●◆●◆●君達の望むドラクエストーリ〜part3
at FF
1:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/28 18:51:16 d3liYm6u0
ここはドラクエ世界を基盤としたリレー小説スレです。
▽ルール
●読みやすくするため連投完全禁止
◆出来るだけ話を繋げ前の書き込みを故意になかった事にしない(潰し行為禁止)
●他作品のキャラクターは同名別人と考え自重しましょう
◆煽りや荒らしは徹底無視しましょう
●素晴らしいストーリーにしましょう
▽関連スレ 質問感想等はこちら
●◆●◆●君達の望むドラクエストーリ〜雑談編
スレリンク(ff板)
▽過去スレ
●◆●◆●君達の望むドラクエストーリ〜
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●◆●◆●君達の望むドラクエストーリ〜part2
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今までの流れは>>2以降を参照
2:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/28 18:52:11 d3liYm6u0
●第一章 〜ふたつの心〜
勇者ユウカはラミスと出会うがすぐに別れる事に。ラミスは牢獄の町から脱出しユウカと再会を果たす。
実はユウカは天空の遣いだったがラミスに流れる魔王の血が目覚めてユウカを手にかけてしまう。
ラミスはユウカを蘇らせるため仲間を集め、オーブに導かれ世界樹の元に向かう。
仲間の活躍の元ラミスはユウカの待つ世界樹の花の元へ辿り着く。
天空人がユウカの復活を諦めた時ラミスの涙が世界樹の花を咲かせユウカは無事復活した。
そしてラミスとユウカ、二人の勇者は仲間達の元へ駆け出していったのだった。
●第二章
世界樹の戦いから約一ヶ月。仲間達はそれぞれの生活に戻っていた。
ラミスは唯一竜人族の暴走をまぬがれたアサミをファルチェの元に送り届ける。そこに魔王軍が攻めてくる。
それぞれの思惑で人間界を我が物としようとする現魔王派、反現魔王派。
現魔王派によってレイドック城は陥落、占領される。
反現魔王派はラミスに眠る魔王の血を利用しようとし、抵抗も虚しくラミスが拐われてしまう。
天界から戻ったユウカはファルチェらと再会しラミスを助けに向かう。
その後の怒涛の展開で魔界は消滅しゲバンが死んだと思われていたが…
3:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/28 18:53:06 d3liYm6u0
●第3章 〜戦乙女と勇乙女〜
魔界消滅に巻き込まれずにすんだラミスはクリフト・ミラと共に幸せの国へ。
脱出し一度は敵対したペカサスを連れ平穏な日々を過ごしていたが状況は一変
グランバニアが攻め入られ援護しに行く事に。しかしラミス達は間に合わず
先に戦場に着いていたユウカ、ばばあの健闘も空しくグランバニアは陥落。
この頃からラミスに不死鳥族の傾向が濃く現れだす。
敵将であるデスタークを叩くためルビスの塔へ向かうラミス達。D・エドの活躍や
ペカサスという犠牲を払いデスターク・ラーバドレイムを倒したがペカサスはホイミンらによって無事蘇生された。
一方、グランバニアで抵抗していたパパスの元にレイドック軍が援軍に現れる。
率いるは勇者に仕える身としての女騎士ファルチェ。こうして敵の進軍を抑えむことに成功。
グランバニアでの勝利の宴で再会したユウカとファルチェ。
互いの存在を再確認し、二人は今までよりも更に強い信頼で結ばれたのだった。
一方、姿を消したエスタークはラーバドレイムの消滅によって本来の力と肉体を取り戻していた…
●第4章 〜ラミスの血筋覚醒 改め クリフトの血筋覚醒〜
命の重さ故にホイミンによって蘇生呪文が封印され禁呪とされた頃、
サントハイム王国の法皇マルチェロの暗躍、クリフトの密告により捕えられた二人の勇者。
二人を助ける為に仲間達はソフィア率いる反乱軍と共に城に向けて反旗を翻す。
クリフトが同行を願い出たが失った信頼は大きく、単独行動をとる事になる。
ラミス達は一度は脱出したものの結界によって弱体化され助けに来た仲間と共に再び捕えられてしまう。
勇者処刑の寸前、修行を積み賢者の血を覚醒させたクリフトが現れた。
アリーナ達の助けもあり修行の末習得した消滅呪文メドローアでダークドレアムを倒す。
こうしてクリフトは過去の自分を断ち切り仲間からの信頼も取り戻した。
マルチェロに賛同していた神官達も勇者達によって次々と目を覚まし、
マルチェロは自ら利用していた神官達によって捕えられ、戦いは幕を閉じたのだった。
4:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/28 18:53:56 d3liYm6u0
●第5章 〜大魔王の血と勇者の血〜
テトラート港から船で南の国へ向かうことに。看板で夜空を眺めながら旅を振り返る四人。
夜明けに現れたグラコスが次々と乗客を手にかけ、怒りでラミスは不死鳥族の血を覚醒させる。
圧倒的な力でグラコスを倒すと空から現れたオルゴデミーラが参戦。
ラミスは更に魔王の血も覚醒させアフロディーテとなりオルゴデミーラを倒す。
しかしラミス自身も魔王の血を抑えきれずD・エドによって封印される事になる。
その頃狭間の世界ではゲマを倒そうとしてホイミンが自滅してしまっていた。
血の相殺によってラミスの魔王の血を打ち消す為にリリが同行し妖精界へ向かう一同。
祭壇で結界を使い血は相殺され体に流れるのはロトの勇者の血のみとなったが目は覚めなかった。
そこでゲバンによって守人が倒され祭壇に封じられていたゲマが解放されてしまう。
光の結界の中、妖精の奇跡の力とドワーフの浄化の力でとうとう目を覚ましたラミス。
リリが女王の座に就き妖精界を治めていく事になりラミス達は妖精界を後にする。
少しづつではあるが世界と妖精界の確執はほぐれていくのだった。
一方で魔界では権力者達がそれぞれの思惑で活動を始めていた…
5:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/28 18:55:10 d3liYm6u0
■魔界 現在は大きく3つの勢力に分断していると考えられる
<第一勢力 魔王(チャモロ)軍> ・拠点 魔界
魔王 復活した太古の王のようだが全てが不明。名前募集中w
部下 チャモロ 陰のボス。竜族の子で小さな外見だが力はD・エドをも凌駕する。
ハッサン 単純だが物理戦闘力は勇者を越える。なんと地上人。
ライアソ 抜けた名だが、チャモロの信用を集める魔軍司令。
・備考 チャモロの手腕なのか魔界内で膨大な軍力を誇る。
<第二勢力 オルゴデミーラ軍> ・拠点 魔界の僻地
オルゴデミーラ 力の無い魔族を「同胞」とする、エリート族ではないようだ。
部下 バルザック 元レイドック王子。オルゴに体を再生してもらい忠実な部下となる。
・備考 魔界を支配する魔王軍に異を称え力の無い魔物達と反乱を起こす。
現在、反乱軍にD・エドが帯同中
<第三勢力 ゲマ軍> ・拠点 次元の狭間
ゲマ 魔界切っての寝業師。野望は高く今日も策を練る。
部下 エド兄 天空の罪人。地上に逃げ延び、ゲマの部下になる。
猫娘 ルラをさらってデモンズタワーで勇者達を待ち受ける。
ゲバン(故) バルザック王子を失脚させた神出鬼没の便利屋。クリフトに敗れる。
・備考 ホイミンを殺し拠点とした次元の狭間に身を隠し、冷静に時代の変動を見極める
6:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 02:34:33 at2FHsHJO
エド(兄)「あの妖精の娘・・・元に戻りそうですよ?って聞いてます?オ〜イ、チャモロ様〜」
