ToHeart2 SS専用スレ ..
446:名無しさんだよもん
08/11/29 15:12:39 G5MIzq970
第七研究開発室HM開発課でぐぐったらToHeart非公式設定集ってのが出てきて笑ってしまったw
>>445
まー、作者叩きしたいだけって見えるならそれでもいいけど
あなたもSS読んだなら感想つけてあげると喜ぶと思うよ?
447:名無しさんだよもん
08/11/29 20:28:29 Vj7K4rF20
>>444
了解した
「・・・・」これをNGしとくわ
9割があぼーんされて流石の俺も参った
これからも是非使い続けてくれ
448:名無しさんだよもん
08/11/30 00:57:59 KpG3GombO
最近は叩きムードで荒れても勢い無いのな
449:誘惑の脚線 1/4
08/11/30 10:56:29 4wAUXs7G0
「タカ君早く早く〜! タマお姉ちゃんたち待ってるよ。」
「はぁっ、はぁっ、このみが寝坊するからだろ、全く!」
朝の通学路を全力疾走する。
最近すっかり朝夕が冷え込んできて冬がもうすぐそこまでやってきていることを実感する。
このみが駆けていく後を追って走る自分の息も真っ白だ。
「あっ、タマお姉ちゃんもユウ君ももう来てるよ!」
たったかと階段を駆け上がっていくこのみの視線の先を見ると、タマ姉と雄二と、そして
最近加わったもう一人の姿が見えた。
「おはよう!草壁さん。」
「おはようございます、貴明さん。」
大声で挨拶をすると、俺の彼女……草壁優季はにっこりと笑って答えた。
◇
「それにしても今日は一段と寒いね。」
前を行くタマ姉、このみ、雄二の3人の後について歩きながら、肩を並べて歩く草壁さんに
話しかけた。
「そうですね。今日はちょっと寒いです。」
そう言う彼女の姿はというと、ふかふかのマフラーに学校指定のカーディガン姿だ。
彼女のチャームポイントの一つである綺麗な足も今日は黒いストッキングに包まれていた。
「もっと厚着して来れば良いんじゃないの?」
「いえ、上半身は温かいんですけど……スカートがちょっと。」
「え? でも、ストッキングはいてるとけっこうあったかいって前に言ってたんじゃ……」
「えっと……」
彼女はちょっとだけ困ったような顔をした後で自分のスカートの横の布地をつまむと、
俺に向かってちらりとめくって見せた。
450:誘惑の脚線 2/4
08/11/30 10:58:02 4wAUXs7G0
「こういうことなんです。」
「え……?」
……パンティストッキングだと思っていたら、スカートの下には絶対領域が隠れていました。
「ここ連日寒かったので毎日のようにパンティストッキング穿いてたんですけど、そのせいで
洗濯中だったりほつれが出来てたりで、今日は穿けるのがなかったんです。
運悪く新品のストックも切らしちゃってましたし……それで仕方なく、ガーターストッキングを
穿いてきたんですけど……寒くって。」
「あ、そ、そうなんだ。」
草壁さんが説明している間も、俺の目は白い肌と黒のコントラストに彩られた際どいラインに
釘付けだった。
だってしょうがないじゃないか、男の子なんだもん。
「ガーターストッキングね。朝からタカ坊を悩殺するなんてなかなかやるじゃない。」
「あ、い、いえ、そんなわけじゃ……」
いつの間にかタマ姉が俺たちの方を見ていてニヤニヤ笑っていた。
「わぁ……大人っぽいでありますよ。いいなぁ……」
このみもいつの間にかタマ姉と一緒に草壁さんの絶対領域に視線を注いでいた。
「ほぉ、どれどれ俺も一目……(みしっ)グホァ……」
草壁さんの足を覗こうとした雄二はタマ姉の裏拳を顔面に食らって沈没した……南無……
「私のでサイズが合うならあげるわ。」
地面に倒れた雄二に目もくれずにタマ姉はそう言うと、学生カバンの中から新品のストッキングを
取り出した。
「あっ、このサイズなら大丈夫です。ありがとうございます、環さん。」
「さすがタマ姉。予備持ち歩いてるんだ。」
「あら、女の子ならストッキングの予備は一つぐらいは持ち歩いているものよ。」
451:誘惑の脚線 3/4
08/11/30 10:59:00 4wAUXs7G0
「そうですよ。私はたまたま切らしてましたけど、すぐほつれたりするので予備は持って
いるものなんです。」
「ええっ、そうなの優季さん? このみは持って無いでありますよ。」
そう言うこのみはこの寒空の下で元気に素足にソックスだけだ。
「はははっ、ちびっ子は風の子だから(どすっ)げふぅ……」
雄二はタマ姉の肘鉄にレバーを打ち抜かれて再び轟沈した……馬鹿な奴。
「じゃあ、今度の日曜日、4人で買いに行きましょう。パンストとガーターストッキング。」
「え? 4人で?」
「あ、私は良いですけど……」
「何で俺も入ってるの?」
俺と草壁さんが頭に?を浮かべていると、タマ姉がにやりと笑った。
あ……タマ姉がああいう顔をするときは何か企んでる時なんだよな……
「勿論、私達に似合うガーターストッキングをタカ坊が選ぶのよ。」
「やっぱり……」
春休みの悪夢がよみがえる。あれか……あれが繰り返されるのか……
「あの……貴明さんが嫌がってるみたいですし、私達3人だけということでは……」
俺の様子を見た草壁さんが助け舟を出してくれた。さすが我がスイートラバー(ハート)
「あら、優季はタカ坊がどんなのが好みか知りたくない?」
「えっ……そっ、それは……」
くっ、さすがタマ姉。草壁さんの弱点を上手く突いてきた。
そしてさらに追い討ちをかける。
「引き出しに隠してあったえっちな本に、セクシー下着系統のもあったわよね。」
がしっ。
気がつくと、草壁さんが俺の手をがっちりと両手で握り締めていた。
「貴明さん!」
「は、はいっ。」
452:誘惑の脚線 4/4
08/11/30 11:00:10 4wAUXs7G0
な、何だろう……エロ本の事を咎められるんだろうか。
「貴明さんの好みのストッキング……いえ、下着を選んでください。そうすればエッチな
本も捨ててくれますよね?」
「え、あ、いや、別に草壁さんが嫌なら下着なんて買わなくてもすぐに処分するけど……」
「わかって無いわねタカ坊。自分の彼氏が写真とはいえ他の女の子の裸を見て喜んでたら
やきもちの一つも焼きたくなるでしょ。」
「いや、別にそう言うつもりはないんだけど……」
「いいえ、これは私の女の子としてのプライドの問題なんです。というわけで……日曜日は
みんなで下着屋さんにGOです!」
「ええっ!?」
またあの羞恥プレイをやらされるのか!?
