HUNTER×HUN ..
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652:○
07/08/25 12:39:57 IURAb3cv0
一話ごとに収めたかったんですが文章が長くなってしまったので2回に分けます。

前回>>622

0ー9(その1)

≪宮殿外丘の上≫
「!」
イカルゴとともに現れたパーム。
「パームよく戻った!!早速だが仕事だ!!例の能力で…」
勢いよく言葉をかけるナックル。
髪はボサボサ。うつむき猫背。
いつもと変わらないような姿だったがそこには確かに生気を感じなかった。
「…おい。どうした…」
言葉のつまるナックル。堰を切ったように語りだすパーム。
「無理よ…無理よ…無理よ!!無理よ!! 無理よ!!無理!! 無理!!無理!!
 あんた達本当にあいつ等と戦うつもり?無理に決まってるじゃない!!あの冷たい目…もうイヤ…イヤ…イヤ!!」
頭を抱え蹲るパーム。


≪数日前≫
宮殿地下。部屋の中で息を潜むパーム。ノヴの言葉を思い出す。

[いいですかパーム。お前の任務は護衛軍の内、一匹でもその目でじかに見ること。
そうすればお前の能力が活きる。いいですね?]

(ノヴ様…)
覚悟を決め立ち上がろうとする。その時扉が開く。

「!」
「あれぇ〜♪やっぱりいたニャ〜♪」
扉の前に立つのはネフェルピトー。見たことも無い邪悪なオーラ。
「あっ…あぅぁぁぁ…」
この世のものとも思えぬ恐れ…耐えられずに失禁するパーム。
じっと見つめ笑うネフェルピトー。
「な〜んだ。ただの豚の餌か…」
つまらなそうにそっぽを向き去ろうとするネフェルピトー。
振り返ってもう一度パームを見る。

「放っておいて置いてあげるよ・・・ゴミはいらない♪」

刹那に笑みが消える。冷たく道端のゴミを見るような眼。
背後にすえるモントゥユピーが首をかしげる。
「いいのか?」
「いいよ。いいよ。あれはただのゴミだニャ〜」


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