コードギアス 反逆のルルーシ ..
39:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 18:35:59 AgEloy+C
と思ったらデザートキタ
……急ぎすぎたかな?
40:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 18:37:01 Y57dNAkY
>>39
すまない……俺の……ミスだorz
41:全力支援者Y ◆7RZOliBygM
08/09/12 18:42:10 b6szO9dZ
という訳でトーマス卿、保管の際は>>36を>>33の後にお願いします
42:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 19:59:12 GoVpnXDb
こんばんわ…。
またへんな電波をキャッチしたので投下しますがよろしいでしょうか?
43:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:00:27 Y57dNAkY
>>42
どうぞ、支援がいるなら支援しますよ
44:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:03:51 GoVpnXDb
ありがとうございます。
5レス程度なのですが、よかったらよろしくお願いいたします。
45:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:04:29 Y57dNAkY
では、支援
46:あしっど・れいん ◆M21AkfQGck
08/09/12 20:06:23 GoVpnXDb
タイトル 勘違い その2
カップリング ライ×セシル
えーっと、とても壊れてますので、そういうものが気にならない方は、よかったらどうぞ。
なお、気になる方はスルーしてください。
突っ込みどころ満載です。
なお、投下は2分前後ごとに行う予定ですので、5分超えた場合は、トラブル発生と思っていただいて結構です。
47:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:06:38 Y57dNAkY
支援
48:あしっど・れいん ◆M21AkfQGck
08/09/12 20:08:25 GoVpnXDb
勘違い その2
セシルは眠そうな顔でぼーっとしていた。
昨晩、グランドマスターSという人物の「恋愛観察研究会」というサイトを、時間が経つのを忘れて読み
ふけってしまったため寝不足気味なのである。
読みふけった理由は簡単。
気になる人が、サイトの「危険な男の子達の関係」という項目に当てはまりそうな感じがして、何度も何
度も項目を確認していたためだ。
多分、間違いと思いたいが、普段の彼らの仲のよさを見ているとあながちハズレでもなさそうに思えてき
てしまうからとても怖い。
あーーーっ…駄目駄目っ…。
落ち着くのよ、落ち着くの…二人がそんな関係になってたら…。
恐ろしい考えが頭に浮かぶ。
あーーっ…あーーーっ…。
浮かんだ考えを一生懸命振り払う。
で…結局行き着いた結論は、彼が来てから遠まわしに確認するという事だった。
ちなみに、そんなセシルを、ロイドはまたかといった感じで受け止めていたのでした。
49:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:08:55 Y57dNAkY
支援
50:あしっど・れいん ◆M21AkfQGck
08/09/12 20:10:09 GoVpnXDb
その日の夕方…。
「こんにちわ」
いつものように挨拶をして入室してくるライ。
「あ、こんにちわ、ライくん」
セシルがニコニコと対応する。
「えーっと、今日は何の実験でしたっけ?シュミレーションならパイロットスーツに着替えてきますけど…」
「あ…その前に聞きたい事あるんだけどいいかしら?」
「ええ、かまいませんよ。僕にわかる事なら…」
そこまで言って、ライはセシルの雰囲気が変わっている事に気が付いた。
なにか鬼気迫るものが感じられる。
「な、なんでも…聞いて下さい…」
なんとか最後まで言えた…。
「ありかとうね、ライくん」
そこで一呼吸を入れると、真正面からライを見つめる。
「ライくん…私達…お互い好きあって付き合っているわよね?」
「はい。もちろんです」
ライが赤面しながらも即答する。
51:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:10:47 Y57dNAkY
支援
52:あしっど・れいん ◆M21AkfQGck
08/09/12 20:12:13 GoVpnXDb
「じゃあさ、隠し事ナシで答えてね、いい?」
「も、もちろんです」
その返事に満足したのか、セシルは質問を始めた。
「あのね、ライくんにとってスザク君ってどういう存在なのかしら?」
(しまったーっ…ストレートすぎたかしら…)
セシルは、一瞬ドキリとするものの、ライは気にした様子もなく答える。
「そうですね…。大切なやつかなぁ…。」
(え…大切なやつって…。大切なのは私じゃないの?)
不安になるセシルをよそにライの言葉は続く。
「彼がいたから、僕はいままでやってこれたんだと思います。
だから、僕には彼が必要なんだって思ってます。
スザク的にはどうだかわかんないですけどね」
(えっ…必要って…私もまだ言われた事ないのに…)
ますます深みにはまっていくセシル。
しかし、まだライはそんなセシルの変化に気づかない。
53:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:12:37 pLRWjkON
支援
54:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:12:45 Y57dNAkY
支援
55:あしっど・れいん ◆M21AkfQGck
08/09/12 20:14:16 GoVpnXDb
「それに、このままスザクと二人でがんばっていけば、いつかは未来が開けるんじゃないかと考えてますよ」
(そんな…二人でって…私はっ?私じゃ駄目なの?)
そこまで言い切ってしまったから、ライはセシルの変化に気が付いた。
なにやら嫌な感じのオーラが吹き出ているように感じられる。
「あ、あのぉ…セシルさん?」
恐る恐るライがセシルに声をかける。
(ふふふ…これで諦めちゃ駄目よ、セシル。
彼が道を誤ったのなら、私がきちんと誤りを指摘して元に戻さないと…。
これも愛なのよ…。がんばれ…私っ…)
そんなライの問いかけに反応し、座った目でセシルがライを見る。
「あ…」
まるで蛇に睨まれた蛙のように動けなくなるライ。
口だけがパクパクと動いているのがいとあわれ…。
「ロイドさん…これからちょっとライくんと出かけてきますね」
きりきりという効果音が聞こえそうな動きでロイドを見るセシル。
「うっ…ど、どうぞぉ…」
ロイドも睨まれた蛙のように動きが止まる。
56:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:14:23 Y57dNAkY
支援
57:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:14:33 pLRWjkON
支援
58:あしっど・れいん ◆M21AkfQGck
08/09/12 20:16:15 GoVpnXDb
「うふふふ…」
がしっとライの手首を捕まえるとセシルは、ライに微笑む。
とても殺気だった笑顔で…。
「ライくんに女のよさをうんと教えてあげるからね」
「え…?!」
答えるまもなく、セシルに信じられない力で引きずられていくライ。
「ライくん…がんばってぇ〜」
ロイドの哀れみの声援が響く。
そして二人は、夜の街へと消えていった。
ちーーーん…。
ライの冥福を祈ります。(え?!
59:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:16:42 pLRWjkON
支援
60:あしっど・れいん ◆M21AkfQGck
08/09/12 20:19:07 GoVpnXDb
以上です。
支援ありがとうございました。
最近、へんな電波うけすぎですね。
ああ…疲れているのかしらん。
なお、1レス目…へんな風に切れてしまってますが、つなげておいてもらえますか、トーマス様。
本当にすみません。
メモ帳だと違和感なかったんだけどなぁ…。
61:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:22:15 pLRWjkON
お疲れでした〜
セシルさんの勘違いぶりとライの天然ぶりが相乗効果で
いい感じでした。
又の投下をたのしみにしてます。
62:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:25:02 Y57dNAkY
>>60
あしっど・れいん卿、GJでした!
グランドマスターS……やっぱりあの人だよね
ラストの引きは、またあっちなかんじかw
貴公の次の投下を全力を挙げてお待ちしております!
63:保管者トーマス ◆HERMA.XREY
08/09/12 20:29:40 o5JbNT17
>>41 修正して保管しました。
>>60 不自然と思われる改行を修正しました。一応ご確認願います。
64:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:33:37 Y57dNAkY
>>63
確認しました
>>28が抜けてましたので修正をお願いしました
65:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:36:28 GoVpnXDb
>>63
確認しました。
えーと、最初の部分をこういう風につなげておいてもらえますか?
昨晩、グランドマスターSという人物の「恋愛観察研究会」というサイトを、時間が経つのを忘れて読みふけってしまったため寝不足気味なのである。
読みふけった理由は簡単。
気になる人が、サイトの「危険な男の子達の関係」という項目に当てはまりそうな感じがして、何度も何度も項目を確認していたためだ。
多分、間違いと思いたいが、普段の彼らの仲のよさを見ているとあながちハズレでもなさそうに思えてきてしまうからとても怖い。
66:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:41:25 AgEloy+C
>>60
GGGJ!!
ご冥福?
何を言っている?
これはハッピーエンドではないか
ライは好意的な気持ちはストレートに伝える人だと思う
セシルさんの必死さが素敵です
少しずつだが確実にライセシが増えてるのが感激の極み
私も出来れば今日中にライセシ投下する予定です
その時は支援お願いしますね
67:保管者トーマス ◆HERMA.XREY
08/09/12 20:43:55 o5JbNT17
>>64 >>65 仰せのままに……。修正完了致しました。
68:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:47:16 Y57dNAkY
確認しました……今度は>>32が抜けていました
重ね重ね申し訳ありませんが修正お願いできますか?
69:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:50:50 GoVpnXDb
>>67
ありがとうございました。
無理言ってすみません。
>>66
おおー、本命の登場ですね。
期待してお待ちしております。
でも、ヘタってたら御免なさい。
>>35
感想遅れすみません。
いやぁ、投下前のチェックしてたら、もう投下されていたとは…。
さすがです。
今回も面白く読ませていただきました。
というか…ライ…同情しちゃうよ。
でも、ソースをかける程度で済んでよかったね。
では、全力さんっ、次回作も期待して待ってますっ。
GJでしたっ。
70:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:52:41 c69n+N05
新参です
ここって自作小説のせるとこなんですか?
71:保管者トーマス ◆HERMA.XREY
08/09/12 20:53:03 o5JbNT17
今度こそ大丈夫かな…システムの不具合というか機能不足です。
全力支援者Y卿、大変言い難いのですが、IDが交互に変わるような投下は今しばらく控えていただけないでしょうか?
72:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:58:57 Y57dNAkY
>>71
確認しました
度々すいませんでしたm(__)m
……規制回避の為の画期的な方法だと思ったんですが、失敗でしたかorz
お身体に気を付けて頑張ってくださいね
73:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 20:59:00 GoVpnXDb
>>70
PS2/PSPソフト「コードギアス反逆のルルーシュ LOST COLORS」SS投稿スレですよ。
詳しくは1から3レスまでを読んだらいいよ。
そこで説明されているから。
それとsage進行でお願いしますね。
74:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:00:42 rXniwACC
>>70
言っている意味がよく分からないんだけど……自作小説がオリジナルという意味ならノー。
ここは名前通りのロスカラ二次SSスレ。ロスカラ主人公のライを愛でたりいじめたりして皆で楽しむスレですよ?
75:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:01:45 c69n+N05
すいません;
まだ新参なもので
あのぉ…sageってどうするんですか?
76:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:02:33 pLRWjkON
>>74
いじめられてるのはルルーシュかもw
77:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:03:08 Y57dNAkY
>>75
メール欄に半角でsageと入力するんです
最初は誰でも初めてですから落ち着いていきましょう
78:保管者トーマス ◆HERMA.XREY
08/09/12 21:03:43 o5JbNT17
>>72 いや、規制回避という点で考えれば失敗とは言えないと思います。
現在、トリップで検索する機能を開発中ですので、それまではすいませんが宜しくお願いいたします。
念のため言っておきますが、日を跨ぐ(1回だけ切り替わる)程度なら全然OKです。
79:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:04:09 rXniwACC
>>75
E-mail(省略可)という欄がありますよね? そこに半角で「sage」と入力すると出来ますよ。
80:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:05:01 GoVpnXDb
>>75
E-mailのところに小文字で「sage」って入れること。
それで書き込んでもスレッドが上がらないので、sage進行です。
81:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:05:15 c69n+N05
ありがとうごさいます
82:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:06:18 GoVpnXDb
>>80
しまった…半角だった…。
がっくし…。
なんで小文字って書いたんだ…私は…。
83:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:06:23 rXniwACC
>>76
ですよねーw
というか、>>77さんがもう言ってくれてるし……なんか、ごめんね。
新人さんも来てくれたことだし、投下してもいいですかね?
84:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:07:09 GoVpnXDb
はい。支援します。
85:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:09:26 pLRWjkON
調子が戻ってきたな。週末だからかな?支援
86:千葉はライの嫁
08/09/12 21:11:00 rXniwACC
では投下しますが、なんだか今週のR2で千葉さんが取り返しのつかない事になりそうなので、
「もう笑うしかねぇよ」という気分で書いた奴です。最近こんなのばっかだな……
以下、注意書き
・ギャグマンガ日和って面白いよね。
・ギャグマンガなだけにみんな頭おかしいよね。
・つまりこれはそういう内容ってことなんだ。
・それが苦手な人はスルーして欲しいな。
では、投下します。
87:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:11:35 Y57dNAkY
支援
88:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:12:44 GoVpnXDb
支援www
89:ギャグギアス日和
08/09/12 21:13:15 rXniwACC
「ごつごうせかいそうぞうき・あーかーしゃのつるぎ」
中学生が居眠りしながら書いたノートの文字みたいなきったない筆跡で書かれたメッセージカードと共に、
そのおもちゃみたいな剣は宙に浮いていた。
そのおもちゃみたいな剣から少し距離のある場所に、ルルーシュ、スザク、シュナイゼルは並んで佇んでいる。
「……なんという胡散臭さだ」
やるせない表情をしたルルーシュの嘆息交じりの言葉。
紙の文字の周りには凄さを強調する為か、黄色いマジックでギザギザの枠が描かれていた。
「むしろ安っぽく見えるぞ。こんなもので、本当に世界を意のままに出来るのか?」
「でも手元の取説には、そう書いてあるけど」
言いつつ、スザクは改めて手にしている(これまた安っぽいざら紙の)取説に目を落とす。
『おまえら、満足か? こんな世界で……俺は嫌だね。そんなことを思っているそこのあなたに朗報です!