「じゃあ、タマお姉ちゃんの下着もタカ坊に選んでもらおうかしら。このみも選んでもらい
ましょうね。」
「えっ、う、うん……このみ、恥ずかしいけどタカ君のためにがんばるよ。」
「日曜日が楽しみですね。」
「俺の意志はどうなるんだ〜!」
どうやら「3人の女の子の下着を選んでやる」という羞恥プレイは決定らしい。
日曜日は地獄だ……
俺は肩を落としながらとぼとぼと校門をくぐった。
そういえば、何か忘れているような……
◇
「ぶえくしっ……地面冷てぇなぁ……」
453:名無しさんだよもん
08/11/30 11:02:23 4wAUXs7G0
美脚の草壁さんにはパンストよりもガーターストッキング穿いて欲しいと思う今日この頃
しかし実際はダッフルとニーソで完全装備したJKが寒そうに歩いてるのを見てネタを思いついたというのは内緒だw
ちなみに劇中ではガーターストッキングと言ってますが、
正確には吊りバンドのいらないノンガーターストッキング(ニーソのようなもの)を想定しています。
話の上ではあまり大差ないですが一応。
454:名無しさんだよもん
08/11/30 11:33:23 FC9OUQAvO
おつおつ
草壁さんかわええのう
455:名無しさんだよもん
08/11/30 13:13:39 mQH1DurmO
草壁さんはのほほんとした日常の話がいい。GJ。
456:名無しさんだよもん
08/12/01 18:40:16 2VsGxlVp0
>>453 GJ!!こういう何気ない日常の会話っていいですね。それにしても、日曜日はタカ坊にとって地獄になりそうですね。
黒髪姫カット+パンストは最強の組み合わせです!!
457:名無しさんだよもん
08/12/02 08:39:23 laYEXpV3O
いつも思うんだが……草壁さんにタカ棒さらわれたらこのみもタマ姉も口惜しいじゃろのう。
真性幼なじみ的に、「帰ってきた幼なじみ」に出し抜かれるのは新人に負けるより辛い希ガス。
458:名無しさんだよもん
08/12/02 18:22:01 EVdRFiCG0
姫百合ハーレムに対抗して
このたま+草壁さんの「幼馴染ハーレム」を作れないのか?
459:名無しさんだよもん
08/12/02 19:12:34 VJTdq3qe0
それどんなぱらいそw
まあ、草壁さんはこのみとタマ姉からみれば一番負けて納得できそうな立場な気がする
思いの長さ強さは自分たちと引けを取らないし、それでいて他人だから
このみかタマ姉のどちらかが選ばれた場合はお互い結構気まずいわけで
460:名無しさんだよもん
08/12/02 23:30:54 F5EgomWT0
タマ姉+ささら+草壁さん 巨乳お嬢様系ハーレムとか
461:名無しさんだよもん
08/12/03 08:58:20 VROUuxRz0
>>457
タマ姉<真性幼なじみ的に、「帰ってきた幼なじみ」に出し抜かれるのは新人に負けるより辛いわね
このみ<え?
>>460
年下ハーレムって何気に人数多いな
このみ・よっち・ちゃる・いくのん・姫百合姉妹+メイドロボ・奈々子
462:名無しさんだよもん
08/12/03 10:43:26 DOlR7dnO0
「姫百合ハーレム」
姫百合姉妹+メイドロボシスターズ *DUAL姉妹丼
「幼馴染ハーレム」
このたま+草壁 *総合点はかなり高い
「ツンデレ+姉妹丼ハーレム」
愛桂+いくのん+由真 *ツンデレの2巨頭完備
「タヌキツネ+電波・不思議連合ハーレム」
ちゃる+よっち+るー+花梨 *マニアックなブランドです
「まーりゃんと愉快な下僕たちハーレム」
まーりゃん+ささら+奈々子 *プレイの幅は広そうです
463:名無しさんだよもん
08/12/03 11:10:15 DOlR7dnO0
>>461
「しすプリハーレム」
このみ・よっち・ちゃる・いくのん・姫百合姉妹+シルファ・奈々子、奈々子の友達
*せまりくる「妹」達の恐怖
464:名無しさんだよもん
08/12/03 21:48:41 D6HjEsfs0
巨乳軍団vs貧乳軍団のドロドロの戦いも見たい
465:名無しさんだよもん
08/12/04 01:33:38 N6IvU4I90
>462
「ウホッ! いい男 くそみそハーレム」
雄二+ダニエル+真委員長+図書委員長+ロク+ゲンジ丸
「九条院お嬢様ハーレム」
タマ姉(>462に出てるけど)+玲於奈+薫子+カスミ
「流石に無理があるか 熟女ハーレム」
春夏+ささらママン+ハナ
466:名無しさんだよもん
08/12/04 10:18:29 nAGPHcyi0
このたま+草壁さんの「幼馴染ハーレム」は結構実現率高いと思う
姫百合ハーレムに取り込まれつつあるタカ坊を取り戻すため
タマ姉が高明と同学年でクラスメートである草壁さんをスカウト。
草壁さんの主な役割は対ミルファ用
467:名無しさんだよもん
08/12/04 11:54:18 nE1e54pg0
>>466
タマ姉が瑠璃・イルファ
このみがシルファと対峙するとして
珊瑚は誰で対処するん?
後珊瑚経由で長瀬のおっちゃん→由真が漁夫の利を狙いそうな気もする
468:名無しさんだよもん
08/12/04 12:41:16 nAGPHcyi0
>>467
珊瑚<みんなでぇらぶらぶ〜したらええんとちゃうの?
469:名無しさんだよもん
08/12/04 13:21:58 nAGPHcyi0
彼女、向坂環は悩んでいた・・・
彼女の想い人である「タカ坊」こと河野貴明が
最近、1年生の双子の美少女宅に入りびたる様になり
自分にかまってくれないことに。
しかも、その双子…姫百合姉妹の長女の姫百合珊瑚は
ロボット工学のソフト開発の第一人者であり、
その技術で「自立思考型ロボット」つまり心を持ったメイドロボを
開発した。
そしてあろうことか、その試作型である3体の
メイドロボまでもが貴明に好意を抱いている。
このメイドロボが曲者でただの市販品ではなく、珊瑚が
開発したDIAにより、人間以上に人間の女の子らしく振舞う
美少女であるから始末が悪い。
このままでは、ハーレムと化した姫百合家に貴明が取られて
しまうのは時間の問題である。
そして彼女はついに決心する。
もうひとつのハーレムを自分で作って貴明を取り戻すことを。
470:名無しさんだよもん
08/12/04 16:08:29 nAGPHcyi0
「戦力分析」
古今、戦闘に関して敵のスペックを知り、それを研究し作戦を練ることは重要である。
環は自室の机の前で、現在最大の敵勢力である「姫百合チーム」の戦力を分析していた。
「超天然系癒しキャラ」
「ツンデレ系甘えたがりキャラ」
「小悪魔的 優しいお姉さんキャラ」
「デレ系 直情素直型 巨乳キャラ」
「天邪鬼系 甘えん坊ロリ系キャラ」
…こうして思い浮かべてみると、改めて敵側の戦力が豊富な選手(?)層
に支えられているのかがわかる。
環はこれに対抗する「仲間」を選び出し、説得し、味方にしなければならない。
敵が豊富な戦力とパターンの組み合わせでくるならこちらのコンセプトは
ずばり「少数精鋭」。
最初、彼女は幼馴染の一人で環の妹分でもある「このみ」だけに
この計画を打ち明け、味方とするつもりであった。
しかし、それでは貴明の同年代が仲間にいない。
学校に通学している間、同学年で同じクラスの「ミルファ」を
けん制できる仲間が後一人ぜひほしい。
しかし、貴明と同年代なら誰でも言い訳ではない。
自分やこのみに負けないくらいにタカ坊にことを思っていて...
自分達に負けないくらい魅力的な女の子で...
タカ坊を自分ひとりの物にしたい嫉妬欲を制御できる理性があって...
そしてタカ坊がその女の子を抱いたとしても環自身がなんとか許せる女性...
環は明日「草壁 優季」に会うことを決めていた。
・・・こんな感じかな?
