは怖くなったの……。もしかしたら、わたしのことを、まこちゃんはなんとも思ってないんじゃないか……。だから、最後の賭けだった……っ
浜辺でのキス……。でもまこちゃんはやっぱり、何もわたしに、示してくれなかった……
わたし、本当に怖くなって……。まこちゃんの気持ちが、わからなくなって。だからこのまま、幼なじみの関係でいいと思った……
でも、お父さんが死んじゃって……
……わたしにだって、わかってた。まこちゃんが、子供の時とは違うってこと。
でも、わたしには子供の時のまこちゃんの思い出しかなかったんだもんっ。橘くんと紫光院さんみたいに、子供の時から今まで、ずっと一緒にいられたわけじゃなかったんだもんっ
まこちゃんとの空白との時間……。それを取り戻そうと、わたしは必死だったんだよっ
そして、わたしも変わろうと必死だった。過去のわたしじゃなく、あたらしいわたしになろうと必死だった
そうすれば、まこちゃんはわたしに振り向いてくれるんじゃないか……。幼なじみのわたしじゃなくて、新しいわたしなら。まこちゃんは振り向いてくれるんじゃないか、って思ったの……っ
だから、髪型だって変えたんだよっ。わたしも、変わろうって……っ。昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって
だけど、それでもまこちゃんはわたしを見てくれなかった……っ。まこちゃんは最後まで、わたしを見てくれなかった……っ
嫌いなら嫌いって、はっきり言ってよ……っ!! わたしに気のあるそぶりを見せないでよっ!! 今、ここで、わたしのことが好きなのか、答えてよぉ……っ
そうしないとわたし、まこちゃんのこと、いつまでも想い続けちゃうじゃない……っ!! 苦しいんだから……っ!! 想い続けているのは、とっても苦しいんだから……!!
次ページ最新レス表示スレッドの検索類似スレ一覧話題のニュースおまかせリスト▼オプションを表示暇つぶし2ch
4130日前に更新/171 KB
担当:undef