このご都合世界創造機・アーカーシャの剣さえあれば、なにもかもがそう、あなたの思いのままに!
気が付いたら十二人の超可愛くて兄LAVEの妹がいる世界? 創れます!
こいつむかつくなぁ、とか思うやつの体に黒い線が見える眼? 無問題!
草むらを歩けばポケットサイズのモンスターが出てくる? 楽勝、余裕っすよ!
便利な道具をくれる青狸? ……それはちょっと、ほら、ねぇ? 流石にアレは、ねーよ。
とにかく、ずっと大事に初めてを守り続けてるのにちっとも魔法が使えないそこのあなた!
是非、アーカーシャの剣をお試しください。きっと夢のような日々があなたに訪れるでしょう。
※なお、一回限りしかご利用になれません。ご了承ください』
90:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:13:35 GoVpnXDb
支援
91:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:13:37 pLRWjkON
支援
92:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:14:37 pLRWjkON
支援
93:ギャグギアス日和
08/09/12 21:16:50 rXniwACC
「これは随分、都合のいい剣だね。おや? 剣の名前がちゃんと漢字になってるね」
「これを都合がいいで済ませるのか!? そもそもなぜ取説があるんだ!!」
「あ、LOVEの綴り間違ってる。馬鹿だなぁ、これじゃあ(゚∀゚)ラヴィ!! だよ」
「お馬鹿さぁん、はお前だスザク! 乳酸菌とってるぅ? だいたいネタが古すぎるわ! 何年前だそれは! 顔文字使ってるし!」
「ああ、ごめんごめん。これならレイヴだね」
「あれは終盤の展開がって違う! しかも人に何感想言わせて……ん? シュナイゼルはどこに……」
隣でアホなことばかり言うスザクにぜぇぜぇ言いながらツッコミを入れているルルーシュが見ると、
「あ、ヤベ」
一昔前の泥棒のように緑の布で頭を覆い、それを鼻の下で結んでいるシュナイゼルが、
こそこそとアーカーシャの剣に近づいていた。
「シュナアァァァイゼル! 何をしてるか貴様!」
「いらないんだろう? なら、兄さんが貰うからさ!」
「誰もいらないとは言っていないってはやぁ!? 速すぎて足が@になってるじゃないか!? 非常識な!!」
「忍●みたいだね」
ある意味伏字になってない。
「なに落ち着いてるんだスザク! このままじゃあの剣パクられるんだぞ?
なんとかしろこの体力馬鹿!」
「それが人にものを頼む態度か? 許しを請えよ」
「ほあぁ!? ご、ごめんなさい……!」
「はっはっは! 愚弟とそのホモダチ、安心するといい。私が創る世界は萌えに満ちた、平和なものになるだろう!
そうだ、枢木卿の実家も名前を変えて鷲宮にしよう。そうすれば君の腐った性根も」
「スザキィィィーーック!!」
「ケツがアッーーーーー!」
回転により速度と威力を増したスザクの回し蹴りが、シュナイゼルの尻にスマッシュヒット。
「な、なんで尻に……」
「僕はらき☆嫌いなんだよ!」
「わけわからんわ! というかそれ隠せてないから! 怒られるから! 色々な人に怒られるから!! 主に南とかサウスとか!!!」
シュナイゼルはお尻だけを妙に高々と掲げた格好で、盛大に地面にキスしていた。
どうでもいいが、女がやればエロティックなこのポーズ、男だと間抜け以外の何物でもなかった。
94:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:17:27 Y57dNAkY
支援
95:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:17:38 GoVpnXDb
支援
96:ギャグギアス日和
08/09/12 21:19:48 rXniwACC
「なにをするんだいまったく。いいかい、ウザク、ルルーシュ。
私は皇族だよ? その高貴な私の尻に蹴りを入れるなんて、どういう神経してるんだい?」
復活したシュナイゼルが、ぷんぷんと怒り心頭な様子で説教をしている。
ルルーシュとスザクは何故か正座だ。
「もとはと言えばその高貴な貴様が汚い手を……」
口を挟もうとするルルーシュを封じ、シュナイゼルは言い放つ。
「慣れている私だから良かったものの。無闇に人を傷つけるのは愚かな行為だよ」
「いや、だから先にお前が……ん? 慣れてる?」
「というかさっき僕、ナチュラルに馬鹿にされなかった?」
「私達が争っていても仕方ないだろう。先程死んだように眠った……いや、眠るように死んだ?
とにかくそんな感じだったライ君の最期の言葉を思い出しなさい」
『誰も死なせずに済んだ……各女の子とのエンドも個別CG付きだ……これでファンの期待にも応えた。
ならこのまま、イロモノキャラと化すよりは、母と妹の元に……ガクリ』
結局、三人同時に剣に触れるということで落ち着いた。
「無論私もそのつもりだったよ」
「随分と面の皮が厚いですね兄上……」
涼しい顔をしているシュナイゼルに、頬をひくつかせながらルルーシュが言う。
だが一先ず怒りを抑え、ルルーシュ達は横一列に並んだ。
「このまま真っ直ぐ、同じペースで歩いて行こうよ」
「なるほど、それなら平等だ。ところでスザク、その剣はどこから出したんだ?」
「え? 何が?」
「君もとぼけた顔して中々だね枢木卿。その剣を持っていると、手を伸ばしたら倍は君のリーチが長くなるじゃないかこの卑怯者。
あ、だからって先っちょこっち向けないでくれるかな。ちょ、痛っ! 尖ってるから! 刺さってるから! うわ、血ぃでてる!?」
☆シュナ兄様止血中につき暫くお待ちください☆
97:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:20:14 Y57dNAkY
支援
98:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:20:37 pLRWjkON
しくじった支援
99:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:20:38 GoVpnXDb
支援
100:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:22:39 Y57dNAkY
全力という名の支援
101:ギャグギアス日和
08/09/12 21:24:30 rXniwACC
凄くない? 僕頑張りすぎじゃない? そのせいか、最近意識が無くなる時があるんだ。過労かな……労災認めてもらえるかな』
「まったく、しょうがないな。ではもう潔く競争と行こうじゃないか。それなら恨みっこなしだろう?」
「僕は構いませんよ」
「待て、人間凶器のお前と俺とではあまりに速力の差が大きすぎるだろう」
「ああ、そういえばルルーシュは、会長にもかけっこで負けてたっけ。しかも会長ドレスだったのに」
「へぇ、ルルーシュはドレスを着た女の子より足が遅いのか! ……まさに「速さが足りない」ってわけだ。ププッ」
(殺せたらいいのに……! 憎しみで人を殺せたらいいのに……!!)
