気楽に葉鍵SS総合スレ
at LEAF
1:名無しさんだよもん
06/12/05 00:46:49 03KtRKnO0
気軽にSS書いてUP、専用スレを持たない葉鍵的作品のSSトウカスレッド
※SS投入は割り込み防止の為、出来るだけメモ帳等に書いてから一括投入。
※名前欄には作家名か作品名、もしくは通し番号、また投入が一旦終わるときは分かるように。
※書き込む前にはリロードを。
※割り込まれても泣かない。
※ここは、七厨板として名高い、葉鍵板です。
容赦無い酷評、また、特定キャラシンパによる、苛烈な叩きレスが付く場合もあります。
投降前には、覚悟の完了を。
※容量が480kを越えたあたりで次スレへ移行。
スレ立て人は重複防止のため、宣言と誘導をお願いします。
#エロ・グロ等の描写がある話は注意書きを添えてください。
#基本的にマターリ進行でお願いします。
過去スレ
蘇るSSスレ
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気楽にSS その4
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気楽にSS その3
URLリンク(wow.bbspink.com)
気楽にSS その2
URLリンク(wow.bbspink.com)
気楽にSS
URLリンク(wow.bbspink.com)
2:名無しさんだよもん
06/12/05 00:49:18 03KtRKnO0
関連スレ
※作品別
うたわれるものSSスレ
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ToHeart2 SS専用スレ 17
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Kanon専用SSスレッド
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クラナドSS専用スレッド その3
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※リクエスト・テーマ
葉鍵的 SS コンペスレ 17
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こんな葉鍵SSがどうしても読んでみたい!!
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※感想、批評
*9の指定したSSを*0がレビューしてみるスレ3
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葉鍵ロワイアル3感想・考察・運営スレ4
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※リレー
葉鍵一行リレー小説 第31章
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葉鍵ロワイアル統合スレ16
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葉鍵ロワイヤルReturns
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3:名無しさんだよもん
06/12/05 16:55:12 03KtRKnO0
柏木四姉妹の生まれてくる順番が逆だったら 2.1
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葉鍵キャラを性別反転させてみよう!その22
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4:名無しさんだよもん
06/12/06 00:27:04 O7lxPuF10
即死回避がてらに>1がなんかトウカするはず
5:名無しさんだよもん
06/12/06 20:40:34 O7lxPuF10
LeafやkeyのSS(二次創作小説)を書きたい人
難しく考えずに書きたくなったら書いてみませんか。
6:名無しさんだよもん
06/12/07 01:29:30 Bqzg5WN60
ちょっとした小ネタが浮かんだ時。
7:名無しさんだよもん
06/12/07 02:05:58 Bqzg5WN60
キャラスレに投稿しようとしたものが長くなりすぎてしまった時。
8:名無しさんだよもん
06/12/07 02:47:55 EXwEfZSu0
なんかSSでもひねりだそうとおもったがこういう時に限ってなにも浮かばない
9:プリアニ -DokiDoki Net Jankie- 壱話の1
06/12/07 17:44:05 EXwEfZSu0
この国に、今から約300年もの昔から建っていたといわれている城……
ピーン、ポーン。
人々は恐れこの城をこう呼んだ。
「ピンポーンの城」
その死の城に導かれるように。をつけてきた一人の剣士がいた。
彼の元にある不思議な手紙が届、ピンポン、ピンポーン。
城へのピンポン、ピンポン、ピンポーン……。
諸角勇は、その血塗らピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポーンする事にした。
ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポーン。
「ったく、うるせえなあ……なんなんだ一体」
俺は、このアパートに住む、諸角勇。
特にすることもなく、今じゃ親の代から続くネットゲームを遊んでいる。
現実世界じゃ平凡を絵に描いたような俺だが、ネトゲの中では俺は一流の剣士だ。
今までにも数々の難クエストを解決してきた。
自慢じゃないが俺はネトゲにはちょっと自信がある。
……このアパートの中じゃもう俺と闘える奴はいないだろう。
そんな時だった、俺の元に一通の手紙とCDが入った封筒が届いた……。
「今宵、月、真円を描きし時……」
とかなんとか仰々しいことが書かれた手紙を、最後まで読み進めると
「我が城の扉を開かれよ」
城の主 ラフィエル
なんて、もったいぶった署名までつけてあった。
この手紙だけではただの怪しい招待状jだが、付属の別紙を読んだところ俺が遊んでいるネトゲのアップデートファイルと言うことらしい。
それならネット上で配布すればいいものだが、こいつは俺が以前応募した新クエストの先行サービスで俺は見事それに当選したというわけだ。
どんなクエストかは知らないが ネトゲ好きの学生としては、これに行かざるを得ない。
10:プリアニ -DokiDoki Net Jankie- 壱話の2
06/12/07 17:47:29 EXwEfZSu0
と言うわけで早速インストールしてオープニングデモを眺めていたところでのチャイム連打。
せっかくの盛り上がった雰囲気をぶちこ壊された俺は、不機嫌になりながらも玄関のドアを開けに行き鍵を外す。
と、ドアノブに手を掛けるよりも早くドアが開けられてしまった。
そこには、頭の両脇から肩まで届く三つ編みを下げた顔見知りの少女……俺の幼馴染みの榊倫子の姿があった。
「あ、やっと出てきた、全くもう!」
なにが全くもうなのかはよく分からないがソイツはなんだか不機嫌そうにほっぺをふくらませていた。
「なんだよ、倫子か」
「なんだよとはなによ! 私がわざわざこうして訪ねてきたんだから、さっさとドアくらい開けなさいよね」
「わざわざって……お前の部屋はウチのすぐ隣じゃないか」
「いーの、私がわざわざって言ってるんだからそれが正しいのよ!」
なんとも理不尽なセリフに半ば絶句する俺。と言っても、俺と倫子のやりとりはいつもこんな調子だ。
ヤツは何が気に入らないのか知らないが、子供のころから俺にやたらと突っかかってくる。
「もういいわ、それよりこれ、勇にお裾分けよ」
「なんだ、それ?」
「クッキーよ、ちょっとつくりすぎちゃって余ったから、私のお手製よ」
そう言ってクッキーが入っているらしき袋を、どこか自慢げに俺に見せつけるかのように胸を張って高く掲げる倫子。
それにしても、なんだこの量は、お裾分けってレベルじゃねーぞ。
「お裾分けにしちゃ随分と大量のクッキーだな、一体なんでこんないっぱい作ってるんだよ」
そんな俺の疑問に、倫子は妙に焦った顔をした。聞いちゃ行けない事だったんだろうか。
「いや、そのなんて言うか……っまあ、そんなことはどうでも良いじゃないの。とにかくちょっと上がらせてもらうね」
わざとらしく誤魔化して我が家の敷居を跨ごうとする。
「ちょっと待てよ、なにを勝手に……」
抗議の声も虚しく、この厄介な侵入者は勝手知ったる俺の家とばかりに上がり込んで台所へと行き、
なにやら物色をし始め、俺はまたかと深く長い溜息を吐いたのだった。
11:名無しさんだよもん
06/12/07 17:57:09 EXwEfZSu0
>>4
せっかく作ったスレだから普段あまり書かないSSなるものを書いて、出来たとこまでトウカした。
うたわれるものSSスレで
>むしろうたわれに限定しないSS投稿スレにしてほしかった。
>これじゃ専用スレがない元ネタのを書けないじゃん。
>鎖とかONEとか雫とか痕とかフルアニとか。
って有ったから、なんとなくフルアニのSSにしたぜ。
フルアニの始まるかなり前(12月のはじめ頃?)
