クラナドSS専用スレッ ..
353:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/03/11 18:35:03 +CC6RRqH0
穴の位置を確認し、秘所から漏れるおりものをローションのように自分の男根に塗る。
パイプを引き抜き、二つに別れた尻の肉を持ち、椋の尻の穴に狙いを定める。
亀頭を挿入、徐々に全体を入れていく。初めて椋としたときの膣の中の様に、
狭いトンネルの様だった。
「はうぅぅ……苦しい、です……うぅっ……」
「でも気持ちいいんだろう?」
「はい…気持ちいいです」
そしてようやく全部入った。椋は苦しみを調教台にしがみつくことで我慢している。
「い、痛いのは……最初だけですよね…ご主人様」
「あぁ。まぁ、その言葉はお前の姉のものだけどな」
今度は逆にゆっくりと腰を引く。圧迫され続ける亀頭は早くも射精しかかっていた。
まだだ。オレのモノが満足しようがオレ自身が満足しなければイけない。
ピストン運動を開始。同時に、椋のクリトリスや乳首を触ってやる。
「ひゃぁぅ!そんなに触っちゃ……すぐに、いってしまいます!……んぁあ!」
「すげぇぜ。乳首も、クリトリスも、こんなにたってやがる」
触る度にシマリがよくなる肛門と直腸。椋がすでに限界に近い証拠だ。
意識が飛びそうになる。体中の感覚が飛びそうになる。快楽の世界へと、飛びそうになる。
「ご主人様ぁ……もう、イきたいです!ご主人様と、一緒に……」
「よし!」
ピストンの速度を限界まで上げる。オレの腹と椋の尻の肉とがぶつかりあい、
断続的な音が鳴る。
脳内物質が駆け巡り、意識が飛ぶ。
「ぁううぅぅぅ!ご主人様ぁっ!」
椋の悲鳴に似た喘ぎ声。オレのモノから感じる、液体が飛び出る流動感。
中に出すだけじゃモノ足りなく感じ、椋の顔にまで精液をかけた。
354:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/03/11 18:37:03 +CC6RRqH0
「ご、ご主人様……気持ちよかったです……」
「あぁ、オレも気持ちよかったぞ。いい子だ」
「はい……ありがとうございます」
調教台に結んだ麻縄を解く。直後、椋は力無くしてそのまま台の上で姿勢を崩した。
「ちからが……入らないです…………」
「わかった。まずはシャワーでも浴びろ」
椋をバスルームまで連れて行き、お召し替えを済ませた後、また檻の中へ入れる。
杏は檻の隅で座り込み、俯いていた。よほどのショックだったらしい。
まぁ、当たり前か。
自分の信じている者から、裏切りに近い発言を受けたのだから。
「どうした、杏?」
「うるさい…。あんたが、あたしから全てを奪ったくせに……。
あんたさえ、いなければ……」
「まだオレに刃向かうのか?オレのベッドテクニックも落ちたもんだな……」
「あんたのテクニックなんて訊いてないわよ!……返してよ……あたしの人生、
妹、処女も全部……返してよ!」
「無理だな」
「好きな人に会うことも出来ない、綺麗な服も着れない、おいしいご飯も食べられない、
両親に会うことも出来ない、ただ毎日あんたの性欲処理に使われるだけ……
こんな毎日、生きていくのも嫌になるわよ!」
意思の強い言葉と同時に、拳が飛んでくる。オレはその拳を掴み、杏の首を握って持ち上げた。
もがく杏。
「お前、オレがどんな人間かわかってないみたいだな」
オレは杏をそのまま壁に押し付け、コンクリートの壁へ磔にした。
「これからが本当の調教だ。覚悟しろ」
オレが手にした調教道具を見て、杏は悲鳴を上げた。その声で、椋が目を覚ます。
「丁度いい。椋、オレの助手をしろ。そうすれば明日は太陽を見せてやる」
椋の手にも調教道具。椋の表情が、引きつるように笑顔へと変わる。
「お姉ちゃん、大好きだよ♪」
妹の凍りついた笑顔に、杏は言葉を失った。
〜続く〜
355:名無しさんだよもん
05/03/11 18:39:15 46uu6Prc0
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・)< GJ! 勃起した!
( 建前 ) \_______________
| | |
__(__)_)______________
( _)_)
| | |
( 本音 ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( 。A。)< おまえにグッドエッチ!
∨ ̄∨ \_______________
356:名無しさんだよもん
05/03/11 18:52:52 +CC6RRqH0
age
357:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/03/11 19:02:34 +CC6RRqH0
誰だよ。俺と同じID。
358:名無しさんだよもん
05/03/11 20:56:57 xAcxMsaa0
堕ちた杏がみたい
359:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/03/11 22:58:13 7A2yobKY0
>>358の名無し
もうしばらくお待ちを。
360:'ヽ/ヽ
05/03/11 23:00:25 ojDJmExF0
うわぁぁぁのAAが見つからない。
361:名無しさんだよもん
05/03/11 23:50:23 9r9dA+nu0
祭りがなんだか知りたかったらクラナドSSリンクをよーっく見るこったね。
362:名無しさんだよもん
05/03/12 00:22:25 CKUrETlY0
ラストは姉妹揃って腹ボテがいいな。
363:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/03/12 00:26:58 5fNqSD4X0
ニャリさんには刺激が強かったですか。でも自分はこういう趣味なもので・・・。
>>361
情報サンクスです。でもCLANNAD崩すので参加しないかもです。
>>362
自分は腹ボテ好きじゃないので期待しないでください。
364:名無しさんだよもん
05/03/12 00:40:29 CKUrETlY0
了解。脳内で我慢しておくよ。
続き楽しみにしてるので執筆がんばってくれ。
レスありがとう。
365:名無しさんだよもん
05/03/12 00:49:28 hWLi0Yks0
一言たりとも参加してろとは言ってないがね。
366:名無しさんたよもん
05/03/12 01:53:47 hq4NM6pY0
>>だおもん
ん。
お疲れな。
また頼むわ。
そういや、智代Before書いてた人、どこ行っちゃったんだろうなあ、
楽しみにしてんのになぁ・・・
367:名無しさんたよもん
05/03/12 03:16:40 hq4NM6pY0
芽衣SS書くにあたってだが・・・
「〜よぅ」はデフォなんかなあ?w
368:名無しさんたよもん
05/03/12 03:41:21 hq4NM6pY0
芽衣やっぱ_。
キャラが難し(恥ずかし)くて俺にはかけん・・・
369:名無しさんたよもん
05/03/12 04:27:09 hq4NM6pY0
カーテン越しに光が射す。
意識の先には、朝飯の匂いと、話し声。
俺は布団からはい出て、洗面所へ向う。
途中「おはようございます」と声をかけられる。
俺も「おはよう」と返す。
顔を洗ったあと、さんにんで食卓を囲む。
これといった会話があるというわけではないけれど、
いつものようにテレビはつけないでご飯を食べる。
ふたりの存在、それだけで十分だから。
たどたどしくお箸を持つ娘を見ながら、そっと微笑む。
そして、いつもと同じ朝飯の味に、安心する。
食後、さんにんで朝飯の片づけ。
「お皿、落とさないように注意しろよ」と俺は娘に言う。
「う、うん」と娘はこたえる。
いつもと同じセリフ、いつもと同じ行為。
あたりまえの、だけどかけがえのない、俺たち家族の時間。
妻が皿洗いをしている間、俺は娘の支度の手伝いをする。
そして、支度が終わると、俺は娘と共に出勤する。
妻はにこにこ笑って、俺たちを送り出す。
「いってらっしゃい」と。
俺たちは「いってきます」と。
END
370:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/03/12 10:25:44 OraAENDl0
智代Before書いた人また来ないかな、と私も勝手ながら期待してます。
>>369
ヘンなSS書いた後に読むと、心が洗われたよ。乙。
371:名無しさんだよもん
05/03/12 23:39:45 hWLi0Yks0
あれ、なんにもないを書いた人、名乗らなかったね。
372:名無しさんたよもん
05/03/12 23:48:23 CxDyGe8TO
>>371
えと…
どういうこと?
