第三回葉鍵板最萌トー ..
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104:名無しさんだよもん 10/02/09 06:08:14 r7M7WR9c0 ──だから、身共を受け入れよ。 「そんなことできない……」 覚悟を決めたにしては、弱々しい声。 「受け入れる前に、負けてやる……」 ──それは残念。 言葉とは裏腹に、嘲笑する声。 ──あれだけの燃ゆる水、よう集めたよの。 ──汝の意思で動けるあいだに。 ──それで身共らは火だるまになって、一蓮托生と。 「そうよ……。あんたなんか、野放しにできない……」 息も絶え絶えにか細い声。 風花ちゃんは少しでも楽な姿勢をとろうと、木に寄りかかった。また傷が痛んだ。 でも、その痛みが彼女の意識を繋ぎとめているようだ。 「ガソリンに火をつけて、あんたは私と一緒に死ぬのよ……」 ──できぬな。 声色が変わった。嘲りをこめて、意識は断言した。 ──汝が粘り、助けた者どもは? ──あれは押しこめてあるぞ? ──火をかけたら、あれらも丸焼けになるが? ──それともあの者どもを逃がしてから火をかける? ──そんな余裕があるのか? ──なかろう? 105:名無しさんだよもん 10/02/09 06:08:55 r7M7WR9c0 風花ちゃんの口惜しさが、ひしひしと伝わってくる。でも、ふっと、力が抜けた。 「私は、最萌には勝てないというわけね……」 あきらめの口調で、ぽつりと呟いた。」 だめだ、と叫んだ。言葉は届かないとわかっていても。 ──やっとわかったか? ──汝の粘りは、すべて無駄だ。 「これなら、あの人たちに殺されておくべきだったわね……」 あの人たち……。俺たちのことか。 ──あの鬼どもを信用するか? ──あれは萌を違えた者ども。 ──あの男だけではない。 ──一緒にいる女どもを支援する者もだ。 「あんたより、あの人たちのほうが何倍も信じられる……。私が駄目になっても、あの人たちならきっとトーナメントを熱くさせてくれる……」 目元になにかが流れた。風花ちゃんが、涙をこぼした。 「ごめんなさい……」 ささやくように謝る。 誰に謝っているのか、なんとなくわかった。 面倒をかけると運営人に。 コードを取得して投票しなかったことを参加者に。 最萌用にうまく改変できなかったことを、この駄文を読んでくれたすべての人に。 一言でみんなに頭を下げている。 ──せいぜい粘れ。 ──汝に残された時間は少ない。 ──満足するまであがけ。 ──隙あらば、あの者どもを殺し、この地の鬼どもを殺す。 「っ!」 風花ちゃんが渾身の力で爪を振り上げた。 向かう先は、自分の腹! さて、仕事いってくるか。
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