その1はフルアニとナイト雀鬼のオープニングをパク……じゃなくてオマージュしてみた。
12:名無しさんだよもん
06/12/07 18:50:38 EXwEfZSu0
抜けてたSS関連スレ補完
〜 選択形式で進めていくスレッドXXXII 〜
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13:名無しさんだよもん
06/12/07 23:13:23 fXJI326g0
こちら、実質planetarianのSSスレ状態。
☆ほしのゆめみスレッド 2☆
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14:名無しさんだよもん
06/12/08 01:13:29 wgHsG/wa0
おつおつ>>11
てかフルアニでナイト雀鬼絡みのSSてすげーな
おれ全然わかんないから関連スレに宣伝したら?喜びそうだし
15:名無しさんだよもん
06/12/08 03:41:29 c+MVTBld0
雀鬼は知らなくても大丈夫だけどな。
しかし、もう少し話すすめないと宣伝しても肩すかしになりそうだ。
続きを書けるか自分でもわからないしな。
ちなみに雀鬼については
URLリンク(game.2ch.net)
512-513見てくれれば分かると思う。
16:名無しさんだよもん
06/12/10 16:45:47 6HQgmkj60
SS投下したい人はおらんのかな
17:名無しさんだよもん
06/12/10 20:47:22 bUe3Q9WB0
ある程度縛りがなきゃSSなんて書けんわ
18:名無しさんだよもん
06/12/10 22:59:39 3EFfhKLg0
だがコンペスレほどきっついとなるとねぇ……。
19:名無しさんだよもん
06/12/10 23:13:38 bUe3Q9WB0
大体気軽に思いついたSSならキャラスレあたりに投下するし、キャラスレもないくらいマイナーな作品にはSS書きが発生しないだろう
20:名無しさんだよもん
06/12/11 03:08:48 EH1pdMKO0
>専用スレを持たない葉鍵的作品のSSトウカスレッド
このテンプレはどうなのさ?
専用スレを持たないSSしかトウカしちゃ駄目なのか?
それだと幅が狭すぎるし、第一『気楽にSSスレ』の存在意義が無いだろ。
21:名無しさんだよもん
06/12/11 17:11:40 QZpV76FO0
このスレの使い方
1.気軽にSS書いてUP
2.専用スレを持たない葉鍵的作品の(本格的な)SSもOK
22:名無しさんだよもん
06/12/11 20:35:52 cVw7jIaP0
どーせ過疎りまくるからスレあろうがなかろうが小ネタだろうが何だろうがかまわしねえと思うが
まあ>>1次第だな
23:名無しさんだよもん
06/12/12 16:04:55 ulepbSZT0
こんなんもあったな
ミスズの空、AIRの夏
スレリンク(leaf板)
>>22
よそさんからさ、お客さんとか作家とか奪ったとか引き抜いたとかさ、そういうので揉めるのはイヤなワケよ
逆に、よそさんから文句さえこなければ専用スレあってもここにトウカしてくれれば良いワケよ
SSだってサイドストーリーでもショートショートでも対談形式でも良いと思う
ミスズの空みたいなパロディっぽいネタもいいね
でも、AA芝居みたいなのは別にスレたてたほうがいい
今の葉鍵板で、そうそうスレが落ちるって事もないとおもう
Filsnownスレも雀鬼NWスレも昔みたいに落ちないし
24:名無しさんだよもん
06/12/12 17:32:16 NInVN9C50
>>23=1
いいからとっととSS書けよ
他力本願しかできねーなら放置して落とせ阿呆
25:名無しさんだよもん
06/12/12 17:41:42 NInVN9C50
バレてないと思ってるかもしらんが
>>4
>>5
>>6
>>7
>>16
>>23
全部お前の自演だってバレバレだからな1
26:kanon OP(偽)その1
06/12/12 19:45:48 woiuT53P0
とりあえず、試験的な意味でSSをトウカ。
雪が降っていた。
重く曇った空から、真っ白な雪がゆらゆらと舞い降りていた。
俺はベンチに深く沈めた体を起こして、もう一度居住まいを正した。
駅前の広場に設置された時計を見ると、時刻は三時。
この刺すような寒さに震えながら、俺は自分を迎えに来てくれるはずの女の子を待っていた。
「……遅い」
もう一度ベンチにもたれかかるように空を見上げて、一言だけ言葉を吐き出す。
ため息まじりに見上げた空。
その視界を、ゆっくりと何かが遮る。
「……」
雪雲を覆うように、女の子が俺の顔を覗き込んでいた。
暖かそうなストールを肩に巻きつけた、白い肌の少女。
「雪、積もってますよ……」
ぽつり、と呟くように白い息を吐き出す。
「そりゃ、八時間も待ってるからな……」
27:kanon OP(偽)その2
06/12/12 19:48:06 woiuT53P0
雪だって積もる。
というか死ぬぞ。普通。
「すみません……これでもわたし病気ですから、なかなか病院から出てこれなくて」
「事情は分かるが、お前が病気でどうにかなる前に俺が凍死しそうだ」
「ごめんなさい」
少しは反省しているらしい。
「これ、遅れたお詫びです」
彼女はそう言って、カップのアイスクリームを一つ差し出す。
「それと……再会のお祝い」
「……」
七年ぶりのお祝いがアイスクリーム一個か……とか突っ込む前に、言うべきことが一つあった。
「こんなもん食ったら死ぬぞ……」
「わたしは毎日食べてます」
「いや、死ぬって」
「美味しいですよ」
「……」
28:kanon OP(偽)その3
06/12/12 19:49:23 woiuT53P0
俺は諦めて、差し出されたカップを受け取った。
触れた指先が痺れるように冷たい。
……本当に食わなきゃいけないのか? これを。
と、
「私の名前……まだ覚えてますか?」
少女が問いかける。
俺は頷いた。
ちゃんと覚えてる。
病弱だけど不思議に元気な、幼馴染の女の子。
「そう言うお前だって、俺の名前覚えてるか?」
「はいっ」
元気よく彼女も頷いた。
雪の中で、雪に彩られた街の中で。
七年の歳月を一息で埋めるように……
「祐一さん」
「香里」
「…………」
「…………」
「……そんなこと言う人だいっっ嫌いです〜〜〜!!」
「わっ、マジ泣き!?」
END
29:名無しさんだよもん
06/12/14 03:12:58 GV15DStl0
おつかれさん
30:名無しさんだよもん
06/12/15 21:32:18 U1ZIiVvu0
【SS】ほしのゆめみスレッド 3【CG】
スレリンク(leaf板)
31:名無しさんだよもん
06/12/16 00:03:25 9ef5GtCH0
岡崎汐 監禁陵辱調教SSスレ#2
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32:名無しさんだよもん
06/12/24 05:33:17 BZMJtrjR0
葉鍵一行リレー小説 第32章
スレリンク(leaf板)
33:名無しさんだよもん
06/12/30 10:36:41 ARKBUvo30
ほす
34:名無しさんだよもん
06/12/31 22:58:47 LYont0R/0
>>9の続きマダー?