373:名無しさんだよもん
05/03/13 00:06:17 hWLi0Yks0
>>372
や、今クラナドSS祭りの感想会をやってるんだけど、
336までの話である「なにもない」書いた人の名乗りが無かったなー、と。
374:名無しさんたよもん
05/03/13 00:09:31 yuxokV1UO
作者って、にゃりじゃないのか…?
375:'ヽ/ヽ
05/03/13 01:08:10 BDdQXAqD0
すまん今帰ってきた。
376:名無しさんだよもん
05/03/13 18:59:59 YmdKQxWE0
折角キミの痛い姿を期待してたのに。
377:名無しさんだよもん
05/03/14 15:08:18 T/QwK5K+O
楽屋ネタはほどほどにな
378:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/03/14 16:55:53 MDz16dC70
いつか言おうと思ってたんだ。
実は俺童貞なんだ。
379:'ヽ/ヽ
05/03/15 00:44:45 hjw8hH7yO
お前は今泣いていい
380:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/03/15 01:45:40 pzXbFyeR0
お言葉に甘えて泣かせて頂きます。
ウワァァァァン.....
SSまたがんばります。
381:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/03/18 20:07:48 TEvyejq30
俺が童貞って言ったら人が来なくなった。
λ............スンマセン
382:名無しさんだよもん
05/03/18 21:53:19 BZ4Aope50
安心しろ。
別にショック受けるような事実じゃなかったから。
383:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/03/19 13:28:26 TpeqLwoa0
童貞の書いた文章って、やっぱりわかるんですか?
384:名無しさんだよもん
05/03/19 18:03:32 W9PzMh5u0
非童貞が冗談半分で書いてるエロと、童貞が真剣に書いてるエロの区別は付かないけれど。
女の感じ方と事後が嘘くさいのが特徴。
385:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/03/19 19:52:19 /VY6W5da0
>>384
なる〜。やっぱり経験者じゃないから完全に文章で表せないわけですね。
……俺どうしよorz
386:名無しさんだよもん
05/03/20 02:32:58 rfm5M7Gt0
好きに書けばいいんじゃない?
楽しみにしている人もそれなりにいるみたいだし。
つーか、別に貴様が童貞だからどうとか誰もいってないだろ。
387:名無しさんだよもん
05/03/20 02:33:30 rfm5M7Gt0
自信持て
388:名無しさんだよもん
05/03/20 02:52:07 alBaMP4i0
>>385
大江健三郎みたいに非童貞でも嘘くさい作家も多数いるから大丈夫だ
気にしない方がいい
389:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/03/20 13:20:52 r3SwXKkj0
ありがとう、皆さん。自信持てました。
390:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/03/21 01:06:23 T1KrU3Me0
>>355の言った「グッドエッチ」って、「変態を祈る」って意味だったんですね。
まぁ、否定は出来ません。むしろ開き直ったか……。
391:名無しさんだよもん
05/03/21 22:52:07 T8ID4jIRO
(゚皿゚)bグッドエッチ!
392:277
05/03/21 22:54:14 R0u7aovC0
一ヶ月以上たってしまったのですが、>>278-284の続きです。
予想以上に長くなってしまったので途中投下。
どうしようもなく暇な時にでもどうぞ。
393:『Before』1/10
05/03/21 22:59:16 R0u7aovC0
噂を知ってから今日で七日目。
相変わらず、町をはびこる奴らは私が恋しいらしい。
泡のように沸いては弾けるこいつらをいい加減鬱陶しいとも思ったが、こいつらを
殴ることでそんな感情も消え失せてしまう。
全く、世の中というやつはよくできている。私が必要ないと感じるモノを、必要ない
と感じる者にぶつけて相殺できるのだからな。
もし、この世に不条理というものがあるとしたら、それは――
「智代〜もう帰ろうぜ」
―宮沢和人、こいつの存在か。もう一人の姿が浮かんだが、すぐに打ち消した。
この七日間、私につきまとっては、家に帰れと言ったり、喧嘩の仲裁をしたりと、ま
るでストーカーの様なしつこさを見せてくれる。
まぁ、幸いなことに、私を狙う奴らは宮沢の交友範囲外なのか、説得むなしく、
全て撃墜できたわけだが。恐らく、自分の仲間には何か言ってあるのだろう。そうい
うやつだ。
「よーし、なら隣町のファミレスでも行くか。兄ちゃんが奢ってやるぞー」
「……」
「あそこはフルーツパフェがまた旨いんだ。ちょっとプリンは生温いけど」
「……」
「な、なにより、ウェイトレスの制服がまた、かわ、いく、て…」
「……」
「ははっ、と、と、智代の家で鍋でも囲むか! そうだ、それがいい」
「帰る気などないぞ」
ついでに言えば、鍋を囲む予定もない。
ここ最近、宮沢はずっとこの調子だ。私を争いの場から引き離そうとする。
今日は十分憂さを晴らしたから、寝に戻ってもいい。
だが、宮沢が帰れと言えば、私は無性に外に出回ってやろうと思ってしまう。
……。
「ん? どうした」
妙に引っかかる。
そう思った時には、頭より先に口が動いていた。
「宮沢、どうしてお前は私にかまう?」
394:『Before2/10』
05/03/21 23:01:47 R0u7aovC0
帰りたくない理由など決まり切っているので、今更考えるのも馬鹿らしい。
だが必要以上に外に出回ってやろうと思うのは、私が宮沢に対して何か意地になっ
ているのかもしれない。そう考える時点で、今日の私は少し変だ。
けれど、そう意識するまでに宮沢は嫌でも私に近づいている。これは事実。
「答えろ、宮沢」
まぁ、いい機会だ。ここらではっきりさせようじゃないか。
沈黙、そして溜息。
困った様な素振りを見せながら、宮沢は、私に背中を向けた。
「何つーかな、興味はねーんだ。この町を占めるとかどうとかな」
観念したのか、決心したのか、どっちとも取れないように切り出した。
「ただ、馬鹿やって、楽しく過ごしてーんだ。友達、つーかダチとな」
月に陰りが生じて、いっそう闇が深まっていく。
「もちろん、智代ともな。それだけさ」
私に視線を向けるも、自販機から漏れる蛍光灯の光では、表情は読み取れない。
「何やっても楽しめない、そんな嫌な場所に変わるのは、もう御免だからな」
言葉に影があるようだったけれど、それ以上は語らなかった。
「この町の代わりってのは、きっと、ねーんだろうな」
ただ、最後にそう呟く宮沢の背中は、なぜか少し寂しげだった。
この夜の町は、居場所を失った者が訪れる最後の場所なのかもしれない。ここは、
全てを受け入れてくれる。宮沢も、その仲間も、そして、私でさえも。
ああ、認めよう。
既にこの夜の町は私にとって必要な場所なんだ、と。人を傷つける行為であっても、
私の感情をぶつける場所は、他に無いのだから。ここが無くなったらどうするだろう。
宮沢にとっても、それは同じなのかもしれない。
きっと、その場所が、変わってしまうのを恐れているんじゃないか?
