【バイエルン】ヤンソ ..
113:名無しの笛の踊り
07/11/17 23:59:37 Ed5dk7/A
>>87
87氏も慎重に表現を選んでいるが、マラ5はたしかに「誤読の余地が 「少ない」作品」だ。
しかしだからといって「解釈/演奏しやすい作品」でもない。
そのことは、マーラー自身がメンゲルベルクに「非常に難しい作品」と語っていたことからもわかるが、
第5交響曲は極論すれば、「可能な限りは手を入れた(改訂した)が、これ以上は何ともならん」と
マーラー自身が半ば匙を投げた作品、と言えなくもない。
つまりは、どう見ても(作曲者が手を余すほど)“いびつ”な作品なのだ。
肝心なのは、その“いびつ”さ・異形さを、作曲者の単なる失敗や未成熟としてではなく、
意味あるものとして提示できるか。マーラー指揮者の力量はそこにかかっていると思う。
で、その点からするとヤンソンスは、マーラー指揮者ではない。
(とくにマラ5は、第3楽章のコーダの処理がキモだが、そこがおざなりだった。)
でも今日び、マーラー指揮者でなくてもマラ5ぐらい平気で指揮するからね。
それはそれでいいんじゃないの? 良いオケだったと思うし、演奏水準も低くはなかった。
でも、新しいマーラーには会えなかった、というのがオレの感想。
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