35:名無しさんだよもん
07/01/01 01:29:22 Grwl0S9R0
リクエストがあるとは思わなかった、とりあえず書いてみる。
でも、今日は寝かせてくれ。
36:プリアニ -DokiDoki Net Jankie- 弐話の1
07/01/02 23:27:22 yQjAZSe60
諸君、我が家の台所は、今やインベーダーによって占拠されている。
これは、哀しいが事実だ。
しかし、俺は負けないぞ、この逆境を乗り越えてやるんだ。
そんな俺の気も知らず、インベーダーはがさごそとなにやら作業を続けている。
一体何をやっているんだ。
ああ、ガスレンジの火を付け始めた、我が家を焼き付くす気か!
「なにブツブツいってるの、勇」
ああ、なんて事だインベーダーがこちらに気づいたようだ、もう駄目だ。
「…もう、勇ってば!」
俺に気づいたインベーダーは、可愛い頬を膨らませてこちらを睨みつけていた。
このインベーダー、名を榊倫子と言う、俺の……いわゆるひとつの幼なじみである。
俺が一人で住んでいる六畳一間のアパート、その隣に住みついている女だ。
確か18歳以上の筈だが、女子高生くらいにしか見えない。
「なんだよ」
俺は、脳内インベーダーごっこを終わらせ素っ気ない返事をした。
「なんだよ、とは何よ!」
倫子は、怒っている。
理不尽だ……。
「せっかく、紅茶を淹れてあげてたのに!」
そう、この女は俺のために紅茶を淹れるようなひどい女なのだ、もう慣れっこだ。
「……って、紅茶!?」
「そうよ、やっぱりクッキーには紅茶でしょ」
そんなこと言われても。
返事に困る俺を尻目に、倫子はやかんで沸かしたお湯を、ティーポットにそそいでいる。
実のところ、茶葉からなにから俺の物を勝手に使われているのだが、さすがにそれを責めるのは度量が狭いと言うものだろう。
頭を切り替え、紅茶を用意してくれるなんて可愛いところもあるじゃないか、などと感心しつつ、テーブルに向かう。
「わざわざ紅茶まで淹れてくれるとは、至れり尽くせりだな」
一応、感謝の言葉も口に出しておく。
テーブルの上には何時の間に置いたのか、皿に盛りつけられたクッキーと袋、そしてティーカップが二つ。
37:プリアニ -DokiDoki Net Jankie- 弐話の2
07/01/02 23:29:51 yQjAZSe60
―なんで二つもカップがあるんだ?
などと聞くまでもない、倫子はティーポットを持ってテーブルに着き紅茶をカップにつぎ分けた。
そして、俺に早く席に着けと急かす。
俺のついでに自分のも、いや、自分のついでに俺のも淹れた……かな。
それでも、一人でクッキーを食べるよりはましか、そう思って席に着く。
「んじゃ、いただきます」
断りを入れてクッキーをひとつまみ、ひとかじり。
「どう!? おいしい?」
なんて、目をきらきら(当社比110%)させて見つめてくる倫子。
俺は口の中でゆっくりとクッキーをかみ砕いて、味わった。
―うーん、まあ普通? だが、正直に言うと機嫌を損ねそうだ。
「ん、結構いけるな」
なんて、当たり障りのない返事で誤魔化した。
「しかし……これはちょっと多すぎるんじゃないか?」
ついでに、倫子と二人分としてもちょっと多すぎるクッキーを眺めて、話題を振ってみた。
「えっ、ええー、あー、うー」
「なんだ、言語障害か?」
「ち、違うわよっ」
期せず、漫才めいた会話になる。話は誤魔化せたようだが、この慌てようなんだ?
「まー、そのなんて言うのかな……ちょっと分量まちがぇ……」
ごにょごにょと誤魔化す様な口調。
「ようするに作りすぎて大量に在庫を抱え込んだからこっちに持ってきたってわけか?」
図星だったらしい、恥ずかしいのか顔を真っ赤にしている。
「な、なによっ、女の子のお手製のクッキーが食べられる機会なんて、こんな事でもないと滅多に無いんだからっ! ちゃんと感謝しなさいよねっ」
そして、案の定逆ギレして意味不明な理屈を叫ぶ倫子、つきあい長いだけにもう慣れっこだけど。
俺は、キレてわけのわからないことをわめく倫子をなだめつつ、皿の上のクッキーを平らげた。
(皿に盛りきれなかったらしい袋に残ったクッキーは、後日おいしく頂きました)
38:名無しさんだよもん
07/01/08 00:24:42 aCDoqLAv0
ティータイムまで書いただけで息切れしそうな俺だけに、合唱部スレの大長編SSには驚愕したぜ。
39:名無しさんだよもん
07/01/14 17:00:59 4l+wLcBl0
ほしゅ
40:名無しさんだよもん
07/01/28 11:11:21 VR5BPbCi0
. ─────┐ ┌───────
, '´l, ..| ./
, -─-'- 、i_ |/
__, '´ ヽ、
',ー-- ● ヽ、
`"'ゝ、_ ',
〈`'ー;==ヽ、〈ー- 、 !
`ー´ ヽi`ヽ iノ
! /
r'´、ヽ
`´ヽノ
41:名無しさんだよもん
07/02/12 12:01:30 RupJnfik0
期待sage
42:名無しさんだよもん
07/02/20 00:37:53 pBB46UCj0
勇者求む
43:名無しさんだよもん
07/03/08 15:06:43 vCzz/2dl0
続・葉鍵でドラえもんを製作しないか?