「とは言え、私も枢木卿と競うなんて無理だからね。ここはハンデを付けようじゃないか。
私とルルーシュはここ、枢木卿は……あの辺りでいいかな?」
「分かりました」
絶対に負けない自信があるのだろう。シュナイゼルの言葉に素直に頷くと、スザクは背を向け歩き出す。
それを見送りながら、いよいよ迫った決戦にルルーシュはゆっくりと呼吸をし、気を落ち着けようとする。
「あ、ルルーシュ。靴紐解けてるよ?」
「なに?」
「嘘だよバァーカ! ウケケケケ」
「シュナイゼルゥゥゥウ!!」
ルルーシュの絶叫を無視し、全力でダッシュするシュナイゼル。
102:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:24:59 Y57dNAkY
へーたーこーいーたーorz でも支援
103:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:25:29 pLRWjkON
支援
104:ギャグギアス日和
08/09/12 21:25:41 rXniwACC
ごめん、失敗しちゃった。こっちをよんでね♪
「まったく、ここまで来てこんなことで揉めるなんて。呆れたよ君たちには。自分のことしか考えない者なんて最低だよ?
今ここにい亡いライ君が三日前に言ったことを思い出しなさい」
『ルルーシュもシュナイゼルもさ、フレイヤ使う場所考えようよ。防ぐ身にもなれよ。まぁ、言っても無駄と悟ったけど。
カレンもスザクも無双しちゃうし……僕独りなのにテンさんもヴァルキュリエ隊もモニカもドロテアさんもワンさんも助けたんだよ?
凄くない? 僕頑張りすぎじゃない? そのせいか、最近意識が無くなる時があるんだ。過労かな……労災認めてもらえるかな』
「まったく、しょうがないな。ではもう潔く競争と行こうじゃないか。それなら恨みっこなしだろう?」
「僕は構いませんよ」
「待て、人間凶器のお前と俺とではあまりに速力の差が大きすぎるだろう」
「ああ、そういえばルルーシュは、会長にもかけっこで負けてたっけ。しかも会長ドレスだったのに」
「へぇ、ルルーシュはドレスを着た女の子より足が遅いのか! ……まさに「速さが足りない」ってわけだ。ププッ」
(殺せたらいいのに……! 憎しみで人を殺せたらいいのに……!!)
「とは言え、私も枢木卿と競うなんて無理だからね。ここはハンデを付けようじゃないか。
私とルルーシュはここ、枢木卿は……あの辺りでいいかな?」
「分かりました」
絶対に負けない自信があるのだろう。シュナイゼルの言葉に素直に頷くと、スザクは背を向け歩き出す。
それを見送りながら、いよいよ迫った決戦にルルーシュはゆっくりと呼吸をし、気を落ち着けようとする。
「あ、ルルーシュ。靴紐解けてるよ?」
「なに?」
「嘘だよバァーカ! ウケケケケ」
「シュナイゼルゥゥゥウ!!」
ルルーシュの絶叫を無視し、全力でダッシュするシュナイゼル。
105:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:27:04 pLRWjkON
何か皆調子わるいな支援
106:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:27:09 GoVpnXDb
支援
107:ギャグギアス日和
08/09/12 21:29:22 rXniwACC
「貴様一度ならず二度までもぉ! というか俺の靴には紐ついてないわ!!」
「誇りとか矜持とかないのかあなたには!!」
「うるせー黙れクソども!! 一番乗りは私なんだよボケ! 誇りなんてそこらの狗に食わせたわクケケケェ!!」
「スザァァク! なんとかしろ!!」
「なんとかしたいけど、この距離じゃ微妙に届かない……そうだルルーシュ、ゼロの仮面被って!」
「仮面だと? 一体どうするんだ?」
「いいから被れよこのロリコン!!」
「俺はシスコンだ! えぇいクソ……被ったぞ。これでいいのか?」
どこからか仮面を取りだし被ったルルーシュを確認すると、スザクは渾身の力をこめ、床を踏み割るほどに強く踏み込み。
「飛んでけぇ!」
「あべし!?」
お約束の悲鳴と共に、ロケットのように蹴り飛ばされるルルーシュ(頭はゼロ)。
そのスピードは脅威的で、先を駆けるシュナイゼルにあっという間に追い付いたかと思うと、
「ケツがアッーーーーー!」
狙いすましたように、シュナイゼルの尻に命中した。勿論、ゼロの尖ってる部分がバッチリ穴に刺さったのは言うまでもない。
「まったく、君たちいい加減にしたまえよ? 人の痛みを知るべきだ。
過労で真っ白に燃え尽きたライ君がまだ元気があった中盤に言っていたことを思い出しなさい」
『井上さん(と名前忘れた幹部の人)とダールトンさん、元気になったって。え? 死んだはずだろって?
ああ、僕が助けたんだよ。君がスザクと遊んでいる間にね。それと、仙波さんの意識が戻ったって卜部さんが言ってたよ。
それはそれとして、ルルーシュちょっとそこに座れ。君さぁ、ロロなんとかしてよ。危うくシャーリー殺しかけてたよ?
何で君たち兄弟は大事なことが絡むと馬鹿になるとこばかり似てるんだ。ナベア●か? ナベア●なのか? コラ待て、まだ話は終わってない!!』
結局、スザクは離れた所からスタート。よーい、ドン! はルルーシュが言う。
というルールでもう一度やることになった。
108:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:29:45 Y57dNAkY
打ち切りSS、KMFマスターライの電波が! 支援
109:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:29:46 pLRWjkON
支援
110:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:30:21 GoVpnXDb
>>105
そうだねぇ…。こういう事はめずらしいね。
支援
111:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:33:12 Ufksg4Hk
支援
前スレもうDAt落ちかよ!?早すぎる…確認したいこととかあったのに…
112:ギャグギアス日和
08/09/12 21:33:59 rXniwACC
「じゃあ、準備はいいか」
「いつでもいいよ」
「早くしなさい寝とられのルルーシュ」
「変なあだ名付けるな! だいたいC.C.もカレンも神楽耶もシャーリーもその他諸々も俺がライに譲っただけなんだから! 勘違いするなよ!?」
「わかったからさっさとしろ」
スザクの冷え切った視線を受けてびくりとなりつつ、ルルーシュは(仮面被ったまま)クラウチングスタートの構えを取る。
「そ、それでは、位置につい」
「よドン!!」
「「よドン!?」
勝手に合図し勝手に走り出すシュナイゼル。こやつめ、やりおったわ!(CV.若本)
「シュナてめぇ! よドンってなんだよよドンって!」
「省略したんだよボケェ!! キェキェキェキェキェキェキェ!!」
ただただ純粋に「腹立つ」嗤い声を上げるシュナイゼル。
その瞬間、ルルーシュの怒りが頂点に達した。
「こ、この……!! 大概にしておけよ只人めがぁ!!!!」
獣の如き獰猛な殺気を纏うと共に、ルルーシュの肉体がまたたくまに膨張していく!