下手でスマソ
471:名無しさんだよもん
08/12/04 17:59:10 Clq0bN9tO
>>470
続きまだ〜? チンッチンッ(AAry
472:くそみそモーニング (1/5)
08/12/04 22:17:42 j51lQSz60
「う〜〜〜 トイレトイレ」
今、トイレを求めて全力疾走している僕は、高校に通うごく一般的な男の子。
強いて違うところをあげるとすれば、老成した男性に興味があるってとこかナ ― 。
名前は河野貴明。
……そんなわけで、帰り道にある公園のトイレにやってきたのだ。
― おや?
ふと見ると、ベンチに品のいいタキシード姿の老人が座っていた。
― ウホッ!いいダニエル……
そう思っていると、突然その老人は、僕の見ている前でタキシードのズボンのホックをはずしはじめたのだ……!
……ジジ〜〜……
そして、彼は僕に呼びかけた。
「やらないか」
……そそり立つ、彼の逞しい陽根。僕は思わず呆然と立ち尽くし、彼の見事な男性自身に目は釘付けとなった。
そういえば、この公園はハッテン場のトイレがあることで有名なところだった。
いい老齢の男性に弱い僕は、誘われるままホイホイとトイレについて行っちゃったのだ☆
473:くそみそモーニング (2/5)
08/12/04 22:18:54 j51lQSz60
彼 ― ちょっとワルっぽい来栖川家の執事で、長瀬源蔵と名乗った。
ホモ・セックスもやりなれてるらしく、トイレに入るなり僕は素裸にむかれてしまった。
「よかったのかね、ホイホイついてきて?儂はノンケだってかまわないで食っちまう人間なんじゃよ。」
「こんな事はじめてだけど、いいんです……僕、長瀬さんみたいな人、好きですから……」
「うれしいこと言ってくれるのう。それじゃあ、とことん悦ばせてやるからの。」
言葉どおりに、彼は素晴らしいテクニシャンだった。
僕はというと、性器に与えられる快感の波に身を震わせて悶えていた。
― しかし、その時、予期せぬ出来事が……
「うっ……!で、出そう……」
「ん?もうかね?意外に早いんじゃな」
ブルブルと震え苦悶の表情を浮かべる僕を見て、彼は早漏の気があると思ったのだろうか。
「ち、ちがう……実はさっきから小便がしたかったんです。公園に来たのもそのためで……」
「そうか……」 と言うと、彼は突拍子もない提案をした。
「いいこと思いついたわ。お主、儂のケツの中でションベンしろ。」
「えーっ!?」 と、思わず僕は叫んでしまった。 「おしりの中へですかァ?」
しかし、彼は本気らしい。
「男は度胸!何でもためしてみるんじゃ。きっといい気持ちじゃぞ。」
474:くそみそモーニング (3/5)
08/12/04 22:20:27 j51lQSz60
彼はそう言うと、素肌にまとったタキシードを脱ぎ捨て、老人とは思えない逞しい尻を僕の前に突き出した。
「ホレ、遠慮せんで入れてみるんじゃ。」
自分の肛門の中に小便をさせるなんて、なんて人なんだろう……
しかし、彼の堅く引き締まったヒップを見てるうちに、そんな変態じみたことを試してみたい欲望が……
僕はおずおずと、彼の肛門に向けてそそり立った陰茎を突き出す。
「それじゃ……やります……」
― クン…ズ! …ズズ……
彼の肛門の中にズブズブと吸い込まれていく、僕のペニス。
「は……はいりました……」
「ああ……つぎはションベンじゃ」
彼の肛門の中の熱い圧迫感を感じながら、辛抱たまらず僕は尿道の栓を緩めた。
「それじゃ、出します……」
シャ〜〜
チュチュ〜〜
「いいぞぉ。腹の中にどんどん入ってきてるのがわかるぞ……しっかりケツの穴を締めておかんとの。」
「くぅっ!気持ちいい……!」
この初めての体験は、オナニーでは知ることのなかった絶頂感を僕にもたらした。
あまりに激しい快感に、小便を出しきると同時に僕のペニスは肛門の尿の海の中であっけなく果ててしまった。
「あぁーーっ!!」
ドピュッ!
475:くそみそモーニング (4/5)
08/12/04 22:22:11 j51lQSz60
――
「― ご主人様?……ご主人様っ!ほら起きるのれすっ!」
気持ちよさそうにベッドの中で横たわる貴明。起こしに来たシルファがその顔を覗き込む。
「う〜ん……むにゃむにゃ……ああ……気持ちいい……」
ろうしたんれすか、まら寝言なんか言って― と、シルファは貴明の布団を引っぺがしかかったが―
貴明の下腹部付近から漂う異臭と、生暖かい布団の湿り気に気づく彼女。
「― ぴぎゃっ!?なっ、何れすかこれはっ!?……こっ、これは― おもらしれすっ!」
「― うう……しくしくしく……もうお婿に行けない……」
シルファに引っ張られて、ベソかき顔の貴明が階段を下ってくる。
「ぷぷぷ……ほら、さっさと風呂場に行くのれす。ばっちいかららをさっさと洗い流すのれす!」
丁度現れたミルファにその様子を見られ、貴明は一段とブルーな気分になってしまう。
「― んもう、ひっきーは思いやりがないんだからぁ。大丈夫だよダーリン。おもらし癖あっても、ちゃんと下の世話は妻のあたし
が見てあ・げ・る。……ほら、ダーリン一緒にお風呂入ろお風呂☆」
「わわっ!ちょっとちょっとミルファちゃん!?」
「ミ、ミルミルッ!何しやがるんれすかっ!?」
シルファの手から貴明を強引に奪い取って、ミルファは彼を浴室へと誘った。
脱衣所で、ミルファにポンポンとパジャマを剥かれる貴明。
続いて、彼女自らも着ている私服をスルスルと脱ぎ捨て、最後に残っていた縞のショーツがストンと床に落ちた。
ほらほらぁ〜と、貴明の手を取り浴室へ引っ張り込む。
476:くそみそモーニング (5/5)
08/12/04 22:24:07 j51lQSz60
シャー、と尿で汚れた貴明の下半身をシャワーをかけて洗い流すと、ミルファは「むふ〜ん」と頬を赤らめて笑みを浮かべ、彼の
ペニスを大事に掴みあげて口に含み、レロレロと舐めたり口に含んだりした。
「……あれぇ?ダーリン勃たないんだね。よぉ〜し、それじゃぁ……」
今度は彼女の両の乳房に挟みこんで、ゆさゆさとしごき始める ― しかし、いまだに萎れたまま。
「あぁ〜ん、ダーリンどうしちゃったのぁ?」
萎れた彼の竿を眺めて不満顔のミルファ。
俯いたまま、貴明がぼそりと漏らした―。
「ごめん、ミルファちゃん…… 僕、女の子の裸見ても、何故か勃たなくなっちゃって……」
「えぇっ!」
ミルファは頭を抱えた。萎えたままの彼の男性自身を凝視した後、浴室の外に向かって叫ぶ。
「こらぁっ!ひっきーっ!ダーリンに何かしたのっ!」
「知るかっ!れす!きっとミルミルが毎日搾り取るから枯れてしまったんれすっ― !」
……あれ、おかしいよ「僕」。なんで女の子の裸見たり触られたりしても反応しないんだろう―
貴明も頭を抱え込んでしまった。そして、ふと、先程の夢の中の光景が頭をよぎる。
ダニエルの逞しい尻―
すると、ムクムクと彼の息子が頭をもたげた。
「― あれぇっ?ダーリン急にどうしたのぉ!?」
貴明はようやく理解した。今、自分に何が起こっているのかを。
「― うわぁあああああぁんっ!!」
(つづかない)
477:名無しさんだよもん
08/12/04 22:27:11 j51lQSz60
今までにない領域にチャレンジしてみました。
……ごめんなさい。もうしません orz
478:名無しさんだよもん
08/12/05 00:26:37 HMsnW3dZ0
俺のHPは回復不可能なダメージを受けたorz
479:名無しさんだよもん
08/12/05 00:30:15 CSvBtY/F0
なんで三点リーダーの使い方変えてるんだよ…w
480:名無しさんだよもん
08/12/05 15:55:14 3p0UPP6bO
アッー!!