スレリンク(bun板)l50
44:名無しさんだよもん
07/03/11 18:58:56 Sb6A45Rr0
♪
45:名無しさんだよもん
07/03/15 23:59:44 dwoJb0PO0
このスレ死んでるのか?まだ人が居るならss挙げたいんだけど…
46:名無しさんだよもん
07/03/16 00:07:48 o04PL8vN0
ノシ
47:名無しさんだよもん
07/03/16 00:22:09 NZaI0NN80
>>45
人は居るけど。
何人居るか分からんけど。
それでも気が向いたなら頑張れ。
48:45
07/03/16 00:27:25 iqn63PIf0
読んでくれる人が居るなら、やる気もでるってもんだな。
会社忙しくて週末になるかもしれないが、頑張ってみるわ。
ちなみにkanon真琴エンドその後ということで。
49:名無しさんだよもん
07/03/17 01:28:35 42SKofWJ0
それは、俺たちがアパートで生活してから一ヵ月後のことだった。
俺は渚の劇の練習に付き合っていた。
それは丁度劇のキスシーンが終わった直後だった。
朋也「最後まで続けていいか?」
渚「えっ?」
渚は最初は同様していたみたいだが確かにこくりとうなづいた。
渚「私は朋也くんの彼女です・・・だからやってもいいですよ」
俺は渚の承諾が得た所で、まず服の上からふくらんだ部分をもみしごく・
渚「あぁ・・・・・・うぅ・・・・・・朋也くんの触り方、やらしいです」
俺は渚の言葉を無視し、上着を全て脱がした。
渚「そんなにじっくりと見ないでください」
朋也「綺麗だ、渚」
渚「そんなことないですっ」
朋也「自分を卑下するなって何度逝ったら分かるんだ。そういう時は
『こんなに可愛い子とHできて朋也くんは幸せです』だろ?」
渚「そんなこと言うの嫌ですっ」
朋也「気持ちいいだろ?」
渚「ぜんぜん気持ちよくないです」
朋也「でもお前の大事なところははっきりと気持ちいいといってるぞ」
俺はそういうと渚のアソコをパンツごしに指を入れた。
50:名無しさんだよもん
07/03/17 01:29:12 42SKofWJ0
渚「あっ・・・・・うぅ・・・・」
俺は渚の豆をくりくりした。
渚「あぁああぅ・・・そこはだめぇえええええ」
俺は渚のびしょびしょになったパンツを脱がした。
渚「恥ずかしいからそんなに見ないでください」
朋也「渚のそこ、毛が薄くて可愛いよ」
渚「嫌っ・・そんなこと言わないでください」
51:名無しさんだよもん
07/03/17 01:35:18 42SKofWJ0
朋也「もう・・・入れていいよな」
そういうと俺は、ズボンのなかから大きくなった男の棒を
取り出した。
渚「朋也くんのそこ・・・私のせいでこうなっちゃったんですね・・・」
朋也「そうだ。俺は渚のことが好きでもう我慢できないんだ」
渚「朋也くんが私のことを好きでいてくれて嬉しいです。もう・・・入れてもいいですよ」
俺はゆっくりと入れていく。
渚「あっ・・・痛っ!!」
朋也「痛いのか?」
渚「途中で・・・やめないで・・ください・・・私のことは気にしなくていいですから」
52:名無しさんだよもん
07/03/17 01:45:35 42SKofWJ0
渚「あっ・・・・・・・いぃいいいいいいいいい!!!!!ううぅううううううううううう」
朋也「全部入ったぞ」
渚「動いて・・・いいですよ」
俺は体を上下左右に動かす
渚「あぅ・・・・もうすぐ、イキそうですぅ・・・」
朋也「俺ももうすぐ出ちゃいそうだ」
渚「そのままなかに、出してください。私と朋也くんが恋人同士だという証
を、私にください」
おい、何逝ってんだ?確実にそれはやばいだろ?
渚「今日は大丈夫ですから」
俺はこれでも中だしには憧れていた。渚の好意を無駄にすることは無いだろう。
渚「あっ・・・あぁあああああああああああああああああああああ」
びゅる・・びゅう・・・・・
渚「朋也くんの精液、とても熱いです」
53:名無しさんだよもん
07/03/17 01:56:01 42SKofWJ0
なぜかドアが開いた音がした。恐る恐るドアのほうを向くと・・・。
風子「汐ちゃん!この美人でクレバーな風子が遊びに来ましたよ!」
風子「あ・・・・・・・。」
なんだよ、このお約束のシチュエーションは。
朋也「悪いが、今日は帰ってくれないか」
風子「最悪ですっ!せっかく岡崎さんが会社をクビになって一人で惨めな生活を送ってると聞いて
可愛そうだからこのやさしい風子が遊びに来てあげたのに!」
朋也「なんだったら、一緒にやるか?」
何変なこと言ってるんだ俺、今日の俺はやっぱり変みたいだ。
俺、風子、渚の3P・・・これはイイかも・・・・何言ってんだ俺、俺は
決して○リコンじゃないんだぞ・・・
しかしなぜか、俺のアソコはもうぴんぴんに大きくなっていた。
54:名無しさんだよもん
07/03/17 01:58:34 42SKofWJ0
なぜかドアが開いた音がした。恐る恐るドアのほうを向くと・・・。
風子「汐ちゃん!この美人でクレバーな風子が遊びに来ましたよ!」
風子「あ・・・・・・・。」
なんだよ、このお約束のシチュエーションは。
朋也「悪いが、今日は帰ってくれないか」
風子「最悪ですっ!せっかく岡崎さんが会社をクビになって一人で惨めな生活を送ってると聞いて
可愛そうだからこのやさしい風子が遊びに来てあげたのに!」
朋也「なんだったら、一緒にやるか?」
何変なこと言ってるんだ俺、今日の俺はやっぱり変みたいだ。
俺、風子、渚の3P・・・
とか妄想してると、俺のアソコはもうぴんぴんに大きくなっていた。
55:名無しさんだよもん
07/03/17 12:31:26 hvNLeWd10
SSの投下乙カレー
56:名無しさんだよもん
07/03/17 16:54:07 42SKofWJ0
そう、俺は肩の調子がさらに悪化し、もう使えない人間となってしまい、芳野
さんの会社をクビになってしまったのだ。
俺はその悲しみや悔しさを、渚に慰めて貰っているのかもしれない。
風子「私は構いませんよ」
朋也「おい、何言ってるのか分かってるのか?」
風子「岡崎さんがそんなに私とエッチがやりたいのなら、どうぞ」
俺は渚を裏切る行為だったのだと、あの時は混乱していて気づかなかった。
風子「あうぅ・・・早く脱がしてください。・・・お気に入りの
ヒトデ柄のパンツが、汚れてしまいます」
気づいたころには手遅れで、風子のワレメから愛液が染み出していた。
渚「こういうのはどうですか?」
そういって渚は、風子の乳首を弄繰り回した。
風子「あうぃ・・・、なんだか、ピリピリします」
57:名無しさんだよもん
07/03/17 16:58:22 42SKofWJ0
風子「よくも私を辱めてくれましたね・・・お返しですっ」
そういって風子は、俺の下半身から膨張したアソコを取り出した。
風子「ぺろっ・・・ぺろっ・・・」
朋也「おい、何やってるんだ」
風子「私も、岡崎さんの事が、好きだったんですよ。渚さんがいるから、
ずっと黙ってましたけど」
風子は俺のアソコをアイスクリームのようになめだした。
58:名無しさんだよもん
07/03/17 17:00:01 42SKofWJ0
57訂正
×「私も、岡崎さんの事が、好きだったんですよ。渚さんがいるから、
ずっと黙ってましたけど」
○「風子も、岡崎さんの事が、好きだったんですよ。渚さんがいるから、
ずっと黙ってましたけど」
風子「よくも私を辱めてくれましたね・・・お返しですっ」
そういって風子は、俺の下半身から膨張したアソコを取り出した。
風子「ぺろっ・・・ぺろっ・・・」
朋也「おい、何やってるんだ」
風子「風子も、岡崎さんの事が、好きだったんですよ。渚さんがいるから、
ずっと黙ってましたけど」
風子は俺のアソコをアイスクリームのようになめだした。
59:名無しさんだよもん
07/03/17 17:08:36 42SKofWJ0
渚は、自分よりレベルの高い技を見せつけられ、ただ黙って俺たちのプレイを
じっと見ていた。
朋也「やばい、もう出そう・・・」
風子「いいですよ、このまま出して」
渚「・・・・」
朋也「何言ってるんだ、それじゃあお前のロリで可愛い顔が汚れちゃうじゃないか」
風子「ぷち最悪ですっ。ロリとは失礼ですっ、これでも岡崎さんとは同い年なんですよ」
そういえば風子はとある事情でいまだ高校生だが確か俺と同い年だったよな。
朋也「駄目だ・・・・出る・・・」
びゅるびゅるびゅる・・・。
風子「あぅ・・・・・とても苦いですっ。。。」
朋也「大丈夫か、風子?」
風子「岡崎さんのだから、平気です」
60:名無しさんだよもん
07/03/17 17:13:08 42SKofWJ0
朋也「そういえば、渚は?」
この部屋にはいなかった。しかし、机には一枚の置手紙が。」
「ふうちゃんのことを大事にしてあげてください
渚」
朋也「馬鹿・・・」
俺は自分が最低な行為をやったのだと気づき、泣き崩れた。
もう、どうしたらいいのか、分からなくなってしまった。
61:名無しさんだよもん
07/03/17 17:18:15 42SKofWJ0
(それから俺は古河パンへ逝った)
ぼかっ!