そして生まれる超・戦・士!! ピチピチになった黒いスーツによってますます強調される肉・体・美!!!
彼こそ泣く子ももっと泣く恐怖そのもの、魔王・ゼロ!!
「げげぇー!? 悪夢版は卑怯だろうがこの筋肉バカ! マッスルバカ! とにかくバカァ!!」
「やかましい! 結果は全てに優先するのだよ!!」
「結果が全て、か。ならば僕も……蒸着!」
「むぅ!?」
スザクの声に応えるように、光の粒子が彼の姿を覆い隠す。
光が消えた、そこにいたのは……白き鎧を纏った最強の騎士!!
113:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:34:28 pLRWjkON
支援
114:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:34:47 GoVpnXDb
支援
115:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:34:56 Y57dNAkY
>>111 保管庫に行きなよ 支援
116:ギャグギアス日和
08/09/12 21:38:19 rXniwACC
「ランスロット仮面、推ぃぃぃぃぃ参!!」
「( Д ) ゜ ゜」
皆のヒーロー、ランスロット仮面その人だった!
「ふざけんなよウザクお前、元から化け物みたいなのに何やる気だしてんだよ!! ってかギャ●ンって古いんだよ幾つだコラァ!!」
「作者の趣味さ、許しは請わないよ!!」
「つーかシュナてめぇ何気にはえぇよ!! 何で互角なんだよほんとに只人かお前!?」
「卑怯者には負けられない!!」
「貴様が言うなよドチクショーー!!」
「「「うおおおぉぉぉぉぉぉーーーー!!!!!」」」
人外の速度で走る、キチガイ三人。
彼等が、アーカーシャの剣の目前で目にしたのは。
「「「ライ!!!!????」」」
それは幽霊だったのか、それとも幻だったのか。
或いは、誰よりも「世界」を愛していたかもしれない彼は、黄昏の空に溶けていった。
『え? 僕の望みは何か、だって?
んー、そうだなぁ。別に、大したことじゃないんだけどね。
親しい友人達がいて、隣には、好きな人がいてくれて、僕と一緒に歩んでくれる。
それが望み、というか夢かなぁ。うーん、我ながら平凡だな。でもね、こんな当たり前のことが、きっと、
最高の幸せだと僕は思うんだ。なんて、あはは。ちょっとくさかったかな?』
117:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:38:55 GoVpnXDb
支援
118:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:39:04 pLRWjkON
支援
119:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:40:06 /lgqn35J
委員長の声はミサトさんでOK?
120:千葉はライの嫁
08/09/12 21:43:02 rXniwACC
若いってなんだ?
躊躇わないことさ!
バカバカしい内容でごめんね。顔文字とか使っちゃってごめんね。
さりげなくライが鬼籍に入っちゃってるし。でもこの中ではライが一番勝ち組だから許してソーリー。
というか今気付いたけど、新人さんが来たから投下するような内容じゃないですね。
まぁ、こんなこともあるさ。ではまた。
バイバーイ!
121:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:43:38 pLRWjkON
支援
122:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:47:47 pLRWjkON
乙でした〜
シュナイゼルがいい味出していてよかったです。
次回の投下をおまちしております。
123:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:48:46 Y57dNAkY
>>120
ライは千葉……
違った、千葉はライの嫁卿、GJでした!
皆大好きだろう、ギャグが!
なんか今日投下されたのギャグ的なやつばっかなんですけど!?
めちゃくちゃギャグマンガ日和だ……あれ? オチは?
この見事なコラボレーション、最高にハイってやつだぜ!
貴公の次の投下が何であろうとも、全力を挙げてお待ちしております!
124:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 21:48:57 hgFQiQOY
>120
乙でした。ライ・・・苦労したんだろうなあ・・・!涙なしには。
3馬鹿の無茶っぷりが楽しかったです。
そうだね!ゼロの仮面(特にR2版)は刺さるときっと痛いよね!
107で説教しているライに和みました。
残りのふたりは口尖らして横向いて聞いてたに違いないw
楽しかったです!またの投下を心より。お待ちしております。
125:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:06:06 I8YevmIh
22:15に投下します。前書き、本文、あとがき合わせて8レス分です。
126:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:06:36 AgEloy+C
投下しちゃうよ
かまわない?
127:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:07:36 AgEloy+C
あ、かぶった
>>125
どうぞどうぞ
128:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:07:56 pLRWjkON
どっちが先ですか?
129:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:12:24 o5JbNT17
早い者勝ちで125氏に一票。
130:125
08/09/12 22:12:33 I8YevmIh
>>126
先に投下していいですか?
131:余暇 ◆kkvclxzIds
08/09/12 22:19:24 I8YevmIh
少し遅れましたが投下します。
作者:余暇
タイトル:愛しの姫君とキスの味
カップリング:ライ×ユーフェミア
(設定)
・特派編スザクEND後
・ライがユフィの騎士で恋人になってます。
(注意)
・甘いです。
・コーネリアファンの方、ごめんなさい。
本文は6レス分です。
132:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:20:03 Y57dNAkY
もういっそ同時に投下するとか……冗談です
支援
133:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:20:12 pLRWjkON
投下はどうするんですか?
126さんが譲っているので125さんが投下するのがいいんじゃないですか?