新たに変化をもたらす私に対しても。
だから笑顔で、私を、誰をも取り込もうとするのかもしれない。
変わっていく何かを進んで受け入れることで、これ以上変わらせないために。
自分の居場所が、居場所で無くならないために。
395:『Before3/10』
05/03/21 23:04:08 R0u7aovC0
……考えすぎ、か。
だいたい、ここまで、私に執着する理由になっていないか。
そういえば、初めて会った時、宮沢は、私の前から立ち去ろうとしていたな。
そう、あの時、確かに。
「見つけたぜ。サカガミ、だな」
やれやれ、前方にガラの悪い奴らが六人。
別に今更、驚くことでもない。これもありきたりな日常の一部分だ。
でも、私が考え事をしている時に、決まって邪魔が入るな。
いや、少し前までは、なにも考えたくなかったのも私だったか。
敵は、ろく…ん、まだ、誰かがやってくるな、新手か?
その時、確かに、聞こえた。
まるで、服を着たまま風呂に入るかのような、場に釣り合いな言葉が。
走って来たのか、消え入りそうな声でも響いたのは、やはり、異質であったから。
それは、誰かの泣き声で、その誰かは少年だと気がついて、声が近づいてきて。
「…え…ゃん」
それは、誰かの名称で、その誰かは私だと気がついて、頭の中が真っ白くなって。
今度は私が声を発する番だった。
「……たか、ふみ」
私も、宮沢も、奴らでさえも、新たにやってきた少年を見ていた。
ここにいるはずのない存在が、非現実のように感じられて、そういえば、前に名前
で呼んだのはいつだったかと思い出す私がいた。
396:『Before4/10』
05/03/21 23:05:43 R0u7aovC0
「…うぐっ、ひっ…ねえちゃん」
泣きながら私を呼ぶ鷹文と。
「……」
未だ真っ白で、状況のつかめない私と。
「智代の、おとうと?」
そうつぶやく隣の宮沢。
結局、この状況にいち早く対応できたのは、私にすぐさま片付けられるはずだった
馬鹿どもで、名も知れぬ誰か。六人組の一人が、鷹文に近づき、後ろを取っては、腕
を固めて、この文句。
「こいつ、サカガミの弟かよ。はっ、抵抗すればどうなるか、分かるよな?」
ああ、見事なものだな。馬鹿でも頭の回転は速いらしい。残りの五人は、既に私を、
ついでに宮沢も、囲んでいるのだからな。
何か言えばよかったかもしれないが、生憎と頭が働かない。
私は、ただ流れていく映像を見ているだけだった。
真っ白になって、途端に世界が現実味を失って、世界から私が切り離されていく。
何も考えられず、私は地に足が浮かんだままの奇妙な感覚にとらわれて。
その代わりなのか、一石を投じたのはこいつ。
「やめろよ」
鋭いナイフと言わず、拳銃を口に突っ込まれるかのような圧迫感。
目で、声で、その存在で、人を射抜くことが出来るのなら、全員が射抜かれていた。
隣の男、宮沢和人によって。
「関係ねー奴巻き込んでどうなるか、そっちこそ分かってねーよなっ! ああっ!」
こいつ、こんな顔もできたのか。
全くの不意打ちだった。
だが、宮沢の重圧は、嫌でも私の意識を、再びこの場に押し戻した。
垂れ流しの映像が現実に、浮かんだ足は地面に、世界と私が繋がる一体感。
私の世界が、思考が、加速していく。
397:『Before5/10』
05/03/21 23:06:55 R0u7aovC0
姉に対して、弟を盾に取る。世の中の枠組みというやつでは、私が姉で、鷹文が弟。
だからこそ、宮沢は、これ程までに怒りを表している。
だからこそ、奴らは、怯みながらも、人質を盾に何とか平静を装っていられる。
しかし、その前提が大きく違っていたのなら?
私と鷹文は、他人以上に遠い存在だとしたなら?
何より、私自身が、鷹文を傷つけ、突き放し、無視し続ける存在なら?
その盾は、たやすく矛を通してしまうのだろう。
そうだ、ちゃんと状況は理解している。導かれる結論は、故に一つ。
「そいつを痛めつけるのなら、私も協力しよう」
溢れ出る全ての不快を、快感に。
「私が、抵抗、すること、だったな」
左膝を曲げ、伸びと同時に、右足を振り上げる。
何千、何万と繰り返してきた動作の中、初動は、鋭く、けれど、正確に。
すぐ目の前の馬鹿の喉元に、私の足のつま先が深々と突き刺さる。
倒れかかるそいつを薙ぎ払う。と同時に、自分の身体を反転させ、全ての勢いを遠
心力のかかった拳に添える。
その先の、真後ろの相手の顎と私の手の甲が、合わさった。
一瞬の接触。
回転の勢いそのままに拳を振り回して、そいつの顎を、揺らす。二人目。
倒れ込む二人を前に、残り四人。
既に余裕は、焦りへと転じ、醜態をさらけ出している。
「分かってんのか、サカガミよぉ」
今一度、鷹文を固めている奴が脅しを効かせる。こいつ馬鹿では、ないらしい。
「あぐっ、え、ぐ…」
更に強く腕を締め上げられた鷹文が、うめいた。
脅す方法としては、悪くない。だが、甘かった。
398:『Before6/10』
05/03/21 23:08:20 R0u7aovC0
それが、確認という行為になった。
奴らが、自分たちは未だ優位であるはずなんだ、と。
私自身が、痛がる弟になんら動じない姉である、と。
そして、宮沢は、奴らを片付けることが鷹文を救う一番の近道だ、と。
鷹文が傷つけられる時間よりも、奴らを片付ける時間の方が速い。
私の行動を、宮沢は、そう解釈したのだろう。
全く、私がどう思っているのかも知らないで、めでたい奴だな。
だが、そこからの宮沢は、速かった。
焦って大振りに繰り出された相手のパンチを屈んでかわし、お返しとばかりに、腹
に、顔に、瞬時にワンツーを見舞い、塀に叩き付ける。三人目。
不用意に近づいたもう一人が、転じて距離を取ろうとしても、宮沢の踏み出した一
歩が、再びその距離をゼロに戻す。懐からその脇腹に、拳をめり込ませる。
殴った者と、殴られた者にしか聞こえない、体中に響く不気味な振動。
宮沢も、確実にその音を聞いているはず。
同じく、音を聞いたはずの相手は、静かに崩れ落ちていく。四人目。
なんだ、なかなか強いじゃないか。
私の足が五人目の側頭部に当たり、そのまま蹴り切って、相手を宙で反転させなが
ら、宮沢の姿に感心さえした。
弱いとばかり思っていたが、考えてみれば、闘う姿を見るのも初めてだったか。
相手の浮かんだ身体が半回転して、顔面から地面へと舞い戻る。