……ちょwwついにやっちまったなwww
いや、ビミョーには面白かった。乙!
だがもうお腹いっぱいorz
481:名無しさんだよもん
08/12/05 22:57:47 zgFz/jEJ0
そこは踏み込んではいけないところだぁぁぁぁぁあああ
482:せいめいのしんぴ? 1/3
08/12/05 23:08:11 hqUgqQL/0
人間、っていうか、生物って言うものは環境に適応する能力を持っている。
空気の薄い高地で生活していると自然と心肺機能が高まるし、寒い地方で暮らしている人は
暮らしているうちに自然と寒さに対する耐性がついたりする。
俺の場合はどうだったかって言うと……最大5人の美少女に囲まれて、毎夜毎夜枯れるまで
搾り取られる生活を半年も送っていると、自然とそっち方面の変化が現れるわけで。
まず、元々それほど太っているほうじゃなかったけど、贅肉がなくなって筋肉質になった。
毎日搾り取られるせいで余計な肉がつかないのと、乗っけたり乗っかったり抱えたりとまあ、
色々な体位を試みるせいで自然とボディビルディングに励んでいるような状態になるからだ。
特に腰の運動が多いせいで、わき腹背筋は勿論腹筋はすっかり割れている。
もう一つは、毎日のように搾り取られるせいで、その……いわゆる「精子の製造スピード」が
格段に高まった事だ。
生物のオスとしては誇って良いのかもしれないが、実生活では色々こまった事になった。
先週から1週間ほど、大型メンテナンスとかでミルファちゃんとシルファちゃんが家から
居なくなっている。
最初の2日ほどはすっかりくつろげたものの、3日目からはかなりヤバイ状態になった。
最初は女子の制服の胸元とか、スカートから覗く太ももがえらくまぶしく見えはじめ、
そのうち女子の体操着姿でえらくむらむら感じはじめ、タマ姉がふざけて抱きついてきたときには
その胸の感触で危うく暴走しかけた。
しかも、なぜかこういうときに限って珊瑚ちゃんも瑠璃ちゃんもどういうわけか姿を見せなかった。
だから、メンテナンス明けでミルファちゃんとシルファちゃんが帰ってきたときは情けなくも
涙目で出迎えたのだった。
◇
483:せいめいのしんぴ? 2/3
08/12/05 23:09:19 hqUgqQL/0
夜──
「はっ、あっあっ、あんんっ、あんっ、だ、ダーリン激しすぎるよぅ。」
「そ、んな、こと、言った、って、腰が、止まんない、んだ!」
バックの体勢から乱暴にミルファちゃんを突き上げる。
横では何度もイって先に潰れてしまったシルファちゃんがしどけない姿のままスリープに入っていた。
ミルファちゃんもさっきからの俺の攻めでもうふらふらになりつつある。
電池が残り少ないのかもしれない。
「あ、あ、あ、あ、あ、あたし、イっちゃう、イっちゃうよ〜〜〜」
「お、俺も……でっ、出そう。」
終わりが近くなった俺はミルファちゃんのすべすべした白い背中に覆い被さると、
その背中にキスをする。
そのまま後ろから、たわわなバストをわし掴みにして滅茶苦茶にもみしだく。
「あっ、ああっ、ダーリン、壊れちゃうよ。」
ミルファちゃんが悲鳴に近い喘ぎ声を上げる。
俺はお構い無しに腰を動かし、張りのあるミルファちゃんの尻肉に音を立てて叩きつけた。
ミルファちゃんの中は恐ろしく熱くうねって、俺のペニスを溶かそうとしているかのように
刺激し続ける。
「もう……でるっ。」
「いいよっ、だ、出して、いっぱい、出して。」
「うわぁぁぁぁっ!」
ペニスの根元から熱いものがこみ上げてくる感触に、俺は腰をミルファちゃんのお尻にぴたりと押し付け、
最奥までペニスの先端をねじ込んだ。
484:せいめいのしんぴ? 3/3
08/12/05 23:11:06 hqUgqQL/0
次の瞬間、恐ろしいほどの勢いでミルファちゃんの体内に精子を放った。
それも何度も、何度も、あふれ出すほどに。
ミルファちゃんとシルファちゃん、二人合わせて数え切れないほど交わったというのにペニスの付け根が
痛くなるほどの大量の射精をして、俺はぐったりとベッドに倒れこんだ。
「ふわぁ……ダーリン今日は凄過ぎるよ。」
俺の横にミルファも倒れこんできて、俺の腕を枕にして寄り添ってくる。
「ねぇ、今日のあたし良かった?」
「うん……すごく良かったよ。1週間ぶりだったし。」
「良かったぁ。メンテナンスのおかげだね。」
そう言いながら、ミルファちゃんは自分の下腹を大事そうに撫でた。
「メンテナンスのおかげって?」
「今回のメンテナンスでね、来栖川バイオで開発してた人間用の人工子宮の試作品に交換したんだよ。」
「そうだったのか……道理で妙にリアルな感触だったな。前も良かったけど。」
「それでね……人間と同等の機能があるから、ダーリンの子供も生めるんだよ。」
「え゛っ……えーと、それってどういうこと?」
「うーんとね、本当は私達ロボだから子宮があっても卵巣無いから本当は子供出来ないんだけど、
さんちゃんが卵子提供してくれたから……」
「いや、ちょっと待って、」
「ひっきー妹も瑠璃ちゃんの卵子貰ってたから二人でダーリンの子供生めるんだよ〜」
「えええええええ!」
「今日は溢れちゃうぐらいいっぱい貰っちゃったから、きっとばっちりだよ。(はぁと)」
◇
その頃の姫百合家では──
「瑠璃様っ! 今日は私の新装備のペニスで可愛がって差し上げます。あっ、精子は貴明さんの物ですから
ご安心ください。」
「イルファのアホ〜〜〜! そういうことやないわ! こっちくんなぁ!」
485:名無しさんだよもん
08/12/05 23:12:07 hqUgqQL/0
お口直しにだうぞw
ADやってないんでミルファの再現度がいまいちだったらゴメソ
486:名無しさんだよもん
08/12/07 10:47:40 pf6JbV240
「ファミレスチーム+α=同級生ハーレム」
愛桂+草壁+由真+花梨+るー
貴明を上級生、下級生、そしてメイドロボの魔の手から守るため
この5人が手を結んだ
「天然小動物系 家庭的ドジっ子キャラ」
「天然癒し系 和風才色兼備キャラ」
「ツンデレ系 元気っ子(隠れエロイン)キャラ」
「電波ゆんゆん系 お騒がせキャラ」
「クーデレ系 不思議っ子キャラ」
この五人が手をむすび「姫百合ハーレム」と「幼馴染コンビ」に宣戦布告
487:名無しさんだよもん
08/12/08 18:47:31 WPzIGH+b0
さーりゃんどこいった
488:名無しさんだよもん
08/12/08 20:06:04 vlSAoCL70
愛桂って誰やねん
489:名無しさんだよもん
08/12/08 22:09:22 1eIpTvqU0
kyかもしれぬが、ほのぼの系優季ものがよみたい今日この頃
490:名無しさんだよもん
08/12/13 08:01:30 +KuEUHZt0
草壁さんはもうちょいお待ち下さい……。
XRATEDやり直さないと駄目そうです。
村様キャラはハッキリ言って大好物なんですけど。
kyかも知れませんがいましばらくめいろろぼずでご勘弁を
491:感染レベル4 (1)
08/12/13 08:03:16 +KuEUHZt0
両耳にイヤーバイザーを当てがいながら、ミルファは姿見に映る自分のセーラー服姿をまじまじと見つめていた。
「う〜ん……やっぱり、いけてない」
そんな風に思案しながら姿見の前から離れようとしないミルファを見咎めて、イルファが背後から声を掛ける。
「ミルファちゃん、そろそろ出ないと遅刻しますよ?」
「ええっと、ちょっと待ってて。」
渋るミルファが、イヤーバイザーを手にして見つめているのに気付いたイルファ。思い出したように語りかける。
「そうそう、何度も言うけど、ミルファちゃん。」
「え?なに?」