俺の頬に、オッサンの拳がめり込んだ。要するに、殴られた。
秋夫「てめぇはもう少しまともな奴だと思ったが、てめぇには失望したぜ。
そんな奴には渚を渡さない」
早苗「朋也さんの事、信じてましたのに・・・・」
62:名無しさんだよもん
07/03/17 17:35:51 42SKofWJ0
その後、俺は説得にかかったが、無理だった。
多分、もう二度と元に戻すことはできないだろう。
朋也「ぅう・・・・・・」
俺は布団に包まって、嗚咽を漏らして何度も何度も泣き崩れた。
??「岡崎さん」
誰かが俺の名前を呼んだ。振り返ると木彫りのヒトデの人形を持った少女
がいた。
朋也「風子・・・」
風子「風子が渚さんの代わりじゃ駄目なんですか?」
すると風子は布団の上にやってきてこういった。
風子「岡崎さんは、風子が悲しい時に、慰めてくれました。
だから今度が風子が岡崎さんを慰めてあげます」
朋也「風子・・・お前はなんていい奴なんだ・・・」
そして俺達は太陽が昇るまで慰めあった。
63:名無しさんだよもん
07/03/17 17:42:40 42SKofWJ0
それから間もなく俺と渚は離婚した。
そして数日後風子は籍を入れた。
風子「岡崎さんと同じ苗字は嫌ですっ」
朋也「何馬鹿なこと言ってるんだ、仕方ないだろ。
それにもう岡崎さんじゃないだろ?」
風子「・・・・朋也さん」
「って、なんだか物凄く恥ずかしいですっ」
朋也「何だって?聞こえないぞ?」
風子「岡崎さんは意地悪ですっ」
朋也「だから岡崎じゃないだろ?」
64:名無しさんだよもん
07/03/17 17:47:35 42SKofWJ0
それから俺は、内職を始めた。
給料は少ないが、ないよりましだ。
渚とは、仲直りして友達に戻った。
なんだかんだいって、俺はこれで良かったと思っている。
新しい生活が、ここから始まっていくのだ。
「フラグ消滅」(完)
65:名無しさんだよもん
07/03/17 20:43:31 hvNLeWd10
まだ続きがあったんだなw
ともかく邪魔して悪かった。今度こそ乙カレー
66:45
07/04/01 19:41:02 2CDcQaSK0
ようやく書き終わった。しかし、問題がある。
ワードの原稿用紙スタイルで書いてたんだけど、気が付いたら
20ページ超してしまった、どっかのうpろだにあげたほうがいいかな?
67:名無しさんだよもん
07/04/01 22:09:05 D469m9+K0
>>45
執筆乙カレー。
投稿については俺はどっちでも構わんと思うが、20Pもあると投下するのも大変そうだな。
まあ、作者の好きにすればいいと俺は思うよ。
68:45
07/04/01 23:40:22 2CDcQaSK0
連投規制も有りそうだし、うpろだかねぇ。
そこでですよ、私うpとかしたとき無いので、誰か
うpろだ教えてください。お願いします。
69:名無しさんだよもん
07/04/01 23:44:59 yK/puRwE0
つ「1rk」
70:45
07/04/02 00:10:01 i51fJKBY0
超適当アップローダーってとこにあげてきた。
パスはメ欄で。
71:45
07/04/02 00:11:16 i51fJKBY0
いい忘れた、コメントのとこに俺のレス番入ってるやつね。
72:45
07/04/02 00:13:54 i51fJKBY0
しまった、何故か三つもあげたけど、全部一緒だから!