チャモロ(あの妖精の娘は視た限りただの一般人だ。力を持っていない者や、力不足な者に強力な力を与えたら宗信やニダ美の様に暴走するはず・・・・・僕のゲントの技術以外で元に戻る事は有り得ない!!しかし現に意識を取り戻そうとしている・・・・)
エド(兄)「チャモロ様・・・返事をしてください・・・」
チャモロ「そうか!!あれはニダ美が死んだ事による一時的な物だ。だとすれば・・・また直ぐに・・」
ラミス「ルラ・・・・・・」
ルラ「ラ・・・ミ・・!!!!? キャハハハハハハハ」
7:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 04:13:11 LACbGqUfO
雑巾のようにボロボロのラミス。意識と支配に揺れるルラに近づく。
ラミス「ルラっ!目を…醒ましやがれーーー!!!」
ラミスの右ストレートが炸裂した。
ルラ「ぐはぁっ!…懐かしい…昔誰かと殴りあいの喧嘩をしたっけ…」
ラミス「ルラ!俺だ!ラミスだよ!」
ルラ「ラミス…私…うっ!頭が…ギョエエエエエ!!」
ルラは膝から崩れ狂ったように頭を掻きむしった。
ラミス「くそっチャモロ!居るんだろ!隠れてないで出て来い!」
8:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 05:46:30 aKdow0aI0
ニダ美「はっ!?・・・はぁはぁ・・・ウリは死んだニダか?」
周りを見回すニダ美、
ミラ「辛うじて生きてるわよ、ハニュウとの約束でね。
でも動かないで、刀で深く切り込まれたので危険な状態よ。
今は戦いの最中だから、ここでじっとしてなさい。
戦いが終ったらベホマかけてあげる」
ラミスに倒された後、瀕死のニダ美をミラがフロアの柱の影に移動させたようだ
ニダ美「ハニュウがウリを・・・いつもコキ使ってたのに・・・・。」
ミラ「あなたがミラにした事は許される罪ではないわ。
でもゲマの嘘に乗せられていたのも事実。
だからハニュウはあなたを助けるように私達に頼んだんだと思うわ」
ニダ美「将軍様が生き返るのは嘘だったニダか。
じゃあ早く私を殺せ、もう生きてても仕方ないニダ。
それにさっき来た子供みたいな魔物の術で、どうやらもうスグ私は私でなくなるニダ」
ミラ「やはりあなたの所に、チャモロが来たのね」
*「鋭いね、お嬢さん」
気配はなかった、だがミラの直ぐ後ろから声がした
ミラ「はっ!」
ニダ美「ヒィィィィ!」
ニダ美の恐怖に引きつる悲鳴が、デモンズタワー最上階の広いフロア全体に響く
ユウカ「なに?」 クリフト「む?」
ルラと格闘に集中しているラミスを覗いた2人が、悲鳴のした方向を向く
そこに立っていたのはチャモロだった
9:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 06:39:40 LqYlpfQv0
クリフト「うわっ!チャモロ!出やがった!」
ニダ美「ギャアアアア!」
腰を抜かして震えているミラを素通りして、横に居たニダ美の頭を踏み潰す
そのまま何事もないようにクリフトに話しかける
チャモロ「久しぶりだねクリフト、君が逃げてから会いたかったよ。教団を潰してくれた借りを返してもらわないとね」
にっこり無邪気に微笑むチャモロ
クリフト「くっ、やれるもんならやってみろ!昔のヘタレた俺じゃねえぞ!」
構えようとするクリフトを制すようにユウカが前にでる
ユウカ「あなたがチャモロね、私はユウカ。でも挨拶は後、まずルラを元に戻しなさい!」
チャモロ「君は天空の勇者さんだね、噂は魔界にも入ってくる。それに綺麗な人だなあ。」
ユウカ「ありがとう。でも私が言ったことが聞こえなかった?ルラを早く・・」
チャモロ「嫌だと言ったら?」
ユウカ「こうするのよ」
ユウカは素早く大きく踏み込み、独特の構えから奥義を放った
ユウカ「アバンストラッシュ!」
10:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 06:52:31 E7ofBuoa0
轟音を伴う光の刃がチャモロを捉える、しかし
チャモロ「これは天空界に伝わる最大奥義か、凄い威力だね」
ユウカ「そ・・・そんな」
クリフト「嘘だろ・・・」
チャモロは構えもせずに、視線を送っただけだった、
それだけでユウカ渾身のアバンストラッシュは消え去ったのだ。
チャモロ「僕もそれ、やってみよう。武器は・・と・・・これでいいや」
床に落ちていた、古びて既に欠けている聖なるナイフを拾い持った
クリフト「へん、そんなナマクラで何が・・・」
チャモロ「こうかな?」
魔族の小さな子供は構えもせずに軽く振ったように見えた
しかし剣先からアバンストラッシュの衝撃波が、ユウカのそれの何倍もの威力で放出される
ユウカ「こ、これが魔族の・・・・ゲフッ」
盾を貫通し、ユウカの首にポッカリと穴が開いた。口から多量の血を吐き出し、成す術も無く仰向けに倒れる。
血の海の中、患部を押さえ苦しさに悶えるユウカ。
だが声にならない、呼吸さえも出来ない。体は死の痙攣を始めた。
クリフト「待ってろユウカ!今ベホマで!!」
チャモロ「ふふ、それはさせないよ」
いつの間にか、クリフトの前にチャモロが立っていた。
クリフト「くそっ!」
杖で振り払おうとするクリフトだが、それよりも速くチャモロの拳がクリフトの腹部に命中した
クリフト「グボァ・・・!」
そのまま吹っ飛ばされるクリフト。
チャモロ「クリフト、君には聞きたい事がある。最後のお楽しみだ」
そう言って一瞥した後、ラミスの居る方向に歩いて行った。
一部始終を見ていたミラ、腰が抜けたまま呆けた表情になって泣いている
恐怖のあまり、自分が失禁している事も分からないらしい。
11:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 09:19:09 GcyBhLxN0
エド兄「どうする俺、チャモロの注意が反れた今のうちにずらかるか。チャモロによりあの4人は殺されるだろう、どの道勇者は捕獲できぬ。ゲマ様もチャモロが動いたと知れば許して下さるだろう」
12:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 10:16:33 rWNjvL/A0
ユウカは暗闇の中を浮遊している
「勇者よ、天空の勇者よ。」
暗闇の中、懐かしい声が聞こえる
ユウカ「マスタードラゴン様、折角体を頂いたのに、私・・・」
「今は敗北を認めよ、そして来たるべき大戦に備え、天空の武具を手に入れるのだ」
ユウカ「・・・・大戦・・天空の武具・・・」
13:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 11:44:10 /ScDTq5+0
再びユウカの意思は現世に戻された、背中に床の冷たさを感じる。
全身は動かないが、遠くから友の声が響く
ミラ「動いた動いた!心臓動いたよ!ハニュウさん、ホイミかけ続けて!」
ハニュウ「いや、呼吸まだだし首の傷が塞がらない!硬直も起こしかけてるのよ!キアリクかけてよ」
ミラ「ユウカ、頑張るのよ!キアリク!」
ハニュウ「持ってきた血止め薬も取って」
ミラ「どこよ」
ハニュウ「そこの鞄だよ!早くしな!」
ミラ「あった!これ?」
ハニュウ「違う!緑色の入れ物よ!」
ミラ「あーもう、ごちゃごちゃしてわかんない!あっこれだ!」
ハニュウ「ユウカちゃん頑張って・・・私のへなちょこホイミだけど、ガマンして!ホイミ!」
ユウカは友の声に支えられ、少しずつ回復してくる肉体に安心を感じながら、
復活へ向けて体を休める事にした。
14:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 12:22:21 Qq2bh6/i0
ルラ「グハァ!体が!苦しいよぉ!ラミス助けて!」
そういいながらもルラの体はどんどん肥大し、違う生物に変わっていく
