コードギアス 反逆のルルーシ ..
358:KOUSEI ◆g9UvCICYvs
08/09/14 11:16:37 6iz4LTXD
一年ぐらい前、ジノと一緒に食事をした時、彼に食後のワインを勧められて、そのまま二人で飲み明かしたのがいけなかったと今になって思う。
そしてあれからすっかりワインの味にはまり、暇な夜はジノと飲み明かすのが習慣になってしまった。
そして、それをアーニャは快く思ってない。
ちなみに、本当にアーニャが快く思っていない理由は、体の健康云々というのももちろんあるが、ロイが暇な夜というのはとても珍しいのに、それを全部ジノに掻っ攫われて面白く無いという点である。
アーニャだって、ロイとは夜、お菓子をつまみながら二人で夜通しおしゃべりをしたいのである。
ただ、悲しいかな。ナイトオブセロはそんな乙女心を微塵も感じる事はできず、ただペコペコと頭を下げ続けた。
その態度が、更にアーニャをイライラさせるのも無理は無かった。
「いっその事。お酒飲むのやめたら?」
「いえ、もう、二日酔いになるまで飲みません。次から気をつけますからそれだけは―ん?」
その時、ロイはふと足を止めた。隣にいたアーニャもそれに習う。
「?……どうしたの?」
アーニャが聞くと、ロイは「あっ、いや」と曖昧な返事をした後、視線と体を横に向けた。
そこは木製の扉があった。
「ここがどうかしたの?」
「……」
アーニャが更に聞く。しかし、ロイは黙り込んで何も答えない。
「ロイ?」
もう一度問いかけて、ロイは始めて自分が呼ばれている事に気付いた。
「ん? 何かなアーニャ」
「ここがどうかしたの? って聞いた」
「いや、どうかしたって訳じゃないんだけど……」
言いながらも、ロイは足を前に踏み出して扉を開けた。軋んだ音と共にあらわになった部屋。
中には机とベッド、そして一つのタンスが置いてあるだけ。私物らしきものは何も無かったので、どうやらここも空き部屋らしい。
「? ロイ。この部屋がどうかしたの?」
「……いや、何でもない。……というか、なんで僕はこの扉を開けたんだろう?」
眉間に皺をつくりながらも、ロイはゆっくりとした足取りで部屋の中に入っていった。アーニャはロイのその行動を不思議がりながらも、後に続いて扉をくぐった。
「? 意味も無く扉を開けたの?」
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