「イヤーバイザー。一応つけてた方がいいんじゃない?それね、単なる飾りじゃなくて、感応増幅アンテナでもあるから。」
「いらないよ〜、そんなの。貴明はあたしの目と耳と鼻でどこに居ようとしっかりキャッチ出来るも〜ん。」
「犬とか猫とかコウモリじゃあるまいし……って、そういう事じゃなくって!」
「ヘッ?」
キョトンとなるミルファ。イルファは手を腰に当てて眉を吊り上げる。
「それはデータリンクシステムに繋ぐ為なの!なくても一応繋げるけど、どんな所にいても繋がるようにね。言ってみれば、
安全装置。それに、この間みたいなことがあった時に、間違って人間の病院に運ばれないようにね。」
「うぅ〜、やな感じ〜。余計な心配だよぉ〜。」
そう言ってミルファは唇を尖らせる。
「だってぇ、似合わないんだも〜ん。せっかくカワイイ制服なのに〜。カッコ悪い〜。」
両拳を握り締めてぷるぷると頭を振ってから、ぼそりとつぶやく。
「それにぃ……貴明が、人間なのにロボットの子と付き合ってるなんて、後ろ指差されたらヤダもん。」
はぁ……とイルファは嘆息した。
「そんな事言う人いないでしょうに、あの学校。それに、貴明さんがそんな事気にする筈もないでしょ?」
「貴明が、ダーリンが気にしなくてもあたしはするのっ!」
ムキになって叫ぶミルファ。
492:感染レベル4 (1) (2/11)
08/12/13 08:05:24 +KuEUHZt0
「こらぁ〜っ、ミルファッ!もういかんと遅刻するでぇ〜っ!」
玄関から瑠璃が叫ぶ声。
「ほら、それじゃあこの話はまた後でね。いってらっしゃい。」
「うん。」 と頷いて、ミルファは鞄を手にし、玄関の瑠璃と珊瑚のもとへトコトコと駆け寄った。
「いっちゃん、それじゃ留守番頼んだよ〜。る〜☆」
珊瑚がバンザイをして扉の向こうにあとずさった後、バタンと扉が金属音を立てて閉じられた。
人気がなくなった居間に独りぽつねんと立つイルファ。手を腰に当てて、ふぅ〜っ、と大きく溜息をつく。
そしておもむろに、食器を片付けたり部屋を掃除するなど、家事にいそしみはじめた。
◇ ◇ ◇
河野家ではもう1体の“めいろろぼ”が、玄関で貴明の登校を見送っているところであった。
「それじゃ行ってくるね。」
「あっ、待つのれすご主人様。」
シルファは貴明を呼び止めるとトコトコ歩み寄り、貴明の開いていた制服の第一ボタンを締めた。
「ららしないご主人様とふしららなミルミルが一緒にいるところを笑われたら、身内の恥れす。」
そう言って貴明の制服の埃をパッパと払い、シルファは後ずさる。
「あ、ありがとう……」と、バツが悪そうに手を頭に当てて苦笑いする貴明。
「ところれ……」 と言いかけて、シルファが目顔で訊ねてくる。
「あっ、ああ……今日はバイト行かなきゃならないんだ。ちょっと遅くなるよ。」
訊かんとするところを察して、貴明が答えた。
それを聞き、シルファは微かに溜息を漏らすと、呟くように言った。
「……自転車の弁償れすか?おじさまかお母様に言えば、いくられもお金はれるのに?」
493:感染レベル4 (1) (3/11)
08/12/13 08:07:19 +KuEUHZt0
「ダメダメッ!」っと、キッと真剣な面差しになり、貴明はぶんぶんとかぶりを振った。
「こういうのは誠意の問題だからね。自分で工面しなきゃ駄目なんだ。」
はぁ……とシルファは呆れ顔になり、その眉が垂れ下がる。
「それじゃ行くよ。後よろしくね」 と貴明が扉を開けると、門の向こうから少女の声が聞こえてきた。
「あっ、タカくぅ〜〜んっ!早く早くぅ〜〜っ!」
― このみと合流し、手を振りつつ貴明は門外へ去っていった。
玄関に立ち尽くしながら、シルファがつぶやく。
「……馬鹿れす……ご主人様は……」
◇ ◇ ◇
学校。キンコーン、と鳴り響く終業のチャイム。
教科書類をまとめて机上で鞄に収めている貴明に、クラス委員長の愛佳が歩み寄って来た。
「あ……あの、河野君?」
しかしちょうど傍らのミルファが貴明へにじり寄り、やおらその腕をとって胸に抱え込むと、頬を貴明の肩に寄せて目を閉じ、
「むふ〜ん。」 と甘ったるい声を上げた。
「― ん?いいんちょ、どうしたの?」
貴明が愛佳に気付いて訊ねると、「う、ううん、何でもないの。」 と彼女は両手をかかげて振り、後ずさった。
「ダーリン、行こ。」 と、ミルファに引っ張られ教室を去る貴明の背中を見て、愛佳は大きく嘆息してしまう。
「はぁ……あたしって、本当に優柔不断……。」
― 由真へ口添えして、返済期限延ばして貰おうか?と持ち掛けるつもりだったが、言いそびれてしまった。
下足置き場には姫百合姉妹と環、このみ、雄二がいて、貴明達がやって来るのを待ち構えていた。
494:感染レベル4 (1) (4/11)
08/12/13 08:09:25 +KuEUHZt0
「ダーリン、やっぱりバイト?」
うん、と頷く貴明。
「んもう……それじゃ、先にダーリンち行って、食事でも作って待ってるね。愚妹と面合わせるのシャクだけど。」
それを聞いて、貴明は引きつった笑みを浮かべる。
「な……なるたけさ、平穏無事に行こうよ、ね?」
「大丈夫、多分パワーじゃ勝ってるから、突っかかってきても返り討ちだもん。」
「いや、そういう問題じゃなくてね……」 貴明の額を冷汗が伝う。
姫百合姉妹も、顔を向け合って苦笑を漏らしている。
「じゃあダーリン、がんばってね!」
「タカくん、健闘を祈るであります。」
― 手を振って一同から別れ去る貴明。
「ねぇねぇ、ミルファちゃん、ちょっとだけ、生徒会室で俺とお茶しない?」
雄二が自分の顔を指差しながら誘いかけるが、ミルファは「ダ〜メッ!」と言って、舌を出した。
がっくりとうなだれる雄二。環が空気の読めない弟を蔑んだ視線で見つめる。
「それじゃタマお姉ちゃん、みんなまた明日ねぇ〜!」 ミルファと連れ添って歩み去るこのみが振り返って手を振った。
環も小さく手を振って返したが、ふと傍らを見ると、雄二がふてくされた顔で、ぶつぶつとつぶやいている。
「畜生、なんで貴明ばっかり……俺ってなんて不幸なんだ……」
環の眉がキッと吊り上り、雄二の右腕を掴むとギリギリと捻り上げた。
「ギェェェェェ〜〜〜ッッ!!姉貴折れる折れる折れるぅぅぅぅ〜〜〜ッッッ!!!」
「あんたのその腐った性根が駄目なんでしょっ!?ホラッ、さっさと生徒会室行くわよっ!!」
環に廊下を引き摺られていく雄二。
「ゆーじ兄ちゃん、頑張ってやぁ〜。る〜☆」
情けない雄二を呆れ顔で見送る瑠璃の隣で、珊瑚がいつものバンザイポーズ。姫百合姉妹も下足置き場を後にした。
495:感染レベル4 (1) (5/11)
08/12/13 08:14:33 meTUzOlD0
◇ ◇ ◇
姫百合家で、そそくさと夕食の下準備にかかろうとしているイルファ。
台所でふと立ち止まり、顎に手をやって思案に入った。
“いつも変わり映えしないメニューで、瑠璃様にマンネリって言われないかしら?ちょっと工夫してみようかな……”
そして、これまで彼女が学習してきたレシピの数々を思い浮かべるのだが、これといった妙案が浮かばない。
ひとりごちるイルファ。 「……ちょっと、データリンクに繋いでみようかしら……」
学習成長型のDIAの効用を測る観点から、あまりデータリンクシステムは使わないよう珊瑚から言われていたイルファで
あったが、ちょっと閲覧程度にはいいだろうと、この時はあえて繋いでみる事にした。
カチッとイヤーバイザーのアンテナが動く。そしてサーバーにログインして、そのキャビネット上に置いてある料理レシピの
サンプルデータを閲覧して廻った。
「うん、この辺がいいかな?」 と、彼女はログアウトして、ダウンロードしたレシピを、彼女なりに培った知識経験でアレンジ
しようと吟味をはじめた。
しかし、突然 ―
― ビクンッ!
