中日ドラゴンズバトルロワイアル第九章
at BASE
[
2ch
|
▼Menu
]
■コピペモード
□
スレを通常表示
□
オプションモード
□このスレッドのURL
■項目テキスト
150:代打名無し@実況は実況板で 04/12/09 00:42:59 PcSh4TFj ほす 151:代打名無し@実況は実況板で 04/12/09 21:45:16 J7iPZ+GR 保守 152:代打名無し@実況は実況板で 04/12/10 13:01:41 MZnPo6Nk 153:358 04/12/10 22:23:44 q5mNc7Wp 154.道化の目的 背後の足音は一向に遠ざからなかった。複数ではない。あいつ一人だけだ。 もう追ってくれるな…。走ってみると、一日分の疲れが濡れた布のように 身体全体にまとわりついてくる。反射的に走り出したが、さっきいた地点から どちらの方に向かったか、どれぐらい離れてしまうと"コース"を見失ってしまうか…… 衝動の後ろ髪を、理性がつかんだその時だ。 右足が障害物にぶつかって、深くすくいあげられた。 上半身は慣性の法則に従って、今までのスピードで前へ進もうとする。 当然、身体が宙を舞った。股のぞきした視界には横たわるユニフォーム姿の誰かと、 そして追ってくる背番号5が―― 「ぐぁっ」 頭頂部では衝撃全てが吸収できなくて、首に反動が伝わった。遅れて、下腹部が 地面に叩きつけられ少し跳ねた。 「川相さん!」 ずっと前から聞き続けているような錯覚さえする、渡邉の叫びが耳に届く。 首の骨はどうやら大丈夫らしい。けれど、すぐには動けそうになかった。 吐き出す息で、目の前の雑草が振り子のように大げさに揺れるのが、ぼんやりと映った。 何に躓いたんだ……けれど、あれは多分中日の…… 「川相さ――」 彼の台詞が途切れた。心音が、走ったのとはまた別の理由で大きくなるのがわかる。 誰だ、そして生きてるのか、死んでるのか。 次の言葉が出るまでが、やたらに長い時間のように思われた。 「…森、野?」 それを合図に、なんとか頭を動かしてみた。つま先の向こうに見えるのは、黒い染みが広がる 中でも鮮やかに浮かび上がる、赤い算用数字の8だった。
次ページ
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
レスジャンプ
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch
5370日前に更新/112 KB
担当:undef