ちょっとした不思議な話や霊感の話 その6 at MS
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149:可愛い奥様
10/04/12 03:01:37 ZR7iNQt60
>>148さんのアブラゲで思い出した話を書く。

私が小さいときに、祖父から聞いた話。祖父が小さかった頃、
春祭りでたくさんのご馳走をつくった。祖父はお祭りのごちそうを重箱に
つめたものを隣の村の親戚の家の晩御飯のおかずに間に合うように
届けに行くように言われた。風呂敷につつまれた重箱を持って祖父は家を出た。

祖父は田んぼの中の道を歩いていった。いつもは歩いて30分くらいでその集落に
たどり着くのに、その日はなぜか親戚の集落にどんなに歩いても着かない。
一本道の向こうにその集落の木立が見える。なのに、歩いても歩いても
その集落に着かない。そのうち空が暗くなってきて、すぐに真っ暗になった。

不安になって泣きながら歩いていたら、いつまでたっても帰ってこない祖父を心配して
祖父の叔父にあたる人が探しに来た。そして泣いている祖父を見つけて
いっしょに親戚の家に向かった。二人で歩いたらすぐに親戚の家に着いた。

親戚の人は重箱を祖父に持って帰ってもらうために、ごちそうを家の皿に
移し変えようと重箱のふたを開けた。そしたら不自然に隙間があいていた。
ごちそうのなかで油揚げだけが綺麗になくなっていた。

「きつねにばかされたんだよな〜」と祖父は笑ってた。

あと、その親戚の集落には夜に妖怪が出るとも言われていた。
母の若い時代に、その集落に嫁にいく娘は夜に外にでるなときつく言われていて、
それでもどうしても外に出ないといけない時は、後ろから名前を呼ばれても
絶対に振り返ってはいけないと固く言い聞かせられてたんだとか。


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