“ えっ!?” と、彼女は急に立ちすくんでしまい、やがて股間と乳房を押さえてがたがたと震え出し、その足元はおぼつか
なくなる。
頬を紅潮させ、その目はトロンと熱を帯び、焦点が合わなくなってくる。
“えっ?えっ?何?この感じ……アソコが、熱い……ヒクヒクしてる……”
はぁはぁと、喘ぎ声を漏らし始めるイルファ。
「わ……私、どうしちゃったの……!?」
496:感染レベル4 (1) (6/11)
08/12/13 08:15:57 meTUzOlD0
――
しばらくして、姫百合姉妹が帰宅してきた。
ガチャリと扉を開け、玄関の敷居をまたぐと、二人はその広い居間が殊更にがらんとした印象なのにやや当惑する。
「なんや、イルファ出掛けとるんか。」
「食材でも買いにいっとるんやないの〜?」
珊瑚は居間のテーブルの前にとことこと歩み寄り、脇に鞄を置いてぺたんと腿の内側を床につけるように座り込む。そして
机上のノートPCの液晶を持ち上げた。
おもむろに、PCに並べられるように置いてあったクマ吉の背に端子を埋め込んでから、電源を立ち上げる。
「― ちょいとでも、みっちゃんが今の状況の因果を納得するん助けになれば― 」
ひとりごちながら、目にもとまらぬ速さでキーボードを叩く珊瑚の指。大量のプログラム言語の羅列が、スーッとPCの画面
に綺麗な帳を降ろしていく。
一方、瑠璃は自室へと向かう。
扉を開け、しんとした室内に足を踏み入れたその直後 ―
「瑠璃様……」
きゃっ!?っと、傍らから囁く声に仰天し、手離した鞄がドサリと床に落ちる。
― 振り向けば、イルファの姿。
「な、なんやイルファおったんか。驚かしよってからに」
はぁはぁと喘ぎながら、胸に手を当てる瑠璃。
イルファの佇まいを眺めれば、股間を押さえるように手を合わせ、カーテン越しの弱い光でもはっきりとわかるくらいにその
顔は紅潮している。目は焦点があっていないように見え、妖しい光を宿していた。
497:感染レベル4 (1) (7/11)
08/12/13 08:18:24 meTUzOlD0
「ハァァァ……瑠璃様……お待ちしておりました……」
そして突如、ガバッと瑠璃に抱きつくイルファ。すかさず顔を接近させ、瑠璃と唇を合わす。
「うっ― うむむむぅ〜……」 さっと顔面に朱が差し、目を剥く瑠璃。唇を引き剥がそうとするが、少女の力ではメイドロボ
のパワーには抗すべくもない。
イルファは唇を合わせたまま瑠璃をベッドの端まで押しやり、そのままの体勢で押し倒してしまった。
パタパタとベッドの上で足を動かしてもがく瑠璃。イルファの右手が、スカートが捲れ上がり露出してしまった瑠璃の白い
ショーツの上に伸び、薄布越しに秘部をツツーとなぞる。
「ひっ……ひぐっ……ぐぅ……」 唇で栓をされ、声を上げることもできない。やがてイルファの指はショーツの脇から直接
花弁に分け入り、くちゅくちゅと膣の入り口を弄くりはじめた。
「んっ!んうっ!んぅぅぅーーーっっ!!」
陰核をなぞり、左手が乳首をこねくりまわす。
ひとしきり弄ばれ、ようやく唇を離された時には、瑠璃はよがり声をあげるばかりであった ―。
「ハァハァ……る、瑠璃様……オ、オモチャがあるんです……た、試したから大丈夫……気持ちよくなりましょう……」
イルファもショーツをスルスルと下ろす。上着のボタンを外すと、ブラに包まれた乳房がポロンとこぼれた。
――
珊瑚は周囲の雑音も一切聞こえず、一心不乱にPCのキーボードを叩いていた。
― ピルルルルルッ!
しかし、突如けたたましくなる電話。珊瑚ははっとなり、テーブルの脇にあった電話の子機を探しあてて受話器を取った。
「はい姫百合です― あ、おっちゃん。どないしてん急に― ほぇっウイルス?― え、メール見ろて?うんわかった
よ〜。」
そうして珊瑚はPCのメーラーを立ち上げる。
498:感染レベル4 (1) (8/11)
08/12/13 08:21:13 meTUzOlD0
「― へぇ〜、来栖川のサーバーに侵入するなんて。そのハッカーさんお目にかかりたいわ〜。― 他にもそないな事
出来るプログラマー知っとるって?― うち知らんうち知らんよ〜おっちゃんのいけず〜。」
メールの文面を一瞥する珊瑚。
「要は、データリンク繋がなきゃええんやね?うんわかった〜。いっちゃんとしっちゃんにも言っとく〜。― みっちゃん?
あの子まず使わんし〜。― でもけったいなウイルスやな〜。きっと変態さんや〜作ったんは〜……」
― バタンッ!