134:余暇 ◆kkvclxzIds
08/09/12 22:21:29 I8YevmIh
『愛しの姫君とキスの味』
政庁にある庭園。僕はそこで、わが主であり恋人でもある、ユフィと待ち合わせをしていた。
「遅いな、どうしたんだろう?」
特区のことで、何か用事だろうか。でもそれなら、専任騎士である僕も同行させるはず。他の用事だろうか。
その時、携帯電話が鳴った。ユフィからだ。
「もしもし、何かあったの?」
『あっ、ライさん?すみません、エニアグラム卿がお見えになって、少し話し込んでしまったものですから。』
「ノネットさんがこっちに?」
『ええ、特区日本の視察とかで。会いたがっておられましたよ。』
「そうか、また挨拶しに行かないとな。」
『では、すぐにそちらに向かいますので、もう少し待ってて下さいね。』
そう言うと、彼女は電話を切った。
(ユフィとは特区成立後に恋人同士になったわけだが、このことはノネットさんには伝えていない。
案外知っていたりして。きっとからかわれるんだろうな。)
そう思い、僕は苦笑した。そのうち、温かい日差しに照らされて眠気に襲われた僕は、ついベンチに座ったままウトウトし始めた。
135:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:21:58 Y57dNAkY
支援
136:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:22:06 pLRWjkON
スイマセンでした。支援
137:余暇 ◆kkvclxzIds
08/09/12 22:24:56 I8YevmIh
「む……?」
僕は口を塞がれると同時に唇に甘い湿り気を感じ、目を覚ました。
「ライさん、寝ちゃうなんて酷いです。」
「……殿下?」
目を開けると、目の前にはふくれっ面をしたユフィがいた。
「あ、また殿下って呼びましたね?二人っきりの時は名前で呼ぶって決めましたのに。」
「ああ、ごめん。寝ぼけててつい。ところで、今僕に何かした?口に違和感を覚えたというか……。」
すると彼女は、頬を赤らめつつ言った。
「目覚めのキス、です。」
「キ、キス?」
「はい。お姫様が王子様のキスで長い眠りから覚めるという童話があるのをご存知ですか?それを再現してみたのですが、
効果抜群でしたね。お姫様と王子様の立場は逆ですけど。」
そう言って、ユフィはクスクス笑う。本当に大胆な人だ。特区が成立してからも時々租界へお忍びで出かけ、そのたびに僕も巻き込まれて、
後でコーネリア殿下にカミナリを落とされている。それだけならいい。突然学園にお忍びでやってきて、みんなの目の前で僕に抱きついて
きたときには肝を冷やした。その時は変装していたから、スザク以外には正体がばれずに済んだのだが、これがいけなかった。
僕が皇女殿下の騎士であることは周知の事実。その僕が他の女性と抱き合ったと大変なことになったのだ。
結局ミレイさんにだけ正体を明かし、その場は収めてもらったが、寿命が縮む思いだった。なのに彼女は、
「みんなの反応、面白かったですね。」
ときた。そういうわけで、僕は彼女に振り回されつつ、毎日を送っていた。
138:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:25:20 Y57dNAkY
支援
139:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:26:16 pLRWjkON
支援
140:余暇 ◆kkvclxzIds
08/09/12 22:27:17 I8YevmIh
「今日もいい天気ですね。」
空を眺めながら、ユフィがつぶやいた。
「このエリア11が、日本が平和な世界になって、本当に良かったです。」
「そうだな。これも、ユフィが特区日本を宣言してくれたおかげだ。本当にありがとう。」
「いいえ、私一人の力ではありません。あなたがいつもそばにいて、私を支えて下さったからです。
あなたがいるから、私は勇気を持って前に進めるのです。お礼を言いたいのは私の方です。」
「君を支えたのは僕だけじゃないよ。スザクやコーネリア殿下、たくさんの人たちが支えてくれたから、ここまで来られたんだ。
僕たちはこの世界を、未来へと受け継いでいかなくちゃ。それが支えてくれる人たちへの恩返しになるから。」
「ええ、頑張りましょう!」
僕たちは頷き合った。
「ところで……。」
不意に、ユフィがいたずらっぽい笑みを浮かべた。何か嫌な予感が。
「今から租界へ出かけませんか?もちろんお忍びで。」
やっぱりそうか。僕はため息をついた。
「ダメだって。またコーネリア殿下に叱られるよ。」
「大丈夫ですよ、お姉様は私にはそれほどきつい口調にはなりませんので、私は耐えられます。」
「いや、僕が耐えられない。毎日叱られてばかりだと、その場面が夢に出てきてうなされるんだ。夢の中でまで叱られたくない。」
「うふふ。夢の中にもお姉様が出てくるということは、実はライさんは、お姉様のことが好きなのでは?
『叱られるのもまた快感!』という方も、世の中にはいらっしゃるようですし。」
どこでそんなことを覚えたんだ。悪いがそういう趣味は僕にはない。
141:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:28:09 Y57dNAkY
支援
142:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:28:10 pLRWjkON
支援
143:余暇 ◆kkvclxzIds
08/09/12 22:30:34 I8YevmIh
「とにかく、今日は租界に出たらダメ。わかった?」
「むう、それでは待ち合わせ中に寝てしまわれたライさんへの罰ゲームができません。」
僕がコーネリア殿下に叱られるのが罰ゲームなのか?冗談じゃない。
「と、とりあえずもう少し違った罰ゲームにしてくれないか?精神衛生上、良くない。」
「そうですか、でしたら……。」
ユフィは考えた後、こう言った。
「キスして下さい。」
「えっ、キス?」
「はい。それも、私が合格点を出すまで。」
合格点って。それって、君がいいと言うまでキスを続けろと?