五人目がアスファルトにキスする頃には、張りつめた空気が幾分和らいでいた。
残り一人。
無意味な人質を置いて、逃げ出そうとする馬鹿は、やはり、詰めが甘い。
逃げる。追う。こいつと私の影二つ。
重なり合わさった刹那、距離が一度に広がり、一つが電柱へと吸い込まれていった。
終わりを告げる鈍い音ともに、夜に静寂がまた戻ってきた。
踵を返すその先には、倒れかかる鷹文を抱えた宮沢がいた。
399:『Before7/10』
05/03/21 23:09:13 R0u7aovC0
「大丈夫みてーだな。折れてない。動かせるか」
「……うん」
公園で、鷹文の腕を冷やすと、宮沢がようやく安堵の顔を見せた。いくら、手早く
奴らを片付けたといっても、鷹文のことを気にしていたのだろう。
私も、まだ鷹文と一緒にいる。別に放っておいても、蹴り倒してもよかった。
が、黙って後をつきまとわれても迷惑だった。だいたい―
「どうしてお前が、ここにいるんだ?」
「……えっ」
「あん?」
二人同時に、反応するな。
「違う、宮沢じゃない。……いや、お前もだ」
「ほら、怪我のこともあったし、智代が『ねえちゃん』だったし。それに」
ニヤリと鷹文に笑みを浮かべて。
「『ねえちゃん』怖いだろ?」
「うん」
やはり、蹴り倒すか、二人とも。
「とにかく、だ」
私も再び鷹文に視線を戻す。
「私が何をしているのか、お前も噂か何かで知っているのだろう」
ここに来れば、どうなるか、分かっていたはずだ。
「……うん。……ひっ、ぐ、うっ」
また、泣き声に。これでは、何も分からないじゃないか。
「まぁ。そう怖い顔すんなって。ほら、これで涙ふけって」
なだめるように、宮沢はピンクの可愛らしいハンカチを鷹文に差し出した。
「気味悪いぞ、宮沢」
「ほっとけっ」
落ち着きを取り戻した鷹文は、唐突に、けれど、はっきりと口を開けた。
「……りこん、するって…」
ようやくその言葉を吐き出せたようだった。
「と、とうさんと、かあ、さんが、別れるって…」
400:『Before8/10』
05/03/21 23:10:20 R0u7aovC0
あの人たちが、ようやく別れるのか。
当然の結果だろう。むしろ、別れることに対して二人が向き合ったことの方が不自
然に思えるくらいだ。私に感傷など、あるはずもない。
「そうか」
鷹文は、それを伝えるためにわざわざここまでやってきたのか。
「それで、お前は、どちらに付くんだ」
親権も全て、向こうで勝手に決めるのだろうが、鷹文とは別の方を選びたかった。
「……ねえちゃんは、どうするの?」
鷹文は、少し戸惑ってから、そう訊き返す。
訊いているのは、私の方なんだが。まぁ、言っておくべきかもしれない。
「私は、今年で16だ。結婚もできる。子供も産める。勝手に一人で暮らすさ」
こんな時だけ、女を理由にするのは可笑しかったけれど、離婚するもしないも、あ
の人たちのどちらに付くことになっても、それだけは決めていた。
「それで、ほんとにいいの?」
再度問い掛ける鷹文に、ああ、とはっきりと頷いてみせる。
「違う」
鷹文の声の調子が、まさに今までと違った。
「ちがう、違うよ。いいわけ無いよ。みんな、ばらばらになっちゃうんだよ」
今まで、溜め込んでいたものをはき出すかのように、鷹文の語気が荒くなっていく。
だが、言っていることは、今更確認するまでもないことだ。
「最初から、ばらばらだったはずだ」
「違うっ!!」
初めてみる鷹文に呆気に取られるばかりで、その頑なな態度は崩れない。
「だって、だって…… 僕たちは―」
それは、何時かのやりとりの続きだった。
私は、その先を聞きたくなくて、何かが身体の奥底から膨れ上がっていく。
「―家族、じゃないか」
かぞく― ずっと、この言葉を聞きたくなかったのかもしれない。
でも、一度ふたを開けてみると、何とも陳腐な響きの言葉だった。
401:『Before9/10』
05/03/21 23:11:23 R0u7aovC0
「家族、まだ、そんなことを言っているのか」
今度は、自分で声に出してみた。
なんてことは、無い。ただの音のつながり。余計に馬鹿らしくなった。
私の中で膨れ上がった何かは、こんな言葉だったのか。忌避していたものは、こん
な言葉で収斂される程度のものだったのか。
「家族なんて、家には、どこにも無かっただろう?」
問い掛けた先の鷹文に、もう先程の勢いはなかった。
「ほ、本当は、そんなこと、思って、ないよ、ねっ。ねぇ?」
鷹文の声が、震えていた。
「あるはずだよ、ね?」
「それは、他所の話のはずだろっ」
こんなところで、家は家、他所は他所、なんてフレーズが浮かぶとは思わなかった。
私の日常で使う場面など無いと思っていたのに。そう―
「どんなに願っても、私たちの家では、手に入らなかっただろうっ!」
こんな馬鹿なことを言いださないためにも、はっきりと。
「家族なんてっ」
現実を分からせるためだったのに、失言だった。
踵を返して、鷹文に背を向ける。
いつのまにか、荒くなっていた声を整えるために。
家族などと、調子に乗りすぎた。これでは、まるで……。
「やっぱり…違うよ」
勢いもなく、震えた声でもなかった。ただ、静かで。
「絶対、ある、はず」
何かを決心したかのようで。
鷹文に背を向けていた私に対して、鷹文もまた私に背を向けた。
迷いなど無いかのように、地を蹴って、そのまま。
「おい、どこに行くんだよ」
宮沢の制止を聞かず、鷹文は何処かに行ってしまった。
「追いかけねぇのか?」
今まで、口を挟まなかった宮沢が、私に問い掛ける。
「前にも言っただろう。私は独りだ、と」
402:『Before10/10』
05/03/21 23:12:44 R0u7aovC0
「本気で言ってんのか?」
「何度も言わせるな。私には関係ない」
このまま、鷹文に会うことはないかもしれない。そして、それで、終わり。
鷹文が消えていった先に背を向けたまま、私は歩き出そうとして、動けなくなった。
「待てよ」
何気ない宮沢の声だったものが、不意に、重さを持った。
存在が薄い、そんな言い回しがあるのなら、今の宮沢は間違いなく存在が濃い。
二人を包む空間に、宮沢の占める割合が圧倒的に大きくなっていく。
先程、垣間見えた、あの時の、宮沢和人。
破裂しそうな空気の中、私は、掴みかけていた。
なぜ、私は宮沢に手を出さなかったのか?