リロードしたらあげてしまったんだよ。
失敗。
73:名無しさんだよもん
07/04/02 00:41:34 1EyV/a9L0
夢も時間も逃げないからモチツケ
74:45
07/04/02 00:52:12 i51fJKBY0
全く、恥ずかしい限りですよ。
見苦しいものかも知れないけど、良かったら
感想ください、それじゃおやすみ。
75:名無しさんだよもん
07/04/02 23:01:30 nhw5T7360
>>74
> ログ保持限界は25で1ページにつき25件づつ表示します。
もう流れとる・・・orz
高々3時間ぐらいしかもたないみたいだな
もうちょっと流れるのが遅いとこさがしてもっぺんうpしておくれ
76:45
07/04/02 23:52:09 Yd0VnMW50
ラノベのちっちゃい方にあげてきた、
コメント欄45でファイル名kanon.zipです。
パスとかは一緒です。
77:名無しさんだよもん
07/04/13 11:03:34 RYp8SMiU0
>>45
だいぶ前にダウンロードだけして今日読んだ。
今更だけど乙。
SSの内容も落ち着いた物語でよかったと思う。
78:45
07/04/15 12:24:17 Fh4HqMt30
>>77
ありがとう、初めて書いたSSだったから、
不安だったけど誰かに読んでもらえて良かった。
79:名無しさんだよもん
07/05/27 21:23:13 Qxo6JCW70
泣けるでぇ
80:名無しさんだよもん
07/07/01 00:36:17 J10TY88X0
81:名無しさんだよもん
07/07/31 02:57:02 5mJvxiLP0
捕手
82:名無しさんだよもん
07/08/04 17:01:31 6cQirkO00
test
83:名無しさんだよもん
07/08/04 22:43:42 6cQirkO00
「どうして?」
あれ以来、葉留佳はその言葉を発することが少なくなった。姉の私としてはとて
も嬉しいことだ。
葉留佳は自分で考え、自立して自分の力で生きていけるようになった。
そんな葉留佳がうらやましくもある。なぜなら私は…
「お姉ちゃん!」
私の名前。今まで葉留佳が絶対に呼んでくれなった言葉。最初は気持ちよかった
言葉。でも今は…
====================
「お姉ちゃん?」
教室で葉留佳が声をかけてきた。
「何よ。なんか用?」
葉留佳は眩しい顔で笑う。
「教科書忘れちった!」
「馬鹿ね。自業自得よ」
私は笑い返す。クラスのみんなも始めは、今ではそんな変わった目をしなくなっ
た。
やはり、風紀委員の天敵の三枝葉留佳と私が仲良く話すことが多くなったのは異
様だったのだろう。
そして私達が姉妹という事実もいつしか明らかになった。私はもう、三枝本家も
二木家も怖くない。怖いのは私の心…
84:名無しさんだよもん
07/08/04 22:44:52 6cQirkO00
「教科書貸して!!」
「はあ…?無理よ。それに同じクラスでしょ。その私に向かって貸せってどういう神経してるのよ」
「いやー、これ以上、教師に目を付けられたら留年しちゃうのですヨ」
「勝手に留年すればいいのよ」
私はそう言ってから教科書を差し出した。
「やはー!って佳奈多、マジでいいの?」
「私はノートだけで充分。ただし次からは必ず教科書を持ってくること」
私はどこまで甘いのだろう。
「大感謝!」
葉留佳はそういって抱きついてくる。
「ちょっと、やめなさい!」
「やはは〜」
そのあと葉留佳は離れて席に座った。
いつものことだ。いつからか、そんな光景にクラスのみんなも慣れていった。
==========
「二木さん。なんで三枝さんと仲良くなったの?」
「二木。どういう心変わりだ?三枝と何があったんだ?」
「委員長!三枝葉留佳を甘やかしてはいけません!」
そんな言葉も少なくなった。私達が仲直りしてから、周りは気にならなくなった
。
私達は姉妹だ。それでいい。大好きな妹。でも複雑な感情もある。
葉留佳が見る見る内に成長していくのだ。私に追いつくように、そして置いてい
くように。
三枝、成績上がったな、とか、三枝さん料理上手くなったんじゃない?など。
正直、今の私は葉留佳がうらやましい。自分自身を克服して今に至った葉留佳が。
葉留佳の原動力はなんなのだろう…
85:名無しさんだよもん
07/08/04 22:46:39 6cQirkO00
わかっている。それは、
直枝理樹
彼の存在だ。彼がいなければ今の葉留佳はない。そして今の私も。
いや、彼だけではない。葉留佳がリトルバスターズと呼んでいる人達も。
葉留佳は葉留佳自身の努力もあるが、彼らのおかげでずいぶん成長した。
一人の人間として。女として。
いつしか私は、そんな彼らに興味を持つようになった。
==========================
ある日の午後。
「二木さん」
女子寮に帰る途中だった。
不意に呼びかけられた。
「直枝君…」
私は振り返った。
「あれ?どうしたの?」
彼は私の顔を見てそう言った。
「え?何が?」
「だってその頬…」
「あ…」
私は自分の頬を押さえ、昨日、二木の家での出来事を思い出す。
「な…なんでもないわよ」
「なんでもないわけないよ!」
私が帰ろうとしたところで、彼は腕をつかむ。
「ふぅ…」
私はためいきをつく。本当にお節介なんだから。
「何かあったの?」
86:名無しさんだよもん
07/08/04 22:47:21 6cQirkO00
「…二木の本家よ」
私は観念して話す。彼の性格上、離してくれそうもない。
「まだしきたりに縛られたままなの?」
「そうよ。好きよね。連中も」
「二木さん…」
「同情なんかしないで。慣れっこだから」
「でも…」
「じゃあね。そういうわけで」
「待って!」
彼はまだ呼び止める。
「何よ」
「………」
彼は複雑な表情をしている。
「本当。大丈夫だから…心配してくれてありがとうね」
私はそう言って立ち去ろうとする。
「あの!今日、葉留佳さん休みだけど、何か関係あるの?熱だってメール来てた
けど」
彼は去り際の私に大きな声でたずねてきた。
「ないわよ。葉留佳が今日休みでよかったわ。葉留佳にまで心配かけることにな
るもの」
本当、葉留佳は彼以上に心配するだろう。休みで良かった。
「そう…あまり一人で無理しないでね」
「わかってる…」
「そう言えばさ、この間、携帯の番号とメール教えてくれたけどかけていいかな
?」
「え…?いいわよ…物好きね…」
私はため息をつきながら、ようやく女子寮に帰宅した。
87:名無しさんだよもん
07/08/04 22:48:12 6cQirkO00
三枝家のいまわしきしきたり。未だに私に纏わりつく。
私のこれからの未来はどうなるのだろう…
昨日の二木の本家でのやりとりを思い出しただけで反吐が出そうになる。
『高校を出たら、好きな男をあてがってやる。選ぶんだ。佳奈多』
『え…?それはまだ先の話ではございませんか?』
『口答えか?』
『ち…違います。ですが私はまだ…』
『これがリストだ。好きな男を選ぶといい』
『え…選べません!』
『なんだ?他に好きな男でもいるのか?』
『…え?』
『なんだいるのか?』
『いません』
『なら選べるだろう』
『考える…時間を下さい…』
『今、選ぶんだ。』
『も…申し訳ありませんが…』
バンッ!!
リストで頬を殴られる痛みを思い出す。
「…ねばいいのに…」
ポツリと言う。しかも明日までに決めないといけないなんて。
プルルルルル!!