頭髪は全て抜け落ち、皮膚は爬虫類のように斑模様になった。
ラミス「ルラ!ルラ!どうしたらいいんだ、俺には何もできない!許してくれ!」
後方から声がする
チャモロ「ふふふ、大変そうだね」
ラミス「誰だ?」
ルラ「?!」
チャモロ「はじめまして」
ラミス「貴様、チャモロだな!ルラを元に戻しやがれ!」
咄嗟に胸倉に掴みかかる
チャモロ「いけないなぁ、初対面でこういう非礼は」
ラミス「なにぃ?」ドンッ
軽く胸を突かれたラミスは飛ばされ柱に激突した
ラミスは激痛よりも衝撃波に信じられないという顔で目をまるくしている
チャモロ「ラミス、地上人でありながら絶大な力を持っている君に興味がある」
ラミス「なんだと?」
チャモロ「取引きをしないか?ルラを助けてもいいよ」
そう言って無邪気な微笑みを浮かべる
15:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 12:32:58 BbJpmR3r0
*「まてっ!」
チャモロ「流石、回復だけは早いね」
クリフト「取り引き受けようじゃないか。その代わりルラを元通りにするのが先だ!」
チャモロ「君と取り引きするつもりはないよ、ゲントの秘術に耐えられそうにないし」
ラミス「取り引きというのは、まさか・・・」
チャモロ「察したかな?そうラミス、君にゲントの秘術の実験台になって欲しいんだ」
16:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 13:08:03 LACbGqUfO
ミラとハニュウの必死の治療にユウカの容体も安定してきたが…
*「いつ戻ってきた、ハニュウ」
ハニュウ「っ!あなたは…うっ!!」
ドカッ!一蹴りで壁まで飛ばされたハニュウ。完全に意識が飛んでいる。
ミラ「誰っ!?」
*「ハッサンと言う。悪いが邪魔が入らないようにさせてもらう」
波動に弾き飛ばされたミラ。苦しそうだが辛うじてまだ意識はある。
ハッサン「天空の勇者、悪いがもう少し眠っていてもらわねばならんのだ、許せ」
同じ波動をユウカにも放つ。ユウカの身体が転がりまた血が吹きだした。
ハッサン「さぁ、ラミスはどう動くのか…私は見守らせてもらう…」
17:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 13:16:14 7Z+BcCsu0
ルラ「グルルルルルル!グハァ!!」
突然、ルラであった生物はチャモロに灼熱の炎をはいた
18:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 13:28:22 CbNfHjBp0
チャモロ「よっと」
軽々と避けるチャモロ。そのまま炎は壁や天井の一部を焼き、崩れ落ちた壁から外が見えた
妖精界は今、夜の季節。一面の星空が見える。薄暗いデモンズタワー内部に月明かりが差し込んだ。
ラミス「ルラ・・・」
クリフト「なんてぇ威力だ・・・・これが本当にあの非力なルラなのか・・・・」
チャモロ「ほらほら、どうする?この妖精の肉体の暴走は止まらないよ。取り引きする気になった?」
19:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 13:38:15 qT461u5X0
クリフト「ラミス!そんな取り引きに応じる必要なんかないぞ!」
チャモロ「君は黙ってろよ」
子供らしく口を尖らせてクリフトに言う
クリフト「そうだラミス!妖精の祭壇に行けばルラは助かる!だから安心してそいつを倒せ!」
ラミス「そうか・・・よ、ようし、そうと分かったらこっちのもんだ。覚悟しやがれガキが」
チャモロ「やれやれ、ゲントの技術は細胞の記憶から作り直して別の物体に変えてしまうので、祭壇なんかで治るはずないじゃないか。」
ラミス「ぐ・・・じゃあ貴様を殺すまでだ!」
クリフト「おし、援護するぞラミス」(やるしかない、至近距離からメドローアぶちこめば、いくらチャモロでも・・・)
構え直して近付くラミスとクリフト
囲まれた形になったチャモロだが、少しも動じる気配はない
それどころか変わらず2人を圧し、戦場を支配している
ユウカ「だめ・・・ラミスだめ・・・」
無残に血溜りに転がっている動けないはずのユウカがうわ言を呟く
20:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 13:51:17 ckeM5ZJi0
ラミス「いくぜ!」
クリフト「それっ!」
猛スピードでチャモロへの間合いを詰めるラミスとクリフト
チャモロは動かない
チャモロ「やれやれ、力の違いを見せ付けないと従う気にはなれないか。実験体を傷つけたくはないんだけどね」
21:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 15:29:58 r6pj7WNG0
ラミス「ギガスラーッシュ!」
クリフト「メドローーア!」
強烈な2つのエネルギーがチャモロに直撃した、噴煙があたりを包む
チャモロは動かなかった。いや、あえて避けなかったと言ったほうがいいだろう
ラミス「やったぞ!」
クリフト「ああ・・・」
チャモロ「くっくっく、彼を知りて我を知れば、百戦危うからず」
ラミス「なに?」
クリフト「やはり、ユウカの時と同じだ・・・」
ラミス「ユウカ?そういやユウカは?」
クリフト「黙ってろ!目の前の敵に集中しろ!」
煙の中から傷一つ無いチャモロが現れた
チャモロ「孫子は君達の方が詳しいだろう。では敵知らず己も知らなければ、どうなるんだっけ?」
チャモロの無邪気な笑顔は、もう2人には恐怖しか感じ取れなかった
22:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 15:48:06 5BrUKfP+0
「グルルル」
ルラはもはや完全に怪物となったが先程から動かない。
どうやら再度吐き出す炎を練る為に、動きを止めて呼吸に集中しているようだ。
23:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 15:49:32 LACbGqUfO
ハッサンがチャモロ達の戦いを真剣に眺めている間…
ユウカの喉元からゴボゴボと血が溢れる。
よろよろと立ち上がりよってきたミラが手で抑えるがどうにもならない。
ミラ「頑張ってユウカ…誰か…ユウカを助けて…」
力が入らず崩れるミラ。その血まみれの手にもうひとつ手が重なる。
ニダ美「将軍様は優しかったニダ…こんなウリにも…だからウリも最後くらい…」
ニダ美は最後の力を振り絞りユウカにベホイミをかけた。傷が塞がっていく。
ニダ美「ウリのように貧しい人間も幸せに暮らせる世界に…」
ミラ「ニダ美…約束するわ!絶対に…」
ニダ美「ありが…と…」
ニダ美は安らかな笑顔をみせて逝った。
ミラ「私達は屈しない…そうだよね、ユウカ…」
そこでミラもまた意識を失った。ユウカが回復するのを祈って…
24:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 15:55:48 9JjXaCvp0
チャモロ「さてとラミス、よく分かっただろ?」
ラミス「くそっ、ダメージゼロか。これは仕掛けじゃない、単なるレベルの違いだ」
チャモロ「僕はさっき取り引きと言ったね。でも訂正するよ」
ラミス「?!・・・」
チャモロ「これは命令だ。君には僕の実験台になってもらう」
25:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 16:32:48 o8cyONCf0
ラミス「馬鹿な、誰がそんな・・・」
構え直すラミス。だが足に力が入らない、
じっとりと額に汗が滲み出て、踏み出そうとする足が小刻みに震えている。
ラミス ((この俺が、この俺が敵に怯えているのか))
幾度も強大な敵に挑み撃破してきたラミス、