笑顔に戸惑ったとか、久しぶりだったとか、それも本当のことだろう。
だが、もっと深い所にある、単純で、純真で、プリミティブな理由。
何かが無くなる予感。虚像の崩壊への回避。心の警鐘。
すなわち、私の、坂上智代の、防衛本能だ。
宮沢は、私の中の、何かを暴き出してしまうのではないだろうか。
その何かは、きっと、今の私の居場所が、居場所でなくなる理由。
宮沢の手が、背後から私の肩にのし掛かる。
こいつに肩を触れられたのは、これで、2度目。
初めて会った時は、今にも崩れ落ちそうで、弱々しく。
そして今度は、私を引き留めるかのごとく、重く、力強い。
403:名無しさんだよもん
05/03/21 23:17:03 R0u7aovC0
ここまでです。
蔵じゃないと思われるかもしれませんが、
次回で終わりになります。
マターリとしたスレにいきなりの長文スマソ。
404:名無しさんだよもん
05/03/22 00:33:12 zS+NBQ2C0
智代でシリアスってさ
下手に掘り下げちまうと途端に鬱々した、アッタマ悪そうな代物になっちまうよなぁ
麻枝が本編や自慰図で深く描こうとしなかったのもむべなるかな
405:名無しさんだよもん
05/03/23 02:40:50 W0Fr5JyP0
乙。
続きが気になるけど、
マターリとガンガレ。
406:名無しさんだよもん
05/04/08 11:13:01 lJgIRQhy0
麻枝自身自分の妄想を書き並べただけのキャラでそんなに人気出るとは思わなかったらしい>智代
407:名無しさんだよもん
05/04/12 03:36:38 MhMPJCvQ0
保守
408:名無しさんだよもん
05/04/15 23:15:18 yyhYGZXR0
409:名無しさんだよもん
05/04/21 06:55:06 ycIBZvse0
>>1です。
このスレは寂れてるので、削除だしました。
新スレは立ちません。
410:名無しさんたよもん
05/04/21 21:23:49 /3wQtiNlO
>>409
おまえ、アホやろ。
いや、アホっつーか、空気嫁ねぇやつだろ。
別に、削除依頼出すのは構わんのよ。
でもな、SSを続きまで書いてるやつがいんだ。
そこんとこを配慮してやれよ、馬鹿ちん。
411:名無しさんだよもん
05/04/21 22:01:38 mw44Op1k0
>>1です。
荒らしカキコばかりなので、削除するとのことです。
412:名無しさんだよもん
05/04/22 13:01:47 K1edtYMR0
問 1 まずはあなたの名前(PN、HNで可)を教えてください。
志瑞流。もしくはナガレ。
問 2 あなたは「CLANNAD」をどうやって知りましたか?
Keyの新作ということで早くから名前だけは知ってました。
問 3 ズバリ、あなたが一番好きなキャラは誰ですか?
一ノ瀬ことみ。
問 4 一番好きな小道具は何ですか?
竜太サンド。
問 5 一番強烈だった場面はどこですか?
宙を舞う春原(ぉ
問 6 一番印象に残った台詞は何ですか?
それと、便座カバー(核爆)
問 7 一番笑ったシーンはどこですか?
祐介のアルバムのタイトルを考えてるとこ。
問 8 一番泣いたシーンはどこですか?もしくは未だに読めない漢字はどれですか?
ことみシナリオのスーツケースのとこ。
問 9 一番好きな音楽はどれですか?
ことみのテーマ。
問10 一番好きな場所はどこですか?
図書室。
問11 妹にしたいキャラは?
古河渚。
問12 姉にしたいキャラは?
藤林杏。
問13 母にしたいキャラは?
一ノ瀬水恵。
413:雪蛙
05/04/22 20:31:18 l5Ky/ftI0
続きまでしか書いてない香具師はさっさと書け
俺の新連載始めたら誰も見なくなるんだからな
414:名無しさんだよもん
05/04/23 09:14:37 NWxCJQoG0
はじまり・であい・だんごたち
朝のいつもの時間、同校の生徒たちが一定の方角に歩みを進めている。
俺もその流れに混ざるように、学校に続いている桜の生い茂った長い坂道を登っていく。
「はぁ」
坂道を登りながら、小さなため息をついた。
昔は、桜の幹に囲まれたこの場所で、とてもきれいな光景を見上げることが出来ると思っていた。
それなのに、入学してすぐ、この坂道が鬱陶しいだけの存在になってしまった。
(なんで俺は、こんな進学校に真面目に通っているんだろう。 場違いなだけなのに)
自分でもわからないのに、毎日を当たり前のように過ごしている今が、とても滑稽だった。
校門を過ぎて下駄箱に着き、自分の靴をしまい終えた後に、隣のクラスの下駄箱の一点を見つめた。
……春原のやつ、今日も来てないのか。
この学校では、気が合うやつは殆どいなかった。
たった数週間の授業、学校の雰囲気でそれを感じ取ることが出来た。
そんな中で、春原とだけはよく喋ったりしていたが、あいつは昼近くにならないと現れないから。
(まぁ、いなかったとしても、なにかが変わるわけでもないんだから、いいんだけどな)
足重に教室まで進み、窓際で、黒板の近い位置にある自分の席に腰をつける。
特に親しい仲の友人がいるわけじゃないから、挨拶の1つも交わさずに、呆けたように窓越しに空を見上げた。
そこには、今までとなにも変わらない青空が広がっていて、陽光が瞳に眩しくうつった。
(俺の日常も、この空のようになにも変わらず、無意味に流れていくんだろうな)
……それは違うか。
今の俺なら、間違いなく日常は変化していくだろう。
たとえその変化が、堕落に向かっているものだったとしても、止めることもしないで……。
415:'ヽ/ヽ
05/04/23 20:57:58 M1oCvJbo0
雪蛙ってあの雪蛙か。
416:名無しさんだよもん
05/05/07 12:17:45 6MP9uIdw0
λ............
417:名無しさんだよもん
05/05/08 22:46:48 Vv3y0I7n0
ダメダ。創作意欲がさっぱり沸かない・・・。
鬱田市脳。orz
418:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/05/08 23:09:33 Vv3y0I7n0
>>417の名前変えるの忘れた。
鬱田市脳。orz
419:'ヽ/ヽ ◆DOASFNYARI
05/05/09 03:43:35 HIsl+5o10
イ`。5月13日までは。
420:'ヽ/ヽ ◆DOASFNYARI
05/05/09 03:51:34 HIsl+5o10
というか杏の続きみんな楽しみにしておるぞ。
421:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/05/11 21:37:05 +wMXmONh0
あの続きは最低限書いてうpしないとな・・・。
てか規制で書き込みづらいっす・・・。
422:名無しさんたよもん
05/05/24 03:40:27 15BIajNb0
>>413
雪蛙って、あの雪蛙か?
新連載ってあのスレのことかえ?
423:名無しさんだよもん
05/05/24 13:27:46 FUvbWk/SO
どこの誰だよっていうと自演乙って言われるのかな
424:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/05/26 23:21:31 BAYGc3kJ0
暇あったら携帯のメモ帳で小説書くが、全然進まないorz
425:'ヽ/ヽ
05/05/27 00:06:28 dDGQDc4x0
もしよかったらだが、「最後に何かやらないか」というスレを見ておくれ。
…と、宣伝宣伝。
426:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/05/31 23:40:10 vY6mnLZD0
もう携帯で書くのもメドイ。からまじめにPCで書くことにする。
でも気長に待ってくれ…。
427:原点回帰
05/06/03 12:22:36 c0DCQgn7O
大分前からちょっとずつ書いてるんだけど、
このスレ落ちる前に書き上げられるかなあ……
428:名無しさんだよもん
05/06/05 20:08:31 jKRkSZ530
♪
429:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/06/09 02:23:47 3Jx+pICQ0
おっしゃあああああああああっ!
