FFDQバトルロワイアル PART3
at FF
144:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/11/29 05:54
「…ん?」
リノアが目を覚める。鼻を突くのは腐敗臭。
生物の死骸が腐った臭い。
ここはロンダルキアの台地からある意味一番遠い箇所。
ロンダルキア、地下部。綺羅星の如きの勇者がこの洞窟に果敢にも乗り込んでいって敗れた者。
未練を残した英傑はこの洞窟にて、また一人仲間を増やさんと永久に彷徨うことになる…
いま、ここにいるのは二人。スコールとリノア。
ここを彷徨っているはずの腐った死体の姿は見えない。…当然ではあるが。
その代わり、すでに動くことを許されず終焉を迎えた死体はあるわけだが。
「スコール?」
沈黙を保ちつつ、振り返る。
─あれから、何も話してくれない。
何があったのか。何を問いかけてもその答えは首を振るだけ。
わかるのは今、ここに彼はいて、気を失っていた間守っていてくれたということ。
…それだけでも十分なのかもしれないけど。
「行こう。どこかへ…ね。」
スコールは頷く。
ふと、部屋の隅にある宝箱に目が行く。
それはかつて命の紋章というアイテムが眠っていた宝箱。
何か、ひきつける、ものがある。スコールは感じていた。
「…」
「これって、宝玉、だよね。」
かつての魔王が幾多の術を用いて、勇者たちを惑わした。
だけど、そのまやかしの術は必ずや破られることになる。
…真実のオーブ。まやかしの術を打ち破る術であるそれはエビルマージが恐れて自室に封印していた…はずのもの。
無言を保ちながら階段へと歩き出した。リノアがあわててそれを追う。
【スコール(負傷)/リノア 所持武器:真実のオーブ/妖精のロッド・月の扇/アルテマ×1 現在位置:ロンダルキアの洞窟地下一階 行動方針:?/スコールに着いていく 洞窟を抜ける方針で】
145:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/11/29 06:13
(流出アイテムは以上で全てです。)
146:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/11/29 06:34
「ちく....しょう」
あと数メートル先に進めば外に出られるというのに・・・・
ラグナは腹立ち紛れに、自分の目の前で出口を塞いでいる岩を殴りつける.....痛い。
どうやら大人しくしていた方がよさそうだ、ただでさえかなりヤバイ状態なのだから。
そう、マリベルは何とか助かったものの、ラグナは岩盤の下敷きになってしまっている。
その膝から先については痛みはおろか感覚すら感じない、どうやら潰れるどころかそこから千切れてしまったらしい。
「必ず助かるから......泣くなよな、おい」
ラグナはそれでも自分の傍らのマリベル----ラグナの位置からだと足しか見えないが、へと優しく話しかける。
「泣いてなんかいないわよっ!」
「何だよ、俺の為に泣いてくれてんのかと思ったのに」
強がる割りに瞳は真っ赤に充血している、とにかくマリベルは通路をびっしりと塞ぐ岩を色々と調べている。
(今のままでラグナさんを助けるのは無理ね)
崩れ落ちた岩と岩との微妙なバランスによってラグナの身体はペシャンコ寸前で保たれている、
もし下手に崩せば今度こそ本当にペシャンコになってしまうだろう。
ならばまずは何とかして通路を開通させて、誰か助けを呼ばないと、
マリベルは比較的頑丈でなおかつ安定している岩に目星をつけると、イオの力を一点に凝縮させて、
少しずつだが砕いていく、それは気の遠くなるような作業だった。
イオナズンやベギラゴンを使えばもっと楽なのだが、強力な分だけ制御が難しいし、
もし失敗すれば、ラグナが巻き添えになってしまう。
ラグナにもマリベルが何をしているのか分かったのだろう、嗜める声が飛ぶ。
「おいよせ、この岩がどれくらいあるのかわかってんのか!?」
しかしマリベルはそれには応じず、酸欠気味の洞窟内で早くも意識を朦朧とさせながら、
うわごとのように小声で呟くのみだった。
「それでも、何とかしなくちゃ.....何とか」
次ページ最新レス表示スレッドの検索類似スレ一覧話題のニュースおまかせリスト▼オプションを表示暇つぶし2ch
5392日前に更新/498 KB
担当:undef