寝室の扉が開く音がしたので、珊瑚は受話器を掴んだまま振り向いた。
入り口に立っていたのはイルファ。
「あっ!いっちゃんおったんか〜どないしてたん〜?」
熱病に浮かされたようにイルファは前方を見据えたまま立ち尽くして、ハァハァと喘ぎ声を上げている。ぶらりと垂れ下がる
両手の指が、濡れて光って見えた。
「いっちゃん……」
珊瑚はその様子を怪訝な顔で眺めていたが、やがてイルファはダッと駆け出して、玄関へと向かった。
「あっ!?いっちゃん待ってぇ〜な!」
珊瑚の制止を目に収めることもなく、イルファは室外へと飛び出していった。バタンと閉じられる扉の音が響き渡る。
「……いっちゃん……どないしたんやろ……?」
ハッと気付いて受話器を耳に当てたが、もうツーツーと切れた後だった。珊瑚は受話器を置いて立ち上がり、寝室の方へ
歩んでいく。
「― あっ!!」
頭を抱えて驚愕の声を上げた珊瑚。
ベッドの上には、あられもない姿で横たわる瑠璃。セーラー服の上衣が開かれて胸を見せ、捲れ上がったスカートの下方
のあらわになった下腹部は、愛液と思われる液体が伝ってベッドを濡らしていた。
「瑠璃ちゃ〜〜んっ!どないしたんやぁ〜〜っ!?」
慌てて駆け寄り、瑠璃を抱きかかえて顔を覗き込む珊瑚。虚ろな目で、口元から涎を垂らしヒクヒクと痙攣している。
499:感染レベル4 (1) (9/11)
08/12/13 08:24:23 meTUzOlD0
珊瑚はハッとして、駆け出していったイルファの様子を思い起こした。そして瑠璃のこの痴態。
メールの文面とこの状況を照らし合わせる。
「あかん……いっちゃん……」
やや間をあけてから、続く言葉が飛び出した。
「― エロエロ、やぁ〜〜〜っ!!」
◇ ◇ ◇
来栖川エレクトロニクスの中央研究所。
いま、HM開発課ではひっきりなしに電話が鳴り響き、所員が対応に大わらわであった。
電話をとった事務の女性が声を張り上げる。「主任!ご指名でお電話です!」
珊瑚との電話を終えたばかりの開発主任はまたすぐ受話器を手にする羽目になった。
「はい、HM開発課の長瀬です。― これはこれは!お嬢様、ご無沙汰しております。どうなさいました?」
「メイドロボの文句は倅に言え!ってセバスチャンが言ってたから直接電話しちゃったんだけどね。」 と、受話器の向こうから
若い女性の声。
「……ちょっと、うちのセリオ、一体どうなってんのよっ!?さっきからあたしにベタベタひっついてエッチなことを……うひゃっ!
きゃうぅぅぅんっ!いやんッ!ダメッ!バカァぁぁぁ〜〜〜っっ!!寄るなぁぁぁ〜〜〜っっ!!」
― そうして、その電話はブツッと切れてしまう。
主任は受話器を置くと、髪をかきむしるように頭をガリガリと掻きだした。
500:感染レベル4 (1) (10/10)
08/12/13 08:29:20 qFGc20KG0
◇ ◇ ◇
河野家ではシルファがソファーに腰掛けてゲーム機のコントローラーを握り、レースゲームに興じている真最中であった。
先般ミルファとそのゲームで競って惨敗したのがあまりに悔しく、リベンジを期して奮闘中なのだが、画面を眺めているうちに
既に車酔いの兆候が見え始めている。
「ほぇほぇ〜〜……もうらめぇぇぇ〜〜……」
目がうずまきになりかけたその時 ―
“……シルファちゃん……シルファちゃん?”
ダイレクトに響いてくるその声に驚愕し、シルファは握っていたコントローラーをコトンと床に落としてしまった。
「― っ! イ、イルイルッ!?な、何れ『れんわ』れなくて『れーたリンクシステム』に繋いれくるんれすかっ!?」
イヤーバイザーの奥から、“声”が続いて発せられる。
“ハァハァ……ご、ごめんなさい携帯電話忘れちゃって……ハァハァ……シルファちゃん、貴明さん、帰ってる?”
「ご主人様はまらバイトれすよ。」 憮然としてシルファが答える。
“……そ、そう……ハァハァ……”
「― 息が荒いれすね?もしかして発情期れすか?」
“ハァハァ……うふふ、大体そんなところかしら……ハァハァ……”
怪訝な顔で、シルファはデータリンクシステムの接続を切った。そして憤然としながら床に落ちたコントローラーを拾い、再び
ゲームに興じ始める。
――
道端の電信柱に寄りかかり、イルファは胸と股間を押さえながらずっと喘ぎ声を上げていた。
イヤーバイザーのアンテナがパチンと下方に回転する。
「……ハァハァ……た、貴明さん……もう我慢できない……早く……くんずほぐれつずっこんばっこんしたいぃぃ……」
そうして、電柱に寄りかかったままズルズルとへたり込み、地面にペタンと座り込んでしまった。
501:感染レベル4 (1) (11/11)
08/12/13 08:32:08 qFGc20KG0
◇ ◇ ◇
来栖川エレクトロニクスのWebサイトのトップページに、緊急警告のメッセージが貼られた。
『― 弊社HMシリーズのオーナーの皆様へ。
ロボットに寄生する新種のウイルス、HM−DRS型、通称“エロウイルス”に、ご注意下さい。
このウイルスは、HMシリーズのデータリンクシステムに繋ぐことによって感染します。― 』
◇ ◇ ◇
食料品スーパーの店内にて。
カートを転がすミルファと、先導するこのみ。
ミルファはこのみのアドバイスを受けながら、カレーに使う食材を買い集めているところであった。
「むふ〜ん。これでダーリンいちころカレーが出来るね〜。……ヒッキーSに目にモノ見せてやるんだからっ!」
(つづく)
502:491
08/12/13 08:36:20 qFGc20KG0
そうして、発情したメイドロボ達は、大挙して河野家を目指す―
ことにはならないかも(ォ
503:名無しさんだよもん
08/12/13 11:14:56 RZG+TMID0
朝から乙
エロウィルス良いなぁ
504:名無しさんだよもん
08/12/13 12:48:29 IienDTNf0
データリンクってHMX17の基本コンセプトと矛盾してるなw
505:名無しさんだよもん
08/12/13 19:40:53 07lxou4lO
キャラ別スレから飛んできました。
また貼らせて頂く事があるかも知れませんが、よろしくお願いします。
506:名無しさんだよもん
08/12/13 21:08:28 ygMBn7No0
昼休み。
屋上で食事を済ませ、雄二と二人で教室に向かう。
自分達の教室の手前まで来た所で、廊下の向こう側で何やら話しこむ二人の生徒がいた。
一人は栗色の髪に水色の髪飾り。小動物をイメージさせる体の動き。
「委員長」こと、小牧愛佳だ。
もう一人は艶のある長い黒髪に、その髪が映える程白い肌を持つ女生徒。
「眠り姫」こと草壁さんだった。
「あれ。何だか珍しい組み合わせだな。
何であんな隅っこでコソコソと話し合ってるんだ?
