思わず吹いたレス集合 ..
66:可愛い奥様
05/07/22 09:13:47 6WMA2FUM
493 名前:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!![] 投稿日:2005/07/22(金) 01:30:38
「わたしを捨てないで!」と、うんこは云った。
入道雲の向こうでは微かなる遠雷。夕立の後の、ややもすればむせかえりそうな土の香り。
路傍では日向花の花弁がしおれ、しかしその跡には次の世代を育む準備がなされている上を、一匹の蟻がせわしなく這いずり回り、時々思い付いたように立ち止まっては一対の触角をふつふつとさせている。
肛門は何も云わずにうんこを捨てた。
何か云いたげに肛門はひくつくが、ため息ひとつも出さずに黙ってうんこを捨てたのだ。
肛門はじっとうんこを見てはいるが、やはり黙したままだ。
時折聴こえてくる遠雷の音が、引き裂かれるかつてひとつだった事象の行方を暗示していた。
うんこは水たまりに転がってから、未練げに肛門を見上げていた。
水浸しになったうんこが涙を流していたとしても、それと判別することはできなかった。
肛門は別れ際の口づけを白いハンカチで拭う。
白いハンカチにはうんこの残した紅の跡。
唐突かつぞんざいにそれは、水たまりに投げ捨てられた。
うんこを覆い隠すように。
まるで、イブを拒否するアダムのような仕打に、濡れそぼったうんこは悲しみに打ち
ひしがれるしかなかった。
自分の誕生した瞬間からうんこをしっかりと守ってくれた肛門。
その肛門がまさか自分を捨てるなんて。
自分に降りかかった運命を受け入れることは、うんこにとってまだ時間を要することだった。
そんな悲しい結末をちんこは眺めてた。ふぐりの陰から人知れず。
うなだれながら眺めてた。こんな別れを見るたびに、彼は涙を流すのだった。
山肌には、たなびく細長い雲。
うんこは、ヒグラシのもの悲しげな鳴き声を聴いていた。
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