「いや、あの……。何度もキスをするのは恥ずかしいんだけど。」
「だって、ライさんはいつもそうやって恥ずかしがって、私にあまりキスをして下さらないではありませんか。
だからキスをするのは、いつも私の方から。それって、不公平だと思いませんか?」
不公平とか、そういう問題なんだろうか。
「それだけではありません。ライさんからもキスしていただかないと、何だか一方通行の愛に思えてしまうのです。
もっと、私に愛情表現を見せて下さい。さりげないものではなく、もっとストレートで情熱的なものを。
でないと私、時々不安になるのです。あなたに愛されているという自信が持てなくなるのです。
ただのわがままな女だと思われているような気がして、怖くなるのです。」
ユフィの声が、だんだん小さくなっていく。その時僕は、自分の愚かさを知った。
自分がキスを恥ずかしがって敬遠しているせいで、彼女を不安にさせていた。それではいくら彼女の
身の安全を守っても、精神的に支えても、彼女の不安は取り除けない。彼女が欲しかったのは、それだけではなかったから。
「ユフィ。」
ユフィの不安を取り除いてあげたくて、僕は彼女を抱き寄せた。二人は視線をそらさず、じっと見つめ合った。
144:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:31:29 pLRWjkON
支援
145:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:31:55 rXniwACC
支援支援支援
146:余暇 ◆kkvclxzIds
08/09/12 22:34:16 I8YevmIh
「ごめん、ユフィ。君のことを何もわかってなかった。恥ずかしいという理由だけで逃げて、君の本当の気持ちを理解しようとしなかった。
自分も本当は君のことが大好きで、お互いの気持ちを確かめ合いたかったのに。」
「ではこれからは逃げないで、もっと私を見て下さい。私も一緒ですから、恥ずかしがる必要なんかありませんよ。だから……。」
ユフィはその細く柔らかい指で僕の顔の輪郭をなぞり、最後に僕の唇に触れた。
「もっと恋人らしいこと、私にして下さいね。」
「わかったよ、ユフィ。」
僕は彼女に口付けしようとした。だが彼女の柔らかそうな唇を見ると、また恥ずかしさがこみ上げてきて、
本当に軽く触れるくらいのキスしかできなかった。
「また…恥ずかしがってますね?」
ユフィは明らかに不服そうだ。
「いや、だってあまり僕からキスしたことないし、どうすればいいか…ん!?」
突然ユフィが僕の首の後ろに腕を回し、キスをしてきた。自分の想いをぶつけるかのような、熱くて甘いキス。しばらくして、彼女は離れた。
「お手本はお見せしましたよ。これくらいしていただかないと、納得できません。」
ユフィはそう言って、ニッコリと笑った。随分とハードルが高いな。でも別に、上手にしろとかそういうわけではないんだ。
羞恥心を投げ捨て、自分の想いをぶつけないと。
「わかった。じゃあ、目を閉じて。」
僕がそう言うと、彼女は言われたとおりに目を閉じた。僕はそっと彼女を見つめ、その唇に自分の唇を重ねた。
彼女の甘い香りに包まれて、僕を覆っていた羞恥心という名の壁は崩れ去っていた。
僕たちはこれからも歩き続ける。平和で優しい世界をより良くし、後世に伝えるために。
そして、二人の愛を確かめ合うために。
147:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:34:44 Y57dNAkY
支援
148:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:34:50 pLRWjkON
支援
149:余暇 ◆kkvclxzIds
08/09/12 22:38:35 I8YevmIh
おまけ
庭園の隅で、二人の様子をうかがう影が二つ。
「………。」
「おーおー。二人とも何と大胆な…っと、どこへ行かれるのです、コーネリア殿下?」
顔を真っ赤にして飛び出そうとするコーネリアを、ノネットが取り押さえた。
「離して下さいエニアグラム卿!ここは政庁ですよ、あ、あんな破廉恥なことをしていい場所ではありません!
それにいくら恋人同士とはいえ、主従関係あってこそのもの。奴の行動はそれに反します!よって、奴を止めに…」
「まあまあ。あれくらい良いではありませんか。私が彼らを覗き見しようとお誘いした時に、なんだかんだ言って
殿下もついて来られたではありませんか。やはり男女のこういう関係に興味がおありなのですな。」
「なっ!?からかわないで下さい!私はただ、ユフィが不純異性交遊に走ってしまわないよう、監視を…」
「素直ではありませんな、殿下。女性なら一度は、こういうことに憧れるものではないですか。
それに、いつまでも妹君を子供扱いすると、嫌われますよ?」
「むう、しかし……。ちょっ、待てユフィ、それは!」
コーネリアの口を、ノネットの手が塞いだ。
「おおっと、大声を出すと気づかれますよ。しかしライ、それ以上は危険だぞ、色々な意味で。」
「むー、むー!」(離して下さい先輩!奴に天誅を下さねば!)
「おお、私を先輩と呼んで下さるのは何年ぶりでしょう。懐かしいですな。よし、今から学生時代の
思い出話でもしに行きますか!お邪魔虫は退散ということで。」(頑張れよ、ライ。)
コーネリアを引きずったまま、ノネットは庭園を立ち去った。
ちなみにそれから一ヶ月ほどの間、ライはコーネリアに嫌というほどこき使われることになる。
150:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:39:19 Y57dNAkY
支援
151:余暇 ◆kkvclxzIds
08/09/12 22:43:19 I8YevmIh
以上です、支援ありがとうございました。
ユフィが大胆な子に……。これでいいのだろうか。
ライ×ユフィは確かに少ないですね、ネタが見つかり次第書きます。
その前に、ライ×リーライナを計画中なので、まずはそっちからということで。
152:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:44:27 Y57dNAkY
>>151
余暇卿、GJでした!
甘いよ、なんか心臓の鼓動がおかしくなるくらい甘いよ!
というかむしろ見てて恥ずかしいよ
ほのぼのしてて甘い、いい、実にいい!
全力を挙げて貴公の次の投下をお待ちしております!
153:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:46:48 pLRWjkON
お疲れさまでした。
リクエストを受け入れてくれて有難うございます。
素晴らしい作品でしたので感想は一言で
甘〜〜〜〜〜〜〜い!
以上次回の投下を心待ちにしております。
154:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:50:55 rXniwACC
癒されました。やっぱりユフィはええこやなぁ……
続編出ても、やっぱユフィ死んじゃってるんだろうな。ヘコむ……。
155:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:55:29 AgEloy+C
GJです
天然カップルっていいよね
ライユフィも近々やりたいな……
それじゃあ11時から投下するよ
156:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 22:55:56 pLRWjkON
>>155
支援します。
157:萌は文化
08/09/12 23:00:04 AgEloy+C
では時間で投下
普段空気無視してみんなシリアス投下の中、ギャグを投下してた私ですが……
何故、私がシリアスの時はギャグが多いのでしょう?
「 夢 」の続きでごさいます
約9レス
注意点は以前と同様であります
後、前回からだけど少し表現がしつこい所があるかも
では投下
158:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 23:00:56 pLRWjkON
支援
159:萌は文化
08/09/12 23:03:12 AgEloy+C
夢を見た。
嫌な夢だ。
ライ君があの赤毛の娘と仲良さそうに散歩をしていたのを私が遠くから眺めてる夢だ。
なんて酷い夢。
何が嫌だって丸1日仕事を休んでまで泣き続けて、まだ未練がましくそんな夢を見る私自身が嫌だ。
何を嫉妬しているの私は……?
ライ君に彼女が居たのがそんなに悔しいの?
そんなんだったらもっと早くに自分の気持ちに気づけば良かったのに……。
私はベッドから起き上がり鏡を見た。
酷い顔だ。
とても酷い顔だ。
丸々1日泣いて、目は充血、寝不足で目下にはクマ、肌もボロボロだ。
おかしくて笑ってしまうくらいみっともない顔。
こんな顔、誰にも見られたくない。
けど昨日は、風邪と嘘をついてまで休んだのだ。
ライ君と顔を合わせるのは辛いけど、いつまでも休んでるわけにもいかない。
仕方なく、私は仕事へと向かう準備をした。
「あ、おはようございますセシルさん」
職場に着くと朝から元気良く、ライ君が出迎えた。
どうして朝からライ君が?