ようやく完成・・・。この日をどれだけ待ったか・・・。
430:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/06/09 02:25:02 3Jx+pICQ0
調教台の上に無理やり杏を仰向けにし、拘束した。手足を変に傷つけないよう、縄で。だが痛めつけるためにある程度結びつけて。
「何回目だろうな。お前をここに縛りつけるのは」
「 そんなの、あたしの知ったことじゃないわよ!」
こいつはいつもそうだ。いつになっても俺に忠誠心を示さない。たとえ俺の行為に喜んでいたとしても、口に出さず反抗しやがる。
いや・・・椋と違って反抗してくれるから俺は杏が好きになれるのか。
「さて椋。道具一式を取ってきてくれないか?」
「かしこまりました。ご主人様」
よしよし・・・いい子だ。まずは手始めに蝋燭に火を点け、熔けた熱い蝋を杏の腹辺りにふりかけた。黄色の肌をデコレーションする赤の点々。
一応体の事を心配して火傷をしないよう、こういうことに使うよう向けの低温の蝋燭を使ってる。が、苦痛と快感を感じる程の温度はある。
お腹が熱いと叫び、悶える杏。それでも俺に従うか?と、問いかけても否定する杏。全く、こいつは俺の期待に答えてくれる・・・・・・。
「どうしたのよ!?あんたの調教ってこんな程度なの?」
この期に及んで反抗の姿勢を崩さないとはな。まだまだか・・・。
「そうだな。確かにこの程度じゃお前は落ちないよな?」
「みたいね。どうする?もっとキツイのでもする?」
どうやら体に痛みを与える様なものだけじゃ支配出来そうにないな。言葉で少しからかってみるか。
「でも、お前の妹はこの程度で落ちたんだよな」
「・・・・・・」
「あのときはなかなかに良かったぜ」
「やめてよ・・・」
「椋が俺に服従を誓うときの寸前の叫び声、テープに録音してあるんだ」
「・・・やめてよ」
「眠れないときによく聴くんだ」
「・・・思い出せないでよ」
「それが興奮しちまって余計に眠れなくなるんだ」
「人が気にしている事を堀返さないでよ!!」
くく・・・ようやく心を乱し始めたか。
431:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/06/09 02:31:56 3Jx+pICQ0
「この悪魔・・・人の妹奪って、さぞ楽しいんでしょうね!?」
やけくそ気味に叫び、ぬぐいきれない心の毒を吐き出す。そして俺に対する罵詈讒謗。あることないこと口にして言葉の暴力。
あまりの暴言に、マゾヒスト的な愉悦を感じる。言いようのない感覚。
擬音語を使うなら、ゾクゾクという言葉がぴったりだ。もっと罵ってくれても構わない。俺はお前を痛ぶるだけだ。
蝋を垂らし、蝋燭の火で足の裏を焙ったり。自由のきかない手足を動かして悶える杏。その横で微笑みを絶やさず、自分の姉が痛ぶられてるところを傍観する椋。
「ふう・・・ちょい休憩するか」
蝋燭の火を消し、ごみ箱へ。ひとしきりの行為が終わったことに杏も気を抜かせて、暴れることをやめた。呼吸を整えて、次の調教に耐えるために準備をしてくれている様だ。
イスに座って一服していると、目を輝かせた椋が俺にお願い事をしてきた。
「わたしにもお姉ちゃんを調教させてください」
その言葉に驚愕させられた。杏の方がそのショックは大きいだろうが。お気に入りの妹に調教される姉か・・・。
個人的にはいいと思うシチュエーションではあるが・・・俺以外の人間に弄られるというのは少し気が引ける。
まぁ、試しに触らせてやるか。俺の調教道具の一部の使用を許可し、椋に好きなようにしろと命令した。
「嘘でしょ椋・・・嘘よね?そうなんでしょう?」
手頃な道具だけを手にし、ゆっっくりと杏に近づく。椋はただ、微笑を浮かべるだけ。杏は実の妹に、怯えた。
・・・・・・ちょっとまてよ。もし椋が俺に服従するとみせかけて、この状況で裏切り、杏の拘束を解いたとしたら?俺は間違いなく杏に殺されるだろう。
もしそうなったとしたら、かなりマズイ・・・。
俺の壮大な人生が全ておじゃんだ。椋が怪しいことをしてもすぐに停められるよう、俺は椋に付いていった。
椋は杏の顔をのぞき込んだ。
432:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/06/09 02:33:45 3Jx+pICQ0
「ねぇ、椋・・・目を覚ましてよ・・・」
椋は何も言わず、杏の唇を奪った。杏は目を見開いて、驚きを隠せない様子だ。そして椋は杏の胸のふくらみを揉み始めた。
「ちょっと椋、やめてよ・・・」
以外と上手な手つきに、感じ始めた。肩の力が抜ける杏。そして膨らみ、小さく立つ乳首。その乳首を指で弾いたり、捻ったり、転がしたり。
椋が手にしていたローターを使い、丁寧に愛撫する。俺に散々弄られているお陰で感じやすい体になったからか、部屋の照明に照かる下り物が股の間から見え隠れする。
そして椋は次に片方の乳首を──縫い針で素早く貫いた。後から来る痛みに、涙をこぼす杏。
「っ──いたい・・・。いたいよ椋・・・」
何を言われても、笑顔を返すだけ。そして何もない側の乳首には、徐々に針先を入れていく。乳首から出た赤い点が割れ、液体が胸を伝う。
両乳首に針が通ったところで、椋はマッチを取り出した。
「そんなもの、何に使うのよ・・・」
点火し、縫い針に近づけた。熱せられる金属の細い欠片。そしてその熱は杏の乳首へ。
体を波打たせ、もがいた。そしてもう片方の針にも火を近づけ、あぶる。歯を噛しめて、痛みに耐える。
「椋ぉ・・・どうして・・・」
「どうお姉ちゃん・・・痛い?苦しい?それとも気持ちいい?」
「何言って・・・気持ちいいわけないじゃない。毎日苦痛だけじゃない・・・」
「そう。お姉ちゃんまだ理解してないんだ・・・痛いことが気持ちいいって」
言い切って、太めのミシン針を何本も握って乳房に突き刺した。再びもんどり返る。
「どう?すごく痛い?」
「ううぅ!!いっ・・・痛いに決まってるでしょう!いい加減にしてよ!」
初めて俺の目の前で、杏が椋に対して怒鳴りつけた。
433:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/06/09 02:37:08 3Jx+pICQ0
「こんなことするならそいつにしてもらいなさいよ!あんたはそれで満足するんでしょう!?」
「・・・・・・お姉ちゃん、わたしをそんなふうに見てたんだ」
「え・・・・・・その、違う・・・」
「じゃあ今の言葉は何」
「・・・・・・」
椋が自分の姉に対し、怒りをこめた視線を飛ばす。その視線から逃げようと、ただ俯く杏。
「酷いよ。お姉ちゃん」
「だからって、あたしが悪いって言うの!こんなやつの嫌がらせに負けて、言うこと聞いて、あんたはどうなのよ!・・・・・・悔しくないの?」
