第三回葉鍵板最萌トー ..
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93:白詰草 ◆Pd9gE38GCU 10/02/09 02:02:32 5r0L6E/j0 ある日の風景 〜玲於奈〜 3/7 「いらっしゃいませー」 からんからんとカウベルの音と共に、やけに完璧な笑顔を浮かべてお辞儀する店員がお 出迎え。制服を着た、清潔そうなお姉さんだった。そこら辺の、いわゆる『服屋』にいる 私服の店員とはまるで違う。 「ちょ、ここなんか高そうなんだけど」 店内を見渡してみても、いつも行くような店とはまるで雰囲気が違う。贅沢に取ったス ペースの中、歩きやすく配置された棚に平面でディスプレイされた服。とりどりの色はど うみても高級な生地で織られたもので、客層にしても、この街のどこに生息していたんだ ろうというような、育ちの良さそうな人たちばかりだ。 「何を弱気な。少しくらい高価でも、それでいい物が買えれば問題ないでしょう」 「いや、でも……」 少しくらいか? 本当に少しくらいなのか、この店は? 「それに、私だって鬼ではありませんわ。ちゃんと、あなたの懐事情は考慮してお店を選 んでいます。大船に乗った気でいなさい」 「はぁ」 マジか? 信じて良いのか? だが、玲於奈さんはそんな俺の煩悶も知らんぷり。慣れた足取りで店内を歩きながら、 あれこれと服を物色している。 「そういえば、今日はお友達は? いつも一緒にいるのに」 「薫子とカスミは、親御さんが会いに来ていらっしゃいますわ。二人とも、家族水入らず で過ごしているでしょう」 「ああ、なるほど。……君のお父さんとお母さんは?」 「仕事です」 一言だった。 「ふーん。寂しくは……」 ギロッ 「ないみたいだね、うん」 睨まなくてもいいじゃないかよぅ。
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