だが魔界の真の実力者の前に本能的に危機を悟り身の置き場を拒んでいるのだ。
そのラミスにスタスタと近付くチャモロ、ゲントの術をかけるつもりなのだろう。
クリフト「・・・俺は勇者を守る賢者だ。やれるだけやって死んでやる」
チャモロ「どうしたの?大人しいねラミス。抵抗しても無駄だと分かったのかい?」
クリフト「うわあああああ!」
ヤケクソになったのかクリフトが特攻してきた
チャモロ「むだな足掻きだね。いまさら何する気だい?」
クリフト「メドローア!」
光の矢がチャモロに命中、しかしチャモロには効かなかった
クリフト「イオナズン!」
チャモロの頭上で大爆発が起きる、しかしチャモロには効かなかった
クリフト「ベギラゴン!メラゾーマ!マヒャド!バギクロス!」
思いつく限りの呪文を叩き込む、しかしその全てがチャモロにかき消された
クリフト「ハァハァ・・・っニフラム!ベギラマ!メラ!・・・くそっバシルーラ!バギマ!・・ぐうっ」
チャモロ「ほらほら、疲れてきたのかい?どんどん低級呪文になってきてるねw」
可笑しげに笑うチャモロ、だがクリフトも笑っていた
クリフト「ハァッハアッ、低級なのはおまえだ馬鹿。さっきのバシルーラはおまえにかけたんじゃねえや」
チャモロ「えっ?」
チャモロは振り向いた、しかしそこにはラミスは居なかった。
ルラが炎で開けた開けた天井から、ラミスはバシルーラの風に乗って遠くまで飛ばされたのだ。
クリフト「ざまあ見やがれ、さあ俺を殺せ。最初の目的は俺だろうが!」
26:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 17:35:14 LACbGqUfO
チャモロ「…ふふ、アハハハハハ!面白いよクリフト!」
クリフト「…何がだ」
チャモロ「状況は変わらないんだよ?取引不成立じゃルラは化け物のままさ!」
クリフト「…一つ聞いてもいいか?お前を倒したらルラは元に戻るのか?」
チャモロ「さぁね、どうかな?ボクの支配からは解き放たれるだろうけど…」
クリフト「けど…何だ」
チャモロ「肉体はゲントの秘術で改造してある。直せるのはボクだけじゃないか?」
クリフト「…(砂漠に住むゲントの民ならルラを助けられる…?)」
27:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 18:05:46 UUxhOH7J0
ハッサン「ふむ、ここまでか」
ハッサンは戦いが一段落ついたのを確認して、チャモロに歩み寄った
チャモロ「ん?ハッサンじゃないか」
クリフト「はっ、ハッサン!!(ガクガクブルブル)」
ハッサン「はっ、チャモロ殿。反乱軍が策にかかり全滅しましたぞ」
チャモロ「おっ、いい知らせだね。オルゴは?」
ハッサン「勿論捕らえましてございます。」
チャモロ「やったぁ、流石ハッサンだね」
クリフト「くそ、こんな所で軍事報告なんかしやがって」
とは言うもののクリフト、チャモロの注意が反れて少し安堵していた
チャモロ「バルザックは?」
ハッサン「はっ、それが残念ながら。この戦いには最初から参加してなかったようです。」
チャモロ「なんだよ〜、さっき褒めたの取り消し〜」
子供のように頬を膨らましてぶすけて見せた
ハッサン「しかしもっと大物が掛かりましたぞ」
チャモロ「えっ?なになに?」
欲しい玩具を見つけたようにキラキラ目を輝かせるチャモロ
ハッサン「いえ、ちょっとここでは。」
ハッサンはクリフトにちらと目をやり、部外者に聞かれたくないそぶりをみせる。
チャモロ「じゃあ、あっちで聞くよ。早く早く」
軽快な足取りでハッサンの裾を引っ張って、柱の影に連れ込む
クリフト「お、俺・・・今逃げられるんじゃね・・・?」
柱の影にて、ハッサンが小声でチャモロに告げる
ハッサン「実は、D・エドを生け捕りました。」
チャモロ「マママ・・・マジで?本物?」
信じられないという表情、しかし満面の笑みで答える。
ハッサン「本物です」
チャモロ「あんな物騒な奴、どうやって捕らえておけるの」
ハッサン「はい、実はその事で急報としてお知らせにあがったのです、D・エドは結界が効きませんので魔力を練りこんだロープを何千本と使い捕縛しております」
チャモロ「それでも大丈夫なの?」
ハッサン「なにしろ次元移動さえしてしまう者です。持って1時間というところでしょうか。更なる拘束の為にはチャモロ様のお力が・・・」
チャモロ「わかった直ぐに行く。そうと分かれば、こんなとこに居られないね」
28:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 18:39:29 X5OunVLJ0
チャモロ「処刑はまたの機会にするよ。それまでせいぜい腕を上げておく事だね。
君達はまだまだ弱すぎるよ。」
ドウッ!チャモロはハッサンとともに消え去った。
クリフト「くっ・・・!!助かった・・・もう少しで俺は・・・。はっ!ユウカ!ミラ!」
ユウカ「・・・・・・・・・・。」
ミラ「・・・・・・・・・・。」
クリフト「二人とも気を失っている。ニダ美はもう駄目か・・・・。すまねえハニュちゃん。」
クリフト「ユウカの傷が重い!首の傷が深い。だが、応急処置が良かったおかげで直るぞ!べホイミ!」
ユウカ「・・・・ん・・・。クリフト・・。」ユウカは気が付いた。
クリフト「すまねえな、俺も魔力が残り少なくてよ・・。」
クリフト「ミラ・・べホイミ!」
クリフトは最後の力を振り絞った反動で気を失った。
29:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 18:42:41 71+ulpyy0
柱の影から笑いながら、チャモロとハッサンが出てくる
チャモロ「なんだか嬉しくてルーラより走りたい気分だ。ダンテの門まで走るよ。ハッサンついてこれる?」
ハッサン「いやいや、私も持久走には自信はありますぞ。はっはっは」
クリフト「・・・・妙だな?何があったんだ?」
2人の態度をい訝しむクリフト
チャモロ「あれ?クリフトまだ居たの?逃げれば良かったのに」
クリフト「なっ、なんだと!(逃げればよかったのかorz)」
チャモロ「今日はいい事があったんで許してあげるよ、また殺しに来るからね」
といい終わる前に、視界に眠ってるドラゴンのような生物が目に入る
チャモロ「あっと、ルラを連れて行かなきゃ」
ハッサン「なんですか、この化け物は」
チャモロ「これ、ゲントの術で作ったんだけど、時間が立っても崩壊が始まらないんだ。ひょっとして始めての成功作になるかもしれない」
ハッサン「まことですか、それは秘術を完全にする良いサンプルを手に入れたようで」
チャモロ「うん、色々面白かったけど、これが一番の収穫かな。妖精はゲントと相性いいのかもね」
クリフト「貴様ら、ルラをどうする気だ!」
チャモロ「どうするって実験したいから連れていくんだよ。ハッサン担いで。」
ハッサン「はっ」
ルラの肥大した巨体を軽々と持ち上げるハッサン。
クリフト「なんだと!?ルラを置いていけ!」
しかし、既にチャモロとハッサンは塔の最上部から消えていた
クリフト「・・・・っく・・・消えた?・・・」
同時に場の緊迫感が消え、あたりを沈黙だけが覆う
脱力したように項垂れ、座り込むクリフト
クリフト「た・・・助かったのが俺は・・・・」
最初に安堵が来た、次に
クリフト「何もできなかった俺は・・・俺達は・・・」
悔しさ、悲しみ、怒り、口惜しさ、あらゆる感情がいっきにこみ上げてクリフトの目から大粒の涙が零れ落ちた
30:29
07/06/29 18:45:19 71+ulpyy0
>>28
すっ、すまん!リロードしないで書き込んだ。>>29は無しで
31:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 19:13:53 X5OunVLJ0
>>30いや、むしろ28+29でいこう!!!!!!!!!
32:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 19:20:05 71+ulpyy0
>>31
おお、ありがとう!!!!
じゃあ俺の希望として「チャモロがルラを連れて行った」って事だけ>>29から採用してもらって、
あとは全て「クリフトが2人にホイミかけて気絶する」まで書いてある>>28ベースでお願いしまする
33:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 21:25:47 LACbGqUfO
ラミス「ううん…ここはどこだ?」
ネネ「あなた!ラミスが目を覚ましたよ!」
トルネコ「おお、ラミス!大丈夫か?びっくりしたよ天井から突き抜けてきて」
ラミス「そうか、俺クリフトのバシルーラで飛ばされて…」
ラミスはバシルーラによって飛ばされレイドックにあるトルネコの家にいた。
34:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 00:54:55 edgw1C6z0
クリフト「・・・・ん・・・・ここは?」
ミラ「妖精の村よ。クリフトったら私達を回復させたら気を失っちゃうんだもん。びっくりしたわ。」
ユウカ「でもありがとね。クリフトのおかげで助かったのよ。それとニダ美にも感謝ね・・
それよりもラミスはどこに行ったのかしら?クリフトは知ってるんでしょ?」
クリフトは事の経緯をくわしく話した。
ユウカ「なるほどね・・チャモロに襲われるところをクリフトの機転で助けたって事か・・。どこにいるのかしら・・ラミス・・。」
ミラ「ルラちゃんは結局さらわれちゃったのね・・・。くやしいわ・・!」
35:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 02:05:20 okyh/zeEO
クリフト「当方の目的はまずラミスと合流、ルラを助けることだな」
ユウカ「ルラを助ける前にやりたい事があるの。チャモロと戦う前に」
ミラ「何?」
ユウカ「今回で力不足を実感したわ…パワーアップを図ろうと思うの」
ユウカ「その為にまず伝説の武具を探そうと思う」
クリフト「そうだな…今の俺達じゃルラを助けられないからな」
36:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 02:45:11 oa2idyV+0
ユウカ「チャモロの弱点は何一つわからなかった、力の差を痛感したわ
自力UPの為に、基本的なところから鍛え直さないとね。」
37:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 06:17:21 b8zX6Z9W0
クリフト「ラミスと合流した後、話し合おう。天空の武器を手に入れたら、ルラに使われたゲントの秘密を知る必要があるな。チャモロの異常なまでの強さはゲントの技術にあると思うんだ
38:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 14:55:39 782BIRTO0
みんな文章うまいね
39:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 18:50:48 T0Q//GwNO
その頃、大魔王の城では・・・
D・エド「さすがに魔力が練り込まれたロープ千本はキッイな・・・」
魔物「もう限界が近い・・・チャモロ様はまだなのか!?」
チャモロ「ゴメンゴメン、遅くなっちゃった」
魔物「チャモロ様!!」
D・エド「チャモロ・・・お久しぶりです」
チャモロ「数百年ぶりだね。君、僕が会いに行ったらいつも隠れるから、会うのが大変だったよ」
チャモロは話をしながらD・エドの体に機械を取り付けていく
D・エド「こ・・これは・・グァァァァ!!」
チャモロ「これでOK。これはゲントの技術で作られた力を封印する物さ。いくら君でもこれは壊せないよ」
D・エド「どうやら本当らしいですね。体に力が入らない・・」
チャモロ「久しぶりに会ったんだ、お茶にでもしよう。聞きたい事が沢山あるしね」
40:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 20:49:15 r3iBJ+h50
トルネコの家の前に一匹の馬が立っていた
エド(兄)「フフ・・・まさかラミス一人になってくれるとはな。
あの時、帰るのを止めて様子を見ていて正解だった。」
41:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 00:09:51 26pJDPzp0
D・エド「まさかゲントの技術は完成したのか。」
チャモロ「さぁ〜どうでしょうw」
42:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 01:01:15 2gmUw1LAO
D・エド「・・・その様子だとまだ完成してないな。そもそもゲントの技術は“幻魔大戦"の時に、滅びた技術。そう簡単に復元できる訳がない」
チャモロ「幻魔大戦?そうか、それが魔界大地震と伝わっている魔界を壊滅させた大戦か。何故かは分からないけど、一切そのデータが無いんだよね〜。それを何故君が知っているんだい?」
D・エド「知らなかったのか?まぁ大戦は魔界、神界のトップシークレットだから当たり前か。」
チャモロ「それは興味深いね。時間はある・・ゆっくり聞くとするよ。例え君が拒んでもね」
43:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 01:09:19 yvFSGw/40
エド(兄)「ふわはははははっ!!」
ドアを蹴破るエド(兄)。
トルネコ「貴様何者だ!」
エド(兄)「悪いがラミスは渡してもらおう・・ぐへへ!」
ファルチェ「むっ!貴様は!?そうか・・ラミスを襲ったのは貴様か・・。」
なんとレイドック近衛隊長ファルチェも様子を見に来ていたのだ。
ラミス「くっ・・!あ・・あいつは!?・・・エド兄!・・そうか・・貴様が・・。」
44:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 01:22:04 tuYp72EV0
ハッサン(ふむ、D・エドは口を割るタマではないが、この場所に押し留めておくのは何かと都合がいい。その間、魔界をチャモロ派一色で染め上げてやろう。)
ハッサンはチャモロのいる宮殿を足早に去る、出口付近でライアソが近付いてくる
ライアソ「どうされました、ハッサン様」
ハッサン「兵をあつめろ、魔界の隅々まで根こそぎ掃討戦だ。残存戦力、不満分子を徹底的に潰す。オルゴやD・エドと接触があったと疑われる者はその場で全て殺せ」
ライアソ「ははっ(・・・これで魔界は恐怖政治の幕開けか。しかし魔界は本来が一枚岩。一つの思想で統一されるべきだったのだ)」
ハッサン「ただし、バルサックは生かして捕獲しろ」
ライアソ「しかし、抵抗されたらどうします」
ハッサン「その時は私を呼べ」
45:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 03:38:10 JeHFcrDj0
レイドック城下
エド兄「貴様らに用はない、ラミスは勝手に連れて行くぞ」
喋りながらラミスの方に歩み寄る、その前にファルチェが立ちふさがった