ああ、そうか、今日は日曜日だったものね。
だから朝からライ君が居るのか。
「風邪って聞いてましたけどもう大丈夫なんですか?」
160:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 23:03:57 pLRWjkON
支援
161:萌は文化
08/09/12 23:05:01 AgEloy+C
心配そうな表情でライ君は言った。
きっと本気で心配してくれているんだろう。
でも、その何気ない優しさが、今の私には………痛い。
胸が…しめつけられるように苦しい。
「おはよ……ライ君。もう、大丈夫だから…」
自分の覇気のない声にビックリした。
今の私には空元気すらなかったらしい。
そんな私を見てライ君はますます心配そうな表現になった。
「でもなんか辛そうですよ。無理しないでくださいね」
「〜〜!」
優しい。
どうして優しいの!
その優しさがこんなにも私を苦しめるのに!
私に優しくしないで!
「セシルさん………!」
突然、前触れもなくライ君の指先が私の頬をそっと撫でた。
驚いた私はゆっくりとライ君を見た。
心配そうに私を覗きこむライ君の瞳は、真っ直ぐに私をとらえていた。
「泣いてるのですか?」
「………え?」
言われて初めて、私は自分が泣いていることに気づいた。
162:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 23:05:21 pLRWjkON
支援
163:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 23:06:54 I8YevmIh
支援
164:萌は文化
08/09/12 23:07:10 AgEloy+C
「どうして……?」
たくさん泣いたのに……!
昨日、仕事を休んでまでずっと泣いてたのに!
それでもまだ泣き足りないの私は……?
「………何かあったのですか?」
「ッ!!」
この一言が決め手となった。
もう、限界だった。
「ちょっ! セシルさん!!」
とにかくこの場から逃げ出したい、ライ君から離れたい、その一心で私は部屋から飛び出した。
「………何やってるのかしら私は」
ライ君から逃げ出した私は公園のベンチで1人自己嫌悪に陥っていた。
ライ君は悪くないのに。
ライ君は悪くないのに。
何度も自分に言い聞かせてわかってるはずなのに。
何で泣いちゃったの私は!
もう自分で自分がわからない!
こんなにライ君が好きだったのならどうしてもっと早く気がつかなかったの!
こんなに苦しいなら気がつかなければよかったのに!
…………なのにどうして?
割り切ろうと思えば思うほど、ライ君の顔が離れない。
ホントに私、どうしちゃったの?
165:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 23:07:39 pLRWjkON
支援
166:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 23:08:57 I8YevmIh
支援
167:萌は文化
08/09/12 23:09:29 AgEloy+C
「………どうすればいいのかしら」
職場に戻らなければいけないけど、今戻ってもきっと同じことの繰り返しになるだろうし。
私は、どうしたら……?
「どうした、悩み事か?」
「え?」
いつから居たのだろう?
私の目の前に緑色の長い髪の少女が立っていた。
…………誰?
「よかったら話を聞いてやってもいいぞ。主にそこでピザを食べながらな」
何故か上から目線で少女は近くにあったピザ屋さんを指差した。
「あの、どちら様ですか?」
「そんなことはどうでもいい。私はピザが食べたいのだ。それに、悩み事なら誰かに話を聞いてもらうだけでもだいぶ楽になるぞ」
早い話がピザを食べたいだけのようだ。
でも彼女の言うことも一理あるかもしれない。
こんなこと知り合いに相談出来る人がいないし、せっかくだから聞くだけ聞いてもらうことにしよう。
結局、私は緑髪の少女にピザをご馳走して話を聞いてもらうことになった。
「フムフム、つまり最近まで意識してなかった年下の男を急に意識してしまい、その男が知らない女とキスしていたのを目撃してショックで泣いていたと。あ、ピザあと3枚追加」
一通り話すと緑髪の少女はピザを頬張りながら呆れていた。
168:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 23:10:27 I8YevmIh
支援
169:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 23:10:45 pLRWjkON
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170:萌は文化
08/09/12 23:11:37 AgEloy+C
「一つ聞くが…………お前、何才だ?」
「べ、別にいくつだっていいじゃないですか……! そ、そりゃ、確かに私もこの年で失恋してここまで苦しむなんて思ってもいませんでしたけど……」
うう、改めて口に出すと、なんだかすごく恥ずかしい。
やっぱりこんな赤の他人なんかに相談しなきゃよかったのかもしれない。
ところでそのピザ何枚目かしら?
「馬鹿かお前は?」
心底くだらないと彼女は鼻で笑った。
「ええ、色々と馬鹿だったとは思ってますよ」
なんで自分の気持ちに気づかなかったのかってこととか、少し年が離れた男の子を好きになってしまったこととか、年甲斐もなく泣きじゃくったこととか、自分で自分を馬鹿だと罵りたいことがいっぱいある。
そんなこと一々口に出されなくても自覚いる。
「そうじゃなくて、お前はただ、その男が知らない女とキスしていたのを目撃しただけで、告白して振られたわけじゃないのだろ? だったらそれは失恋じゃない。お前が勝手に失恋だと思い込んでるだけだ」
「………!」
ただの取り越し苦労、と言わんばかりに彼女は笑った。
「その男がホントに好きなら当たって砕けろ。そのほうが楽だぞ」
171:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 23:12:19 Y57dNAkY
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172:名無しくん、、、好きです。。。
08/09/12 23:13:07 pLRWjkON
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173:萌は文化
08/09/12 23:13:28 AgEloy+C
うんうん、と1人納得したように頷くと彼女はピザを口いっぱいに頬張った。
「当たって砕けろって………無駄なのが確実にわかっているのに?」
どうせライ君にはあの赤毛の彼女がいる。
私が告白したところで、ライ君を困らせるだけだ。
「なんだ? フッ、どうせ彼女がいるのだから告白したらその男に迷惑だとかくだらないこと考えているのだろ」
「うっ」
思っていたことをズバリ当てられ私は硬直した。
「図星か、だがそれは相手のせいにして自分を正当化してるだけだ。本当は相手に拒絶され、惨めな思いをしたくないだけだろ。違うか?」
「ッ………!」
言い返せなかった。
それはきっと彼女の言う通り、私がライ君に拒絶されて、今の関係すら失ってしまうのが恐いからなのかもしれない。
でも、だからこそ、結末がわかっているのに
拒絶されるのがわかっているのに
きっと受け入れてもらえないというのがわかっているのに
自分の気持ちを伝える勇気なんて私にはない。
「どうせダメなら玉砕して徹底的に粉砕されたほうが楽だと私は思うがな」
確かにその通りかもしれない。
でも私は……やっぱり恐い。
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