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50:名無しさんだよもん 08/01/27 00:39:09 Ak2aESsG0 約束の時間に、公園の噴水で待っていると、真琴が竹内さんを連れてやってきました。 芝生にビニールシートを敷いて、三人で、お昼を食べました。 うららかに晴れた秋の午後です。花壇にはコスモスがたくさん咲いていて、空には、 玉遊びの笑い声が響いていました。 真琴は、自分で作ったのだという、お弁当をくれました。小さなお弁当箱をあけると、 そぼろごはんに、たこさんウィンナー、ポテトサラダ、ブロッコリー、プチトマトなど、 いろいろ入っています。これが、なかなかおいしいのです。時々、お弁当の交換をしたり するので、手が抜けないのだ、と真琴は言いました。 別の小さなタッパーには、うさぎさんりんごを入れていました。 真琴は、買ってきた肉まんをかじりながら、大好きなマンガや、アニメや、TVゲーム なんかの、とりとめもない話を、身振り手振りで、愉快そうに話します。 竹内さんは、にこにこして頷きながら、真琴の話すのを聞いています。時々、真琴に ふたこと、みこと答えて、くすくすと笑っています。 竹内さんは、小夜子、といいます。真琴とは同期入社で、研修の時に仲良くなった、 と言いました。同じ支店に配属されたのが、とてもうれしそうでした。 と、ぴぴぴ、とポケベルが鳴りました。楽しくて、いつのまにかお昼休みはとうに過ぎ ていました。同僚が焦れているようです。苦笑いして、私が、帰る、というと、 「ほら、まこちゃん」 真琴は嫌がっていましたが、小夜子さんに一生懸命促されて、二人、並んで私の前に 立ちました。そうして、ちょっと居住まいを正して、 「お客様」 にっこり笑って、声をそろえて、 「本日はご来店いただき、まことにありがとうございました。またのご利用を、 お待ちしております」 そう言って、深々とお辞儀をしました。 赤くなった顔を上げて、真琴は、えへへ、と照れくさそうに笑いました。 そうして、私が公園を出るまで、手を振って見送ってくれました。
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