ファルチェ「久しぶりだな、エド(兄)。嘗ては志を同じく共に戦った私を素通りか、随分なご挨拶だな」
エド兄「ふん、ファルチェか。昔話も結構だが、今はその時ではない。そこをどけ、容赦せんぞ。」
ファルチェ「そうはいかん、私はラミスをレイドックの客人として迎えにあがったところだ」
エド兄「それがどうした?」
ファルチェ「ラミスに手を出せば、我がレイドックを敵にまわしたと見なすぞ!」
エド兄「だから、それがどうしたと言うのだ?」
ファルチェ「なに?」
エド兄「ふん、たかが地上人如き、何人束になろうともゲマ様の敵ではない」
ファルチェ「ゲマ?それがおまえとなんの関係があるのだ!」
エド兄「私の仕える魔界の王よ。何れ魔界の、そして地上天空界、果ては神界に至るまで全ての頂点に立つお方よ」
ファルチェ「愚か者が!天空の大幹部が悪魔に身を売るのか!恥を知れ!」
エド兄「笑止、愚かさは時代を読めない貴様らよ」
46:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 10:06:00 vz/m4THY0
ファルチェ「これ以上の話し合いは無駄か」
エド(兄)「死ななければ私の邪魔をすると言うのならな」
ファルチェ柄に手をかける
ネネ「喧嘩なら外でやってちょうだい」
エド(兄)「貴様をぶっころすのにここでは狭すぎる。表に出ろファルチェ」
47:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 11:49:03 6lvp8u1cO
ラミス「おいおい待てよ!ファルチェ!」
ファルチェ「なぜ止める!騎士として裏切りをした者は許せない!」
ラミス「俺も戦う!エド兄、一人でここまで来たなら文句はないだろ?」
エド兄「かまいませんよ、この体ならばお前達など敵ではない」
ラミス「じゃあ行こう(まだ回復しきってないが敵の力量を測らずに一人で突っ込むのは危険だからな…)」
48:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 12:00:13 yw8rE2xZ0
エド兄「丁度いい、生まれ変わった私の体を試したかったところだ」
49:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 12:41:57 6lvp8u1cO
ラミス(確かエド兄の身体はヒミコだっけ…巫子の身体の魔力はどれだけか…)
ファルチェ(私もただ毎日を過ごしていた訳ではない…それに)
ファルチェは先を歩くラミスを見つめた。
ファルチェ(ラミスに格好悪い所は見せたくない…足手まといなんてもっての他だ)
ファルチェは胸に抱く淡い思いが何かはわかってはいなかったが前以上にラミスを特別に想っていた。
50:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 12:54:24 j88FKGeU0
エド兄「では力を解放する、覚悟するのだな。ぐおおおおぉぉ!」
エド兄は転生したヒミコの体に変化した
ファルチェ「女の体に?」
ラミス「やはりか」
エド兄「ハァッハアッ・・・安心しろラミス、殺しはしない。私の使命は貴様を生かしたままゲマ様に届けることだ。だがレイドックの近衛隊長さんには、ここで死んでもらわねばならぬな」
51:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 13:28:34 6lvp8u1cO
ファルチェ「ふん、もう近衛隊長ではないさ…私が仕えるのはもうレイドックではない!」
エド兄「そんな事どうでもいい、さぁ行くぞ!メラゾーマ!」
一球の炎がファルチェめがけて突き進む。
ファルチェ「名乗り位させて欲しいな、まったく…」
ファルチェの剣先は炎球を突く。
エド兄「魔法に剣など意味が…な…なんだと!」
炎球は剣先に留まったまま動きを止めた。そのまま刀身を纏うように燃えさかる。
ラミス「相手の魔法まで自分の物に…強くなってやがるなファルチェ!」
ファルチェ「私は天空の勇者に仕えし魔法剣士ファルチェ!お手合わせ願おう!」
52:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 13:31:14 ykrHGmaR0
エド兄「ふん、今のメラゾーマは小手調べだ」(や、やべえ・・・今の結構全力だったのに簡単に止められてしまった・・・)
53:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 14:04:45 /9koYDlK0
ファルチェ「本気で来い、ルビスを倒したメドローアはどうした
54:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 16:29:34 qFdllzA30
エド(兄)「メドローア?そんなもの過去の遺物だ。受けるがいい私の新呪文を」
55:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 16:52:17 6lvp8u1cO
エド兄はパルプンテを唱えた。
56:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 16:54:56 TMKZ5fs90
エド(兄)は砕け散った
57:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 17:17:50 LwOdi5H+0
砕け散ったように見えたが、あまりの速さに突然消えたのだ
58:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 17:50:33 QISpf03C0
ファルチェ「は、速い!!」
エド(兄)「これが我がパルプンテ!!ランダムに自身の身体能力を極限まで上昇させる技だ!!
フフフ・・・・そして奥の手はまだあるぞ!!」
59:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:18:28 6lvp8u1cO
ファルチェ「ベラベラと喋っていると舌を噛むぞ!」
ファルチェの火炎斬り!だがエド兄は強化された素早さで避ける。
ファルチェ「思っていたよりやるな…ならば!」
剣を素早く振り炎を落とし左手に魔力を集める。
ファルチェ「バギマ!」
ファルチェの剣が風の刃を纏う。
ファルチェ「剣先に触れずとも風刃が斬り刻む…行くぞ!」
剣をブンッと降った際に産まれた風に乗り素早く駆けるファルチェ。
エド兄「速い!だがこれなら速さは互角!我が魔法をくらえ!」
60:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:18:35 2H3N4GJY0
ラミス「パルプンテて驚くものか。確かに習得は難しいが、殆ど博打みたいな魔法は実戦向きではないぜ」
エド(兄)「勇者ラミスよ、貴様は勇者としての能力は申し分ないが、能力は剣技傾倒しすぎているのに自覚はあるか」
ラミス「何を言い出すんだ。そ、そりゃあ少しは・・・」
エド(兄)「ふん、だからチャモロなどに手も足も出んのだ。いいだろう、本来ならば貴様が習得すべき呪文を見せてやる」
エドは呪文を唱え始めた、すると空中に轟音を伴う稲妻が走り出す
ラミス「こ、これは・・・」
ファルチェ「まさか、勇者の呪文・・・」
エド(兄)「察しがいいな女剣士さん、いくぞギガデイン!
61:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:24:42 2H3N4GJY0
7秒差か。なんとか繋がったよなw
つなげたらエド(兄)のセリフが少々不自然(魔法を食らえといったのに語りだしたり)ではあるが許せ
62:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:28:19 FPqq/bHb0
ラミス「ギガデインに対するには・・・これしかない!」
ラミスは剣を上に向けた。
ファルチェ「何を・・!?直撃するぞ!」
ラミス「まあ見てやがれ。」
エド(兄)「ギ・ガ・デ・イーーーン!!」
ラミスの剣に直撃する。
ラミス「稲妻は友達さ!」
ラミスの剣に稲妻の力がみなぎる。
ラミス「ギガデインストラーーッシュ!!」
63:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:31:38 2atKd+v90
エド(兄)「なんだと!こちらの稲妻を利用できるのか!」
64:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:36:26 6lvp8u1cO
ラミス「ファルチェの魔法剣の真似さ!真似事の域はでないが必殺技と合わせりゃ十分!」
65:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:38:43 FPqq/bHb0
エド(兄)「がはっ!!?」
66:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:42:29 gPFjvZYV0
ラミス「今更びびっても遅いぜ!いくぜ!ギガディンスト・・・」
ドカーン
稲妻がラミスを直撃、ラミスは黒コゲになった
ラミス「やっぱ付け焼刃じゃ・・・」バタリ
ファルチェ「・・・おい」
エド(兄)「・・・やはりハッタリか、ストラッシュ系は天空の流派。低俗なロトの勇者に使いこなせるものか!」
67:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 19:17:48 FPqq/bHb0
ファルチェ「こうなったら私が!ギガデインストラーッシュ!」
68:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 19:42:53 6lvp8u1cO
エド兄「勇者でもないお前に出来るはずがないだろ…う…ぐふっ!」
ファルチェ「やはりギガデインスラッシュは無理だ。だがさっきのバギマでな…」
エド兄「剣圧で…剣撃と共に飛ばしたと言うのか…ふふ、やりますね」
69:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 21:48:37 wcf1nj6a0
ラミスとファルチェは顔を近づけてひそひそ作戦を立てている。いやサァクセンを立てている。
ファルチェは顔を林檎の様に赤くしている。そして前髪を急いで整えた。
ラミス「ファルチェ、今ので新技を見出したぞ。ファルチェ、俺のギガスラッシュをお前の刀にぶつける。
そしてお前の真空斬りと混合させるんだ。そうすればお前の俺の真空ギガスラッシュが誕生するはず。」
ファルチェ「むむむ・・少し無茶ではあるが・・奴は強い、強すぎる。やるしかない!」
エド(兄)「こいつら何か作戦を立てているな。フッ・・何をやっても無駄だよ。私に勝てる者など存在せぬ。」
ラミス「いくぞファルチェ!」
ファルチェ「はいな!!」
ラミスとファルチェはエド(兄)を軸に走り回った。
エド(兄)「目くらましのつもりか・・・。一つ言っておくが、私は負けを覚悟で戦う事を潔しとは思わない。
だが・・・君達の気持ちに私も誠意で答えよう!」
ラミス「ギガスラーーーッシュ!」
ギガスラッシュはエド(兄)を外れて横に通り過ぎた。
エド(兄)「フッ・・どこを狙って・・・・・・・・・・な?!」
なんとギガスラッシュはエド(兄)の後ろにいたファルチェの剣に直撃した。
ファルチェ「くッ!(凄いパワーだ!)」
ファルチェはバギマの力を持つ剣にギガスラッシュの力を持たせた。
ラミス「いけーーーーー!」
ファルチェ「真空・・・ギガスラーッシュ!!」
エド(兄)「な!?に・・・うぼあああーーーーーー!」
エドは突然の事に体が反応せず、真空ギガスラッシュが直撃してしまった。
70:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 22:11:35 2gmUw1LAO
エド(兄)「グ・・・・・ハッ・・・」(私に雷の耐性が無かったら・・・死んでいたな)
ラミス「まだ生きてるのか!?」
ファルチェ「だがその傷ではもう戦えないだろう。私達の勝ちだ」
71:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 01:22:16 r5CHePBg0
エド(兄)「死ねない・・私は・・まだ・・死ぬわけには・・いかない・・・死ねない・・死なん・・絶対に!!
うわああああーーーーーーーーーーーーーーー!」
エド(兄)は最後の力を振り絞ってラミスに玉砕覚悟の特攻を仕掛けてきた。
ダッ!
ラミス「・・・・・・・・・・・・・」
エド(兄)は息絶えた。
ラミス「すまない・・。来世で幸せになってくれ・・。」
ファルチェ「・・・・・・・・死んだ、か・・。」
ラミス「ああ・・・・・・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
二人の間に生物を殺したという深い悲しみの静寂がさざ波のように押し寄せた。
ファルチェ「しばらくはここにいて修行していくか?どうやらチャモロという敵は相当の手だれのようだからな。」
ラミス「ああ。今のまま仲間達と合流しても駄目だ・・。もっと俺は強くなる・・。
そうして時が来れば必ず仲間達と会え、必ずチャモロを倒せる。
俺はそう信じてる。」
72:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 04:01:40 4HaftD3J0
とっぷりと日が暮れたレイドック地方、
レイドックの風習としてエド(兄)は敵でありながら集団墓地に埋葬されていた
そこに一つの影が降りてくる
ゲマ「エドよ、死んでしまいましたか。どうやら耐久力の低い巫女の体に転生したのが間違いだったようですね」
ゲマが両手を広げ念を送ると、エド(兄)の棺桶が地中から浮き上がる
ゲマ「いいでしょう、あなたにはまだ駒として利用価値がある。いくら私でも生き返らせる事はできませんが、進化の秘法を応用して遺伝子をたどり肉体を再生する事が出来ます・・・」
棺桶が割れ、中からエド兄の亡骸が出現した
ゲマ「ですが世の掟として、一度死んだものは蘇る事はできません。あなたはこれから亡者となり7日間だけ地上をさまよう事が許されるのです」
ゲマは腰に身につけていた刃渡り5寸はありそうな大剣を横たわるエド兄の傍に置いた
ゲマ「これは破壊の剣。呪われた剣ですが、亡者となるあなたには丁度いい」
そう告げると背を向けゆっくりと去っていく、ゲマが消えた闇から声だけが響く
ゲマ「エドよ、再び肉体が朽ちる7日後まで使命を与える。おまえを葬った憎き勇者ラミスの心臓にその破壊の剣を撃ちたてよ」
そこにはエドの死体と、不気味に光る刀だけが残された。
東の空が白み始める頃、冷えた大気を一片も乱すことなく、ゆっくりとエド(兄)の瞳が開く
73:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 04:10:02 4HaftD3J0
刃渡り5寸→刃渡り五十寸(1.5尺)
の間違いw
74:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 07:56:23 yYtHTk070
その日、陽光も高くなった頃、墓を訪れた牧師により
エド(兄)の墓から死体が丸ごと消えるという不可解な事実がレイドック城に届けられる
だが、レイドックは単なる墓荒らしの仕業と決め付け、事件として追求する事はなかった
勿論その時点ではラミスの耳にも入るはずもなく、時間だけが経過した
75:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 11:28:42 HZNpZkyhO