「!」
私の携帯が鳴る。
88:名無しさんだよもん
07/08/04 22:48:53 6cQirkO00
…直枝君からだ。
「直枝君?」
「もしもし、二木さん」
「何か用?」
「二木さん。なんか無理してない?」
「…そうなのかもね」
「そう…なら、気分転換が必要なんじゃない?」
「??」
意味がわからない。
「実は今日、葉留佳さんと約束してたんだ」
「何を?」
「花火大会」
「はあ?」
そういえば、今日は大きな花火大会があった。
「よかったら行かない?葉留佳さんも『あたし、今、こんな状態だからお姉ちゃ
んと行きなよ』って」
「何を言っているのよ。とっくに門限じゃないの」
「そんなの抜け出すに決まってるじゃないか」
「私は風紀委員長なのよ」
「今日だけだよ」
「…………」
思考が停止する。どうしよう。
「少し考えさせて」
「今晩の7時までに返事お願いするよ」
「わかった」
携帯を切る。すぐさま、葉留佳に電話する。
89:名無しさんだよもん
07/08/04 22:49:58 6cQirkO00
「あ、お姉ちゃん」
葉留佳の声が聞こえるなり私は口火を切る。
「あなた、直枝君に何吹き込んでるのよ!なんで、あなたの変わりに花火大会に
行かなきゃいけないのよ!それも門限まで破って!」
葉留佳は元気のない声で返す。
「やは〜頭ががんがんする〜。そんなに怒鳴らなくてもいいじゃない〜」
「どうもこうも、なんで…」
「お姉ちゃん!」
「な…何よ」
「行って来てよ。あたしに代わって」
「なんで…」
「やはー、あたしの分まで楽しんできてね。じゃね〜」
ガチャッ!ツーツーツー
「まったくあの子は…」
======================
私は直枝君と校門を抜け出し、花火大会に行こうとしていた。
「ああ…風紀委員長の私が校則を破るなんて…」
大きいため息をついたところに、直枝君が口を開く。
「まあ、いいじゃない。今日だけだよ」
「はぁ…」
大きくため息をつく。どうにでもなれだ。
「ところで何処で見るの?」
「秘密」
90:名無しさんだよもん
07/08/04 22:52:10 6cQirkO00
そこは大きな公園の中にある小さな山の頂上だった。
「ここはいいよ。毎年、恭介たちともよく来てるよ」
直枝君は嬉しそうに言った。
「葉留佳がダメなら、なんで棗君たちと来なかったの?私なんか誘う意味がわか
らないんだけど」
私の質問に、なぜか直枝君は答えなかった。
「ほら、もうスタンバってる人たちもいるよ。僕達もいい場所を取ろう」
「ちょっと手、引っ張らないでよ!」
「ほらほら急いで」
花火が揚がっている。綺麗な花火を余所に私は考え事をしていた。
好きな人を無理やりあてがわれるやりきれない気持ち。
私はこのままも三枝のしきたりを一生、従い続けて生きるのだろうか。
葉留佳は自由だ。いや、自由になった。自分自身と直枝君の力で。
じゃあ、私は?…私も自由になりたいのだろうか。
私の人生ってなんだろう。
「二木さんはもう少し肩の力を抜いた方がいいよ」
直枝君の言葉に私は黙っていた。
「二木さん、何を悩んでいるの?」
そんなに思いつめた顔をしていたのだろうか。
私は花火の景色を見ながら答えた。
「悩みごとなんて尽きることはないわよ。あの『家』に居る限りね」
「何があったの?」
「あなたには関係っ…!」
そこで私は言葉を止める。
「関係あるからね」
「…そうね」
私と葉留佳の仲を元に戻してくれたのも彼だ。
91:名無しさんだよもん
07/08/04 22:52:59 6cQirkO00
本当、お節介。
「話してよ」
直枝君の言葉のあと、しばらく沈黙が続く。そして私は話を切り出す。
「好きな男をあてがってやろうだって…」
直枝君は黙っている。
「どこも名家のお坊ちゃま達よ。ステータスは抜群って奴ね。
二木の叔父たちが考えそうな反吐が出そうな相手。私の気持ちは関係なし」
「二木さんは好きな人いるの?」
「…いないわよ。そんな機会もなかった。あなたや葉留佳とは違うのよ…!」
私はなんでこんなにイラついているのだろう。葉留佳への嫉妬?
その葉留佳の相手で、自分で好きな人が選べる直枝君に対する嫉妬?
わからない…
「じゃあ、自分で見つければいい」
直枝君の言葉にカッとなる。
「そんなことできないわよっ!恋なんて機会なかった!させてもらえなかった!
」
周りのギャラリーも気にせず、私は感情的に言葉を発する。
少し、冷静になって言う。
「あの家はね。そういうところなの。自分の感情より三枝の腐った因習を重
視する…!ははっ!それとも直枝君、そんなかわいそうな私と付き合ってくれる?」
「………」
「ふふっ冗談よ…」
何を言ってるんだろう私は。直枝君に当たっても何も変わらないのに。
92:名無しさんだよもん
07/08/04 22:54:15 6cQirkO00
「こんなところで、何をしている。佳奈多」
そのとき、聞き覚えのあるおぞましい声が後ろから聞こえた。
「…嘘…なんでこんなところに…」
「説明してもらおうか」
威圧的な口調で二木の叔父達は私を問い詰める。
二人の従者がいる。震えがとまらない。
「あ、あの…これは…」
「その横の男は誰だ?それに、なぜ寮にいない?」
「あ…の…も…申し訳…ありません」
震えた声で私はやっと声を出した。
「二木さんは僕が連れてきたんだ」
直枝君が口を開いた。
「なんだお前は?」
「直枝理樹といいます」
「お前は佳奈多のなんだ?」
どす黒い声に対して、反射的に私は叫ぶ。
「直枝君は関係ありません!」
「黙れ!」
…っ!私は言い返せない。
「僕は二木さんの友達です」
「はあ?!なんだと?こんなところまで連れ出してか?」
「友達なら普通だと思いますが」
「まさか、お前、佳奈多の…」
93:名無しさんだよもん
07/08/04 22:55:30 6cQirkO00
汚らわしい二木の叔父が直枝君に詰問を浴びせる。
もうキスはしたのか?セックスはしたのか?
私は思わず耳を塞いでいた。彼は葉留佳の彼氏なの。私は違うの。
やめて…!直枝君にはそんな汚い言葉を聞かせないで…!
三枝の家を守りたいなら…少しでも良くしたいなら、あなた達が黙るべきなのよ
!
あなた達が恥部をさらしているのよ!なんで…こんな奴らが…!!
「佳奈多!来い!!」
二木の叔父が迫る。
「…ッ!!」
痛い!髪を引っ張らないでよ!
やめてよ…!
94:名無しさんだよもん
07/08/04 22:56:43 6cQirkO00
「おーーっと!!筋肉が通りますよ!!」
「むさくるしい筋肉が通りますー!」
ガンッ!!
