花王が「ワキガ臭の発生メカニズムを解明」[03/08]
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1:冷やし中華 部分的に終わりました(060918)φ ★
07/03/08 22:28:35
花王株式会社(社長・尾崎元規)香料開発研究所は、ワキガ臭(ワキの下に特有のニオイ)の
解明を目的に研究を進めてきました。ワキガ臭は主に3種類のニオイ(硫黄臭、スパイシー臭、
脂肪酸臭)で構成されていますが、今回、以下を明らかにしました。
(1) ワキガ臭を最も特徴付ける硫黄臭(生臭く鼻をつくニオイ)の発生メカニズムについて、
硫黄臭も他のニオイと同様、臭気物質はアミノ酸と結合した状態(無臭)で汗腺から分泌され、
これが皮膚の細菌によって分解されてニオイが発生することが明らかになりました。これにより
ワキガ臭の発生メカニズムの全体像が明らかになりました。
(2) ワキガ臭を引き起こす汗腺分泌物を正確に測定する技術を開発し、メンタルストレスに
よってワキの下の分泌物が増えてワキガ臭が強まることを、定量的に確認しました。
■研究成果
(1)ワキガ臭の発生メカニズム
硫黄臭に変化する汗腺分泌物の化学構造は、硫黄臭をもつ臭気物質「3−メチル−3−スルファ
ニルヘキサン−1−オール」にアミノ酸の一種「システイン」が結合したものでした。この分泌
物にはニオイはありませんが、臭気物質はアミノ酸と結合した状態(無臭)で汗腺から分泌され
た後、皮膚の細菌によって分解されて、硫黄臭が発生することが分かりました。
本結果と従来研究からワキガ臭の発生メカニズムの全体像が明らかになりました。すなわちワキ
ガ臭を構成する硫黄臭(生臭く鼻をつくニオイ)・スパイシー臭(カレーのスパイスのような
ニオイ)・脂肪酸臭(古い雑巾のようなニオイ)の3種類のいずれも、臭気物質にアミノ酸が
結合した状態(無臭)で汗腺から分泌された後、皮膚の細菌によって分解されてニオイが発生
していました。
またこれらの分泌物の定量法を開発したことにより、ワキガ臭が発生する可能性(ポテンシャル)
を推測することができるようになりました(特許出願済み;WO 2005/108980 A1)。
(2)メンタルストレスはワキガ臭を強くする
女性25名を対象に、ワキガ臭に対するメンタルストレスの影響を調べました。その結果、人前で
クイズや計算をさせるなどのメンタルストレスを与えた日には、7割以上の被験者はワキのニオ
イが強くなりました。ニオイが顕著に強くなった人を対象にワキガ臭の原因となる分泌物(3種類)
の量を測定したところ、12人中10人は、メンタルストレスを付与しなかった日に比べ、ワキの下の
分泌物の量が増加し、2〜4倍近くに増えている人もいました。これらの結果から、メンタル
ストレスはワキガ臭を強くする原因の1つであることが分かりました。
さらに、硫黄臭の原因となる分泌物の量は、スパイシー臭の原因となる分泌物の1/100以下であり、
全体の1%に満たない微量の物質がワキガ臭を特徴付けるニオイの原因となっていることが分かり
ました。また、硫黄臭の原因となる分泌物の量は、個人差が大きいことも分かりました。
なお本成果はデオドラント商品の開発に応用していきます。また米国化学受容学会(2006年4月24
〜28日、米国サラソタ)、香料・テルペンおよび精油化学に関する検討会(2006年11月10〜12日、
横浜)で発表しております。
(一部抜粋)
URLリンク(www.kao.co.jp)
>>2に続く
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