勉強を教えてる・・訳じゃないよな。あの二人、成績悪くないし。」
「ああ。なんだろ。」
赤点が日常の俺達とは違い、二人の成績はどちらかと言えば良い方だった。
雄二の言葉に同意しつつも、自分で言ってて空しくなってきそうだ。
しかし、確かに珍しい組み合わせだった。草壁さんと小牧。
熱心に話し込む二人の手に握られていたのは、生徒手帳だった。
「うん。そうそう、それでこれを・・。」
「はい。・・ああ、なるほど。これで・・」
二人の声が辛うじて聞こえてくるが、要所が聞こえない為に
何を話しているのかさっぱり分からない。
しばらく成り行きを見ていると、話が終わったのか
二人は手帳を閉じると、草壁さんが深々と一礼した。
「ありがとうございました。」と言っている様だ。
それに遅れて小牧も、「いえいえ、そんな・・」
と謙遜する様にお辞儀を返す。それも連続でペコペコと。
「・・何か、何処かで見たような光景だな。」
「俺も思った。つか、委員長はいつもあんな感じだろ。」
507:名無しさんだよもん
08/12/13 21:10:55 ygMBn7No0
小牧の方が教えていた様なのに、まるで小牧が教わった様に恐縮している。
いつもの事ながら、せわしない動きはまさにハツカネズミを思わせる。
二人はそのまま笑い合うと、何か言葉を交わしながら教室へと戻っていった。
その後予鈴が鳴り、俺達も教室へと入って行った。
「そういや、もうすぐクリスマスなんだよな・・。」
「・・え?何かおっしゃいましたか?」
何の気なしに呟いた一言に一拍遅れて、草壁さんが俺の方を振り向く。
憂鬱な数学の授業で一日が終わり、今は放課後だ。
二人で教室を出て、共に坂道を下っていく。
「もうすぐクリスマスなんだな〜って思ってさ。
商店街とかでもクリスマスの飾りとかが目立つ様になってきたし。
ケーキとかのチラシも、良く見るしね。」
「そうですね・・。貴明さんは、クリスマスって何か思い出とかありますか?」
「う〜ん・・そうだなぁ。ウチは両親が忙しいからね。
あまり『クリスマス』っぽい事をした記憶がないかな・・。」
そう苦笑いを浮かべながら、頭を掻く。
実際両親は忙しく、今も海外で働いている。
記憶でもあまり両親とクリスマスを過ごした事はなく、成長するに
連れて、さらに家族で過ごすクリスマスというのはなかった気がする。
508:名無しさんだよもん
08/12/13 21:13:06 ygMBn7No0
「そういう草壁さんは、クリスマスの思い出とかある?」
「思い出ですか?色々ありますよ?ジングルベルの歌とか、トナカイさんとか。
ケーキや七面鳥、それにサンタさん。ホワイトクリスマスなんか、ロマンチックですよね。」
「な、何か凄い豪勢だね。」
「そうですか?」
七面鳥がクリスマスに並ぶ家って、本当にあるんだ。
海外だけかと思ってた・・。草壁さんの家って裕福なんだろうか・・
まさか、クリスチャン?
そんな想像を膨らませていると、草壁さんが俺の手を握ってきた。
「くっ、草壁さん!?」
「でも・・。今年は、貴明さんと一緒に過ごしたいです。
そう・・出来たら、雪が降ってくれないかな。」
草壁さんの頬が少し赤らんでいたのは、寒さのせいだけじゃないだろう。
目を細めながら呟き、そして俯いた草壁さんは、握っていた指を絡めてくる。
その指の動きに合わせて、俺も指を絡める。
手のひらの中で、草壁さんの指が驚いたように反応する。
前を向いたまま顔を赤くしている俺の顔を見ると、草壁さんはクスリと笑った。
「雪か〜・・。なら、照る照る坊主・・はダメだな。『降れ降れ坊主』を作ろうか。」
「それは良い考えです。けど、『降れ降れ』だと不安ですから・・。
『雪降れ坊主』ではどうでしょう?」
「そうだね。うん、そっちの方が効き目ありそうだね。」
「ええ。きっと、今年のクリスマスは、ホワイトクリスマスですよ。」
他の女の子になら「幼稚」とか言われそうな俺の発想に
草壁さんは満面の笑みで応えてくれる。こういう無邪気さも、草壁さんの
魅力なんだろうな・・。ホワイトクリスマスか・・。
草壁さんと一緒ならきっと、良い思い出になりそうだな。
509:名無しさんだよもん
08/12/13 21:13:51 ygMBn7No0
「・・(思い出・・)」そこでようやく気付く。
「クリスマス」+「彼女と二人きり」= の答えに。
「?どうしたんですか?貴明さん、顔が赤いですよ?」
「ん、うん。何でも、うん、何でもないんだ!ははっ、ははは・・」
草壁さんの問いかけに、明らかに同様した。
「熱でもあるんですか?」と顔を覗き込まれ、顔から変な汗まででる始末だ。
確かに草壁さんとは・・その、屋上で・・。
いやいや、違う。決してそういう事を期待している訳では・・!
いや、まぁ・・期待してない訳じゃないけど。
いや、そうじゃなくて!
自分への自問自答を繰り返す俺を見て、草壁さんの指が解かれる。
「貴明さん。」
「いや!違うんだ!俺は決してそんなやましい事を・・!」
自分の考えを打ち消す様に、草壁さんに両手の手のひらを向けて左右に振る。
俺も小牧の事は言えないな・・傍からみたら、まるっきり小動物だ。
そんな俺に向き直ると、草壁さんは一言だけ聞いた。
「あ、あの・・。貴明さん。今日、これから予定とか・・ありますか?」
「・・・・・・え?・・・・・」
510:草壁さんSS 2
08/12/13 21:17:29 ygMBn7No0
「あ、あの・・。貴明さん。今日、これから予定とか・・ありますか?」
「・・・・・え?・・・・・」
「・・遅いなぁ、草壁さん。」
部屋の時計は、5時を指している。
草壁さんと別れて1時間程経っていた。
「けど、まさか草壁さんが夕食を作ってくれるなんてなぁ。」
独り言を呟き、自然と笑みがこぼれてくる。
帰り道、なかなか切り出せなかった草壁さんの問い。
それは、俺の夕食の事だった。
「あの、もし今晩の夕食が決まっていない様でしたら。
私が・・貴明さんの家に夕食を作りに行っても、構いませんか?」
遠慮がちな、しかし決意のこもった表情。
その表情から、一体何を切り出されるのかと緊張していた俺は
見事に肩透かしを食らった様だった。
勿論、断る理由などなく、草壁さんの好意に甘える事にした。
そこで、「せめて買い物に付き合う」と俺は申し出た訳だが・・
「だっ、ダメです!貴明さんは、お家で待っていて下さい。
買い物を済ませたら、お家にお伺いしますので・・。」
511:草壁さんSS 2
08/12/13 21:19:43 ygMBn7No0
そう言って、草壁さんは丁寧なお辞儀をすると、商店街の方に駆けて行ってしまった。
そのあまりの素早さに呆気に取られていた俺は、草壁さんの言う通りに
家まで帰り、こうして待っている訳だ。
それにしても、そろそろ空腹が抑えられなくなってきたんだけど・・。
(ピンポーン)・・玄関のチャイムが鳴り響いた。
「お邪魔します・・。」
「いらっしゃい、草壁さん。とりあえず上がってよ。」
「あ、はい。」
草壁さんは控えめにドアを開けると、キョロキョロと中の様子を伺った。
といっても、家には俺一人しかいないんだけど。
制服は、草壁さんいわく「メイドさん」な服に着替えられている
手にはスーパーの袋とトートバッグ。
草壁さんは靴を揃え、玄関に上がる。・・いや、俺の靴まで揃えなくても。
「じゃあ、早速準備しますね。あ、貴明さんはリビングで
くつろいでいて下さい。」
「いいの?何か手伝おうか?」
「いえ、ゆっくりしてて下さい。キッチンも『絶対』覗かないこと、いいですね?」
「・・はい。」
「絶対」と語気を強めて、俺の提案は却下される。
草壁さんは両手に持っていたスーパーの袋と、トートバッグを床に降ろす。
スーパーの袋は買ってきた食材が入ってるんだろうけど・・
トートバッグには何が入ってるんだろ。
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