「うん」
「・・・・・・どうして、こんなやつに負けたのよ・・・・・・家に帰りたくないの?朋也に会いたくないの!本当にこれから毎日そいつに遊ばれる人生を選んだの?」
「うん」
「どうして・・・もういや・・・・・・これからあたしは何を信じればいいの・・・・椋まであたしから離れて行ったら・・・もう何も残らない・・・」
「じゃあお姉ちゃんもご主人様の奴隷になればいいんです。そうすれば衣食住には困らないし、ただ仕えていればそれだけで何もすることはないよ」
「嫌よ・・・。衣食住に困らなくても、何の自由もないじゃない・・・。そんな人生選ぶなら・・・死んだ方がマシよ・・・・・・」
「なら死ぬか?」
「え?・・・」
「そろそろここの廃屋から出て新しい家を探そうと思ってたんだ。警察も頭は利くんだ。いつかはここがバレるだろうからな、引越しでもしようと思ってた。
もし来るのがいやならここで好きな様に暮らせばいいさ。その、自由の利かない状態のままで、な」
「そんなの・・・嫌よ・・・・・・」
「ここで死ぬか、俺の奴隷になって生きるか。どっちかを選べ。選べないってなら、今すぐ決めてやってもいいぞ」
「・・・ふん。そんな脅しにはもう乗らないわよ。どうせ殺す気なんてないんでしょう?あんたは私のことが好きなんでしょう?あんたは好きな人を殺せるほど狂ってるわけ?」
「あぁ。お前が望むなら、俺はいくらでも狂ってやるさ」
434:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/06/09 02:40:28 3Jx+pICQ0
椋に命令し、五寸釘と金槌を持ってこさせた。次に杏の腹を強打し、気絶させて十字架に磔にする。水をかけ、杏の目を覚まさせた。
「ただ動けなくして殺しまうのもおもしろくない。キリストみたいに手足を釘で打ち込んでから殺してやるさ」
まだ意識がはっきりと戻らないのか、それともあきらめたのか、目の輝きが薄い。まぁ、一発打ち込めば嫌でも覚めるだろう。
右手首に釘をあてがう。途端に、体を震わせて失禁さえしてしまった杏。打ち込む前に目が覚めたか・・・。
「わかりました!何でもしますからっ。・・・どうかそれだけは・・・・・・」
俺は聞き流し、金槌を振り下ろした。わざと外し、右腕を殴る。骨と重い金属がぶつかった。
「あぐぅ!!うぅぅ・・・」
「おっとすまん。外しちまったよ。次はちゃんと当ててやるさ」
「いやあぁぁぁぁ!!もういやっ!」
「そらよっ」
今度は命中。杏の細い腕を釘が貫通し、木製の十字架に深々と刺さる。
「いぎぁあああああ!!」
そして左手首にも。両足首にも。計四本の釘が杏の体を十字架から離れないよう拘束した。
釘を打ち込む前に使っていた縄を手足からほどく。打ち込まれた釘だけで十字架に張り付く杏。
手足から少なからず血が流れだし、見る者により強い背徳感を感じさせる。
「お願いこれ以上は嫌!何でもします!あなた様をご主人様と呼びます!一生をあなた様のために捧げます!お願い・・・・・・これ以上は・・・・・・」
涙を流し、鼻汁は出、やけくそ気味な発言とともに唾をまき散らす。
「あぁあぁきたねぇ顔。折角の顔が台無しじゃねぇか」
「お願いします・・・ご主人様・・・」
「ふん・・・わかってきたじゃねぇか。じゃあ、次は俺のものでもかわいがってもらおうか」
バールを使い、五寸釘を抜く。杏の体のことなんて気にせず、俺に奉仕するよう命令する。手首からは血が出たまま。
手足に傷を持ってながら必死に口だけでフェラチオする杏。その姿に興奮したのか、椋は一人でにオナニーを始めた。
しかし俺は椋にオナニーすることをやめさせて、ただ傍観することだけを許可した。
435:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/06/09 02:45:13 3Jx+pICQ0
初めてやらせた時よりも幾分上手になった杏のフェラテクに程良い快感に多少ながら満足する俺。
舌で陰茎全体を湿らせるように舐めながら、口と舌先で亀頭を刺激する。
「ん・・・いかがですかご主人様・・・満足いただけましたか?」
「それなりに、な。次は俺の上で踊るんだ」
ベッドの上に俺は横になり、杏が腰を動かして、杏自身の性器で俺の性器を刺激するよう命令した。
痛みに堪え、涙を流しながらも俺の腹の上で腰を振る杏。自分が殺されかけた直後の精神状態でこれだけのことが出来るとはな。
人間やれば出来るものだな。
擦り付け合う性欲。ぶつけ合う肉体。絡め合う欲望。
「ご主人様ぁ・・・ご主人様ぁ・・・」
杏も俺同様、極度の精神状態の領域に入ったのか、何を考えているのかわかるなくなってきた様だ。さっきからうわごとの様に繰り返すだけ。
ふと椋をみてみると、見ているだけでエクスタシーに近づいたのか、俺と杏のプレイを見ているだけで感じている様子だった。
「お姉ちゃん・・・ご主人様にかき回されて・・・気持ちよさそう・・・はぅぅ!・・・・・・」
俺自身、何を考えているかわからなくなってきた。ただ目の前の女を下半身の肉棒で突き上げたい。それだけだった。
そして痙攣する陰茎。声を上げる杏と椋。
杏が脱力し、俺にもたれかかった。
「認めよう。お前を俺の奴隷になったことを」
満足感と背徳感、征服感に酔いしれた俺はその心地よさを感じながら、目を閉じた。
明日からは宿を探し、終わらない藤林姉妹の夜。
俺はついに手に入れたんだ。この黒い欲望にまみれた人生を。
これからは何の心配もない。こいつらがいるから。
さぁ三人でどこかへ出かけようか。 終わることのない、快楽地獄へ。
436:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/06/09 02:50:00 3Jx+pICQ0
とりあえずこれで完結。
それと一旦SS書きはこれで休止します。
最近恐ろしいほどにヒマがない・・・ orz
437:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/06/10 16:10:03 WkqyOPCE0
人来ない・・・・・・λ
438:名無しさんだよもん
05/06/10 16:30:13 k8AJZlsx0
おつかれ。
とはいえ、これは職場から読むにはちょっと…。
439:'ヽ/ヽ
05/06/10 19:42:43 3Y4ib4pt0
お願いこれ以上杏をいぢめないでぇ!何でもします!あなた様をご主人様と呼びます!
一生をだおもん様のために捧げます!お願い・・・・・・これ以上は・・・・・・(((゜皿゜;)))ヒィィィ
440:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/06/11 09:46:21 DfR+6c720
ニャリはSMとかそういうのダメなのか?