突然の声と音にびっくりする。見ると、二木の叔父が倒れていた。
叔父の従者も構えている。
「なんだお前達は…!?」
「俺達?俺達は、悪を成敗する正義の味方…リトルバスターズさ!」
そこには棗君達がいた。棗恭介が続ける。
「もうやめたらどうだい?あんた達、周りの人の迷惑になってるぜ?」
「くっ…」
叔父がたじろぐ。
「おっさんども。これ以上、この美しい筋肉…じゃなかった、花火を汚すような
ら俺が黙っちゃいないぜ」
一ノ原真人。
「この祭りの日に、この騒動は感心しないな」
宮沢謙吾。
「うっさい!おまえら!ふかーーーーーーっ!!」
棗鈴。
「少しは頭を冷やして、落ち着いたらどうだ。この夏の夜に花火を楽しまないの
は犯罪だろう」
来ヶ谷唯湖。
「みんなで、楽しむのれす!ケンカはよくないのです!」
能美クドリャフカ。
「風流がなくなります」
西園美魚。
「みんな〜。仲良くしようよ〜」
神北小毬。
95:名無しさんだよもん
07/08/04 22:58:14 6cQirkO00
「災難だったな。二木」
棗恭介が言う。
「いつもの事よ。例だけは言っておくわ。ありがとう」
とりあえず、事なきをえた。彼らには感謝しておこう。
「なんだ、助けてやったんだからもう少し嬉しそうにしろよ」
一ノ原真人が言う。
「別に頼んでないわ」
意地っ張りな私。
「相変わらず、無愛想な女だ」
宮沢謙吾の答えに私は返す。
「そういう性分なのよ」
素直じゃない私。
「まあ、いいじゃないか。騒動は済んだことだし、花火見物と洒落込もうじゃな
いか」
来ヶ谷さんの言葉に花火を楽しんでいない私に気付く。
いつしか、感情も押し殺して生きるうちに、楽しいという感情をなくしてしまったんだろうか…
「それにしても理樹。お前、なんで三枝と一緒じゃなくて二木と一緒なんだ?」
一ノ原真人の問いに直枝君は事情を説明している。
そう、本当は葉留佳が来るはずだったのだ。
「なんだ。二股でもかけてんのかと思ったぜ」
「そんなわけないよ!」
葉留佳ならきっとこの花火も楽しめるんだろう。
私はぼーとして花火を見上げていた。
「まあまあ、真人、理樹をからかうのはやめろ。じゃあ、理樹。俺達は場所を移
す。あとは二木と仲良く花火見物でもしててくれ」
棗恭介の言葉で一同が去っていく。
96:名無しさんだよもん
07/08/04 22:58:55 6cQirkO00
私にはあのような頼もしい仲間がいるだろうか。
私に付いて来てくれる風紀委員達は、本当に私の人望を信頼して付いてきてくれ
るのだろうか。
「はぁ…今日の私は風紀を乱しているわけだし…人望もなにもないわね」
ぽつりと言った。
「二木さん。何か言った?」
「え?な…なにも言ってないわ」
直枝君に聞こえたようだ。
「いい仲間ね」
私は思ったことを口にする。
「ありがとう」
直枝君は本当に嬉しそうだ。
「うらやましい…」
そんな仲間と彼氏を持つ葉留佳が…
「二木さんもリトルバスターズに入る?」
「え?」
「リトルバスターズは歓迎だよ」
「そ…そんな風紀を乱すことできるわけないじゃない」
「少しは羽目を外してみたら?」
前にも同じ事を言われたことがある。私は…
「私は…葉留佳にはなれない…」
言って、はっとした。
…葉留佳になれない?…葉留佳になりたい?
…頼れる仲間が欲しい?…直枝君みたいな彼氏が欲しい?
97:名無しさんだよもん
07/08/04 22:59:42 6cQirkO00
その思いをまぎらわすように私は発した。
「そ…そう言えば、花火、クライマックスじゃないの?」
「そうだね」
最後に、特大の花火が揚がる。綺麗なのかわからない、この先のことを考えると
。
この先もずっとこのまま…?縛られたまま…?
嫌だ。嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌。
このまま帰れば、報告の日を待たずに二木の家に呼び出され、
そして、今日の事を詰問され、また暴力を振るわれるだろう。
どうしたらいい?どうすれば…
「………」
「………」
花火の余韻もなく私たちはその場で、黙っていた。
「まだ、帰らないの?」
帰りたくない。
「そうだね」
帰りたくない。
「待って!直枝君!」
直枝君が立ち上がりかけたところに、私は思わず声をかけていた。
「少し…側にいて…」
私はよほど深刻な顔をしていたのだろうか。
直枝君はそれを察知したのか座りなおす。
私は今の思いをそのまま口に出す。
98:名無しさんだよもん
07/08/04 23:00:51 6cQirkO00
「最近の葉留佳って、いきいきしてる…」
「そうかな?」
「うん。そう。今まで違う方向に向けていたエネルギーを正しい方向に向けだし
たっていうか。あの子、騒がしさが減ってきたし、風紀を乱すことも減った。そ
のせいで成績も上がりだして…料理も自分で勉強しだしたのか上手くなってるし
、クラスでも居場所を見つけ出したのか明るくなった。あなたのおかげで女とし
ての魅力も出てきたのか男にも人気があるみたい」
「………」
「私とは大違い。私は葉留佳がうらやましい。自由に生きている葉留佳が!」
私は思わず、自分の感情をむき出しにしていた。
「二木さんは…この先どうしたいの?」
「わからないの…!わからない…!」
私は泣いていた。自分の今の立場に。境遇に。思いに。
気が付くと花火を見に来た人達も帰っていた。
「僕達も帰ろう」
「ええ…そうね…」
「二木さん」
「何?」
「なんとかなるよ」
「………なるわけ…ないわ…」
聞こえないようにポツリと言って、私たちは帰路についた。
99:名無しさんだよもん
07/08/04 23:01:49 6cQirkO00
次の日。教室で葉留佳が話しかけてきた。
「お姉ちゃん」
私は昨日の気だるさを覚えながら葉留佳を見返す。
「お姉ちゃん…苦しいんでしょ?三枝のしきたりに縛られて」
「・・・え?」
「理樹君がね。いろいろと話してくれたよ…」
葉留佳は続ける。
「お姉ちゃんと理樹君はあたしを救ってくれた。今度はあたしがお姉ちゃんを救ってあげる」
「はあ…?」
いったい、葉留佳は何を言ってるの?
そんな・・・そんなこと・・・できるわけないじゃない!
何を考えてるの?
100:名無しさんだよもん
07/08/04 23:02:57 6cQirkO00
「準備はいいか?」
そこには棗恭介の声が響く。
それに例のメンバーがぞろり。
私の姿をした葉留佳もいる。
いったい、何が始まるんだろう。
「まず、三枝に小型カメラと通信装置をつけた。これで皆が好きに三枝と通信できる。次は謙吾。鈴は…」
次々に棗恭介は一同に命令しておく。
「わかった。とりあえずこの方向でよいのだな。私の美貌が生きるミッションと
いうわけだ」
「期待してるぜ、来ヶ谷」
「あの…私はこのままでいいのでしょうか?」
「ああ、西園はここで状況を逐一報告してくれ」
「ラジャー…です。あまり役に立つとは思えませんが…」
「小毬は指定の場所で例のやつを」
「わかったよ〜」
「クドは犬たちを連れて素早く行動をすること」
「わかりましたのです!ストレルカとヴェルカかは二木さんの部下なのでやる気
まんまんなのです!」
本当に何をする気なのだろう・・・
101:名無しさんだよもん
07/08/04 23:03:38 6cQirkO00
「おい!恭介!俺の役は?」
「ああ、真人。お前か」
「そうだよ!このミッションに俺の筋肉を生かせねぇてはねぇだろう?」
「そうだな。お前はとりあえず、ここで筋トレでもしててくれ」
「うおおぉぉーーーー!!俺だけ仲間はずれぇぇーー!!」
「冗談だ。お前にはとっておきの役を用意している。謙吾に付いてくれ。ほら、
これを着とけ」
「おっしゃ!」
「お姉ちゃん。携帯貸して」
葉留佳の声に私ははっとする。
「え…ええ」
携帯を渡す。葉留佳は最後まで作戦を教えてくれなかった。
私を救う?そんなことできるのだろうか…
「二木」
「なんですか。棗先輩」
「恭介でいい」
「気安く呼べません」
「なんだ。お堅い奴だな。まあいい。お前は…」
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