〜2日後〜
王の計らいでレイドック兵宿舎に寝泊まりしているラミスは訓練場での修行に励んでいた。
ファルチェ「腕が下がってるぞ!」
ラミス「おっと、いつも忘れちまうんだよな…」
しずか(死神の騎士)にしか剣を習った事のないラミスにとって
大人数に混じって、複数を相手にしての訓練は初めての経験だった。
ファルチェ「立ち振る舞いもまともになってきたな。」
ラミス「そうか?そろそろ一対一で戦いたいんだけど…」
ファルチェ「複数戦の足の運び、身の振り方は単騎戦でも必ず役に立つ」
ラミス「一対一で…」
ファルチェ「ましてや我流であるお前の剣は攻めばかりで防御力に欠ける」
ラミス「あの…」
ファルチェ「必殺技もいいがそこまでの運びもお粗末だ。魔法に対してもだな…」
ラミス「わ、わかった!一対一はまだ早いみたいだな!よし!頑張ろ!」
76:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 13:02:27 PLak9BK20
その夜
ラミス「ごちそうさま!」
ファルチェ「おかわりはいいのか?」
ラミス「いやーもうおなか一杯だよ、あんまりうめーんで10杯食ったぜ。ファルチェ、おまえ剣だけじゃなく、料理も上手いんだな。」
ファルチェ「そうか口に合ってよかった。1人暮らしをしてるとな、炊事の腕は自然と身につくものだ」
ラミス「おまえ、いつでも嫁に行けるよ。いい嫁さんになりそうだよな」
ファルチェ「そ、そうか。えーコホン、今日の修練、中々ものになっていたぞ。流石勇者だ、上達が早い」
ラミス「…」
ファルチェ「どうした?」
ラミス「でも剣士の中で俺が一番下手じゃん・・・」
ファルチェ「彼らはレイドック選りすぐりの魔法剣士達だ、気に病むことはない。」
ラミス「でもなぁ、剣の腕は自信あっただけに、ちょっとショックだなぁ」
ファルチェ「今までは生まれつきの反射神経と必殺技に頼り切ってたという事だな、基本を身につけるいい機会ではないか」
ラミス「まあな、実戦しか知らないおれは退屈でしゃあないけど、俺の実力が伸び悩んでたのも、このへんにありそうだしな。」
ファルチェ「うむ、滞在期間中、できるだけ学んで行くといい。決して無駄な時間は過ごさせない」
ラミス「サンキュー」
ファルチェ「さあ、明日の修練も早いぞ、もう寝た方がいい」
ラミス「えー夜はこれからじゃんか、トランプしようぜ」
ファルチェ「い、いや、私は城の巡回の仕事があってな。すまないが」
ラミス「ちぇっ、じゃあな、おやすみー」
ファルチェ「ああ、また明日な」
77:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 15:39:40 E5gxrvwV0
ラミス「さて、寝るか。しかし暑さは真夏だから仕方ないとして湿気が凄いな。それになんか風が生臭いし、というか腐った肉のような臭いが・・・」
*「ヒュ〜ドロドロ、口惜しや〜」
ラミス「ん?誰かいるのか?」
*「・・・・」
ラミス「なんだ気のせいか・・・寝よう。」
78:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 17:22:41 xnst9CVmO
その頃・・魔界城
数分前にチャモロの部屋から轟音が聞こえた為、ハッサンは急いでチャモロの元へ向かった。
ハッサン「チャモロ様!?何があったのです??」
チャモロ「ハッサンさんか・・・ゴメン、D・エドに逃げられちゃったよ。」
ハッサン「逃げられた?チャモロ様が見張っていたのにそんな事が・・・」
チャモロ「油断してたよ、ゲントの技術がD・エドに破られるはずがないってね。結果がコレさ・・・・」
チャモロの部屋は見るも無惨な姿になっており、チャモロ自身も相当傷ついていた
ハッサン「D・エドにそこまでの力が・・・・?」
チャモロ「アイツは裏で裏で色々してたからね、驚く事でもないさ。問題は何処に行ったかだよ。脱走する程の事情って、何なんだろうね」
79:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 17:40:33 HZNpZkyhO
父親が国王の宰相となり城に自室を持つことになったファルチェ。
王国軍に身を置かずとも国を守った英雄とされ兵の指導もこなしていた。
そして勇者と別行動をとっている無力感から自分の役割を求め自ら進んで見回りを始めたのだった。
ファルチェ(なんだろうこの気持ちは…ラミスといると心をつかまれたように苦しくて…)
見回りをしながら考え事をしていたファルチェ。夜空を見上げる。
ファルチェ(…でも、悪くない。この気持ちをなんと呼ぶのかな…)
一方でユウカ達はラミスの行き先がわからないまま
伝説の武器の情報を得る為にトルネコの居るレイドックを目指していた。
こうして偶然にも仲間達がレイドックに集うことになるのだった。
80:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 18:08:20 qY+t3GNy0
トルネコ「ネネよ、今日のメシは何だ〜?」
ネネ「今日はあなたの大好物のミートスパゲッティー、ハンバーグ、ピザ、シーザーサラダよ。」
トルネコ「うひょーー!やったぞーーーー!は・や・く!は・や・く!」
トルネコはフォークとナイフをチンチン鳴らしている。
ネネ「全く・・いつまでたっても子供なんだから〜。」
トルネコ「うほほほほーーーーーーー!ハンバーグ!スパゲティーーーーーー!うほほほほーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!」
暖かな空気が流れる。それはまるで妖精界の蜂の舞踏会のようだ。
81:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 18:47:50 HZNpZkyhO
<レイドック北のプーアル草原>
草原に佇む大木の元に一つのキャンプがあった。テントからは光と声がもれている。
ユウカ「天空の武器かぁ…どこにあるんだろ」
ミラ「天空っていうんだから天空界にありそうね。ロトの装備品もあるのよね?」
クリフト「天空にロト、伝説だと思ってたけど勇者がいるんだから本当にあるんだろうなぁ」
ユウカ「トルネコさんは伝説の武具を探して不思議のダンジョンを探検してるんだよ」
ミラ「とりあえず手掛りはトルネコさんだけなのよね、レイドックまであとどの位?」
クリフト「早ければ明日の夜には着くんじゃね?邪魔が入らなけりゃ」
ユウカ「ここら辺の魔物はそんなに強くないし大丈夫だよ」
ミラ「あーフカフカのベッドで寝たいなぁ…ラミスは元気かなぁ…」
クリフト「ったく何処にいるんだろうなあいつ!」
ユウカ「…クリフトが飛ばしたんだよ…」
82:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 20:03:46 qY+t3GNy0
トルネコ「この伝説のロトの装備をラミスさんに・・・。
この伝説の天空の装備をユウカさんという方に・・
この伝説の賢者の装備をクリフトという方に・・。
私の努力は無駄にはならなかったようだな。有難う、感謝しています。カバリー様・・。」
83:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 23:34:22 YjrdZLio0
〜3日後朝〜
ちょっと遅刻しそうな時間を小走りに修練場に向かうラミス
ラミス「ん?なんか外が騒がしいな、兄ちゃん何かあったのか?」
城兵「ラミス殿、町外れの民家で幼い子を含めた一家全員が惨殺されたようだ」
ラミス「マジで?このへんも物騒だな、そんな最悪な強盗早く捕まえちゃえよ」
城兵「それが金品はそのままなので強盗目的ではないようだ、それに被害者の死因が・・・」
ラミス「死因?」
城兵「家族5人全員、体中から血液が全て無くなっていた」
ラミス「・・・・匂うな、魔物の仕業だ」
城兵「それは確実なようだ、被害者の首に残っていた歯形からはまだ種は特定できないが。」
ラミス「俺にも何かできることあれば手伝わせてくれ」
城兵「いやファルチェ殿の客人に甘えるわけにはいかん」
ラミス「あんまり気を使うなよな、魔物退治は俺の仕事だし」
城兵「かたじけない、ではっ」
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