しかし職場から2ch閲覧してるとは・・・。
441:'ヽ/ヽ
05/06/11 23:24:11 iGZSkQQT0
駄目じゃないけど苦手っちゃー苦手。ほら根が善人だから俺。
それ抜きにしてもリアルで目を覆いたくなるばかりの恐怖だった。
でも最後まで読んじゃった。なぜだ。
442:名無しさんだよもん
05/06/27 01:08:35 94RQTfT00
突然何を言うか。
443:名無しさんだよもん
05/06/29 15:08:55 GR79HBNXO
それはこっちのセリフだ
444:だおもん ◆5jTrVrP7oc
05/07/19 02:01:16 cXHJ1rPI0
最近職人さんが来ない件について。
445:名無しさんだよもん
05/07/21 12:24:12 kbujJnsaO
職人以前に人がいない件について
446:名無しさんだよもん
05/07/25 01:45:41 X9dkfOL+0
これで何もかも終わりか
447:名無しさんたよもん
05/07/31 04:03:02 k8CwDpg90
眠れないので、SSでも書いてみよっと。
448:名無しさんたよもん
05/07/31 07:37:33 k8CwDpg90
この町は嫌いだ。
忘れたい思い出が染み付いた場所だから。
俺は噴き出す汗を拭い、女子バレー部の掛け声で埋め尽くされる体育館のコートの中を走り回っていた。
今日はいつもに増して声が出ていた。
やはりどの部も明日が中体連とだけあって、自然と気持ちが高鳴っていた。
もちろん俺もその中のひとりだった。
ここまでやってきたことが全て明日に委ねられる。
それは嬉しくもあり、怖くもあった。
俺はバスケットボールと対峙する。
明日俺は笑えているだろうか。
そっと尋ねてみた。
だが、もちろん答えなど返ってはこない。答えは明日にだけあった。
「ただいま」
蚊の鳴くような声だった。それほど疲れ切っていた。
部活は早めに切り上がったのだが、そのあとの自主練をしたのが原因だった。
「朋也」
厳かで、威厳のある声が、廊下の奥から聞こえてきた。
やがて近づいてくる。
親父だった。
449:名無しさんたよもん
05/07/31 07:43:45 k8CwDpg90
「なんだよ・・・」
「なにだらしない格好をしているんだ」
親父は、服を着崩している俺に向かって、わざわざ咎めにきた。
「別にそんなのいいじゃねぇか・・・」
憔悴しきっていたので、聞き流すように応える。
「それに靴の並びも満足にできないのかおまえは」
玄関で乱れている靴を指して、追補するように小言を伸張してきた。
「疲れてんだよ、今日はもういいだろ?」
無理矢理終わらせようとする。そうでもしないと長引きそうだった。
「こういうのがきてないから、おまえは一人じゃ何もできないんだ」
「あ?」
その言葉にカチンとくる。ギロリと親父を睨んだ。
「なんだその目は?」
親父は激しい剣幕をたて、ぐいっと迫ってきて、乱暴に胸ぐらを掴んできた。
荒くなった鼻息が、俺のところにまで届いてきていた。
それでもなお俺は睨みつけるのをやめなかった。
親父は痺れを切らし、勢いよく壁まで叩きつけた。家全体に鈍い音が響き渡った。
「痛っ」
強く右肩を打った。
激痛が身体を駆け巡ってくる。
「てめぇっ!」
怒りに任せ、俺も親父にとってかかる。
転がるようにして、俺たちは縺れ合った。
バクバクと鼓動が高鳴る。そして身体の熱も芯まで伸びてきていた。
どれぐらい経ったかはわからない。
俺たちは近所の人に仲裁に入られるまで、取っ組み合っていた。
450:名無しさんたよもん
05/07/31 07:45:18 k8CwDpg90
その日は夕飯を食うことなく、風呂、そして布団に入った。
・・・寝付けない。
明日の試合に緊張しているからではなく、肩の痛さによるものだった。
いつまで経っても痛みが収まることはない。シップを貼っても、まったく効果がない。
むしろ、逆に蝕んでくるかのように痛みが激しくなってきていた。
(くそ・・・なんなんだよ・・・)
やり場のない怒りだけが募る。
そのたびに何度も寝返りを打つ。だが一向に痛みが治まる気配はない。
親父に相談しようかという考えが巡ったが、俺はそれを許さなかった。
一体どの顔して、病院に連れて行ってくださいと言えようか。
次の日、異変に気づかれ俺は病院に運ばれることとなる。
意地を貼張った代償が、右肩だった。
その日から親父はおかしくなった。
妙に他人行儀になり、俺のことを「くん」づけで呼ぶようになった。
今までの自分を断ち切るかのように、自分の殻に閉じこもってしまった。
この町は嫌いだ。
忘れたい思い出が染み付いた場所だから。
451:名無しさんだよもん
05/07/31 07:45:22 QaDxqZbNO
リアルタイムキター!
452:名無しさんたよもん
05/07/31 07:46:38 k8CwDpg90
校門まで残り200メートル。
そこで立ち尽くす。
「はぁ」
ため息と共に空を仰ぐ。
その先に校門はあった。
誰が好んで、あんな場所に校門を据えたのか。
長い坂道が、悪夢のように延びていた。
「はぁ・・・」
別のため息。俺のよりかは小さく、短かった。
隣を見てみる。
そこに同じように立ち尽くす女生徒がいた。
同じ三年生。けど、見慣れない顔だった。
「この学校は、好きですか?」
「え・・・?」
いや、俺に訊いているのではなかった。
「わたしはとってもとっても好きです。でも、なにもかも・・・変わらずにはいられないです。
楽しいこととか、うれしいかととか、ぜんぶ。・・・ぜんぶ、変わらずにはいられないです」
たどたどしく、ひとり言を続ける。
「それでも、この場所が好きでいられますか」
「わたしは・・・」
「見つければいいだけだろ」
「えっ・・・?」
驚いて、俺の顔を見る。
「次の楽しいこととか、うれしいことを見つければいいだけだろ。
あんたの楽しいことや、うれしいこたはひとつだけなのか?違うだろ」
453:名無しさんたよもん
05/07/31 07:47:44 k8CwDpg90
そう。
何も知らなかった無垢な頃。
誰にでもある。
「ほら、いこうぜ」
俺達は登り始める。
長い、長い坂道を。
終わりです。
書いても全然眠くならねぇし・・・orz
454:名無しさんだよもん
05/07/31 07:56:29 QaDxqZbNO
『忘れたい思い出』ってのはやっぱりそのことだよな…
とりあえずGJ
455:名無しさんだよもん ◆cAaKOSOri2
05/07/31 12:18:20 saeiENC80
えっと…俺はこーいうの、大好きです(酷薄)
ただ、一点だけ…
>>450
> 次の日、異変に気づかれ俺は病院に運ばれることとなる。
意地をはって閉じこもって、何日か放置してみたが
傷みが治まらず、病院へいってみたら手遅れ…だったような。
456:'ヽ/ヽ
05/07/31 21:31:02 ZwSTOSWw0
おー久しぶりだななんかw
457:名無しさんだよもん
05/08/11 21:22:02 P8dWWS9kO
クラナドのエロSSスレたてよーよー
俺?ごめん今無理なんだ…
誰か、キボン
458:名無しさんだよもん
05/08/11 22:25:37 W7VM6WeSO
立てたってこの状態じゃ……
言い出しっぺとしてエロss書いてくれるのかな?
459:'ヽ/ヽ ◆DOASFNYARI
05/08/11 23:03:45 GVEQ0vVZ0
つうかここでもすんごいエロ書いてる人いるぞ?あの人とかあの人とか。
460:名無しさんだよもん
05/08/11 23:03:54 P8dWWS9kO
あ……
いや、まあ…
どっかのスレでトンチキSS書いた東方ゲリラですけれど…
うん、頑張ればかけます。ちゃんと原作しっかりやりなおして。
それより何故でしょうか?1年前にたまたま来てエロ(グロ)SSが氾濫していて感動して最近ここに来たのですが、過疎も過疎あのキチクな作家はいずこに…な状態で。
461:名無しさんだよもん
05/08/11 23:05:49 P8dWWS9kO
すんごい人!
探しきれてなかったかも知れません。
携帯しかなかったもので。
にゃりさん、できればスレを教えてください。
ちょっと強姦節なら感動です。
462:'ヽ/ヽ ◆DOASFNYARI
05/08/11 23:28:26 GVEQ0vVZ0
智代の人か!読んでた。えろかった。
このスレを遡ってみると…結構ハードなのがある。
463:名無しさんだよもん
05/08/11 23:47:53 P8dWWS9kO
今最初から最後まで読み終わりました。
自分SSに向いてないと思うんです。
何故かって、書く理由はサイドストーリー語りてー…なんてもんじゃ無くて完成された物を(ソフトに)汚したいが理由だからです。
それにあのスレで職人だのと好評価をいただきましたがそこも信用できません。
自分が寝る前に適当に打ち込んだものが好評なら、他のどんなエロSSは好評であってそうだろうし、事実そう見えます。
普通のSSの良さもわかりません。最近職人さんが足りなくて飢えているならわかりますが…
事実性格を断りましたが友達に辛口頼んだら文章まるごと否定されました。勿論表現もです。
行き場がわからない自分ですがこんなもんなんでしょうか?
随分、文章中に現行の方を否定する様な言葉が入ってしまったのは失礼しました。
あくまでも個人の考えですので今書いている方は本心から凄いと思います。
長々と失礼しました
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4733日前に更新/380 KB
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